海外駐在員に求められる英語力を12段階のロードマップで詳しく解説

海外駐在員に最低限必要とされるのは、CEFR B1+(レベル6)程度の会話力と、TOEICで言えば730点以上とよく言われています。

しかし多くの方がTOEICスコアばかりに注目し、実際に必要な「現場での英会話力」を見過ごしがちです。最も大切なのはテストの点数ではなく、日々の雑談から会議での発言、上司や同僚への報告、さらには想定外のトラブル対応まで、幅広い状況で即興的に英語で話せる力です。

私たちはこれまで数多くの駐在員や赴任予定者からご相談をいただいてきました。その経験を通じて、「実際にどの場面で、どれほどの英語力が必要なのか」、そして「後悔しないためにどんな準備をすべきか」を具体的に見てきました。

ここでは、大手製造業で米国に赴任された若林さんに詳細をうかがい、日常生活・社内コミュニケーション・会議運営まで、場面ごとに必要な英語力をわかりやすくお伝えします。

ぜひ参考にしてください。

▼海外駐在員として奮闘する若林様 

1.海外駐在員に必要な英語力の全体像

本章では、海外駐在に直面する仕事や生活の場面で求められる英語力について、TOEIC・英検・CEFR会話力(12段階表示)を基準に整理しています。

下記の表は、日常生活から商談、文書作成、会議運営、異文化対応まで、場面ごとに必要とされる英語力の目安をまとめたものです。

領域必要な英語力の目安(TOEIC・英検・CEFR会話力)主な内容・スキル
日常生活TOEIC 500〜600 / 英検2級 / 会話レベル6(CEFR B1+)買い物、病院、役所手続き、住居契約など
社内コミュニケーションTOEIC 700〜800 / 英検準1級 / 会話レベル7(CEFR B2)上司・部下とのやりとり、進捗報告、社内メール、会議調整
商談・交渉TOEIC 800〜900 / 英検準1級〜1級 / 会話レベル9(CEFR C1)プレゼン、契約交渉、価格調整、合意形成
レポート・資料作成TOEIC Writing 高得点(目安150+) / 英検準1級 / 会話レベル9(CEFR C1)ビジネスレター、報告書、提案書の作成・レビュー
会議ファシリテーションTOEIC S&L 高得点 / 英検1級 / 会話レベル10(CEFR C1+)多国籍メンバーの進行管理、論点整理、合意形成
異文化対応力(ソフトスキル)スコア換算困難 / 英検1級相当 / 会話レベル11(CEFR C1+)言葉の背景理解、価値観の差への配慮、伝え方の選択

2. 【赴任先別】海外駐在員に求められる英語レベル

赴任先によって、求められる英語力のレベルや使用シーンは大きく異なります。ここでは、英語圏・準英語圏・非英語圏に分けて、それぞれの特徴と必要なスキルを整理します。

赴任先別の英語力の目安

赴任先必要な英語力の目安(TOEIC・英検・CEFR会話力)主な特徴・使用シーン
英語圏(米・英・豪など)TOEIC 800〜900 / 英検準1級〜1級 / 会話レベル9(CEFR C1)ネイティブスピードの会話、商談・交渉、業務全般
準英語圏(シンガポール・北欧・中東など)TOEIC 700〜800 / 英検準1級 / 会話レベル8(CEFR B2+)ビジネス英語が共通語、非ネイティブ同士の明確なやりとり
非英語圏(アジア・中南米など)TOEIC 600〜700 / 英検2級〜準1級 / 会話レベル7(CEFR B2)現地言語+英語の併用、基本的な調整や交渉、生活での英語活用

私たちAloha Englishでも、アメリカ・カナダ・オーストラリアといった英語圏から、ベトナムのような非英語圏まで、さまざまな赴任先の駐在員をサポートしてきました。

まず英語圏の場合、相手がネイティブスピーカーであることが多く、自然なスピードの会話や高度な表現への対応が求められるため、TOEICで800〜900点、CEFRで言えばC1レベルが目安となります。

一方で非英語圏の場合、現地の言葉をいきなり習得するのはハードルが高く、実際には英語が共通言語となるケースがほとんどです。たとえばベトナムの駐在員をサポートした際も、現地スタッフとの日常的なやり取りではシンプルな英語で十分でしたが、海外本社とのオンライン会議やネイティブとの折衝が避けられないため、最終的にはB2レベル程度の英語力が求められました。

つまり、赴任先が英語圏であっても非英語圏であっても、「まずは英語でしっかり対応できる力をつけること」が駐在員にとって最も重要な準備となります。 

3. 点数が高くても日常会話がままならない(あるある)

実際の若林さんはTOEICで830点を持っており、数値的には日常生活レベルは余裕で超えていました。しかし…ネイティブの英語は想像以上に速い!聞き慣れない表現もたくさんあり苦戦したそうです。

若林さん

若林さん

知識としてフレーズ自体は知っていても、現地では通じないんです。この課題を克服するには、何度も会話を繰り返し、耳と口を現場に慣れさせるしかありませんでした。

TOEICには会話テストがありません。会話も入ったアセスメントテストを受けると、実は若林さんはA1+のレベルであることが判明。日常生活のB1+までは2段階もレベルが違いました。(1段階上げるのに半年〜1年かかるとされている) 

この画像は、英語学習者のレベルとそれに対応する学習時間の目安を示すグラフです。横軸には「レベル1」から「レベル12」までの英語レベルが並び、縦軸は学習時間の増加を表しています。それぞれのレベルに対応する英語スキルの内容も記載されており、初心者レベル(A1)からネイティブレベル(C2+)までの具体的な能力が示されています。例えば、レベル1では「英語で名前が言える」、レベル6では「自分の得意なことや目標を言える」、レベル12では「ネイティブと同じ思考・感覚で話せる」となっています。また、一般的な日本人の基準レベルはA2(レベル3付近)とされています。グラフの棒グラフ部分は学習時間の比較を視覚的に示しています。画像左下には「@Aloha English英会話」というクレジットが入っています。

そこで仕事の合間を縫って会話の練習を繰り返し行い、約15ヶ月で「日常生活レベル」のB1+まで引き上げました。

例えば、こういったフレーズは誰もが知っていますよね。

  • “Can I have a bag?”(袋をもらえますか?)
  • “Where is the pharmacy?”(薬局はどこですか?)
  • “I’m not feeling well.”(体調がよくありません)
  • “I’m looking for this address.”(この住所を探しています)
  • “Can I pay by card?”(カードで支払えますか?)

しかし、現地でとっさに出てくるかというと、実は難しいんです。日常生活を送るための英語力は「知識」よりも「慣れ」が重要です。 

4. 職場でのたわいもない会話は仕事に直結する

現地のスタッフや上司との日常的なやり取りや雑談は意外と大事。人間関係ができていれば、会議や商談の場でも自然と連携が取りやすくなるからです。「たわいもない会話」ができるかどうかが、その後の業務をスムーズに進めるうえで大きな鍵になります。

若林さん

若林さん 

アメリカ赴任先で同僚や上司が「日本の文化について教えてほしい」と声をかけてくれることがありました。そのときにしっかり受け答えができたことで、「英語を勉強してよかった」と実感しました。

使用頻度の高いフレーズ(雑談・社内での会話例)

  • “How was your weekend?” (週末はいかがでしたか?)
  • “Do you usually eat out for lunch or bring your own?” (普段は外でランチしますか?それともお弁当を持ってきますか?)
  • “People in Japan usually do it this way. How about here?” (日本では普段こうするのですが、こちらではどうですか?)
  • “Thanks for helping me out earlier. I really appreciate it.” (さっき助けていただいてありがとうございます。とても感謝しています)
  • “I’m still getting used to the system here, but I’ll try my best.” (まだこのシステムに慣れていませんが、頑張ります)

こうした日常的な会話は、辞書や翻訳アプリで調べている余裕がなく、自分の知っている英語で話し切る力が求められます。

そこでまずは実際のビジネスシーンを想定した英語を学び、職場での会話の準備をしました。 

もう一つ若林さんが行ったのは、とっさに出てこない単語を知っている英語に置き換える訓練です。(例:farewell party送別会 → goodbye party)

英文を丸暗記するのではなく、様々な置き換えパターンで表現を広げていきました。 

5. プレゼン・交渉・会議を乗り切るコツは「相手を理解すること」

プレゼン・交渉・会議では、社外との商談やパートナー企業との交渉、社内の幹部会議などにおいて、論理的に話し、相手を納得させる力が求められます。

単に英語を話せるだけでは足りません。目的に応じて情報を整理し、相手の立場や関心に配慮した表現を選ぶスキルが重要です。 

若林さん

若林さん 

最初の5ヶ月間は「会議の内容は理解できても、自分の言葉で発言できない」という悩みを抱えていました。何度も聞き返して相手の話は理解できるのに、発言ができないために会議に入り込めず、不安ばかりが募っていました。

解決の糸口となったのは、「社内コミュニケーション」でした。会議に出るメンバー一人ひとりの話し方の癖や人柄を普段から理解しておくことで、相手が何を知りたがりそうか慈善に予測できるようになったのです。同時に、「自分は英語が得意ではない」という点を周囲が理解してくれるようになり、相手から質問を振ってくれたり、発言の場を与えてくれたりと、環境面でのサポートも得られるようになりました。

また、「伝わる英語」を目指して、英語の基本的な構成のPREP(結論→理由→具体例→結論)で話すことも訓練しました。日本人の英語は結論がよくわからないと言われる中、かなりスムーズにコミュニケーションがとれるようになりました。 

6. ビジネス文書は時間があればできるけど…

文書作成に関しては、多くの駐在員が「時間をかければ対応できる」と答えています。会話と違って即応性が求められるわけではなく、調べたり推敲したりする余裕があるため、自力で解決できる領域でもあります。

若林さん

若林さん 

最初は英文レポートやメールの作成に時間がかかっていました。文章なら時間をかければ対応できますから。ただ、一つ一つ時間がかかると業務に支障も出てしまいかねません。

文章は書けば書くほど慣れていきます。文法や単語を一つひとつ確認しながらでも、繰り返すことで自然と型が身につき、次第にスピードが上がります。

一方で、英文メールの書き方やマナーについては、意外と気づきにくい部分があります。
たとえば、

  • 件名のつけ方
  • 冒頭・結びの定型フレーズ
  • フォーマル度合いに応じた言葉選び

こうした細かな部分は、私たちの教材を使いながらトレーニングを行いました。特にメールは日常的に頻繁に使われるため、最初にこのスキルを押さえておくことで、大きな安心感につながります。 

7. 最高レベルの「異文化に配慮したコミュニケーション」に到達するためにできること

異文化対応力は、試験勉強やマニュアルで学ぶよりも、現場での体験と日々のコミュニケーションの積み重ねによって養われます。

この領域で特に大切なのは、Yes/No の言い回しや沈黙の意味合い、ジョークの使い方など、文化背景を踏まえた「言葉の選び方」です。正しい英語を話すだけでは不十分で、相手の文化を理解し、尊重する姿勢が求められます。

事例でご紹介している若林さんが赴任したアメリカの工場では、ネイティブのアメリカ人だけでなく、日本人駐在員やアジア各国からのスタッフも働いており、多言語・多文化が入り混じる環境でした。

当初は「日本式のやり方」が通じない場面も多く、ちょっとした誤解や衝突が起きることもありました。特にアメリカでは、会議の冒頭で雑談が多く交わされ、そこから急に本題に入ることがあります。若林さんも最初はそのスピード感についていけず、戸惑う場面が少なくありませんでした。

多くの日本人駐在員がやってしまいがちなのは、「日本のやり方が一番だ」という前提で話を進めてしまうことです。しかし、今いるのは相手の国です。相手の文化を学び、受け入れ、自分も合わせていく姿勢が必要不可欠です。

若林さんも最初は違和感や不安を抱えましたが、レッスン内で先生に「実際にこんなことで困っている」とシェアすることで気持ちを整理できるようになりました。先生も多国籍の生徒を指導してきた経験から、各国文化の違いや対応のヒントを雑談を交えて共有してくれました。こうした小さな気づきの積み重ねが、若林さんに「日本の文化だけでなく、今いる国の文化に自分を合わせていく力」を育む大きな支えとなったのです。

英語の正確さよりも、相手の文化を尊重し、違いを前提に関わる姿勢こそが、国際的なビジネスの現場では何より重要なのです。 

8. 海外駐在員英語力を身につけるロードマップ  

本章では、海外駐在先で“実際に通用する”英語力を身につけるためのロードマップをご紹介します。

TOEICや英検のスコアは目安にはなりますが、駐在員として必要とされるのは、あくまで現場で成果を出せる会話力と実務力です。「今どのレベルにいて」「どこを目指すのか(落としどころ)」「どう進めていくか」を明確にすることが、限られた準備期間を有効に使うための鍵となります。

この画像は、英語学習者のレベルとそれに対応する学習時間の目安を示すグラフです。横軸には「レベル1」から「レベル12」までの英語レベルが並び、縦軸は学習時間の増加を表しています。それぞれのレベルに対応する英語スキルの内容も記載されており、初心者レベル(A1)からネイティブレベル(C2+)までの具体的な能力が示されています。例えば、レベル1では「英語で名前が言える」、レベル6では「自分の得意なことや目標を言える」、レベル12では「ネイティブと同じ思考・感覚で話せる」となっています。また、一般的な日本人の基準レベルはA2(レベル3付近)とされています。グラフの棒グラフ部分は学習時間の比較を視覚的に示しています。画像左下には「@Aloha English英会話」というクレジットが入っています。

ここに到達すれば、日常生活や社内コミュニケーションは十分対応でき、現地での生活基盤を築くことができます。レベル7(CEFR B2)以上に上がると、会議や交渉にスムーズに参加できるようになり、レベル9(CEFR C1)では駐在先でリーダーシップを発揮できる段階に入ります。

CEFR基準に基づく初心者向け英語レベル(A1、A1+、A2、A2+)を段階的に解説した表形式のイラストです。それぞれのレベルにおける特徴、実用度、例文が分かりやすくまとめられています。 • A1 レベル1: 基本的な日常会話が可能で、簡単な挨拶や返答を行える。例:「Hello」「Thank you」「Yes/No」など。TOEIC120~220点程度。 • A1+ レベル2: 簡単なフレーズや文章を少しずつ理解できる。例:「I like music.」や「Where is the bathroom?」などの自己紹介が可能。TOEIC225~330点程度。 • A2 レベル3: 基本的な情報や日常の話題について会話ができる。例:「How much is this shirt?」といった買い物での質問が可能。TOEIC335~450点程度。 • A2+ レベル4: 過去や未来の計画を具体的に話せる。例:「I went to the park yesterday.」や「I will visit my friend tomorrow.」TOEIC455~550点程度。 英語学習の初期段階で必要な基礎スキルを習得するためのガイドとして役立つ内容です。右上には@Aloha English英会話のロゴが記載されています。

ただし、多くの方がスタート時点で レベル2(A1+) 程度に留まっており、フレーズ暗記や受験英語に偏った学習で止まっているケースがほとんどです。このため、レベル2 → レベル6(実務ライン) まで引き上げるのが、駐在準備期の最大の課題になります。

この記事で紹介している若林様のケースも、レベル2からレベル6へ達成するのに約15ヶ月ほどの時間がかかりました。

そのためAloha Englishでは、渡航前に「生活に必要な会話力」「社内での雑談や報告力」「異文化対応力」を重点的に強化し、まずは最低限のラインであるレベル6に到達することを最優先としています。そこから先のレベルアップ(会議参加や交渉対応)は、現地での実務を通じて実践的に伸ばしていくのが現実的です。

第9章では、この「レベル2 → レベル6」への引き上げをどのように実現できたのか、大手製造業で米国に赴任された若林さんの具体的な事例を基に解説していきます。

補足
英語が全くできない状態からネイティブレベルに至るまでの12段階のロードマップについて、第4章では概要をお伝えしていますが、より詳しい内容については「Cefrという英語レベル表」をご覧ください。各レベルの具体的な目安や、次に進むための学習ポイントを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

9.事例紹介:海外駐在員になった若林さんのサクセスストーリー

「外国人を前にすると緊張して言葉が出ない」「知識はあるのに会話になると何も話せない」——そんな悩みを抱えてAloha Englishで学習を始めたのが、大手メーカーに勤務するエンジニア・若林さん(当時34歳)でした。

彼はアメリカ工場への駐在を命じられ、昇進にも関わる大きなキャリアの転機を迎えていました。さらに家族を帯同することも決まっていたため、仕事面でも生活面でも英語で支える力を持つ必要がありました。

9-1. 学習スタート時のレベルと直面した課題

学習を始めた当初の会話力はA1+(会話レベル3)に近い実践力でしたが、TOEICは730点と、知識レベルだけを見ればB1+〜B2程度に相当する状態でした。

典型的な「テストでは点が取れるのに、会話が極端に苦手」という日本人の課題を抱えていたのです。

当時の課題は大きく3つ。

  1. 会話慣れがない:外国人を前にすると緊張し、言葉が出なくなる。
  2. 難しい表現を使おうとする癖:知識があるがゆえに、シンプルな言葉を避けてしまう。
  3. 自分の言葉で伝えられない:辞書に頼りがちで、自然なコミュニケーションにならない。

最初に取り組んだのは、「難しい表現をやめ、自分の知っている英語でとにかく話す」ことでした。先生との会話も自己紹介や家族の話など、身近なテーマから始め、取り留めのない会話でも自分の思いを口にする習慣をつけていきました。

9-2. 実際の取り組みと成果

学習の進め方はとてもシンプルで、圧倒的な会話量を確保することを重視しました。

  • 辞書を閉じ、知っている単語だけで話す
  • 相手に伝わらなくても言い切る
  • 工場での指示や会議を想定したロールプレイを繰り返す

18か月間の学習を経て、会話力はA1+(レベル3)→ B1+(レベル6)へと大きくステップアップ。

具体的な変化

  • リスニング力の向上:会議や同僚の発言を理解できる範囲が広がった。
  • 即応力の定着:辞書に頼らず、自分の言葉で話せるようになった。
  • 現場での適応:工場での業務指示や雑談に参加できるようになった。
  • 自信の獲得:家族の生活サポートも含め、現地で安心して過ごせる力がついた。

日本での学習期間は約12〜13ヶ月、その後赴任先でもさらに12ヶ月間レッスンを継続し、現地で実際に直面する課題を振り返りながら改善を重ねたことが大きな成功要因でした。結果として、駐在開始から1年半後には、職場でスムーズに指示を出し、同僚と信頼関係を築けるレベルまで成長することができました。

実際に使えるようになった表現の一例
“I’ll check the machine now. Please wait here.”(今から機械を確認します。ここでお待ちください)
“Let’s review the schedule together.”(一緒にスケジュールを確認しましょう)
“My family is new here, so I’d appreciate your advice.”(家族も来たばかりなので、ぜひアドバイスをいただけると助かります)

「知識はあるのに話せない」という壁を乗り越えたこの事例は、多くの駐在員にとって共感できる実例であり、海外勤務を控える方にとって大きな励みとなるはずです。 

10. 海外駐在員に必要な英語力でお困りなら一度Aloha Englishにご相談ください  

海外駐在を控える方からは、「現地で困らないようにもっと実践的な英会話力を伸ばしたい」という声をよくいただきます。

突然の辞令で赴任まで数か月しかないケースも多く、「現地に行ってから学べばいいのでは?」と思いつつも、実際には会議やプレゼン、日常生活まで英語漬けになるため、強い不安を抱く方も少なくありません。

特に忙しい社会人にとって、限られた準備期間で効率よく英語力を高めるにはオンライン英会話が最適です。そこでAloha Englishでは、海外駐在員を目指す方に向けて、担任制のマンツーマンレッスンを提供。専属講師が継続的に指導し、出発までに必要な英語力を確実に身につけられるサポートを行っています。

  1. 海外駐在員向けに指導経験がある専任の担任講師によるマンツーマン指導
  2. 赴任直前の短期間でも効果的に伸ばすTOEIC試験対策と会話練習
  3. 会議・プレゼン・日常生活までを想定したロールプレイ練習
  4. 忙しい社会人でも無理なく続けられるオンライン学習環境

それでは、これらの強みについて、順番に詳しくご紹介していきます。 

10-1. 担任の先生がマンツーマンで徹底サポートする

Aloha Englishには、特にスピーキングを苦手とする人が徹底的に特訓できる、会話型レッスンがあります。英語で話す環境を作り、自然に英語で話す習慣を身につけることを目的としています。外国人講師が発音だけでなく、文法や表現方法もインプットしてくれるため、基礎から実践までバランスよく学べます。

さらに、マンツーマンレッスンで講師を指名できるため、自分に合った先生と継続的に学習でき、習得もスピーディです。日本語が通じない講師とのレッスンだからこそ、英語で学ぶ環境が自然に整い、実際の会話に強くなれます。

また、Aloha Englishには「ゼロからでも話せるようになった」という実績が多数あります。たとえば渡部様は、A1レベルから学習をスタートし、14ヶ月でB1+(ビジネスレベル)に到達しました。学習の最初は苦戦していたものの、スピーキングに特化したレッスンを継続することで、英語で話す力が急激に伸びたのです。

渡部様の英語学習の成果を示すグラフデザインです。学習開始から14ヶ月で「B1+レベル(ビジネスレベル)」を達成した成長の軌跡が具体的に記録されています。 • 学習開始: 2022年6月、A1レベル(12点)でスタート。A0レベルから抜け出すまで苦戦しつつも学習を継続。 • 中間進捗: 2022年11月、A2レベル(26点)に到達。英語の基礎力を身につけ、継続学習が習慣化。 • 大きな成長: 2023年6月、B1レベル(42点)を達成。特に13ヶ月目から英語で話すことが楽になり、学習成果が急上昇。 • 目標達成: 2023年9月、B1+レベル(47点)に到達し、ビジネスレベルの英語力を習得。 グラフには各時点での得点と学習内容が説明され、右側には達成感を象徴する人のシルエットが描かれています。下部には渡部様の笑顔とカウンセラーとのオンラインレッスンの写真が配置され、学習者と講師の連携が伝わります。 上部の「14ヶ月でビジネスレベル達成」が強調され、Aloha Englishのサポート効果が視覚的に示されています。右下には@Aloha English英会話のロゴが記載されています。

このグラフが示す通り、最初は伸び悩んでいても、スピーキング特化レッスンを継続すれば、一定の時期から大きく成果が現れることがわかります。

スピーキングに苦手意識がある方でも、正しい環境とレッスンを積み重ねれば確実に成果が出せる――それがAloha Englishの強みです。  

10-2. 毎月最低14時間も英語で話す圧倒的な会話量

Aloha Englishでは、一般プランでも毎月14時間、短期集中プランなら18時間、スパルタプランなら28時間もの会話時間を確保できます。これは他の英会話スクールと比べても圧倒的な量です。

プラン名毎月の会話時間
一般英会話プラン14時間
短期集中プラン18時間
スパルタプラン28時間

なぜこれほど多くの会話時間を提供できるのか――それは完全オンライン完結型のスクールだからです。

教室運営費や家賃などが一切かからない分、そのコストをすべて「レッスン回数=会話時間」に還元しています。そのため、受講生は費用を抑えつつ、圧倒的なアウトプット量を積み重ねることができます。

さらに、第5章でお伝えしたように、Aloha Englishではただ話すだけではなく、その会話量を支える課題(ライティング添削や発話の振り返り)も並行して実施しています。これにより、会話練習で出てきた課題を言語化して整理できるため、学習効果が一層高まります。

「圧倒的な会話量」+「課題による振り返り」

この両輪があるからこそ、英語を話せる力が確実に積み上がっていくのです。   

10-3.(理由3)現場で自信を持って使える「実務英語力」を徹底的に鍛えるカリキュラム 

インバウンド対応の現場で成果を出すためには、観光客にわかりやすく伝わる英語で話す力が欠かせません。ホテルでのチェックイン、レストランでの注文対応、観光案内所での道案内やトラブル時の説明など、実際の接客では「正確で自然な英会話力」が基礎として求められます。

Aloha Englishでは、この“基礎的だけど現場で通用する英会話力”を徹底的に鍛えるカリキュラムを提供しています。

実際のレッスンでは、以下のようなリアルな接客シーンを想定したロールプレイを通じて、英語を自然に口に出すトレーニングを行っています。

・ホテルでのチェックイン/チェックアウト対応・レストランでのアレルギーや宗教対応(そば・豚肉・ビーガン等)・観光案内所での道案内・交通手段の説明・観光バスやタクシーでの行き先・所要時間の案内・病院や薬局での症状ヒアリングと簡単な説明

また、講師陣は「間違いを恐れずに話せる環境づくり」を重視しており、受講者が安心してアウトプットに挑戦できるよう、丁寧にサポートしています。

こうした実践的な英会話力の強化は、観光や接客の現場で「安心して任せられる人材」として信頼される土台となります。自信を持って英語で話せるようになることで、外国人観光客から「ありがとう」と感謝される場面も増え、仕事へのやりがいも一層高まっていきます。 

5-4. 多忙な方でも無理なく続けることができる

観光や接客業に携わる方にとって、インバウンド対応のための英語力強化は欠かせません。しかし、シフト制や長時間勤務などで、時間や場所の制約が大きなハードルになるのも現実です。

Aloha Englishでは、完全オンライン完結型のレッスンを採用し、忙しい方でも無理なく学び続けられる環境を整えています。

レッスンは毎日 10時〜23時 に対応しているため、出勤前や仕事終わりでも受講可能です。さらに、スマートフォンやパソコンを使えば、通勤時間・休憩中・自宅など、ちょっとしたスキマ時間を学習時間に変えることができます。

この柔軟な学習環境により、ホテル・飲食・小売・観光バス・医療機関など、インバウンド対応に関わるあらゆる職種の方が、「継続こそ最大の武器」を実現できる仕組みを手に入れることができます。

短期集中だけでなく、長期的に安心して外国人対応できる力を養うための学習にも最適です。

また、私たちが提供する学習管理の特徴は次のとおりです:

私たちが提供する学習管理のポイント
・毎回のレッスンに詳細なフィードバックレポートを提供・個々の課題に応じたカスタマイズ指導・自習時間も最大限活かせる課題・設計学習ペースを維持するための定期的な進捗確認

海外駐在員として現地で成果を出せる英語力を身につけたい方、そして会議・プレゼン・日常生活まで「実際に使える会話力」を習得したい方は、ぜひAloha Englishの無料カウンセリングにご相談ください。

 

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記事の監修者情報

【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

英会話コーチング歴は10年以上。これまでに300人以上の英会話学習者をサポートし、スピーキング力の向上や転職成功といった多くの成果を実現してきました。特に、初心者が陥りやすい失敗や学習のつまずきポイントを熟知。その経験をもとに、「どうすれば英語が話せるようになるか」を具体的かつ実践的に解説しています。日常英会話からビジネス英語まで幅広く対応し、スピーキング・発音・リスニングに重点を置いて監修しています。

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