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  • 公開: 2026.06.03 更新:2026.06.03

ネイティブを前にすると英語が出てこなくなる豆腐メンタルの直し方

大事な会議やレッスンで、頭の中には言いたいことがあるのに、口から出るのは “Yes”“I think…” だけ。終わってから、「あの時、こう言えばよかった」と何度も思い返してしまう。

そんな経験はありませんか?

英語のメンタルって大事ですよね。でも、何から始めたら良いかわからないですよね。

Aloha Englishでは、英語が出てこなくなる原因を、気合いや根性の問題ではなく、メンタルブレーキ(脳のブレーキ)として考えています。たとえば、

①完璧に言えないと止まってしまう。
②間違えるのが恥ずかしい。
③英語で何と言えばいいかわからない。
④難しすぎても簡単すぎても続かない。
⑤一人だと不安になって学習が止まる。

こうしたブレーキが重なると、単語や文法を知っていても、英語はスッと出てきません。

この記事では、英語が話せなくなる原因を5つのメンタルブレーキに分けて整理し、それぞれの原因と具体的な解決策までお伝えします。

ぜひ最後までご覧ください。

1.(原因と解決策①)完璧主義ブレーキ|単語が出てこないから話せない

英語レッスン中に、「送別会」を英語で何と言うか分からず、farewell party が出てこなくて会話が止まりそうになっている女性と、言い換えによって会話を進めている女性を比較した画像。左側では「送別会って英語で何て言うんだっけ?」と悩み、右側では「送別会は、さよならする時のパーティーです」と簡単な日本語に直したうえで “It’s a goodbye party.” と伝えている。画像内には「完璧な単語じゃなくても伝わればOK」「正解の単語を探すことではなく、今の自分の英語で会話を前に進めること」とあり、単語が出てこなくても言い換えれば伝えられるという考え方を示している。

知らない単語が出てくるたびに会話が止まってしまうのも、英語メンタルを弱くする原因です。でも本来は、完璧な単語が出なくても、言い換えながら会話は続けられます。

ポイントは、知らない単語を無理に思い出そうとするのではなく、まず難しい日本語を簡単な日本語に直すことです。目安は、「小学生でもわかる言い方にできるか」です。

「送別会」という難しい日本語を、まず「さよならを言うパーティー」という簡単な日本語に言い換え、そこから “goodbye party” と英語にする流れを示した英会話学習用の図解。

たとえば、「送別会」という単語が出てこなければ、まず日本語で「さよならのパーティー」と考えます。そして英語では、farewell party が出てこなくても、goodbye party と言えば十分伝わります。

大切なのは、正解の単語を探して止まることではなく、今の自分の英語で会話を前に進めることです。

ぜひ、知らない単語に出会ったら、3秒以内に小学生でも分かる言い方で説明し直す練習を1日5個チャレンジしてみてください。

ポイントは、正解の単語を探すことではなく、簡単な日本語に置き換えてから、簡単な英語にすることです。この練習を続けることで、「単語が出ないから話せない」ではなく、「単語が出なくても言い換えれば伝えられる」という感覚が育ちます。

単語が出てこないときの言い換え方法はこちら 

2.(原因と解決策②)心理ブレーキ|間違えたら恥ずかしい

英語を話そうとしている女性の口元に鍵がかかり、“Is…” “was…” “uh…” と言葉に詰まっている様子を表した画像。向かい側の女性講師は笑顔で「間違えても大丈夫ですよ」と声をかけており、英語を間違える恥ずかしさや緊張によって話せなくなる心理ブレーキを表現している。下部には「安心できる相手がいると、話す勇気が出てくる」と書かれており、安心して間違えられる相手や環境が英語を話す自信につながることを示している。

英語メンタルを邪魔する大きな原因のひとつが、「間違えたら恥ずかしい」という心理ブレーキです。ですが実際には、英語は間違えながら伸びていくものです。間違えないようになってから話そうとすると、いつまでも話せません。

まずは、間違えたときの言い直しフレーズを1つ決めておきましょう。

Sorry, let me say it again.
すみません、もう一度言わせてください。

英語で間違えたと思ったら、この一言を挟んでもう一度言い直してみてください。これだけで、「間違えたら終わり」ではなく、「間違えても立て直せる」という感覚が少しずつ育ちます。

もう一つおすすめなのが、間違えた場面を1日1回だけスマホにメモすることです。たとえば、言えなかった表現や詰まった場面を、次のように短く残しておきます。

今日のミス:自己紹介で仕事を説明できなかった
次はこう言う:I work as a nurse.

たくさん書く必要はありません。1日1つで十分です。この積み重ねによって、「間違えたら恥ずかしい」という気持ちは少しずつ薄れ、英語を話す心理ブレーキも外れやすくなっていきます。

「間違えたら恥ずかしい」を乗り越えた受講生の事例はこちら

3.(原因と解決策③)日本語ブレーキ|英語で何て言うんだっけ?

英語レッスン中に、外国人講師から “What did you do this weekend?” と質問された女性が、「英語で何て言うんだっけ?」と考え込んでいる画像。頭の中では「日本語で考える→英語に変換する→言葉が出てこない」という流れで止まっており、日本語ブレーキが起きている様子が図解されている。下部には解決策として「クイックレスポンス」と表示され、日本語を挟まずに “I went shopping.” “It was fun!” “Not much.” “I relaxed.” など短い英語で反応する練習が紹介されている。

「英語で何て言うんだっけ?」と頭の中で日本語から英語に変換しようとして止まる、この日本語ブレーキも大きな原因です。このブレーキが強いと、会話中に考え込みすぎてしまい、英語がスッと出なくなります。

クイックレスポンスとは、日本語で考え込む前に、まず短い英語で反応する練習です。まずは、会話で使いやすい鉄板フレーズを10個だけ暗記しておきましょう。たとえば、この10個です。

I think…
私は〜と思います。

Let me think.
少し考えさせてください。

I’m not sure, but…
確かではないですが…

For example…
たとえば…

In my case…
私の場合は…

Actually…
実は…

It depends.
場合によります。

I mean…
つまり…

How can I say…?
何て言えばいいかな…

Can you say that again?
もう一度言ってもらえますか?

こうした一言を先に出せるだけで、会話中に黙って日本語で考え込む時間が減ります。英語は、毎回ゼロから作る必要はありません。

まずは使い回せるフレーズで反応し、そのあとに少しずつ自分の言葉を足していけば大丈夫です。この積み重ねによって、「英語で何て言うんだっけ?」と止まる時間が減り、英語がスッと出やすくなります。 

英語がスッと出るクイックレスポンスのコツはこちら

4.(原因と解決策④)負荷ズレブレーキ|簡単すぎても難しすぎても続かない

簡単すぎる学習では成長実感がありません。 一方で、難しすぎる学習では自信を失ってしまいます。自分に合った“ちょうどいい負荷”がなければ、英語メンタルは育ちにくくなります。

大切なのは、少し頑張れば理解できるレベルを選ぶことです。たとえば、

① 英語字幕があれば7〜8割わかる動画を見る
② 教材の英文を読んで、知らない単語が1ページに5個以内のものを選ぶ
③ 会話練習では、いきなり長く話さず「3文で答える」ことを目標にする
④ 簡単すぎる質問には、because を使って理由を1つ足す
⑤ 難しすぎる教材は、全部やろうとせず1文だけ音読する

このように、学習の負荷を少しだけ調整することで、「前よりわかった」「前より話せた」という実感が生まれます。

少し頑張れば届く課題で、英語力が伸びた事例はこちら

5.(原因と解決策⑤)孤独ブレーキ|一人だと続かない

独学では、何ができていて何が足りないのかが分からなくなりやすく、学習が止まってしまうことがあります。 一人で頑張るほど、できない部分ばかりに目が向き、メンタルが折れやすくなります。

必ずしも最初から先生やコーチをつける必要はありません。まずは、自分の学習を見える形にするだけでも効果があります。たとえば、次のような行動です。

① Xの英語学習アカウントで、今日やったことを1行だけつぶやく
② スマホのメモに、1週間の学習ログを残す
③ レッスン後に「今日できたこと」を1つだけ書く
④ サボりそうな日は「今日は5分だけやる」と先にメモする
⑤ 週に1回、「今週できたこと・できなかったこと」を1つずつ振り返る

ポイントは、完璧な記録をつけることではありません。自分の学習を外に出したり、見える形にしたりすることで、孤独感が少し軽くなります。

つまり、伴走者がまだいない場合でも、記録や発信を通して、自分で自分の伴走者になることはできます。その小さな積み重ねが、「一人だと続かない」という孤独ブレーキを少しずつ外していきます。

6.まとめ

同じくメンタルの影響で英語学習が続かず悩んでいた方をインタビューした動画を作ったので、ぜひご覧ください。

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記事の監修者情報

【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

英会話コーチング歴は10年以上。これまでに300人以上の英会話学習者をサポートし、スピーキング力の向上や転職成功といった多くの成果を実現してきました。特に、初心者が陥りやすい失敗や学習のつまずきポイントを熟知。その経験をもとに、「どうすれば英語が話せるようになるか」を具体的かつ実践的に解説しています。日常英会話からビジネス英語まで幅広く対応し、スピーキング・発音・リスニングに重点を置いて監修しています。

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