転職時・後でエンジニアに本当に必要な英語力と多忙でも伸ばすコツ

「エンジニアに本当に必要な英語力を知りたい」

「グローバルなIT業界で活躍したいけど、どれくらい英語ができればいいのか不安…」

最新の技術情報や海外チームとのやり取り、外資系企業への転職やキャリアアップにも、英語対応力は欠かせないスキルになっています。

そんな中、最近よくあるケースとして、これまで英語がそこまで必要なかったエンジニアの職場に突然外国人の上司が配属され、「オンラインミーティングがすべて英語になってしまった」「上司と英語で気軽にコミュニケーションが取れず、業務がスムーズに進まない」とご相談を寄せられる方が増えています。

そんな今、あなたも「エンジニアに必要な英語力って、どれくらい?」と気になり、この記事にたどり着いたのではないでしょうか?

「ネイティブ並みの英会話ができなきゃ無理なのでは」「留学経験がないと海外案件は難しい?」——そんなイメージを持つ方も多いですが、実は必ずしもそうではありません。

あなたの英語が、たとえシンプルな表現でも“現場で通じれば”十分活躍できます。

私たちアロハイングリッシュは、英語専門スクールとして10年以上にわたり、社会人や学生の「仕事で使える英語力」の習得をサポートしてきました。

この記事では、エンジニアに求められる英語力を、働き方・キャリア別・業務別にわかりやすく整理し、実務で本当に役立つレベルやスキルを解説しています。

これからITエンジニアを目指す方や、英語に不安がある方も、「どのレベルを目指せばいいか」「どんな力が求められるのか」が具体的にイメージできるはずです。

ぜひ最後までご覧いただき、キャリアアップやスキル習得の参考にしてください。

ページコンテンツ

1. エンジニアになるために必要な英語力レベル

エンジニアとして働く上で求められる英語力は、目指す働き方や職場環境によって大きく異なります。

ここでは「未経験からITエンジニアを目指す人」「国内で働くエンジニア」「海外案件や外資系転職を目指す人」に分けて、それぞれ必要な英語力をCEFR・TOEIC・Alohaレベルで一覧化しました。

自分のキャリアに必要な水準を知ることで、無駄のない英語学習計画が立てられます。

No.タイプ必要な英語力CEFRTOEIC目安Alohaレベル
1未経験/ITエンジニア入門最低限の英語力B1550レベル5
2国内開発エンジニア技術英語・チャット対応B1+600点台レベル6
3海外案件・外資系エンジニア/転職志望者実務的な技術英語B2800以上レベル7

では詳しく解説していきます。

1-1. 未経験/ITエンジニア入門

CEFR基準で「B1 レベル5」に該当する英語力を解説した図表です。このレベルでは、日常的な場面での会話をスムーズに行える能力が求められます。具体例として、「旅行中に『次のバスは何時ですか?』(What time is the next bus?)」と質問したり、簡単なトラブル対応ができると記載されています。有効度は「英検2級程度、TOEIC555~650点」とされ、海外旅行や日常的な対話において役立つレベルで、基礎的な英語力をアピールできることが説明されています。旅行や留学初心者にとって重要なスキルが強調されています。右上には@Aloha English英会話のロゴが記載されています。

このレベルでできること

  • 「Hello, I’m a software engineer.」など自己紹介や簡単な挨拶ができる
  • 履歴書や面接で「What are your strengths?」といった質問に、簡潔な英文で答えられる
  • 日常的なIT用語(PC, app, serverなど)の意味を理解できる

代表的なシーン・ポイント

  • 国内IT企業で未経験から採用される際の最低基準
  • 外国籍メンバーとの社内イベントやアイスブレイク時にも困らないレベル

1-2. 国内開発エンジニア

CEFR基準で「B1+ レベル6」に該当する英語力を解説した図表です。このレベルでは、日常的な会話に加え、簡単な議論や意見交換が可能な能力が求められます。具体例として、「健康的な生活についてどう思いますか?」といった質問に答えたり、自分の意見を説明できると記載されています。有効度は「英検2級~準1級の中間程度、TOEIC655~750点」とされ、日常会話に十分対応可能で、転職活動などで基礎的な英語力をアピールできるレベルです。英語を使用する職場や学習環境で活躍する準備ができた能力が強調されています。右上には@Aloha English英会話のロゴが記載されています。

このレベルでできること

  • 日本語併記の技術ドキュメントや仕様書を読解できる
  • Slackやメールで「Could you review this code?」などの依頼・連絡が自然にできる
  • GitHubのREADMEやエラーメッセージも英語で理解し、実務に活用できる

代表的なシーン・ポイント

  • 国内案件で外国籍メンバーやオフショアチームと実務的なやり取りが必要な場合
  • 「英語ができるエンジニア」として重宝されやすい

1-3. 海外案件・外資系エンジニア/転職志望者

CEFR基準で「B2 レベル7」に該当する英語力を解説した図表です。このレベルでは、幅広いトピックについて話し、自分の専門分野や趣味について詳しく説明できる能力が求められます。具体例として、「職場で『新しいプロジェクトについて共有してください』と求められた場合に対応できる」と記載されています。有効度は「英検準1級程度、TOEIC755~850点」とされ、海外留学や職場で英語力を活かすのに十分であり、実務においてアピール可能なレベルです。仕事や留学において役立つ実践的な英語力が強調されています。右上には@Aloha English英会話のロゴが記載されています。

このレベルでできること

  • 英語のみの技術ドキュメントやマニュアルをスムーズに読みこなせる
  • 海外開発チームとZoom会議で積極的に発言・質問・ディスカッションができる
  • 英語面接やプレゼンで職務経歴・実績を的確にアピールできる

代表的なシーン・ポイント

  • 外資系企業や海外プロジェクトでの実務・キャリアアップに必須
  • グローバルな環境で「即戦力」として活躍したい人向け

このように、エンジニアとしてどの働き方を目指すかによって、必要とされる英語力や求められるスキルは大きく異なります。今の自分に合った現実的な目標設定から始めましょう。

2. エンジニア就業後の業務別・英語力要件

エンジニアとして働く現場では、「読む」「書く」「話す」といった業務ごとに必要な英語レベルが異なります

実際に、「外資系企業に転職したら年収が上がったものの、英語が苦手で業務が追いつかなくなった」「入社後に突然上司が外国人になり、日常的なコミュニケーションが難しくなった」「アマゾン本社に採用され『日本語対応でOK』と聞いていたが、実際はチーム内のやり取りが全て英語だったため困ってしまった」など、就業後に英語でのコミュニケーションに苦戦される方が多くいらっしゃいます。

この画像は、英語学習者のレベルとそれに対応する学習時間の目安を示すグラフです。横軸には「レベル1」から「レベル12」までの英語レベルが並び、縦軸は学習時間の増加を表しています。それぞれのレベルに対応する英語スキルの内容も記載されており、初心者レベル(A1)からネイティブレベル(C2+)までの具体的な能力が示されています。例えば、レベル1では「英語で名前が言える」、レベル6では「自分の得意なことや目標を言える」、レベル12では「ネイティブと同じ思考・感覚で話せる」となっています。また、一般的な日本人の基準レベルはA2(レベル3付近)とされています。グラフの棒グラフ部分は学習時間の比較を視覚的に示しています。画像左下には「@Aloha English英会話」というクレジットが入っています。

上記のレベル表とあわせて、下記の一覧でどんな業務で、どのレベルの英語力が求められるかを確認してみてください。

No.業務シーン必要な英語レベルAlohaレベル必要なスキルできること・具体例
1ドキュメント読解&Q&A対応力B1レベル5リーディング力/問題解決力英語のREADME・技術マニュアル・FAQを理解し、自力で調査・解決できる
2チャットコミュニケーション力B1+レベル6ライティング力/要点整理力SlackやTeamsで業務連絡・依頼・報告が英語でできる、GitHubでコメントが書ける
3ミーティング参加力B2レベル7リスニング力/発話力/英語コミュニケーション力オンライン会議で自分のタスクや進捗・課題を英語で説明、質疑応答・議論に参加できる

具体的には、技術ドキュメントの読解、チャットやメールでのやり取り、英語での会議参加など、実務の場面ごとに目安となるレベルや身につけたいスキルをまとめています。

では詳しく解説していきます。

2-1. ドキュメント読解&Q&A対応力

CEFR基準で「B1 レベル5」に該当する英語力を解説した図表です。このレベルでは、日常的な場面での会話をスムーズに行える能力が求められます。具体例として、「旅行中に『次のバスは何時ですか?』(What time is the next bus?)」と質問したり、簡単なトラブル対応ができると記載されています。有効度は「英検2級程度、TOEIC555~650点」とされ、海外旅行や日常的な対話において役立つレベルで、基礎的な英語力をアピールできることが説明されています。旅行や留学初心者にとって重要なスキルが強調されています。右上には@Aloha English英会話のロゴが記載されています。
  • 必要なスキル  ・リーディング力(英文の技術情報や説明書を読み解く力)  ・課題発見・問題解決力(調べて理解し、自分で解決策を導く力)
  • 主な内容例  ・英語のGitHub READMEやIssue、設計書を正確に理解できる  ・技術マニュアルや公式FAQを参照し、トラブル時に解決策を探せる  ・Stack Overflowや社内Q&Aで英語の質問・回答を使いこなせる

2-2. チャットコミュニケーション力

CEFR基準で「B1+ レベル6」に該当する英語力を解説した図表です。このレベルでは、日常的な会話に加え、簡単な議論や意見交換が可能な能力が求められます。具体例として、「健康的な生活についてどう思いますか?」といった質問に答えたり、自分の意見を説明できると記載されています。有効度は「英検2級~準1級の中間程度、TOEIC655~750点」とされ、日常会話に十分対応可能で、転職活動などで基礎的な英語力をアピールできるレベルです。英語を使用する職場や学習環境で活躍する準備ができた能力が強調されています。右上には@Aloha English英会話のロゴが記載されています。
  • 必要なスキル  ・ライティング力(業務に必要な短文を端的に書く力)  ・要点整理力(伝える内容を簡潔にまとめる力)
  • 主な内容例  ・SlackやTeamsでの業務連絡や進捗報告、質問・依頼を英語でできる  ・「Could you review this code?」「Any updates on the issue?」など自然な表現  ・GitHubのコメントやプルリクエストでやりとりがスムーズ

2-3. ミーティング参加力

CEFR基準で「B2 レベル7」に該当する英語力を解説した図表です。このレベルでは、幅広いトピックについて話し、自分の専門分野や趣味について詳しく説明できる能力が求められます。具体例として、「職場で『新しいプロジェクトについて共有してください』と求められた場合に対応できる」と記載されています。有効度は「英検準1級程度、TOEIC755~850点」とされ、海外留学や職場で英語力を活かすのに十分であり、実務においてアピール可能なレベルです。仕事や留学において役立つ実践的な英語力が強調されています。右上には@Aloha English英会話のロゴが記載されています。
  • 必要なスキル  ・リスニング力(会議や打ち合わせで話を理解する力)  ・発話力・スピーキング力(自分の意見や進捗、質問を英語で伝える力)  ・英語コミュニケーション力(議論への参加や即時の反応ができる力)
  • 主な内容例  ・英語のオンライン会議やチームミーティングで発言・質疑応答ができる  ・「Let me clarify the requirements.」「What’s blocking this task?」など実践表現  ・議論の流れを読み取り、タイムリーに意見や質問を投げられる

このように、エンジニア実務の「読む」「書く」「話す」それぞれで必要なスキルと英語レベルは異なります。自分の現状や目標に合わせて、段階的なスキルアップを目指しましょう。

3.エンジニアとして英語が仕事で使えるようになるまでの12段階のロードマップ

英語がほとんど話せない状態(レベル1)から、IT現場で通用するレベル5に到達するまでの道のりを、12段階の「英語力ロードマップ」としてご紹介します。このロードマップを知ることで、「今の自分はどこにいるのか」「次にどのスキルを伸ばせばいいか」が一目で分かります。

この表を使えば、英語力の現状を客観的に把握し、目標や学習計画が立てやすくなります。レベル1は「英語がほとんど話せない状態」、そしてレベル12は「ネイティブに近い英語力」を表しています。 

CEFR基準に基づく初心者向け英語レベル(A1、A1+、A2、A2+)を段階的に解説した表形式のイラストです。それぞれのレベルにおける特徴、実用度、例文が分かりやすくまとめられています。 • A1 レベル1: 基本的な日常会話が可能で、簡単な挨拶や返答を行える。例:「Hello」「Thank you」「Yes/No」など。TOEIC120~220点程度。 • A1+ レベル2: 簡単なフレーズや文章を少しずつ理解できる。例:「I like music.」や「Where is the bathroom?」などの自己紹介が可能。TOEIC225~330点程度。 • A2 レベル3: 基本的な情報や日常の話題について会話ができる。例:「How much is this shirt?」といった買い物での質問が可能。TOEIC335~450点程度。 • A2+ レベル4: 過去や未来の計画を具体的に話せる。例:「I went to the park yesterday.」や「I will visit my friend tomorrow.」TOEIC455~550点程度。 英語学習の初期段階で必要な基礎スキルを習得するためのガイドとして役立つ内容です。右上には@Aloha English英会話のロゴが記載されています。
CEFR基準における上級者向けレベル(C1、C1+、C2、C2+)を段階別に解説した表形式のイラストです。各レベルごとに特徴的な能力や有効度が詳しく記載されています。 • C1 レベル9: 学術的内容や専門的なプレゼンテーションが可能で、職場や専門的な場面で評価されるスキル。TOEIC905~945点程度。 • C1+ レベル10: 複雑なアイデアを明確に伝えられ、国際的な交渉にも対応可能。TOEIC950~970点程度。 • C2 レベル11: ほぼ母語話者に近い流暢さを持ち、グローバル環境で即戦力として活躍できるレベル。TOEIC975~990点程度。 • C2+ レベル12: 専門分野での最高レベルの表現力を持ち、国際的な信頼を得られるレベル。TOEIC990点満点相当。 ビジネスや学術の場で求められる高度な英語力が、学習者の目標設定に役立つよう簡潔かつわかりやすくまとめられています。右上には@Aloha English英会話のロゴが記載されています。

この12段階はCEFR(セファール)という国際指標に基づいています。

補足
英語が全くできない状態からネイティブレベルに至るまでの12段階のロードマップについて、第2章では概要をお伝えしていますが、より詳しい内容については「Cefrという英語レベル表」をご覧ください。

各レベルの具体的な目安や、次に進むための学習ポイントを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでいるあなたは、「エンジニアとして英語のドキュメントを読みたい」「海外チームとチャットやミーティングができるようになりたい」と感じている方かもしれません。

レベル5(B1)に到達すれば、

  • 英語の技術ドキュメントやマニュアルの基本が読める
  • SlackやGitHubでシンプルなやり取りができる
  • 海外エンジニアとの簡単なやりとりに困らない

といったエンジニアの“現場英語”を実務で使えるようになります

あなたの現状を知り、最短ルートでレベル5(B1)を目指しましょう。このロードマップが、“英語が使えるエンジニア”への第一歩となるはずです。

4.忙しいエンジニアが最短で英語力を高める学習法

ITエンジニアとしてグローバルに活躍するためには、「限られた時間で効率よく英語力を伸ばす」ことが欠かせません。独学や我流では成果が出にくい一方、目的に合った正しい学習法を選び、着実に取り組めば、どんな方でも“現場で使える英語”を身につけることができます。

ここでは、「これからエンジニア英語に挑戦したい方」「海外チームと仕事をしたい方」が、忙しい毎日でも無理なく実践できる、4つの厳選学習法をご紹介します。

具体的には、以下の4つです。

  1. 週3回、英語で話すことを習慣化する
  2. 中学レベル単語&英文法の徹底復習
  3. “聞く力”を鍛えるための発音練習
  4. 添削付きライティングで“伝える力”を伸ばす

これら4つを順番に・繰り返し9ヶ月間続けることで、「会議での発言」「チャットや技術資料の読解」「海外開発チームとのディスカッション」など、エンジニア現場で本当に必要な話す力・聞く力・伝える力をバランスよく高めることが可能です。

それでは、エンジニアが最短で「使える英語力」を身につけるための具体的な方法を順番に解説していきます。

4-1.(厳選1)週に3回「英語で話す」習慣をつくる

エンジニアとして英語力を伸ばす最大のポイントは、「実際に英語で話す経験を週3回ペースで習慣化すること」です。なぜなら、英語は“知識”より“実践”で身につくスキルだからです。

ITエンジニアの現場では、海外チームとのミーティングやコードレビュー、日々の進捗報告など、“英語で自分の意見や状況を伝える力”が問われます。

そこでおすすめなのが、自宅や職場のスキマ時間を使って「オンライン英会話レッスン」を週3回継続する方法です。オンライン英会話なら、

・実際のミーティングを想定した「技術的な説明」や「プロジェクト報告」の練習
・英語での自己紹介や“今やっている開発内容”の説明
・「コードの動き」「バグの報告」「仕様変更の説明」などIT現場の話題

など、“エンジニアならでは”の表現を何度も練習できます。さらに、

シフト勤務やリモートワーク中心のエンジニアでも、時間・場所に縛られず続けやすい
・「英語で話す=当たり前」の習慣を身につけることで、本番の緊張感も減る

といったメリットがあります。

これが最短で「英語が使えるエンジニア」になるための王道ルートです。

4-2.(厳選2)エンジニア英語の“土台”を作る中学レベル単語と英文法の復習

エンジニアとして英語を実務で使うためには、中学レベルの英単語と英文法をしっかり固めることが最重要です。

なぜなら、難しい技術表現や専門用語にこだわる前に、「基礎的な英語を“自分の言葉”として使いこなせる力」が、現場でのやりとりや資料読解のすべての土台になるからです。Aloha Englishでも、エンジニア受講生にはまずこの基礎固めから始めてもらっています。

例えば――

・技術ドキュメントを英語で読みながら「わからない単語は必ず調べてメモする」
・SlackやGitHubでのやりとりに「中学英語レベルのフレーズをどんどん使う」
・「if」「when」「because」など、中学英文法で作れる文でまず発信する

といった、“使う前提”の基礎トレーニングが効果的です。 

特におすすめの教材は以下の2つです。

英単語は「ターゲット1200」

英文法は「中学3年間の総復習英語」

この2冊を活用して基礎力を固めれば――

  • 英語のエラー文や技術マニュアルが「辞書なしでも読める」
  • 日常の進捗報告や依頼・質問を英語でスムーズにアウトプットできる

といった、「現場で困らない英語の土台」を作ることができます。 

4-3.(厳選3)エンジニアの“聞く力”を伸ばすには発音練習が必須

リスニング力を伸ばすためには、ネイティブ特有の音の変化――たとえば「リンキング(音のつながり)」――に慣れることが大切です。

自分の発音が変わることで、相手が話す「つながった音」も聞き取れるようになります

下記の図は、実際に英語でよくあるリンキングの例です。

このような“音のつながり”に慣れてくると、

  • 発音が良くなり、相手に伝わりやすくなるのはもちろん、
  • 「会話が速い」「単語が聞き取れない」状況でも、“音の流れ”を掴んでリスニング力も飛躍的に向上します。

実際、Aloha Englishでも発音練習を重ねた生徒は「リスニングが楽になった!」と実感する人がほとんどです

発音練習=“聞く力”強化の近道――ぜひ毎日の学習に取り入れてみましょう。

リンキングに関する詳しい学習方法は「リンキングの仕組み解説」にて解説しおります。ぜひこちらも参考にしてください。

4-4.(厳選4)エンジニア英語の「伝える力」を鍛える添削付きライティング練習

エンジニアとして「伝わる英語力」を身につけるには、添削付きのライティング練習が抜群の効果を発揮します。

実際にAloha English受講生の多くも、ライティング練習を始めてから6ヶ月目以降に“英語の伸び悩み”を突破し、9ヶ月目で大幅なスピーキング力アップを実現しています。

下記の図は、ある学習者のデータをもとにした実例です。

ご覧の通り――

  • 最初の半年間は「簡単な会話はできるが、それ以上の意見や説明が難しい」=伸び悩み状態
  • 6ヶ月目からライティング練習(毎月10本ペース)をスタートしたことで、一気に“日常会話レベル”までジャンプアップ!
  • 9ヶ月目には「B1レベル(現場で使える英語力)」をクリアし、実務で通用する表現力も獲得

このように、「書いて→直してもらう」経験が、伝える力と話す力を同時に伸ばすカギになります。

5.エンジニアに必要な英語力、自己流より“プロ指導”で一気に伸ばそう

エンジニアとして実務で本当に役立つ英語力を最短で身につけたいなら、“自己流の独学”だけに頼らず、プロの指導を活用するのが圧倒的な近道です。

なぜプロの指導が必要なのか?
その理由は、多くの人が「学生時代の勉強法」をそのまま繰り返しがちだからです。
たとえば、

・英単語をひたすら暗記する
・英文法を網羅的に理解しようとする

こうした勉強法だけでは、エンジニアとして“実践で使える英語力”にはつながりません。

本当に必要なのは、「いまの自分の英語レベル」や「将来の目的」に合わせて、最適な学習内容と方法を見極めることです。

たとえば、Aloha Englishの12段階ロードマップでも示した通り、「今どの段階にいるか」「どこを伸ばすべきか」は一人ひとり違います。

ですが、自己流のままでは――

自分の“現在地”や“弱点”が分からず、間違った努力を重ねてしまう
成果が出ないまま挫折してしまう
勉強の優先順位や目標設定を誤り、時間だけが過ぎてしまう

こうしたリスクが非常に高くなります。

プロの専門家に頼ることで、これまでの学習履歴や今のレベル、目指すゴールまでしっかり分析してもらい、あなた専用の「最適な学習プラン」を立ててもらうことができます。

だからこそ、「自己流」より「プロ指導」が圧倒的に効果的なのです。自己流では遠回りになりがちな英語学習――。

6.エンジニアとして英語力を上げたいならアロハイングリッシュに一度ご相談ください

ITエンジニアとしてグローバルな現場で活躍するには、「限られた時間で、着実に使える英語力を伸ばす」ことが不可欠です。

Aloha Englishでは、エンジニアの実務・キャリアに直結する英語力の習得に特化した個別サポートを行い、これまで多くの受講生が“現場で使える英語力”を身につけてきました。

その理由を、以下の4つのポイントでご紹介します。

  1. エンジニア現場で求められる会話力・実践力が身につく
  2. 94%の高い継続率だから、誰でも最後までやりきれる
  3. 担任制&日本語サポートで“あなた専属”の伴走体制
  4. 学習計画・進捗管理まで“まるごと”プロに任せられる

これから英語を本気で身につけたいエンジニアの皆さんへ――Aloha Englishなら、現場で通じる英語力を「最短で」「着実に」手に入れることができます。

それぞれの強みについて、次から詳しくご説明します。

6-1.(おすすめの理由1)圧倒的な英語コミュニケーション力が身につく

Aloha Englishがエンジニアに選ばれる最大の理由――それは「現場で本当に通じる英語コミュニケーション力」を、圧倒的な“話す量”と実践練習で最短習得できるからです。 

学習時間の“ほぼ全て”をスピーキング&実践コミュニケーションに投資します。

Aloha Englishでは、

・IT現場そのままの会議ロールプレイ
・英語面接・業務プレゼンの練習
・コードレビューや技術相談の対話トレーニング

など、実務直結の「英語で伝える・返す」反復練習をとことん重視します。

「現場で突然話を振られても“口から英語が出る”」――この実感を最短で得られます。

6-2.(おすすめの理由2)継続率94%だから、誰でも最後までやりきれる

私たちの最大の強みは、「誰でも最後までやりきれる」――英語学習の継続率が94.1%という圧倒的な実績です。

英語学習で挫折を感じている方に向けたサポートを紹介するデザインです。右側にはAloha English英会話の講師陣が笑顔で並び、信頼感と親しみやすさを伝えています。 • 継続率94%: 左上に「継続率94%」と記載された円グラフがあり、学習者の高い満足度と継続力を強調しています。 • 優れた評価: 左下には「Aloha English英会話」のロゴと「4.9/5のExcellent rating(97 reviews Verified)」が表示され、信頼できるサービスであることが示されています。 • キャッチコピー: 上部には「英語学習の挫折でお悩みの方は一度わたしたちにご相談ください!」と呼びかけが青文字で記載され、親身なサポートをアピールしています。 視覚的に分かりやすく、Aloha Englishの高品質なサービスと講師陣の魅力が伝わるデザインです。
高い継続率を支える2つの安心ポイント
日本人カウンセラーによる安心サポート  
どんな小さな悩みや不安も、日本語で気軽に相談できます。エンジニアの仕事やライフスタイルに合わせたアドバイスで、「もう続かない…」をゼロにできます。
担任制だから成長の“軸”がブレない  
毎回同じ先生があなたの成長を見守り、進捗や弱点も全部把握。一貫性のある指導で、迷うことなくゴールまで伴走します。

「英語学習の挫折で悩んでいる方」はぜひ私たちAloha Englishにご相談ください。“誰でも最後までやりきれる”環境実績があるから、安心してスタートできます。

6-3.(おすすめの理由3)担任の先生が一緒に課題に向き合ってくれる

英語力を本当に伸ばすためには、「自分に合ったサポートを、継続的に受けられるか」が重要です。Aloha Englishでは、担任制を導入しており、同じ先生があなた専属で学習を一貫してサポートします。

担当の先生は、あなたの学習状況や目標(例:英語でのミーティング参加、海外エンジニアとのやり取り、英語面接合格など)を深く理解し、その時々で最適なアドバイスや学習プランを提案してくれます。

さらに、日本語での相談にも対応できるカウンセラーがサポートするため、英語学習に対する不安や悩みも、気軽に相談することが可能です。

Aloha Englishの担任制サポートの特徴
一貫サポート
毎回同じ先生が担当し、あなたの成長過程をしっかり把握。弱点や課題を見逃しません。
日本語サポートも万全
カウンセラーによる日本語での学習プラン相談・モチベーション管理サポートも受けられます。
課題解決型コーチング
苦手な部分を的確に見つけ、改善するための具体的なアプローチを一緒に考えていきます。

「ただ続ける」だけでなく、あなたの課題と向き合いながら一歩ずつ確実に成長できる環境を整えています。 

6-4.(おすすめの理由4)時間のかかる学習管理を全て丸投げできる

エンジニアとして英語力を伸ばすには、正しい学習計画と進捗管理が欠かせません。しかし、日々の開発や仕事に追われながら、自分一人で効果的な学習管理を続けるのは簡単ではありません。

そこで、Aloha Englishでは、学習計画の作成から進捗管理まで、すべて丸ごとサポートする体制を整えています。

私たちが提供する学習管理のポイント
毎回のレッスンで詳細な進捗レポートを作成
 各レッスンごとに進捗や改善ポイントを記録し、「次に何を伸ばせばいいか」がすぐに分かるようサポートします。
エンジニアの現状・課題に合わせたカスタマイズ指導
 担任の先生が、あなたの目標やスキルに合わせて最適な学習プランを設計します。例えば、「今月は“ミーティングで話す力”を重点強化」「次は“チャットで伝える力”」といった形で、段階的にスキルアップできます。
自分専用の“やるべき課題”を用意
 レッスン外でも取り組める最適な課題(例:技術記事の要約・コードレビューの英文作成・予習復習シートなど)を提供。独学時間も最大限に活用できます。

エンジニアとしてとして英語対応力を伸ばすために、あなたはただレッスンに集中するだけで大丈夫です。

7. 事例紹介:日本語OKで入社したものの、社内は英語だらけ。Amazonで英語力を身につけた加藤様のケース

「社内の公用語は日本語と聞いていたのに、気づけば周囲はみんな英語」「自分だけ会話に入れず、正直焦った」——そんな悩みを抱えてAloha Englishを訪れた加藤様。

加藤さんは42歳のソフトウェアエンジニア。Amazonの本社への入社が決まったとき、「基本的な日本語コミュニケーションで十分です。英語は標準的な理解で問題ありません。」と言われていました。しかし、実際に入社してみると、社内のやり取りはほとんどが英語。チームメンバーも英語を中心に話しており、初めはその状況に戸惑っていました。

最初は「英語は読み書きできれば十分」と考えていましたが、英語ができないことで社内でのコミュニケーションに入れず、自分自身の居心地が悪くなり、「これは本気で英語を学ばなければ」と感じるようになったそうです。

7-1. 学習スタート時のレベル

加藤さんがAloha Englishでレッスンを始めたのは、2023年春。

当初の英語レベルはA2(レベル3)・32点からのスタートでした。

7-2. 実際の取り組みと成果

加藤さんはAmazonでの業務と並行して英語学習を進めるため、毎日限られた時間を有効に活用しました。「朝のライティング練習1時間+週2〜3回のオンラインレッスン」を徹底的に習慣化しました。

平日の具体的なスケジュールは以下の通りです。

加藤さんはEnglish Fileという実践的な教材を用いて、基礎的な会話力を鍛えつつ、「業務中のチャットやメール対応」「社内会議での短い発言」など、実務に直結する英語を重点的にトレーニングしました。

結果、9ヶ月後にはB1+(レベル6)・47点までスコアアップ。

今では、「英語が飛び交う環境にも気後れせず参加できるようになり、チームメンバーとも積極的にコミュニケーションを取れるようになった」と、大きな自信を持つまでに成長しました。

加藤さんの感想
最初は英語が不安で仕方なかったですが、Aloha Englishの実践的なトレーニングを繰り返すことで、自信がつきました。周囲が英語で話している環境に自然に馴染めるようになり、今では英語でのやり取りが日常の一部になりました。思い切って英語学習をスタートして、本当に良かったと感じています。

このように、加藤様の事例をはじめ「エンジニアとして本当に使える英語力を身につけたい」というご相談を、私たちは多くいただいています。


ミーティングや技術レビューで“使える英語”を身につけたい」「海外エンジニアと自信を持ってディスカッションしたい」そんな目標をお持ちの方は、ぜひ一度Aloha Englishの無料カウンセリングをご利用ください。 

プロ講師があなたの目標に合わせて丁寧にサポートいたします。

「読む・書く・話す・聞く」全てのスキルをバランスよく強化し、ITエンジニアに必要な実践力を徹底的に伸ばします。

技術ドキュメントの読み解き、英語でのSlackやGitHubコミュニケーション、会議発言・面接対策まで、現場で「本当に困る」場面を想定したレッスンだから、すぐに仕事で活かせます。

無料カウンセリングの様子は以下の動画でも公開しておりますので、ぜひご覧くださいませ。

「人前で英語を話すのが恥ずかしい」「独学だとつい挫折してしまう」という方も、オンラインなら自分のペースで安心してスキルアップできます。 

また、私たちは一人ひとりの進捗や課題をしっかり把握しながら、着実に成果を出せるよう伴走型のサポートを行っています。

その結果、Googleの口コミでも★4.9という高評価をいただいています。

「なぜ英語を学びたいのか」「どんな業務・課題で悩んでいるのか」――あなたの現状や目標をぜひお聞かせください。

私たちがこれまでのサポート実績とノウハウを活かし、今のあなたに最適な学習方法をご提案いたします。英語文法の学び直しからスピーキングへの応用まで、一貫して支援いたします。

      

8.まとめ 

本記事では、エンジニアが英語を仕事で活かすための「必要レベル」から「実践スキル」「成長ステップ」まで、わかりやすく解説しました。要点を一瞬で振り返ります。

■ 1章|エンジニアになるために必要な英語力
目指す働き方ごとに必要な英語レベルを明確化
・未経験~国内エンジニア:B1レベル(TOEIC 550~600)
・外資・海外案件志望:B2レベル(TOEIC 800以上)

実際の職場・業務シーンごとに“どこまで必要か”を一覧で把握できます。
■ 2章|エンジニア就業後、業務別で求められる英語力
実際の職場・業務シーンで「どこまで必要か」がわかります

・技術マニュアルや英語ドキュメントの読解→B1レベル
・Slackやメール、GitHubでの連絡や報告→B1+レベル
・英語会議やディスカッションで発言→B2レベル

「読む」「書く」「話す」業務で必要なスキルが具体的に把握することができます。
■ 3章|エンジニアとして英語が仕事で使えるようになるまでの12段階のロードマップ
・ゼロから実務で使える英語レベルまでの道のりが可視化
・現在の自分の英語力や、次に目指すべきレベルが一目で分かります。

4章では、「忙しいエンジニアが最短で英語力を高めるための4つの学習法」についても詳しく紹介しました。「話す・聞く・読む・書く」それぞれ現場で伸ばす具体的な方法を知りたい方は、ぜひ4章もご覧ください。

この記事を活用し、“現場で本当に使える英語力”を、ぜひあなたのキャリアアップに役立ててください!

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記事の監修者情報

【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

英会話コーチング歴は10年以上。これまでに300人以上の英会話学習者をサポートし、スピーキング力の向上や転職成功といった多くの成果を実現してきました。特に、初心者が陥りやすい失敗や学習のつまずきポイントを熟知。その経験をもとに、「どうすれば英語が話せるようになるか」を具体的かつ実践的に解説しています。日常英会話からビジネス英語まで幅広く対応し、スピーキング・発音・リスニングに重点を置いて監修しています。

ページコンテンツ

  • 1. エンジニアになるために必要な英語力レベル
  • 2. エンジニア就業後の業務別・英語力要件
  • 3.エンジニアとして英語が仕事で使えるようになるまでの12段階のロードマップ
  • 4.忙しいエンジニアが最短で英語力を高める学習法
  • 5.エンジニアに必要な英語力、自己流より“プロ指導”で一気に伸ばそう
  • 6.エンジニアとして英語力を上げたいならアロハイングリッシュに一度ご相談ください
  • 8.まとめ 
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