ワーキングホリデーで必要な英語力はどれくらい?|現地で英語を話せるようになるには?

ワーキングホリデーで必要な英語力

ワーキングホリデー制度は海外で仕事・生活をするきっかけとして活用できて、英語などの語学を習得したり、キャリアアップを目的とした海外の長期滞在ができます。

ワーキングホリデーは18~30歳という年齢制限があるものの、海外へ行って英語力を身につけたり、将来的には海外で暮らしたいというグローバルなライフスタイルに憧れますよね。実際、20代のうちにワーキングホリデーを利用したいと思う方はけっこういるでしょう。

しかし、ワーホリで海外に行きたくても英語力が全くないから自分には無理か…と考えている人も多いかと思います。

  • ワーキングホリデーって、やっぱり最低限の英語力は必要?
  • ワーキングホリデーで海外に行けば英語を話せるようになる?
  • 英語力・スピーキング能力はどう身につければいい?

などなど、これからワーホリを検討している方向けの疑問について、こちらのページで解決していきます!

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1.ワーキングホリデーで英語力ゼロで行く人はどれくらい?

ワーキングホリデーで海外に長期滞在するには、ある程度の英語力が絶対に必要と感じるかもしれませんが、意外にも英語力ゼロの状態でもワーホリへ参加する方は多いです。

参考:ワーキングホリデー渡航前の英語力

上記のデータはワーキングホリデー協会より実施したアンケートの結果で、ワーホリへ行く前の方へ英語力について聞いてみたところ、アルファベットを全部言えない・理解できていないという人が26%もいました

中学レベルの英語力すら怪しいという方がワーキングホリデーに参加しているということですが、海外の暮らしを学ぶといった行動力は確かにありそうですね。

1-1.英語力ゼロでもワーホリ生活はなんとかなる?

英語を全く話せない方でも海外での生活が一応可能です。最低限の英会話・フレーズが言えれば買い物ができるほか、最近ではスマホなどの自動翻訳も活用できます。

道を尋ねる時など、Google翻訳を使って英語に訳した文書を見せればある程度通じるので、そこまで困ることはありません。そのため、日常生活くらいであればスピーキング能力がなくてもなんとかなりますね。

1-2.英語力がないとワーホリでは大きなデメリットも!

ただし、英語力不足はワーキングホリデーにおいて大きなハンディキャップになることも考えられます。

ワーキングホリデーでは英語がそれほど必要とならない職業や業務で、農作業や日本人向けレストランのホールなどもありますが、英語力がないと自身が希望している仕事に携われないでしょう

せっかく海外で長期滞在できるので、与えられる仕事が日本のバイトでもできるような内容や賃金だと、もったいないですよね。そのため、良い経験になるような仕事を任せられるべく、ある程度の英語力が必要になってきます。

参考記事:看護師のワーホリはオーストラリアがおすすめ!

現地でしか体験できないような仕事に就くために、最低でもどのくらいの英語力が必要なのか以下で解説いたします!

2.ワーキングホリデーで必要な英語力・語学レベルは?

英語力を上げる学習

ワーキングホリデーで海外渡航する準備として、ある程度の日常会話ができるレベルがあるといいですね。参考までに、TOEICの点数を基準に必要な英語力について見ておきましょう。

2-1.TOEICスコア別の英語力をチェック!

必ずしもTOEICのスコア・点数が英語のスピーキング能力と比例している訳ではありませんが、英語力を上げる上では一つの指標になります。

TOEICスコア 英語力のイメージ
400点未満 スピーキング・リーディングの両方で基礎が不足しているため、実用には難しい。中学英語もあまり理解できていないレベル。
400~495点 簡単な会話ならできるものの、聞き取りがまだ難しい。読み書きもまだまだ知識不足。中学英語なら分かるレベル。
500~595点 リーディングなら長い文章でも対応できるようになる。片言程度に話すことも少しずつできる。高校までの英文法・単語を概ね理解できているレベル。
600~695点 英語の意思疎通が可能になり、長い会話もある程度聞き取れるようになる。実践的な英会話が可能になるレベル。
700~795点 細かいところまで英語を聞き取れるようになり、自分の考えや複雑なことも伝えられるようになる。仕事でも多少使えるようになるレベル。

TOEICのスコアに対応した英語力について、まとめてみました。400~500点台では英語の基礎は理解できており、リーディングなら対応できるものの英会話はまだ難しいレベルですね。

2-2.TOEIC600点以上あれば最低限のコミュニケーションが取れる

海外の現地に行って英語力を伸ばす目的としても、最低限の基礎や土台作りが必要となるため、TOEICで600点以上を取れるレベルまで勉強しておくといいでしょう

日常会話を英語でこなせる力があれば、海外生活を続けることでスピーキング・リスニング能力がより向上します。また、看護師など専門的な仕事ができなくても、ボランティアであれば英語力が低くでも比較的対応できますので、まずはボランティア活動からチャレンジしてみる方もおますね。

参考記事:海外でのボランティア・仕事をチェック【看護師必見】

ただ、TOEICの点数だけ上げればいいという話ではなく、インプットだけでなくアウトプット(英会話の実践)の機会も必要ですので、ワーキングホリデーで使える英語を身につけるためにも普段から英語を使っておくといいですね!

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3.ワーホリを経験しても英語力が上がらない人の傾向・注意点

しかし、ワーキングホリデーで海外へ行けば自然と英会話ができるようになるだろうと、単純に考えている方は要注意ですね。

海外で長期滞在しても、英語を全く話すことができないワーホリ経験者も多く、期待していた英語力が身につかず後悔する…といったケースを避けるためにも、注意点を確認しておきましょう。

3-1.ワーホリで英語力が上がらない人の共通点

ワーホリを経験しても全然英語を喋れるように慣れない方は、以下のような共通点があります。

  • 海外滞在しても英語をあまり利用しない仕事を続けている
  • 海外でも日本人との交流が多い
  • ワーホリに行く前の事前準備・英語の勉強を怠っている
  • 消極的で何となく日々を過ごしている

ワーキングホリデーという環境では海外の生活を体験することが重要であり、日本人のいない場所で英語や文化を学ぶことが一番の目的ですね

ですが、慣れない生活にストレスを感じ、日本のドラマを観たり現地の日本人と友達になって交流が増えたりすると、英語から離れてしまい会話もしなくなるでしょう。

英語力を上げることを考えると、日々英語を使うことが大事ですね。最初は大変だと思いますが、現地で英会話を実践して学習時間も確保するといったやり方でないと、なかなか話せるようにはなりません。

看護師の海外インターンシップでも取り上げていますが、現地の語学学校で勉強を続けても、仕事などで実際に英会話をしていく方が上達するでしょう。

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4.ワーキングホリデーで英語力を上げるために心がけておくべきこと

ワーキングホリデーで働く女性

ワーキングホリデーでの経験で日常会話やビジネス英会話のレベルまで身につけるために、やっておくべきことを以下でまとめました。

また、参考までに実際にワーキングホリデーで英語力が上がった経験者の方より、体験談や重要なポイントも挙げておきます。

4-1.ワーホリで英語力を上げるためのポイント

英語力を上げることで、現地にて様々な仕事に対応できるほか、帰国後でも転職やライフスタイルの幅が広がるなど、海外で英語を学ぶことに多くのメリットがあります

ただ、そのためには以下のような努力をしたり、日々意識しておくといいでしょう。

  • 海外の文化や情報を吸収する
  • 自分から現地の人へ積極的に話しかけたり、コミュニケーションをとる
  • 英語を使う職場で経験を積む
  • ワーホリ前から基礎英語を学び、ある程度の英会話ができるようになる

ワーキングホリデーで必要な英語力でも解説しましたが、英会話を実践するためにはある程度の勉強や知識が必要です。

ただ、それ以上に大事なのは現地での積極性や、英語を利用する頻度ですね。普段から英語を聞いて話す環境に身を置くと、それだけでかなりの経験値となります。あえて、日本人の少ない職場・仕事に挑戦するという選択肢もあるでしょう。

関連記事:オーストラリアのワーホリでおすすめの仕事・探し方

4-2.ワーホリで英語力を上げた経験者の体験談

ワーキングホリデーをきっかけに海外で働けるようになったり、グローバルな活動・仕事を日本で実現するなど、成功した方からの体験談も参考にしてみてはいかがでしょうか。

●大学生の時に一度休学をして、ワーホリを経験しました。TOEICでは700点以上は取れていましたけど、実際に話すことはできなかったので英会話ができる環境で学んでみたかったです。日本に戻ってきてから外資系の企業に就職して、今ではビジネスシーンで英語を使えるまで成長しました(21歳女性:大学生)

●専門学校から卒業してエステティシャンの仕事をしていましたが、海外生活の憧れもあり、短期留学をしてからワーキングホリデーでオーストラリアへ行きました。最初はアルバイトをしながらという感じでした。そこから徐々に現地の文化や生活に慣れて英語を話せるようになり、最終的には現地の男性と結婚して暮らしています。ワーホリがきっかけで人生が良い方向に変わり、海外へ行く決断をして良かったと感じています(26歳女性:エステティシャン)

※括弧内の年齢・職業は、ワーホリに行った時のタイミングです

ワーキングホリデーを有意義に利用できた方は、ある程度の英語学習をしてきた傾向にありますね。独学で英語を学び始めているけど、スピーキングは全然という方は、Skypeで気軽に始められる英会話を試してみてはいかがでしょうか

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5.ワーホリで英語力を上げるには今から準備を!|独学・オンライン英会話で対策

ワーキングホリデーで必要な英語力について一通りご紹介しましたが、英会話学習だけでなく、ワーホリでどのようなことを目的に活動していくのか下調べもしておくといいですね。

また、英会話体験とあわせてオーストラリアのワーホリについて無料セミナーを受けられるプランもありますので、ぜひチェックしてみましょう。

今の仕事や生活に疑問を抱えている方や、海外で働きたい・暮らしたいけどなかなか行動に移せない方など、まずは留学エージェントへ相談してみると今後の目標が明確になりますよ!

5-1.独学で英語力アップ|基礎的な英語学習

渡航時点である程度の英語スキルを身につけておくために、独学で英語の基礎を理解しておくといいですね。一人でもシャドーイングによってリスニングや発音の練習ができたり、1日10分でもいいのでリーディングをやってみるといった積み重ねが大事です。

独学で英語力を効率よく向上させるための対策

お金をかけなくても、無料アプリを利用して幅広い英語スキルを身につけることができます。おすすめの英会話スクールを探してみるという手もありますが、まずは独学から英語に慣れておきましょう。

5-2.ワーホリの準備としてAloha Englishで英会話能力を向上!

自分である程度英語学習を進めていても、スピーキングに不安がある方はオンラインレッスンなどで場数を増やしてみるといいですね。Aloha Englishのオンライン英会話は、生徒さんの英語レベルや目的にあわせたカリキュラムで効率よくお教えすることができます。

レッスン費用など気になる方は、体験レッスンからAloha Englishの英会話について知ることができます。ワーキングホリデーの下調べや無料セミナーとあわせて、英会話体験レッスンも活用してみてくださいね!

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記事の監修者情報

【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

カリフォルニア大学で語学とマーケティングを専攻。卒業後ハワイで広告営業を担当しました。余談ですが、ワイキキとカイルア担当だったので隠れスポットの話も得意です。
今までの海外経験を活かし、正しい英会話の習得方法を徹底解説。スピーキング ・発音・リスニングに関する記事を主に執筆しています。わからないことがあれば、お気軽に相談してください。