インバウンド対応で「最低限必要」とされるのは、CEFR A2~B1(レベル3~5程度)の会話力と、接客や案内に使う定型フレーズです。
多くの方が「定番フレーズの暗記」に注目しがちですが、実際の現場ではそれだけでは十分ではありません。トラブル対応や文化・マナーの説明、さらには想定外の質問などに答えるためには、やはり 英語での会話練習を積み重ねること が欠かせません。
私たちはこれまで、観光業や接客業で働く方々から数多くのご相談をいただいてきました。その経験を通じて、「実際にどの場面で、どれほどの英語力が必要なのか」を具体的に見てきました。
本記事では、その中から夜行バスドライバーの脇坂様(仮名)の経験を取り上げ、外国人観光客対応に必要な英語力を詳しく解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
▼インバウンド対応で活躍する脇坂様


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外国人観光客へのインバウンド対応に必要な英語力を、現場ニーズから5つに整理します。
それぞれの現場によって必要な英語力は変わります。どこまで独学で身につけられる領域なのか、そしてどこからプロの手助けが必要なのか。結論から言うと、次のように住み分けできます。
| 【独学で始めやすい領域:①接客・②案内】 |
|---|
| 定型フレーズが多く、短い言い回しと指差し・ピクト・メモの併用で十分対応可能です。 ①接客英語:挨拶・会計・基本説明はフレーズ暗記+練習でOK。 ②案内英語:道順・所要時間・行き方は「簡潔な英語+身振り」で対応可能。 → 独学は可能:多くの方が3〜6か月で「拙いが通じる」レベルに十分到達可能です。 |
| 【プロの伴走が効果的な領域:③トラブル・④文化マナー・⑤多言語】 |
|---|
| 想定外の質問や高い配慮が必要で、暗記だけでは対応が難しい領域です。 ③トラブル対応英語:聞き取り精度・謝罪/説明の型・安心感を出せる英語力が必須。 ④文化・マナー説明英語:背景理由の説明や注意喚起を丁寧に伝える英語力が必要。 ⑤多言語対応の基礎:言語切り替え・翻訳アプリの限界・失礼のない表現ができる英語力 → 独学では難しい ・想定外Q&Aへの即応(聞く→要約→返す)をロールプレイで鍛える必要 ・クレーム/安全/医療などリスク場面の言い回しは会話経験がないとが致命傷になりやすい ・文化・マナーは「理由と配慮」を伴う言語力が不可欠 |
では、詳しく解説していきます。

必要な英語力の目安:会話力 レベル3(CEFR A2) / TOEIC 350〜450点程度
接客対応では、基本的なあいさつや会計、商品説明など、日常的な表現をスムーズに口にできる力が求められます。英語が全くできず苦手な方でも、工夫をすれば十分に対応できるレベルです。
たとえば:
接客英語に関しては、フレーズを覚えるだけで十分対応可能です。実際に外国人にインタビューをしたところ、「とにかく話しかけてもらえるだけで嬉しい」と感じる方が多いという声もありました。
そのため、「いらっしゃいませ」を英語で伝えるだけでも喜んでもらえる場面は少なくありません。小さなメモを残しておき、暗記したフレーズを活用するだけでも十分に対応できる領域といえるでしょう。

必要な英語力の目安:会話力 レベル4(CEFR A2+) / TOEIC 450〜600点程度
観光地や交通機関では、「〇〇はどこ?」と尋ねられたときに、明確で簡潔に伝える表現力が求められます。シンプルで実用的なフレーズをいくつか覚えておくだけでも、十分に効果的です。
たとえば:
ただし、道案内や交通案内は日本語でも説明が難しい場面が多く、英語になるとさらに複雑で困難に感じられます。特に、方向や所要時間を即座に答えるには、繰り返しの練習と慣れが欠かせません。
実際、私たちのスクールの生徒の方々も、わずか2〜3か月の練習でぎこちなくてもスムーズに対応できるようになるケースが多く見られます。

必要な英語力の目安:会話力 レベル6(CEFR B1+) / TOEIC 600〜700点程度
ここから一気に求められる英語力が上がります。トラブル対応では、正確な聞き取りと丁寧な応答が欠かせません。こちらの意見を一方的に伝えるのではなく、相手が何に困っているのかを落ち着いて聞き取り、真摯に向き合う姿勢が求められます。
たとえば:
私たちの経験上、このレベルで落ち着いて対応できるようになるには、12か月以上の学習と実践練習が必要になるケースがほとんどです。特に、クレームや体調不良といった緊急度の高い場面では、相手に安心感を与えるための会話力が不可欠です。時間をかけて少しずつ「聞く力」と「返す力」を磨いていくことが大切です。
さらに、私たちのスクールで外国人のお客様へのヒアリングをしたところ、多くの方が「完璧な英語」を求めているわけではないと答えています。
むしろ、不安やトラブルに巻き込まれたときに、一人でも自分の言葉でやり取りしてくれる人がいることに大きな安心を感じるのです。そのため、クレーム内容を正しく理解する力に加え、簡単な日常会話レベルのやり取りができるだけでも、相手にとって非常に心強いサポートになります。

必要な英語力の目安:会話力 レベル7(CEFR B2) / TOEIC 750点以上
日本ならではのマナーや文化を説明するには、抽象的な概念を具体的に伝える力が必要です。注意喚起の場面でも、丁寧で配慮のある表現が求められます。
たとえば:
観光で日本を訪れる多くの外国人の方々は、「外国人だから特別扱いしてほしい」わけではなく、「日本人と同じようにマナーを知って、それを守りたい」と考えています。
実際に私たちが鎌倉や金沢に海外のお客様を案内した際にも、「マナーを守って観光すること自体が、日本文化を体験する大きな魅力だ」と喜ばれる場面を多く目にしてきました。

また、マナーを説明するタイミングは、観光客にとって「地元の人と交流できるチャンス」でもあります。英語で簡潔にマナーを伝えられることで、観光客が安心し、より自然に地元の人との会話を楽しめるようになります。
ただし、このレベルの会話を成立させるには、ある程度高度な英語力が必要です。私たちのスクールにご相談に来られる方々の場合、習得までに平均14〜16か月程度の学習が必要となるケースが多いです。その分、実際にマナー説明を自分の言葉でできるようになると、観光客から非常に喜ばれ、受講者の方自身も大きな手応えを感じられる分野です。

必要な英語力の目安:会話力 レベル3(CEFR A2) / TOEIC 350〜450点程度
日本に来る外国人が必ずしも英語を話せるわけではありません。英語で話しかけること自体は大切ですが、「英語が苦手な方もいる」という前提で接することが重要です。たとえ相手が英語に不慣れでも、交通言語としてのシンプルな英語を使ったり、翻訳アプリや筆談、写真や地図などの視覚的資料を活用することで、十分に対応できます。
たとえば:
ここで大切なのは「語学力」よりも「寄り添う姿勢」です。言葉が通じない場面で距離を取ってしまうと、相手は強い不安を覚えます。しかし、笑顔や身振りを交えて誠実に向き合うだけで安心感を与えられるのです。
Aloha Englishでも、多言語対応のトレーニングを通じて「完璧な英語がなくても相手に寄り添える」ことを学んだ受講者からは、「英語が話せない人にも対応できるようになって本当に良かった」「言語よりもリスペクトや姿勢が大事だと気づけた」といった声を多くいただいています。

異文化交流の場では、相手の国や文化について一言触れるだけでも効果的です。たとえば「フィリピンのセブ島は有名ですよね」と話題を振るだけで、相手は「自分の文化を尊重してくれている」と感じ、信頼関係を築きやすくなります。
つまり、多言語対応の本質は「言葉の正確さ」ではなく、「相手を理解しようとする姿勢とリスペクト」。これこそが、現場で最も信頼につながる力なのです。

インバウンド対応に必要な英語力は、働く業種や現場の状況によって大きく異なります。ここでは以下の5つの分野に分けて、それぞれで求められる会話力と具体的な対応内容を解説していきます。
これらに共通するのは、完璧な英語ではなく「寄り添う姿勢」が最も大切だということです。観光客は多少の英語表現のミスを気にすることはありません。
それよりも、自分の状況を理解しようと努めてくれる人に強い信頼を寄せます。逆に、対応を避けたり無視してしまう方が不安や不満を招くことが多いのです。

英語力を段階的に高めることで、より多くの場面で観光客を安心させ、満足してもらえる対応が可能になります。これから、各業種ごとに必要な英語力の目安と実際に使えるフレーズを紹介していきましょう。

必要な英語力の目安:会話力 レベル5(CEFR B1) / TOEIC 550〜650点程度
重要スキル:リスニング・スピーキング(予約確認、案内、クレーム対応)
ホテルや旅館の現場では、単なる「宿泊」だけでなく、食事の提供や浴衣・温泉などの体験も含めた幅広い対応が求められます。そのため、チェックインやチェックアウトといった基本的なやり取りに加え、次のような質問を受けることが多くあります。
こうした場面では、流暢な英語力よりも「聞き取って、簡潔に答える力」が必要です。B1レベル程度の会話力があれば十分に対応可能で、実際に私たちAloha Englishの受講生も、6か月から9か月の学習でこのレベルに到達される方がほとんどです。

フレーズ例
宿泊者にとって「困ったらホテルのスタッフに聞けば解決できる」という安心感はとても大きなものです。
だからこそ、ホテルスタッフが適切に受け答えできることは、顧客満足度の向上やリピート利用の増加にも直結します。英語での対応力を磨くことは、単なるスキルアップにとどまらず、宿泊施設の信頼とリピーター獲得につながる重要な要素なのです。

必要な英語力の目安:会話力 レベル5(CEFR B1) / TOEIC 550〜650点程度
重要スキル:スピーキング(注文・説明)、リスニング(アレルギーや希望の聞き取り)
レストランやカフェの現場では、注文や会計にとどまらず、アレルギーや宗教上の制限、ビーガン対応などへの質問に答える力が求められます。特に高級レストランでは、ウェイターやシェフ自身が直接お客様とやり取りすることに大きな価値を感じてもらえるため、正しく聞き取り、安心してもらえる返答が重要です。
カフェでも、こだわりの豆を扱うスペシャリティコーヒー店や、和菓子を提供するお店などでは、商品の特徴や背景を説明する場面が多くあります。
こうしたやり取りは単なる定型文ではなく、「文化」や「こだわり」を伝える会話力が求められます。

フレーズ例
私たちAloha Englishにご相談いただく方々も、このような状況に直面するケースが多く、6〜9か月程度の学習で、十分に対応できる会話力を身につけている方がほとんどです。 完璧な英語を話す必要はありませんが、「お客様の意図を理解して答えられるか」が信頼につながります。

必要な英語力の目安:会話力 レベル4(CEFR A2+) / TOEIC 450〜600点程度
重要スキル:スピーキング(商品説明)、リスニング(希望やサイズ確認)
小売業では、商品の場所・値段・サイズ・返品対応などを英語で説明する力が求められます。長文は必要ありませんが、簡潔で分かりやすい英語が重要です。

フレーズ例
実際に私たちのスクールに相談に来られる方からも、着物の着付けやサイズに関する説明、食品の賞味期限や空港への持ち込み、さらには漢方を購入したい外国人への対応といったケースが多く寄せられます。
こうした対応では、まずは日常会話レベル(CEFR A2+)の基礎があれば十分対応可能であり、専門的な単語はスマホや辞書を併用して伝えるケースも少なくありません。
私たちのスクールでも、6〜9か月程度の学習を続けることで多くの方が実務で使えるレベルに到達しています。特にこの業界の方々は、いわゆるビジネス英語のような高度な力を求めているのではなく、「まずは日常会話ができれば十分」というケースがほとんどです。そのため、基礎的な会話力を磨いておくことが、現場で安心して対応するための第一歩となります。

必要な英語力の目安:会話力 レベル5(CEFR B1) / TOEIC 550〜650点程度
重要スキル:スピーキング(行き先案内)、リスニング(質問理解)、リーディング(地図・時刻表)
観光業は、インバウンド対応の中でも特にご相談が多い分野です。観光バス・タクシーのドライバーや、キャンピングカーのレンタル業者など、外国人観光客と直接やり取りをする機会が非常に多いため、現場での即答力が強く求められます。
特にこの分野に携わる方は「英語が苦手」という意識を強く持っているケースが目立ちます。夜行バスの運転手・脇坂さん(仮名)もその一人でした。学生時代から英語が苦手で、中学レベルの英語もほとんど忘れている状態で、一からのスタート。会社から「英語で対応できるように」と求められたことをきっかけに、私たちAloha Englishへご相談に来られました。
以下は2017年に対応した高速バスドライバーの脇阪様の学習事例の一部抜粋です。

脇坂さんの場合、「自分の言葉でしっかり説明したい」という目標を持ち、27か月の学習を経てビジネス英語レベル(B2レベル7)に到達しました。9〜12か月程度で業務を回せるレベルに到達する方も多いのですが、基礎からやり直す必要があったため平均より長めに時間がかかってしまいました。
それでも最終的には、観光客から「ありがとう」と握手を求められるようになり、仕事のやりがいが格段に高まったとおっしゃっています。
フレーズ例
観光業の現場はフレーズ暗記だけでは通用せず、質問を聞き取って即答する会話力が欠かせません。私たちのスクールでも、多くの方が9〜12か月の学習で実務に対応できる会話力を身につけています。

必要な英語力の目安:会話力 レベル6(CEFR B1+) / TOEIC 600〜700点程度
重要スキル:リスニング(症状や要望の聞き取り)、スピーキング(説明・案内)、リーディング(案内資料や注意事項の理解)
私たちのスクールに最も多くご相談をいただくのは、実は医療機関に勤務される看護師の方々です。
観光地に近い病院では、蕎麦アレルギーや生ものによる体調不良、熱中症などで来院する外国人観光客が多く、症状や原因を正しく伝えられないことに強い不安を抱えるケースが目立ちます。
外国人患者にとっても、症状を十分に伝えられない・理解してもらえない状況は大きな不安要因です。そこで、医療スタッフが英語で基本的なやり取りができることは、患者の安心感に直結します。

フレーズ例
私たちAloha Englishの学習者の多くも、9〜12か月の学習でこのレベルに到達し、医療や公共の場面で自信を持って対応できるようになっています。特に看護師の方は元々基礎力をお持ちの場合が多いため、現場で必要な「聞き取り」と「安心感を与える会話力」を重点的に磨くことで、短期間でも実務に直結する力を伸ばせています。

この章は、インバウンド対応で“実際に通じる”会話力を身につけるためのロードマップをご紹介します。
フレーズ暗記は入口として有効ですが、双方向のやり取り(質問→理解→返答)が求められる場面では、それだけでは不十分。ここでは会話力を軸に、「今どこにいて」「どこまで目指すか(落としどころ)」「どう進むか」を可視化します。

最低限の実務ラインは レベル5(CEFR B1)。上に行くほど会話は楽になりますが、当然時間とコストも増えます。自分の目的に合った到達点を見極めることが大切です。



| 補足 |
|---|
| 英語が全くできない状態からネイティブレベルに至るまでの12段階のロードマップについて、第4章では概要をお伝えしていますが、より詳しい内容については「Cefrという英語レベル表」をご覧ください。各レベルの具体的な目安や、次に進むための学習ポイントを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。 |
インバウンド対応を目指してご相談に来られる多くの方は、A1+(レベル2)からのスタートであり、脇坂さんの学習事例からも分かるように、強い英語への苦手意識を抱えられている方がほとんどです。
さらに、そのような方々の多くは、これまでの学校教育で身につけてきたフレーズ暗記や文法学習に偏った方法に依存しており、なかなかレベル2からレベル5(実務ライン)へとステップアップすることができません。
そこで4章では、脇坂様(仮名)の事例を取り上げます。レベル2(初歩的な会話力)からレベル5(日常的なやり取りがこなせる段階)へ、どのようにステップアップできたのか。実際のレッスン内容や工夫を通じて、現場で通用する英語力をどのように身につけたのかを具体的にご紹介します。
「深夜の高速バスで外国人のお客様に“トイレはどこ?”と聞かれても答えられない」「おすすめを聞かれても沈黙してしまう」——そんな悩みを抱えてAloha Englishを訪れたのが、夜行高速バスの運転手・脇坂様でした。

学習を始めた当初はA1+(会話力レベル2)という初歩的なレベル。しかし18か月の学習を経て、今ではB1+(会話力レベル6)に到達し、現場で必要な最低限の英語力を身につけることができました。
脇坂さんがAloha Englishで学習を始めたのは、外国人観光客が増え始めた頃のこと。最初は、暗記したフレーズや翻訳アプリに頼っていましたが、運行中に一人ひとりへ対応するには限界があり、「期待に応えられていない」という悔しさを強く感じていました。

当時の課題は大きく3つ。

最初に取り組んだのは、知識の整理と会話に慣れること。高度な英語を目指すのではなく、「簡単な英語でもまず伝える」ことを徹底しました。例えば「トイレは次の停留所です」「10分後に休憩があります」といったシンプルな表現を繰り返し練習し、徐々に言える内容を増やしていきました。
脇坂さんは 27か月の学習 を通して、A1+(会話力レベル2)から B2(会話力レベル7) まで大きくステップアップしました。英語が全くできない状態から始めて、外国人観光客への対応ができるレベルに到達したのです。

具体的な変化は次のとおりです。
| 実務で使えるようになった表現の一例 |
|---|
| Restroom is at the next stop in 15 minutes. 「トイレは次の停留所にございます。およそ15分後に到着いたします。」 |
| Please stay seated now. I’ll announce before we arrive. 「どうぞ座ったままでお待ちください。到着前にご案内いたします。」 |
| For local food, try the shop in front of the station. 「地元のお食事でしたら、駅前のお店がおすすめでございます。」 |
今後も語彙や表現の幅を広げていく必要はありますが、ゼロから現場で通用するレベルまで成長した過程は、まさに「インバウンド対応英語学習の成功例」と言えるでしょう。

脇坂さんが笑いながら、「ここまで英語で外国人とやり取りできるようにはなったけど、やっぱり日本人への対応が一番ホッとするよね」と話していたこと印象的でした。
ホテル・飲食・小売・交通などの現場で、外国人観光客へのインバウンド対応英語を強化したい—そんなご相談を多くいただきます。「もっと日常的な会話力を伸ばしたい」「現場で通じる言い回しを身につけたい」という声が特に多いです。
シフト制や不規則勤務のなかで通学型スクールに通うのは難しく、週1回だけのレッスンでは上達を実感しづらい…と不安に感じる方も少なくありません。
実際にAloha Englishへご相談くださる方の多くも、「もっと英語で話す機会が欲しいけれど、インバウンド現場を理解した担任制のマンツーマンが見つからない」とおっしゃいます。
そこでAloha Englishでは、インバウンド対応に特化した担任制マンツーマンを提供。ホテルのチェックイン対応、レストランのアレルギー説明、道案内、トラブル時の初動など、現場そのままのロールプレイと十分な会話量で、確実に「通じる英語」を定着させます。
インバウンド対応を実務目線で支える4つの強み
それでは、これらの強みについて、順番に詳しくご紹介していきます。
Aloha Englishでは、スピーキングに特化した学習を、あなた専属の担任の先生が指導します。だからこそ、確実に会話力を身につけることができるのです。

全く別々の先生がバラバラのアドバイスをしても、生徒は混乱するだけです。そこで私たちは担任制を導入し、一人の先生が最初から最後まであなたの英語力を分析します。
その先生があなたに合わせた課題や弱点を的確に把握し、常に最適な学習プランを提案してくれるのです。
その結果、「ゼロからでも話せるようになった」という実績が数多くあります。たとえば脇坂様は、27ヶ月という時間をかけながらも、レベル2(A1+)からレベル7(B2・ビジネス英語レベル)へ大きく成長しました。

もちろん会話量を増やせば英語は上達します。しかし、ただやみくもに会話するだけでは意味がありません。
必要なのは、あなたの学習をリードし、伴走してくれるプロの専属担任の存在です。
担任制による的確な指導こそが、英語力を確実に伸ばすために不可欠なのです。
Aloha Englishでは、一般プランでも毎月14時間、短期集中プランなら18時間、スパルタプランなら28時間もの会話時間を確保できます。これは他の英会話スクールと比べても圧倒的な量です。
| プラン名 | 毎月の会話時間 |
|---|---|
| 一般英会話プラン | 14時間 |
| 短期集中プラン | 18時間 |
| スパルタプラン | 28時間 |
なぜこれほど多くの会話時間を提供できるのか――それは完全オンライン完結型のスクールだからです。
教室運営費や家賃などが一切かからない分、そのコストをすべて「レッスン回数=会話時間」に還元しています。そのため、受講生は費用を抑えつつ、圧倒的なアウトプット量を積み重ねることができます。

さらに、第5章でお伝えしたように、Aloha Englishではただ話すだけではなく、その会話量を支える課題(ライティング添削や発話の振り返り)も並行して実施しています。これにより、会話練習で出てきた課題を言語化して整理できるため、学習効果が一層高まります。
「圧倒的な会話量」+「課題による振り返り」
この両輪があるからこそ、英語を話せる力が確実に積み上がっていくのです。
インバウンド対応の現場で成果を出すためには、観光客にわかりやすく伝わる英語で話す力が欠かせません。ホテルでのチェックイン、レストランでの注文対応、観光案内所での道案内やトラブル時の説明など、実際の接客では「正確で自然な英会話力」が基礎として求められます。
Aloha Englishでは、この“基礎的だけど現場で通用する英会話力”を徹底的に鍛えるカリキュラムを提供しています。

実際のレッスンでは、以下のようなリアルな接客シーンや道案内のシーンを想定したロールプレイを通じて、英語を自然に口に出すトレーニングを行っています。
| ・ホテルでのチェックイン/チェックアウト対応 ・レストランでのアレルギーや宗教対応(そば・豚肉・ビーガン等) ・観光案内所での道案内・交通手段の説明 ・観光バスやタクシーでの行き先・所要時間の案内 ・病院や薬局での症状ヒアリングと簡単な説明 |
また、講師陣は「間違いを恐れずに話せる環境づくり」を重視しており、受講者が安心してアウトプットに挑戦できるよう、丁寧にサポートしています。
こうした実践的な英会話力の強化は、観光や接客の現場で「安心して任せられる人材」として信頼される土台となります。自信を持って英語で話せるようになることで、外国人観光客から「ありがとう」と感謝される場面も増え、仕事へのやりがいも一層高まっていきます。
観光や接客業に携わる方にとって、インバウンド対応のための英語力強化は欠かせません。しかし、シフト制や長時間勤務などで、時間や場所の制約が大きなハードルになるのも現実です。
Aloha Englishでは、完全オンライン完結型のレッスンを採用し、忙しい方でも無理なく学び続けられる環境を整えています。

レッスンは毎日 10時〜23時 に対応しているため、出勤前や仕事終わりでも受講可能です。さらに、スマートフォンやパソコンを使えば、通勤時間・休憩中・自宅など、ちょっとしたスキマ時間を学習時間に変えることができます。
この柔軟な学習環境により、ホテル・飲食・小売・観光バス・医療機関など、インバウンド対応に関わるあらゆる職種の方が、「継続こそ最大の武器」を実現できる仕組みを手に入れることができます。
短期集中だけでなく、長期的に安心して外国人対応できる力を養うための学習にも最適です。
また、私たちが提供する学習管理の特徴は次のとおりです:
| 私たちが提供する学習管理のポイント |
|---|
| ・毎回のレッスンに詳細なフィードバックレポートを提供 ・個々の課題に応じたカスタマイズ指導 ・自習時間も最大限活かせる課題 ・設計学習ペースを維持するための定期的な進捗確認 |
外国人インバウンド観光客に対応できる英語力を身につけたい方、そしてホテル・飲食・小売・交通などの現場で「実際に通じる会話力」を習得したい方は、ぜひAloha Englishの無料カウンセリングにご相談ください。
Aloha English英会話の専門家が
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担当者がじっくり日本語でお話をお伺いします。
英語で話すことが苦手な方はぜひご相談ください。
英語の聞き取りに関するお悩みもご相談できます。
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