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今は、AIやポケトークのような翻訳ツールがかなり進化しています。
| 「翻訳ツールがあるならそれでいいのでは?」 「大事な場面だけ外注や通訳に頼ればいいのでは?」 |
そう思いたくなる気持ちも、よく分かります。
実際、私自身も、AIや翻訳ツールが役立つ場面は本当に多いと感じています。正直に言えば、それがあれば乗り切れる場面もたくさんありますし、便利さを否定するつもりはまったくありません。
ただ、それでもやっぱり「できれば自分で話したい」と思う場面があります。この記事では、AIやポケトークがある今でも、なぜあえて英語を学ぶのかを、私自身の体験も交えながらお話しします。
ぜひ最後までご覧ください。
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AIやポケトークがあっても、「自分で話したい」と感じるのはなぜか?
それは、ただ情報を伝えればいい場面ではなく、相手とちゃんと向き合いたい場面です。南アフリカの元大統領でノーベル平和賞受賞者のネルソン・マンデラの言葉として、
| “If you talk to a man in a language he understands, that goes to his head. If you talk to him in his own language, that goes to his heart.” (相手が理解できる言語で話せば頭に届く。相手自身の言語で話せば心に届く) |
という有名な一節があります。
まさに、意味を伝えることと、相手の心に届くことは少し違うのだと思います。(この言葉の出典はこちら)
会話には、言葉の意味だけではないものがあります。ちょっとした間、表情、返すスピード、その場の空気感。そういうものが重なって、相手との距離感や信頼感が少しずつできていくのだと思います。
翻訳ツールは、言葉を置き換えることはできても、そうした人と人とのやり取りの温度感までは代わりきれないことがあります。だからこそ今でも、「自分で話したい」と感じる人がいるのだと思います。英語を学ぶ意味は、単に“通じるかどうか”だけではありません。
自分の言葉で相手に向き合えるかどうか。
そこに、今の時代でも英語を学ぶ価値があると私は感じています。

私自身、海外で翻訳ツールの便利さを感じたことは何度もあります。
その一方で、やっぱり「自分の言葉で話せることには大きな意味がある」と強く感じた経験もあります。
たとえば以前、トルコに行ったときのことです。現地の友人たちと過ごす中で、とても気が合う人がいました。ただ、その相手は英語を話すことができませんでした。そのため、最初はGoogle翻訳を使いながら日本語とトルコ語で会話をしていました。
もちろん、それでも会話はできます。
自己紹介をしたり、簡単なやり取りをしたり、最初のきっかけを作るには十分です。実際、最初はそれなりに盛り上がりました。
でも、しばらく話していると、やはり限界も感じました。
たとえば、「これ」「あれ」といった指示語がうまく伝わらなかったり、文脈をうまく引き継げなかったりする。話の流れの中で自然に伝わるはずのニュアンスが、翻訳を挟むことで途切れてしまうこともあります。

さらに、海外では日本ほどインターネット環境が安定していないこともあります。通信が遅かったり、うまくつながらなかったりすると、それだけで会話のテンポが崩れてしまいます。
本来、会話にはリズムがあります。相手の言葉を受けて、すぐ返す。そのキャッチボールの中で、少しずつ距離が縮まっていく。
でも、翻訳を挟むと、そのリズムがどうしても崩れやすくなります。私はそのとき、翻訳ツールが悪いと思ったわけではありません。むしろ、あれがあったから最低限の会話ができたのは事実です。
ただ同時に、人と深くつながるためには、それだけでは足りないとも感じました。
やはり、相手とちゃんと向き合いたいとき、大切なのは自分の声で返すことです。たとえ完璧な英語でなくても、自分の言葉で伝えようとすることに意味があります。その方が、会話に温度が生まれるし、「この人は自分とちゃんと向き合ってくれている」と感じてもらいやすいからです。
これは仕事でも同じです。
ポケトークやAIを使えば、場面によっては乗り切れることもあります。でも、そこから先の信頼関係や深いやり取りは、やはり自分の言葉で返せる人の方が強い。そしてプライベートでも、自分の声で話せたときの方が、「ちゃんとつながれた」という実感が残ります。
だから私は、今AIや翻訳ツールがどれだけ便利になっても、英語を学ぶ意味はまだあると思っています。
英語を学びたい理由としてよくあるのが、「海外の人とも誤解なく会話したい」という気持ちです。その背景には、「ちゃんと伝わる人でいたい」「信頼されたい」という思いがあることが多いです。
たとえば何かを提案したり、商品やサービスを紹介したりするとき、AIや翻訳機を見せながら説明するだけで、本当に相手に「この人から買いたい」と思ってもらえるでしょうか。
情報としては伝わるかもしれません。
でも、その場の空気を読みながら相手の反応を受け取り、自分の言葉で返していくからこそ、信頼や納得は生まれます。
以下の動画では、生徒さんが英語で相手と自然に関係を作りながら、本題の提案や交渉に入っていく様子がBefore / Afterで分かります。
ただ英語が話せるようになった、というだけではなく、相手との空気感を作りながら、自分の言葉でやり取りできるようになっているのが伝わる動画です。
「AIを見せながら売る」のではなく、「自分の言葉で相手と向き合う」ことの大切さが、感覚的にも伝わるはずです。
英語学習は、簡単なことではありません。時間もかかりますし、思うように進まない時期もあると思います。それでも、海外の人とも誤解なく会話したい、信頼される形でつながりたいと感じている方には、学ぶ価値があるはずです。
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