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そんなふうに感じている方もいるのではないでしょうか?
でも、最初にお伝えしたいのは、留学したのに英語が話せないことは、決して珍しいことではないということです。特に留学経験者は、「英語を勉強していない人」ではありません。むしろ、ある程度やってきたからこそ、話せないことがつらいのです。
では、ここからどうすれば英語を話せるようになるのでしょうか。
この記事では、まず「留学中に得たものは無駄になっていない」という前提を整理したうえで、留学経験を会話力に変えるための2つの方法を解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

あなたが留学中に得たものは、決して無駄になっていません。たとえ今、思うように話せなかったとしても、留学中の経験の中で、あなたはすでにたくさんのものを身につけています。
たとえば、
| ① 英語の音を聞く耳 ② 日本にいた頃よりも英語に触れることへの慣れ ③ 英語で伝えようとした経験 ④ 完璧でなくても会話に入ろうとした度胸 ⑤ 通じた経験と、通じなかった経験の両方 |
こうしたものは、テストの点数のように目に見えにくいですが、確実にあなたの中に残っています。
つまり、あなたはゼロからやり直す段階にいるのではありません。今いるのは、留学中に得た力を、もう一度使える形に引き出す段階です。英語が話せるようになる人は、まったく新しい才能を身につけているわけではありません。すでに持っている知識や経験を、会話で使える形に変えていっています。
あなたの中には、すでに英語を伸ばすための土台があります。あとは、それを埋もれたままにせず、話せる力として使い直していくことが大切です。
そのために必要なのが、次の2つの力です。
| ① 言い換えスキル(パラフレーズ) 言いたい単語が出てこなくても、知っている言葉で伝える力。 ② クイックレスポンス 相手に聞かれたときに、短くてもすぐに反応する力。 |
次の章から、この2つを順番に解説していきます。

留学したのに英語が話せない人にまず足りないことが多いのが、言い換えスキルです。英語が止まってしまう人は、頭の中でこうなりがちです。
| 「この単語、英語で何て言うんだっけ」 「ぴったりの表現が出てこない」 「分からないから止まる」 |
でも実際の会話では、毎回ぴったりの単語が出てくるとは限りません。むしろ、英語が話せる人ほど、知らない単語があっても知っている言葉で言い換えて会話を続けています。
たとえば、留学中の出来事を英語で話していて、「送別会」という言葉が出てこなかったとします。このときに大事なのは、最初から「送別会=farewell party」と正確に言おうとしすぎないことです。
話せない人ほど、頭の中で難しい日本語をそのまま英語にしようとして止まってしまいます。でも実際の会話では、一度簡単な日本語にしてから英語にするだけでも十分伝わります。

このように、知っている単語で言い換えれば、会話は止まらずに続けられます。留学したのに話せない人に必要なのは、難しい単語を全部覚えることよりも、簡単な言葉で言い換えて伝える力です。
こうした練習をしていくと、「分からない=終わり」ではなく、「分からなくても別の言い方でいける」という感覚が育っていきます。

もう1つ、留学したのに英語が話せない人に必要なのが、クイックレスポンスです。これは、相手に何か聞かれたときに、すぐに反応する力のことです。英語が話せないと感じる人は、知識がないというより、返事が遅くなってしまうことがよくあります。
たとえば、
| “How was your weekend?” “Why did you study abroad?” “What do you do for work?” |
こうした質問に対して、頭の中では何か考えていても、実際には言葉が出るまでに時間がかかる。その間に焦って、さらに出てこなくなる。この状態になると、「自分は話せない」と感じやすくなります。
でも会話で大事なのは、最初から完璧な答えを作ることではありません。まずは、すぐに反応することが大切です。

少しシンプルな英語でも、すぐに返せる人は「話せる人」に見えます。
このように、まず反応する。この練習を積むことで、会話への苦手意識はかなり減っていきます。
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