Charter Australiaのコース・費用・英語レベルを解説|看護資格を活かした留学

オーストラリアで看護師を目指したい。

日本で看護師としての経験を積んだ方が、新しいキャリアチャンスを求めてオーストラリアに目を向ける人々が増えています。オーストラリアでの医療現場は労働法が厳しく、サービス残業などがありません。有給休暇も日本に比べるとはるかに取りやすい環境です。

オーストラリアで看護師として成功を収めるための第一歩は、アシスタントナースの資格を取得することです。そのためには、政府が認定する高品質な教育プログラムを提供する学校の選定が欠かせません。その一つが「Charter Australia」です。

Charter Australiaのウェブサイトは全て英語であり、英語が不得手な方には難解である可能性があります。この問題を解決するために、当スクールがCharter Australiaに直接インタビューを行い、その内容をこの記事で詳しくご紹介します。

もしあなたがCharter Australiaを通じてアシスタントナースの資格を獲得しようと考えているなら、この記事は必読です。Charter Australiaが提供するコースやプログラムの詳細、そしてその資格があなたのキャリアにどのように貢献できるのかについて、深堀りしていきます。

1. Charter Australiaは豪州シドニーにあるスクール

   1章ではCharter Australiaの簡単な紹介と学べるコースについて説明します。

  1. Charter Australiaの紹介
  2. 看護留学で医療英語を習得
  3. キャリアップに繋がるる4つのコース

では2つの内容をそれぞれご紹介していきます。

1-1. 看護留学ならCharter Australia

①オーストラリア政府に認められたCRCOS登録校

*CRICOS登録校とは、海外からの学生を受け入れる資格を持つ教育機関です。

Charter Australiaは、オーストラリア政府に認定されたCRICOS登録校であり、高品質の教育を提供することを目指しています。経験豊富な講師陣が国際的な生徒にもわかりやすい授業を提供し、生徒一人ひとりの成功をサポートしています。

②キャンパスの地理と特徴

Charter Australiaのキャンパスは交通に非常に便利な場所に位置しています。

具体的には、ノースシドニー駅から徒歩3分という好立地にあります。また、周辺には多数のフードコートやカフェがあり、生徒たちの日々の生活を豊かにしています。

キャンパス内には無料のWifi、学生ラウンジ、電子レンジ、冷蔵庫が完備されており、クッキー、コーヒー、紅茶も無料で提供されています。さらに、近くにはワクチン接種ができる薬局もあり、生徒たちの健康をサポートしています。

1-2. オーストラリアで医療英語が学べる

Charter Australiaでは医療英語を学べます。

コース名:English for Healthcare and Nursing (Intermediate)

このコースでは、医療専門家が日常的に必要とする英語スキルを学びます。医療用語、患者とのコミュニケーション、報告書の作成など、医療現場で必要な英語力を習得することができます。これにより、医療分野で英語が必要な職種に進む基礎が築けます。

1-3.豪州の医療現場で働く資格を取得できる

Charter Australiaではオーストラリアで正規のアシスタントナースとして働く資格を取得できます。

医療・介護に関する実習を英語で学べるだけでなく、就職までのサポートを提供します。各コースの学習内容は、参加者が今後目指す目標やキャリアパスによって異なります。

Charter Australiaは以下の4コースを提供しています。

  1. 介護のアシスタントナースの資格
    →Certificate III in Individual Support
  2. 病院のアシスタントナースの資格
    →Certificate III in Health Services Assistance
  3. 介護の薬剤を扱うアシスタントナースの資格
    →Certificate IV in Ageing Support
  4. ケアマネージャの資格
    →Diploma of Community Services

これらの資格を有することで、オーストラリアの医療現場で働くことが可能となります。

2. プログラムに必要な入学条件

第2章ではCharter Australiaが提供するコースに入学するための必要事項に関して解説していきます。

  1. 看護経験が6ヶ月以上の方が対象
  2. 入学に必要なビザの種類
  3. B2レベル以上の英語力

では入学条件に関して詳しく解説していきます。

2-1.看護経験が6ヶ月以上の方が対象

Charter Australiaが提供するプログラムに参加するための基本的な条件について説明します。対象となるのは、日本で公式な看護師の資格を持っている方であり、さらにその資格を活かして最低でも6ヶ月以上の実務経験がある方です。

この6ヶ月以上の経験条件は、プログラムが持つ専門的な内容に効率よく対応できる基礎スキルと経験があることを確認するためです。短期間でも実務での看護経験があれば、オーストラリアでの新しい環境と学習内容にも比較的スムーズに適応できると考えられます。

2-2.入学に必要なビザの種類

Charter Australiaが提供するプログラムに参加するためには、適切なビザの取得が必須です。ビザの種類によって、滞在期間やプログラムへの参加条件が異なります。

主に考慮されるビザの種類は以下の2つです。

  1. ワーキングホリデービザ(Working Holiday Visa):このビザは主に31歳以下の方が対象で、短期間の勉強と仕事が可能です。ただし、特定のプログラムには制限がある場合もあります。
  2. 学生ビザ(Student Visa):より長期間の滞在と専門的な勉強を目的とした方は、学生ビザが適しています。このビザでは、滞在期間中に一定時間働くことも可能です。

ビザ取得のプロセスや条件は複雑であり、プログラムとビザの種類によっては追加の要件がある場合もあります。そのため、事前にAloha Englishのビザサポートカウンセラーまたは専門の留学エージェントに相談することを強くお勧めします。

ビザ選びに関する詳細は、無料相談でも取り扱っています。ビザの選び方、取得方法、それぞれのビザに付随する権利や制限について、しっかりと理解しておくことで、スムーズなプログラム参加が可能となります。

2-3.入学テストを合格できる英語力

Charter Australiaで提供されるプログラムに入学するためには、一定レベルの英語力が必須です。

具体的には、B2レベル以上の英語力が求められます。これはビジネスレベルの英語力に相当し、日常会話をはじめ、専門的な医療用語にも対応できる程度のスキルが必要です。

入学テストでは主に以下の点が評価されます:

  1. リスニングとスピーキング:患者や同僚とのコミュニケーションがスムーズに行えるか。
  2. 読解能力:医療文書や指示を正確に理解できるか。
  3. ライティング:専門的な文脈で適切な表現ができるか。

英語力に自信がない方や、テスト対策をしたい方には、Aloha Englishが提供する「集中講座:アシスタントナーステスト対策」がおすすめです。この講座でしっかりと準備をして、テストに合格することで、プログラムにスムーズに参加できます。

3. プログラムの詳細を解説

3章では、アシスタントナースのプログラムについて深く掘り下げます。

選択できるプログラムは大まかに2つあります。それが以下のプログラムです。

  1. Study Work Programについて(ワーホリビザ)
  2. Package Programについて(学生ビザ)

プログラムの内容は2章で解説したビザの種類によって異なります。ではコースの内容、学習スケジュールなどについて詳しく解説していきます。

3-1.ワーホリビザの場合:Study Work Program

このStudy Work Programが一番人気のコースです。年齢制限は31歳まで、また英語力はB2(ビジネス)レベルといった厳しい条件がありますが、コースを卒業後には就職が非常にスムーズに進むというメリットがあります。

この節では以下の3点について解説します。

  1. Study Work programコースの内容
  2. Study Work programコースの期間とスケジュール
  3. 入学に必要な英語力はB2レベル

進路に悩んでいる方は、まずはこのStudy Work Programを検討してみてください。以下で詳しく解説していきます。

①Study Work Programコースの内容

Study Work Programは、介護・医療現場での基本的な役割と責任を理解し、実際の業務を遂行できる能力を育成します。Study Work Programで受講できるコースは以下の2コースです。

English for Healthcare and Nursing (Intermediate)
⇨医療(介護)英語が学べる

医療英語コースに加えて、以下の介護コースまたは病院コースのいずれか1つのコースをお選びできます。

  1. Certificate III in Individual Support
    ⇨介護のアシスタントナースの資格
  2. Certificate III in Health Services Assistance
    ⇨病院のアシスタントナースの資格

医療用語、基本的な生命維持管理、エイジドケアにおける人間関係の構築、患者の生活の質の向上に貢献するためのケアスキルなどを習得します。さらに、チーム内でのコミュニケーションと協力、倫理的な問題への対応など、現場での実務経験を模擬した練習も含まれます。

②Study Work Programコースの期間とスケジュール

Work Study Programの開始時期は年に5回あり、スケジュールも決まっています。

コースの期間は約4ヶ月で、これには実習期間も含まれます。また授業のタイムスケージュールは以下の通りです。

実習は主にコースの後半部で行い、現地の医療・介護施設で実務経験を積みます。座学が終了した後、実習は2週間または3週間で行われます。また実習中に英会話力に不安を感じる方は、補足レッスンや自習時間での追加学習も可能です。

③入学に必要な英語力はB2レベル

Study Work Programに参加するためには、B2レベル(ビジネスレベル)の英語力が必要です。具体的には、日常英会話はもちろん、専門的な医療用語や状況に応じたコミュニケーションがスムーズに行えるレベルが求められます。

B2レベルの英語力を有することで、コースをより有意義に、また効率的に進められます。英語力がこのレベルに達していない場合は、コースに入学する前に英語力を向上させることを強くお勧めします。
B2レベルの英語力とは具体的にどのような能力を指しますか?

3-2.学生ビザの場合:Packaged Courses

Charter Australiaでは5つの異なるパッケージコースが用意されています。各パッケージは受講期間とコース内容が異なります。英語力がB2レベル(ビジネスレベル)以上の方は、特定の専門コースだけを選ぶことも可能です。

  1. Packageコースの内容と期間
  2. 入学に必要な英語力

適切なコース選びには、英語力を評価できる講師とビザサポートの専門家に相談することが有用です。

①Packageコースの内容と期間

各Packageコースでは、滞在期間と受講したいコースを自由に選べます。

  • Package 1: 1年間
  • Package 2: 1~1.5年間
  • Package 3: 1年3ヶ月~1年9ヶ月
  • Package 4: 3~3.5年間
  • Package 5: 3年3ヶ月~3年9ヶ月

介護や病院で働くための高度な資格を目指す方は、これらのPackageコースが必要です。医療英語や実習以外にも、薬剤管理やケアマネージメントの資格が取得できます。

②入学に必要な英語力はB1+

Packaged Coursesに参加するには、最低限B1+レベルの英語力が必要です。このレベルは、日常生活での基本的な英語会話はもちろん、専門的な医療用語にもある程度対応できる能力が求められます。B1+レベルを満たしていると、コースの内容を理解し、実習期間中にも効果的なコミュニケーションが可能となります。

英語力が不安な場合、Charter Australiaでは英語力を評価できる講師とビザサポートの専門家がいるため、入学前に相談することが推奨されます。こうすることで、自分に適したPackageコースを選ぶためのガイダンスを受けられます。

B1レベルの英語力とは具体的にどのような能力を指しますか?

3-3.各コースで学べる内容

Charter Australiaでは全部で医療英語コース以外で4つの専門コースに分かれています。

  1. Certificate III in Individual Support(介護コース)
  2. Certificate III in Health Services Assistance(病院コース)
  3. Certificate IV in Ageing Support(薬剤コース)
  4. Diploma of Community Services

4つの専門コースで学べることやその後の就職先などの例などをご紹介していきます。

Certificate III in Individual Support(介護コース)

このコースは高齢者ケアに特化した資格取得を目指すプログラムです。高齢化、障害、またはその他の理由でサポートが必要な方々への支援とサービスの提供について学びます。

  • 期間:16週間
  • 授業料:$7,500
  • 費用:入学金$200、教材費$300

また介護コースでの実習時間は120時間で、実習内容は以下の13項目となります。

  1. クライアントケアの際の安全対策(HLTWHS002)
  2. 感染症対策と予防措置(HLTINF001)
  3. 体の健康状態の評価(HLTAAP001)
  4. 個別ケアプランの実施(CHCCCS011)
  5. 多文化的なケア環境での対応(CHCDIV001)
  6. クライアントの独立性と生活の質(QoL)の向上(CHCCCS023)
  7. 法令順守と倫理的考慮(CHCLEG001)
  8. ヘルスケアチームとの効果的なコミュニケーション(CHCCOM005)
  9. 個別のニーズに基づくサポート提供(CHCCCS015)
  10. クライアントの移動サポート(CHCCCS026)
  11. 高齢者の自立と活動性の促進(CHCAGE001)
  12. 応急処置・CPR(HLTAID011)
  13. 認知症患者への特別なケア(CHCAGE005)

Certificate III in Health Services Assistance(病院コース)

このコースは病院や高齢者施設での看護助手を目指すためのプログラムです。様々なニーズを持つ患者のケアで看護師をサポートし、緊急の健康状況に対応するためのスキルと知識を習得します。バイタルサインの測定、簡単な創傷処置、日常生活動作(ADL)の補助などが主な業務範囲となります。

  • 期間:16週間
  • 授業料:$9,500
  • 費用:入学金$200、教材費$300

病院コースでは実習時間は80時間あり、実習内容は以下の15項目となります。

  1. コミュニケーションとチームワーク:医療チーム内での効果的なコミュニケーションと協力
  2. ダイバーシティケア:多文化な患者群に対応するスキル
  3. 基礎医学知識:人体の基本的な機能と構造について
  4. 感染対策:感染症対策と予防手順の実施
  5. 職場安全:医療現場での安全対策と緊急時対応
  6. 医療用語:医学用語の正確な解釈と使用
  7. タイムマネジメント:個々の仕事の計画と自己啓発
  8. モビリティサポート:患者の移動と位置合わせの補助
  9. 患者輸送:患者の安全な輸送手段の提供
  10. 精神的ケア:問題行動に対する適切な対応方法
  11. 急性ケア支援:急性期ケア環境での看護サポート
  12. 非接触ケア:急性期ケアでの補助作業(例:機器の準備や清掃)
  13. 応急手当:基本的な応急処置の提供
  14. ベッドメイキング:患者ベッドの清潔と整理
  15. 倫理的実践:医療現場での法的・倫理的責任

③Certificate IV in Ageing Support(薬剤コース)

この資格プログラムは高齢者のケアに特化し、薬剤管理が可能なアシスタントナースへとスキルアップするためのコースです。一般的には、基礎的なケアのスキルと知識を証明するCertificate III in Individual Supportを既に持っていると、このコースにより集中的に高度な内容を学ぶことができます。医師や看護師の監督下で、薬剤の正確な管理と投与が行えるように設計されています。

実習内容は必修項目と選択科目に分かれます。

  1. クライアントの権利と利益を促進(CHCADV001): クライアントが持つ権利や利益を守り、最良のケアを提供する方法について。
  2. 高齢者のエンパワーメント(CHCAGE001): 高齢者が自立した生活ができるように支援するスキル。
  3. 高齢者向けサービスの調整(CHCAGE003): 高齢者に必要な多様なサービスを整理し、効率的に提供する。
  4. リスクを持つ高齢者への介入(CHCAGE004): 高齢者が抱えるリスク(転倒、認知症など)に対する予防措置や介入。
  5. 認知症患者へのサポート(CHCAGE005): 認知症患者とその家族に対して適切なケアとサポートを提供する。
  6. 個々のケアプランの作成と実施(CHCCCS006): クライアント一人ひとりに合わせたケアプランを作成し、それを適切に実施する。
  7. 個々のサポートニーズに応える(CHCCCS011): クライアントの個々のニーズ(身体的、心理的、社会的)に対応する。
  8. 独立と健康のサポート(CHCCCS023): クライアントが自立し、健康を維持できるようにサポートする。
  9. ケア提供者と家族との関係サポート(CHCCCS025): クライアントの家族や他のケア提供者と協力し、クライアントにとって最良のケアを提供する。
  10. 多文化・多様な背景を持つ人々との協働(CHCDIV001): 多様な文化や背景を持つクライアントと効果的に働くためのスキル。
  11. 法的・倫理的コンプライアンスの管理(CHCLEG003): 医療と介護における法律や倫理に準拠したサービスを提供する。
  12. 緩和ケアのアプローチでケアサービスを提供(CHCPAL001): 末期ケアを必要とするクライアントに対して、痛みや不快症状を最小限に抑えるケアを提供する。
  13. ネットワーク作成と協力的パートナーシップ(CHCPRP001): 他の医療機関やサービス提供者と協力し、クライアントに総合的なケアを提供する。
  14. 健康な体系を認識(HLTAAP001): 正常な生理機能や体の構造についての基本的な知識。
  15. 直接ケアにおける安全な作業方法(HLTWHS002): クライアントと直接接触する際の安全対策や感染症予防。

以下の3ユニットが選択実習です。

  1. 感染予防と制御の基本(HLTINF006): 感染症の予防と制御に関する基本的な原則と手順。
  2. 一次救命処置(HLTAID011): 応急処置やCPR(心肺蘇生)などの基本的な救命処置。
  3. 薬剤の管理と監視(HLTHPS006 or HLTHPS007): クライアントに対する薬剤の投与や管理、それに伴うモニタリング。

④Diploma of Community Services

この資格は、コミュニティケアの管理職を目指す方に最適です。前提としてCertificate III in Health Services Assistanceが必要です。このプログラムでは、ケアマネージャーとして必要な多角的なスキル—ケアプランの策定、リソースの効率的な管理、スタッフの教育と指導—を習得できます。この資格を持つと、多様なケア環境での就職機会が広がります。理論と実習がバランス良く組み込まれているため、卒業後は即戦力として活躍できます。

以下の12ユニットが実習項目です。

  1. 共存するニーズの評価(CHCCCS004): クライアントが持つ複数のケアニーズを評価し、それに対応する方法を検討します。
  2. サービスプログラムの開発と実施(CHCCCS007): クライアントに適したケアプランを作成し、運用します。
  3. 危機状況に対する認識と対応(CHCCCS019): 緊急や危機状況(自傷行為、暴力など)に適切に対応するスキルが求められます。
  4. ケースマネジメントの促進とレビュー(CHCCSM013): クライアントの状態に応じたケースマネジメントを行い、その成果を評価します。
  5. 地域作業とサービスにおける社会学的要因の影響分析(CHCDEV005): 地域とケア提供に影響を与える社会的要素(文化、経済状況など)を理解することが求められます。
  6. 家庭内暴力に適切に対応(CHCDFV001): 家庭内暴力の兆候を早期に察知し、適切に対応します。
  7. 多文化・多様な背景を持つ人々との協働(CHCDIV001): 多様な文化や背景を持つクライアントと効果的に対話とケアを行います。
  8. アボリジニ及び/またはトレス・ストレート・アイランダーの文化的安全性の促進(CHCDIV002): アボリジニやトレス・ストレート・アイランダーの文化を尊重し、安全なケアを提供します。
  9. 法的・倫理的コンプライアンスの管理(CHCLEG003): 法律や倫理基準に従った医療・ケアサービスを提供します。
  10. 職場でのデブリーフィングとサポートプロセスの促進(CHCMGT005): インシデントや職場ストレスに対するデブリーフィングとサポートを行います。
  11. 自身の専門実践の反省と改善(CHCPRP003): 看護実践における自己評価と改善が求められます。
  12. 職場の健康と安全の維持(HLTWHS003): クライアントだけでなく、スタッフの健康と安全も確保します。

このプログラムは、看護師や医療関係者が様々なシナリオとニーズに対応できるように設計されています。緊急対応、多文化対応、法的・倫理的な要件など、幅広いテーマが網羅されています。

3-4.プログラム卒業から就職までの流れ

①Study Work Programを卒業した場合

Study Work Programが人気の理由として、就職までのビザ手続きが簡単だからです。Study Work Programではワーホリビザで入国するため、学習を開始してから4ヶ月で就職できるメリットがございます。

  • 就職:ワーホリビザでは最大2年間働けます
  • 年齢制限:通常は31歳まで
  • 英語力:B2レベル以上(ビジネス英語レベル)

ワーキングホリデービザでは短期間でプログラムを修了し、就職活動にすぐに取り掛かることが可能です。具体的には、16週間(約4ヶ月)のプログラムを終えることで、即座に就職が可能となります。

オーストラリアのワーキングホリデー(ワーホリ)ビザは、基本的に1年間有効ですが、特定の条件を満たすことで2年間まで延長することが可能です。具体的には、指定された地域で指定された種類の仕事(多くの場合、農業関連)に88日(約3ヶ月)働く必要があります。

  • 果物や野菜の収穫
  • 家畜の世話(羊、牛など)
  • 畑作業(種まき、除草など)
  • パッキング作業

ファームでの仕事は、季節や地域によって異なる場合がありますが、一般的には上記のような作業があります。

②Packaged Courseを卒業した場合

Packaged Courseを卒業された方は、就職の際に就労ビザへの切り替えが必要となります。入学の際に英語レベルが低いや年齢制限がないなどメリットが大きい分、就職の際のビザの切り替えで苦戦が強いられます。

学生ビザで入国する時には

  • 年齢制限:基本的には年齢制限はありません。
  • 就職:学生ビザの期間中は週24時間まで働くことが可能です。
  • 英語力:B1レベル以上(旅行英語レベル)が必要です。

Packaged Course(学生ビザ)で入国された方の、学習プランの一例です。

以下の4つのコースから受講したいコースを自由に組み合わせ可能です。

  1. 介護のアシスタントナースの資格(期間:6ヶ月)
    →Certificate III in Individual Support
  2. 病院のアシスタントナースの資格(期間:6ヶ月)
    →Certificate III in Health Services Assistance
  3. 介護の薬剤を扱うアシスタントナースの資格(期間:6〜9ヶ月)
    →Certificate IV in Ageing Support
  4. ケアマネージャーの資格(期間:2年)
    →Diploma of Community Services

学生ビザの場合は上記のコースと自由に組み合わせて、目指すキャリアプランに合わせて学習することができます。学習が終了したら、就職活動+ビザの切り替え申請が必要です。

4. 初めての海外生活・学習を日本語でサポート

   私たちはチャーターオーストラリアの現役生と卒業生の意見とフィードバックを探ります。

  1. 日本人スタッフによる生活のバックアップ
  2. 卒業生による海外生活についてのインタビュー

Charter Australiaでは、安心して学習に励んでいただける体制が整っています。それでは詳しく解説していきましょう。

4-1.日本人スタッフが生活をバックアップ

日本人スタッフにおけるサポートについてご紹介します。

  1. ビザ申請に関するサポート
  2. 豪州での生活・ハウジングなど
  3. 卒業後の就職サポート

ではCharter Australiaが提供する手厚いサポートについて解説していきます。

①ビザ申請の基本情報と必要な手続き

オーストラリアで学ぶためには、学生ビザが必要です。しかし、心配いりません。Charter Australiaとそのビジネスパートナーはビザ申請プロセスをスムーズに進めるための完全なサポートを提供します。

必要な書類や手続きは明確で、一つ一つ丁寧にサポートしてくれるため、安心してプロセスを進められます。

②オーストラリアでの生活費とハウジング

オーストラリアでの生活費は初めての経験であれば気になる点ですが、事前にしっかりとした計画と準備があれば問題ありません。

学校側も生活費の相場やハウジングオプションについて詳しく説明し、質問にも迅速に対応します。これにより、未知の環境でも安心して生活できます。

③Charter Australia卒業後の就職サポート

チャーター・オーストラリアでの学習が終わった後、コースによっては介護や病院での医療現場で就職活動を行います。チャーター・オーストラリアでは、就職率が100%であり、確実に就職できるようにサポートさせていただきます。

4-2. 豪州での生活を卒業生にインタビュー

Charter Australiaで学習をした卒業生にインタビューをして、学校の感想やその後の進路などについて聞いてみました。

  1. 学生や卒業生の学校への評価
  2. 卒業生のその後の進路

①学生や卒業生からの評価とフィードバック

何よりも、Charter Australiaの最大の魅力は、学生や卒業生からの高い評価です。多くの日本人看護師がこの学校で学び、その後のキャリアで成功を収めています。

特に、心も体も疲れている看護師の方々からは、学校の柔軟なカリキュラムとサポートが「私でもできる!」と自信をもたらしてくれた、という声が多く寄せられています。

②Charter Australiaを卒業した後のキャリアパス

アシスタントナースとしての実務経験は、将来オーストラリアで正看護師として働くための重要なステップともなります。こちらのプログラムを通じて、アシスタントナースとしての基礎をしっかりと築くことができるでしょう。

5. Charter Australiaに関する疑問を徹底解説

初めてのオーストラリア留学では不安はつきものです。入学前によく尋ねられる疑問についてお答えします。

  1. 留学生活に関するQ&A
  2. 英語力に関するQ&A
  3. コースに関するQ&A

ではそれぞれのQ&Aについてご紹介します。

5-1.留学生活に関するQ&A

オーストラリアという初めての環境での生活。何かと不安もありますね。留学生活に関するQ&Aはこちらです。

①ビザ申請の手引き: 必要な手続きと書類

ビザ申請には、通常、以下の手続きと書類が必要です。

  1. 申請書類の準備: オーストラリア移民局のウェブサイトからダウンロードできる申請書に必要事項を記入。
  2. 身分証明書: パスポートのコピーが必要です。
  3. 財政証明: 銀行の残高証明など、生活費と学費を支払えるだけの資金があることを証明。
  4. 健康診断: 一部のビザには健康診断が必須です。
  5. 留学証明: Charter Australiaからの入学許可証明書。

②渡航の準備: オーストラリアへの引っ越しの準備

  1. 航空券の購入: 早めに航空券を購入して、費用を抑えましょう。
  2. 荷造り: 季節に応じた衣服、必要な医薬品、個人的な品々を用意。
  3. 通信: オーストラリア到着後すぐに使えるSIMカードやWi-Fiプランを調査。

③生活費の計画: オーストラリアでの生活費と生活環境

オーストラリアでの生活費は都市によって異なりますが、一般的には月に1,500~2,500オーストラリアドル程度が必要です。食費、交通費、レジャー費用も考慮に入れて、しっかりと予算を計画しましょう。

④ハウジングのガイド: 住居探しと生活環境の設定

  1. 住居の種類: オーストラリアにはシェアハウス、アパート、学生寮など多くの住居オプションがあります。
  2. 賃料: 地域や設備によって賃料は大きく変わります。
  3. 契約: 契約条件、敷金、家賃の支払い方法に注意を払いましょう。

⑤キャンパスライフ: チャーターオーストラリアのキャンパス環境

Charter Australiaのキャンパスは、最先端の設備と広々とした教室が特徴です。ライブラリ、カフェ、スポーツ施設も充実しています。また、多文化な環境での学習が可能で、様々な国籍の学生がいます。キャンパス内ではさまざまなイベントやワークショップも頻繁に開催され、充実した学生生活を送ることができます。

5-2.英語力に関するQ&A

Charter Australiaによくある英語力に関する質問に関してお答えしていきます。

ビザの種類によって求められる英語力が異なります。英語力はCEFER基準に基づいた表記となっております。今の自分の英語力を知りたい方は「英語の世界基準CEFER」の記事を参考にして下さい。

①授業についていけるか心配です

Charter Australiaはインターナショナルの生徒に向けた授業を意識していますので、先生もゆっくり話してくれたり、わからない事は丁寧に教えてくれます。 アセスメント等の課題は沢山あります。その為にも基礎的な英語力は重要となります。卒業生はしっかり予習復習をしながら、資格取得をする事ができていますので、ご安心下さい。

②入学前のオンライン英語テストについて

当校のプレースメントテストはオンラインで日本から受ける事が可能です。 1回目でパスできなかった場合は、1カ月以上の勉強期間を空けて、2回目のテストを受けることができます。テスト内容は変わります。テスト内容に関しては「アシスタントナーステスト対策」の記事で解説しているので、ぜひご確認ください。

③オンライン英語テストを受けるタイミング

コース開始までには必ずテストをパスしていただく必要があります。時間に余裕をもって、早めにテストを受けてください。入学日の3ヶ月前までに合格しているのが理想です。一度テストに合格した方に対して追加のテストは行っておりません。

④英語テストに受からないと申し込みができない?

基本的には、お申込み時にテストに合格していることが条件となります。残席を確保するために、お申込みを先にしていただくことも可能ですが、コース開始までにテストに合格できなかった場合は、入学を延期していただく必要があります。

その際、残席の保証はできません。他の申込み者の枠のためにも、出来るだけ早い段階で英語力の目標を設定し、テストをパスして入学時期が確定してから、お申込みへ進んでください。

5-3.コースに関するQ&A

Charter Australiaが提供する学習コースに関してのよくある質問に関してお答えしていきます。

①Study work program 国籍比率について

ワーキングホリデー向けのコースなので、ワーホリが取れる国で、看護経験がある方が多いため日本人がメインのクラスとなっています。(2023年10月 現在)

②残席はどのくらいで埋まってしまいますか?

タームによってばらつきがあるため、なんとも言えませんが、残席が埋まり次第締め切りとなります。1年や半年前から準備される方が多いです。

③お仕事は無料で紹介してもらえるのですか?

英語力がしっかりとあり、看護師免許をお持ちの方で6か月以上日本の病院での就業経験がある方には、プログラム終了後に無料で就業サポートをおこなっております。

④病院の仕事も紹介してもらえますか?

現在のところ、エイジドケア施設のみのご紹介です。 病院求人にご自分で沢山問い合わせるなどしてお仕事が決まった方もいるので、ぜひ頑張ってみてください。

⑤お仕事紹介の流れについて

Job Listing(紹介リスト)から希望の就職先があれば、学校経由で就職希望先の採用担当に連絡をし、面接を組んでもらいます。

※就職は直接雇用であり、お仕事紹介は、就職を保証するものではない事をご了承下さい。 今までの卒業生は皆さんご自身で探される場合も含め、エイジドケア、ホームケア、エージェント登録などなんらかのお仕事につかれていますので、見つかりづらいタイミングの時もあきらめずにチャレンジしてください。

6. オーストラリアへ旅立つまでの大まかな流れ

この章では、オーストラリアでアシスタントナースやケアマネージャーになるための基本的な手続きと準備について説明します。

6-1. エージェントに問い合わせる

まずは、留学エージェントまたはAloha Englishのビザサポートカウンセラーに問い合わせて、必要なビザ手続きやコース選択について相談します。無料相談も提供しているので、具体的なプランを練る良い機会です。

メッセージの本文に「アシスタントナースの無料相談希望」とお書きいただきますと、担当者より2営業日以内にご連絡いたします。

無料相談では以下の内容が相談できます。

  • ビザの取得方法など
  • 英語力に関する相談
  • 留学先での生活について
  • 留学後の就職について

6-2. 英語力を伸ばす学習をする

次に、選んだコースや目標職種に応じた英語力が必要です。コースによっては、入学時点で一定レベルの英語力が求められます。Aloha Englishでは、英語力向上のための集中講座も提供しています。

リスニングとスピーキング能力

オーストラリアでアシスタントナースやケアマネージャーとして働くには、リスニングとスピーキング能力が非常に重要です。医療や介護の現場では、患者や家族、他の医療スタッフと円滑なコミュニケーションをとることが求められます。これには、専門用語や一般的な日常会話、緊急時の指示などを正確に理解し、伝えられる能力が必要です。

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読解能力

医療文書、患者のカルテ、薬剤の説明書など、多くの書類を読む機会があります。これらの文書には専門的な用語や略語が多く用いられるため、高い読解能力が求められます。また、これらの情報を正確に理解することが患者ケアの質に直接影響するため、読解力は非常に重要です。

英語のリーディングで効果の出る勉強法

文法と語彙

医療や介護の現場では、誤解や曖昧さが命に関わる場合もあります。したがって、文法的に正確な英語でのコミュニケーションが必須です。さらに、専門的な語彙や表現を適切に使用できることも求められます。例えば、「症状」や「診断」、「治療計画」などの専門用語を正確に使いこなせるようになる必要があります。

英語の文法を効率的に学ぶための順番

英単語の勉強法・覚え方で効果的な5つのステップ

6-3. テストに合格する

最後に、Charter Australiaの入学テストに合格する必要があります。特にアシスタントナースのコースは人気が高く、短期間で資格を取得できるため、英語力が高いレベルで求められます。

英語力に自信がない方は、Aloha Englishでの集中講座を検討してください。この講座で、テストに合格するための必要なスキルとノウハウを身につけることができます。

詳しくは「集中講座:アシスタントナーステスト対策」の記事をご覧ください。

7. まとめ:オーストラリアで看護留学

この記事では、オーストラリアのチャーター・オーストラリア学校について詳しくご紹介しました。同校は、看護師としてキャリアを積みたい方や、アシスタントナースの資格を取得したい方に向けた英語での医療・介護教育を提供しています。

具体的な申し込み手順、人気のある病院・介護アシスタントナースのコース、学生や卒業生からの声、そしてよくある質問についても取り上げました。これらの情報を通じて、Charter Australiaのプログラムについて具体的な理解を深めることができました。

オーストラリアでの看護師としてのキャリアは、自分自身の能力と情熱を引き出し、患者さんの人生をより良いものにするための素晴らしい機会です。これから海外で看護師を目指す皆さん、またはアシスタントナースに興味がある皆さんにとって、本記事が参考になれば幸いです。

あなたの挑戦を心から応援しています。今後ともチャーター・オーストラリアでのあなたの学びと成功を祈っております。

他にもオーストラリアでの生活に関する記事もぜひご覧くださいませ。

   さらに詳しい情報や特定の質問については、以下のフォームよりお問い合わせください。担当者が詳しい内容を解説致します。

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記事の監修者情報

【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

英会話コーチング歴は10年以上。これまでに300人以上の英会話学習者をサポートし、スピーキング力の向上や転職成功といった多くの成果を実現してきました。特に、初心者が陥りやすい失敗や学習のつまずきポイントを熟知。その経験をもとに、「どうすれば英語が話せるようになるか」を具体的かつ実践的に解説しています。日常英会話からビジネス英語まで幅広く対応し、スピーキング・発音・リスニングに重点を置いて監修しています。

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