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「苦手な人」の英語表現って?
自分の「苦手な人・物・食べ物」や相手の「苦手なあれこれ」。ちゃんと自分のことを知ってもらい、相手のことも知れるとよりコミュニケーションが円滑に進みますね。
この記事では「苦手な」の英語表現をネイティブが日常会話でよく使う表現をまとめました。実を言うと「苦手な」の直訳の英単語はめったに日常会話では出てきません。
英語辞書で調べると様々な表現が出てくると思いますが。ここでご紹介する表現は実際にネイティブが日常会話で使っている表現です。
「苦手な〜」って英語でなんて言うの?
「苦手な」を辞書で調べると?
「苦手な」と調べると?
- something disliked:好きでない何か
- not good at〜:〜得意でない
- difficult:難しい
「苦手」と調べると?
- weak point:弱点・苦手
- inaptness:苦手
「苦手な」と「苦手」で調べるとそれぞれ違う単語が出てきます。
「苦手な」「苦手」を調べてもしっくりくる表現がない
「苦手な」に対する英語の直訳は実際の会話で全く使われません。「苦手な」と言う表現を伝えたい状況に合わせて置き換える必要があります。
ネイティブはどうやって「苦手な」を英語で表現するの?
「苦手な~」を伝えるための表現を3つリストアップしています。ぜひ参考にしてください。
日常会話で使える「苦手な〜」の3つの英語表現
「私は〜が苦手です」と伝える場合
「苦手な」という表現を違う言い方に置き換えて伝えます。日常会話ではこれらの3つの表現がよく使われます。
①don’t’ likeを使うのが簡単な言い方
「〜が好きではありません」≒「苦手」
- I don’t like Mr. A.
「私はAさんが好きではありません。」 - I don’t like tomatoes.
「私はトマトが好きではありません。」 - I don’t like a roller coaster.
「私はジェットコースターが好きではありません。」
②「not good at 〜」不得意と表現する言い方
「〜は得意ではありません」≒「苦手」
- I am not good at spicy food.
「私は辛い食べ物は得意ではない。」 - I am not good at drinking alcohol.
「私はお酒を飲むことが得意ではない。」 - I am not good at people who smoke.
「私はタバコを吸う人が得意ではない」
③「go(get) along with 〜」を使う言い方《人に使う時のみ》
「〜さんと上手くつきあって行けない」≒「苦手」
「go along with A」か「get along with A」の表現が一般的によく使われます。
- I can’t go along with Ms. A.
「Aさんと上手くつきあっていくことができない」 - I can’t get along with my manager.
「私はマネージャーと上手くかない。」
相手の「苦手な」人・物・食べ物を聞きたい時は

「〜は好きですか?」で十分通じます。
- Do you like spicy food?
「辛い食べ物はお好きですか?」 - Do you like crowded place?
「込み合っている場所は好きですか?」 - Do you like a talkative person?
「おしゃべりな人は好きですか?」
*英語では「~は好きですか?」と尋ねたら、気を使われて「はい、好きです」答えが返ってきそうですが・・。
外国人は正直に「苦手な」場合はちゃんと答えてくれます。日本と違い、はっきり答える文化があります。だから「~は好きですか?」と尋ねても、相手の「苦手な物」を聞くことができます。
「苦手な物はありますか?」の表現はこちら
これも状況に合わせて「苦手な」を違う表現に置き換える必要があります。状況に応じて使い分けてくださいね。
Is there anything you don’t like?
「あなたが好きでない物はありますか?」
Are there any foods you can’t eat?
「あたなが食べられない物はありますか?
Is there anybody you don’t like?
「あなたが好きではない人はいますか?」
ちょっと上級者向けの言い方ですね。無難に”Do you like〜”表現がわかりやすいかと思いますが・・。スマートに尋ねたい方は、使いこなせるように練習してみてください。
*これらの文では関係代名詞を使っています。詳しい使い方は「中学英語をやり直し!!大人向け講座~今さら聞けない関係代名詞」で説明をしていますので、参考にしてください。
「苦手な」以外のネイティブ英語表現|度合いで使いわける

非常に強い:「〜はものすごく嫌いです」
「hate」:嫌う・ひどく嫌う・を嫌悪する
- I hate tomatoes.
「私はトマトが嫌いです。」 - I hate people who smoke cigarette.
「私は煙草を吸う人が嫌いです。」
*非常に強い言い方なので、使い方に気を付けてください。本当に嫌いなとき、怒りを表しているときなど、特殊な状況で使われます。個人的な感情が多く含まれています。
「detest」:嫌う・ひどく嫌う・を嫌悪する・大嫌い
- I detest snakes.
「私は蛇が大嫌いです。」 - I detest that man.
「私はあの男の人をひどく憎みます。」
*非常に強い言い方の一つです。Hateとの違いは、こちらの方がややフォーマルであり文語的。「嫌い」の中でも最上級に嫌いと表現する場合に使うと言う人もいます。日常会話で使われることは稀です。
単純に嫌い:「〜は嫌いです」
「dislike」:~を嫌う・嫌がる
- I dislike loud music.
「私は大きな音楽が嫌いです。」 - I dislike living in a large city.
「私は大きな都市に住むことが嫌いです。」
*単純な「嫌い」を表すときに使います。Hateと比べるとやや弱めの表現で、自分の好みを表します。
好きではない:「〜は好きではありません」
「don`t like」:~が好きではない≒~が苦手です
- I don’t like that man.
「私はあの男性が好きではありません」 - I don’t like to eat meat.
「私はお肉を食べるのが苦手です」
*この表現が一番良く使われます。直接的に「嫌い」と言うよりも、「好きではない」と伝えると《苦手》のニュアンスに近づきます。
参考:「嫌い」の英語|ネイティブが使う!度合いで違う3つの表現
まとめ:「苦手な」は少し置き換えた英語表現を使う
ネイティブが日常会話でよく使う「苦手な」表現をまとめました。
- 「don`t like~」:~が好きではありません。
- 「not good at 〜」:~が得意ではありません。
- 「go(get) along with 〜」:~とうまく付き合う
これらの表現を状況に合わせて使い分けてください。
さらに、相手の好き嫌いを聞くための質問表現や「嫌い」に関する表現もまとめました。「嫌い」の表現は単語によって使用頻度が低いものもありますが、チャンスがあれば実践で使ってみてください。会話で使えば、必ず身につくはずです。
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