英語が話せないまま海外移住すると、現実は想像以上に厳しいものです。
私自身、「行けばなんとかなる」と思って渡航しましたが、最初の数週間でその考えが甘かったと痛感しました。
銀行口座を開くにも、家を借りるにも、英語が必要。日常のちょっとした買い物や、役所での手続きさえも、一言が出てこない——そんな日々の繰り返しでした。
「英語が話せないまま海外移住した人はどうなるのか?」
これからお伝えするのは、英語が話せないまま海外へ渡り、後悔しながらも少しずつ乗り越えていった私の実体験です。同じ道を歩もうとしている方の参考になれば幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。

英語が話せないまま海外移住する人の現実は、後悔です。なぜなら、私自身がまさにその経験をしたからです。
当時の私は「行けばなんとかなる」と思っていました。
しかし、現実はそんなに甘くありませんでした。銀行口座の開設、家の契約、ちょっとした買い物、すべてに英語が必要で、最初の数週間は毎日が挑戦の連続でした。
特に印象的だったのは、「10年経っても話せないままの人がいる」という現地の日本人コミュニティの話でした。現地には長く住んでいても、仕事も生活も日本語だけで完結してしまう環境が意外とあります。それはそれで一つの生き方です。英語を使わなくても生きていける社会があるのは事実です。
ただし——その中で感じたのは、英語が話せないままでは、世界が狭くなるということ。

せっかく海外に住んでいるのに、スーパーのレジで話しかけられるだけで緊張したり、役所で説明を理解できなかったり。毎日が「通じない不安」と「言えない悔しさ」の繰り返しでした。
語学学校に通っても、半年、1年経っても話せない人も多いです。理由はシンプルで、“学校に通う=話せるようになる”わけではないからです。英語を話す環境にいても、自分から声を出さなければ、英語は身につきません。

もちろん、現地で日本語環境の中だけで生活を完結させるスタイルもあります。実際、英語を話さずに安定した生活をしている人もたくさんいます。それも素敵な海外移住の形です。
ただ私は、英語が話せないことで味わった“もどかしさ”が大きすぎて、「せっかく海外に来たなら、やっぱり自分の言葉で世界を広げたい」と強く思うようになりました。

私が「英語が話せないことで本当に困った」と感じたのは、サンディエゴでインターンをしていたときのことです。マーケティングの仕事をしていて、ある日、会社の社交パーティーに呼ばれました。スーツを着て参加したその夜のことを、今でもよく覚えています。
会場には数十人のアメリカ人。ほとんどが白人で、みんな笑顔でフレンドリーに話しかけてくれました。

でも、私は——何一つ聞き取れなかったんです。
「What do you do?」と聞かれても、「Sorry?」としか返せない。笑ってごまかしても、会話が続かない。周りの笑い声の中で、自分だけ別世界にいるような感覚でした。正直、あの瞬間ほど「英語ができない自分」を痛感したことはありません。財布をなくしたことも、飛行機が飛ばなかったことも、シャワーが壊れたこともありました。
けれど、この社交パーティーが一番つらかった。
なぜなら、それは「言葉が通じないこと」で人との距離を強く感じた瞬間だったからです。仕事中はメールや短い会話でなんとかやり取りできました。でも、輪の中で自由に会話ができない——その疎外感は、予想以上に辛かったことを覚えています。
誰も悪くない。みんな優しかった。でも、言葉が出てこない私は、なぜ英語ができずに海外移住してしまったのだ、と後悔しました。

海外移住前にやっておけばよかったと今でも思うのは、「置き換えスキル」を鍛える練習です。“置き換えスキル”とは、知らない英単語が出てこなくても、自分の中にある簡単な言葉で言い換えて伝える力のことです。
つまり、「言えないから黙る」ではなく、「知っている言葉で話す」ためのスキルです。
たとえば「送別会」。
英語だと“farewell party”ですが、この単語を知っている人は多くありません。でも、「さよなら会」と日本語で一度置き換えれば、“goodbye party”で通じます。

これでいいんです。
同じように、「最近仕事が忙しくて残業続きなんです」この“残業”という単語が出てこなくても大丈夫。“I usually work from nine to five, but these days I work until nine.”

——これで、相手にはちゃんと「残業してるんだな」と伝わります。英語が話せないとき、多くの人が「正しい単語が出てこない」と焦って黙ってしまいます。
でも、本当に大事なのは「完璧な英語」ではなく、「伝える工夫」なんです。
私はアメリカに渡ってから、この“置き換えスキル”の大切さを痛感しました。英単語を知らなくても、主語+動詞+目的語で簡単に伝えようとすれば、相手はちゃんと理解してくれます。最初はぎこちなくてもいいのです。間違いだらけでも、相手に伝わったという経験が大切なのです。
結局のところ、この積み重ねこそが「やっておけばよかった」と感じる英会話術だったのです。
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