外資系企業への転職で必要な英語力を解説【働くメリットは?】

外資系企業への転職で必要な英語力

外資系企業への転職を考えている人で気になるのは、どれだけの英語力が必要かというポイントですよね。外資系企業といっても、業務で英語をほとんど使わないポジションもありますので、英会話ができなくても転職は可能です。

ただ、年収を上げたりマネージャー職など昇進するには、ある程度の英語力が必要になるほか、外資系の転職面接で問われることがあります。

こちらのページでは、外資系企業での転職・キャリアアップで必要な英語力や求められるスキルについてご紹介していきます。時代の流れに沿った柔軟な働き方なグローバルなビジネス経験など、外資系企業で働くメリットは多いのでぜひチェックしてみましょう!

そもそも外資系企業とは?|特徴と働くメリット

外資系企業で働いた経験のない方にとって、『外資系ってそもそもどんな会社?』と疑問に思うかもしれませんね。

実際、明確な定義はありませんが、経済産業省による調査事項では、資本の1/3以上を外国人企業(または外国人投資家)が所有しているという条件があります。

外国投資家が株式又は持分の3分の1超を所有している企業であって、外国側筆頭出資者の出資比率が10%以上である企業
外国投資家が株式又は持分の3分の1超を所有している国内法人が出資する企業であって、外国投資家の直接出資比率及び間接出資比率の合計が、当該企業の株式又は持分の3分の1超となり、かつ、外国側筆頭出資者の出資比率が10%以上である企業

引用元:経済産業省 外資系企業動向調査

名称通り、海外の企業や投資家による資本ということで、外資系と呼ばれていますね。

外資系で働くメリットは多い!|英語スキル以外の魅力って?

外資系企業へ転職するメリットは多く、高収入が期待できたりワークライフバランスの充実など、多くの社会人が希望する新しい働き方が実現できます。

  • 仕事で結果を出せば収入を上げられる機会が多い!
  • リモートワークなど柔軟な働き方がしやすい
  • 英語を利用する職場で、今後のキャリアアップにも繋がる

外資系企業の魅力として、業務における専門性の高さや英語を活かしたキャリアアップなど、仕事内容のメリットもありますが働き方の多様性でも評価できます

特に、2020年3月より深刻になっているコロナウイルスの影響で、リモートワークに移行したくても準備不足でオフィスに出勤せざるを得ないというケースは、日系企業で特に多いでしょう。

今回のコロナウイルス騒動で改めて、『今の会社、考え方や働き方が古いのでは…』と気づいて外資系企業への転職を希望する方も増えてくると思います。これからの時代、会社への極端な忠誠心よりも業務の合理性が問われてきますね。

外資系で働くデメリットは?|消極的な方は向いていないかも

一方で、外資系企業への転職で失敗だと感じるケースやデメリットも挙げておくと、外資系企業では成果重視のビジネスモデルが多く、結果が出ないと収入が減ったり、最悪契約が切られるリスクもありますね

また、海外の文化が混在した職場では、社員それぞれの主張や意見が重視されます。空気を読み合うような日本の文化とは異なり、反論や不満など直接的なコミュニケーションが一般的なので、自分から情報や考えを発信できない方はついていけないと感じることもあるでしょう

ただ、外資系企業での経験がなかったり不安な場合でも、英会話スキルを磨くことで言語に対する自信がつき、外資系企業で適応できるきっかけにもなります

自分からコミュニケーションを取れる能力を得られることで、転職が上手く行ったり今後のキャリア価値を上げることに繋がるので、外資系企業での転職経験がない方はまず、英語力向上のための準備をしておくといいですね。

外資系企業への転職で必要な英語力は?|英会話レベル別にご紹介

外資系企業で必要な英語力

外資系企業での転職で必要な英語力について、企業な職種によって大きく左右されますので、求められる英語力レベル別でご紹介したいと思います。

結論から言うと、外資系企業でも英語をあまり使わない仕事はありますので、単純に外資系の風土や働き方に憧れている方は、英語力が条件にない求人に応募してみるといいでしょう。

一方で、ネイティブレベルの英語力が求められるポジションもありますので、高い目標でキャリアアップしたい方は、ワーキングホリデーや短期留学で英語力を上げて準備するなどの計画が求められますね。

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読み書き・メール程度の英語力で対応できる外資系企業

外資系の銀行やコンサルティング会社でよくあるケースですが、クライアントとのやり取りは日本語で対応して、社内でのコミュニケーションだけ英語を利用する仕事がありますね。

社内や海外の本部とやり取りをする英語では、スピーキング能力がなくてもチャットやメールである程度対応できることも多いので、簡単な日常会話とあわせて英語メールでのコミュニケーションが取れるスキルでも、転職で選考に進める求人案件はわりと多いですね。

TOEICスコアでの目安では、600点程度取れる能力があれば簡単な英会話やメールでのやり取りができるでしょう。

英会話中心で業務対応|ビジネスレベルはTOEICスコアで800点以上が基準

英語でビジネストークや自分の意見について言えるレベルになれば、外資系のメーカー企業など多くの求人ボジションで応募できるので、転職において大きなアドバンテージになるでしょう。

ただ、ビジネスシーンでの英会話は日常会話とは異なり、語彙力が必要だったりスピーキングを常日頃経験しておくことなど、急にレベルが上がると感じる社会人も多いでしょう。

英語が苦手な人に必要な勉強法でもご紹介していますが、ビジネスレベルの英語力を身につけるためには苦手を克服するための対策が必要です。

仕事で使える英語力の基準では、最低限TOEIC800点以上は欲しいところですが、それ以上に英語での実務経験やスピーキングに慣れることなど、実践で上達していくことが重要となります。

ネイティブレベルの英語力|転職での選考でも英語で面接を行う

ネイティブレベルの英語力では金融会社や海外勤務など、より高度な英会話ができることが条件となります。そのため、転職面接でも英語で受け答えできないと、能力的に難しいでしょう。

TOEICレベルでは900点以上の能力が求められるほか、外資系企業での勤務経験や海外留学経験が評価の対象となります。

ワーキングホリデーで必要な英語力はどれくらい?

全く英語スキルがない方にとって、ネイティブレベルの英会話なんて到底無理と感じるかもしれませんが、努力次第では短期間で英語力は上達します。そのための勉強法など、以下で詳しくご紹介します!

外資系企業の転職で必要な英語力を磨くためには?

外資系企業への転職において、通用する英語力を身につけるためには、TOEICなどの勉強やスピーキングの機会を増やすなど、様々な対策が必要になりますね。

外資系企業で働くためにTOEIC対策を!

転職面接では実際に英語での受け答えで英会話スキルが判断されるほか、TOEICのスコアも重要な基準となります

外資系企業で必要な英語力でもご紹介しましたが、英語スキルがそこまでなくても応募できるポジションもあれば、TOEIC800点以上など求人での採用条件で明確に記載されていることが多いので、極力高いスコアを取って履歴書に書けるといいですね。

TOEICはリーディングとリスニング能力が重要となりますが、英語が聞き取れずリスニングを苦手としている方は、発音練習をしてみるなど地道に対策をしておくといいでしょう。

関連記事:わずか3ヶ月でリスニングを上達させる方法が!

英語で話せるトピックを増やす!【スピーキング練習】

また、ビジネスで使える英語スキルを得るためには、普段から英会話ができる環境が理想的です。日本人が英語が苦手な理由でも解説していますが、英会話を苦手としている方は普段から英語を話す習慣がないからという原因があります。

オンライン英会話で日常的な会話だけでなく、ビジネスシーンなどで話すようなトピックも英語で発信してみることを心掛けると、外資系企業で通用する英語が身につきます。

Aloha EnglishのSkype英会話では、海外出身の講師とのレッスンを通して学ぶことができますので、こちらもぜひチェックしてみましょう!

外資系企業での転職で英語力以外に必要なスペックは?

外資系企業への転職

外資系企業で英語のスキルを磨くことで、年収を上げたり昇進するほか、仕事において大きな自信を得られるなど多くのメリットがあります。

そのため、これから転職を考えている方は英語力を上げるための勉強や対策をしておくべきですが、外資系企業で理想とされる全体的な人材スペックについても確認しておくといいでしょう。

外資系企業では積極性が重要

日系企業ではよく、同調性が重視されるあまり周りの意見に合わせたり謙遜するなど、空気を読む文化が多いかと思いますが、海外企業のカルチャーでは積極性が求められます。

会議に出ても一言も意見を発さない社員もいるかもしれませんが、外資系企業では『いても意味ないから参加しなくていい』というマインドなので、個人の意見を発信できる人間が評価されやすいですね

仮にTOEIC900点以上を取れたり、ビジネスシーンでの英会話ができても、自己主張のできない社員は苦労することになるでしょう。

結果を出せる・結果にこだわる人が強い!

また、これも精神論に近いスペックですが仕事で結果にこだわる方は外資系企業において活躍できる可能性が高いです。

極論を言うなら、英会話スキルが不十分でも周囲とのコミュニケーションが取れて、仕事での目標を達成できる方であれば重宝されます

外資系企業の転職面接でもアピールを!

そのため、これから外資系企業の転職面接を受ける際には、面接官へ積極的なアピールやこれまでの業務経験で得たこと・達成できたことを明確に伝えるといいでしょう。

  • 自分の英語力はどれくらいか?(英語力が不十分でも、通用するためにどのような勉強・努力をしているか?)
  • 前職でどのような仕事で、何を達成したか(売上など具体的な数字で伝えられるとなお良い)
  • 貴社に入ったらどのような形で貢献できるか(自分が必要とされる人材であることを具体的に示す)

英語力などのスペックも重要ですが、外資系企業では海外のカルチャーに適応するための意識づくりも大事なので、覚えておくといいですね!

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記事の監修者情報

【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

カリフォルニア大学で語学とマーケティングを専攻。卒業後ハワイで広告営業を担当しました。余談ですが、ワイキキとカイルア担当だったので隠れスポットの話も得意です。
今までの海外経験を活かし、正しい英会話の習得方法を徹底解説。スピーキング ・発音・リスニングに関する記事を主に執筆しています。わからないことがあれば、お気軽に相談してください。

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