現在看護師で働いている女性の中で、海外で働くためにワーキングホリデーを考えている方もいるかと思いますが、看護師のワーホリはオーストラリアがおすすめですね。
詳しくはこちらのページでご紹介していますが、国によっては看護師の資格が取りづかったり、年収が低いといったデメリットもありますので、看護師に向いているワーホリの国選びは重要です。
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ワーキングホリデーは海外での長期滞在が認められる制度ですが、日本と協定を結んでいる国は2020年3月時点で24ヶ国あります。
その中でもワーホリで人気の国はニュージーランドやカナダ、ドイツなどがありますが、看護師として働くとなるとオーストラリアが特におすすめですね。
日本で看護師として働いている方で、ワーホリでの行き先をオーストラリアにしている方は多く、以下のようなメリットがあります。
オーストラリアの看護師資格については別途、詳しく解説していますがワーキングホリデーの期間中に資格を取る余裕があるのが人気の一つですね。
また、オーストラリアの看護師は給料が高く、平均で500万円からで正看護師の給与水準は年収ベースで600~700万円と、日本と比べたら高いのも魅力的です。
また、日本で看護師経験のある方ではオーストラリアで看護師になった場合、実務経歴で2年目相応の給与をもらえる場合もあります。
また、正看護師以外のポジションでも、オンコールナース(病院や介護施設に派遣される雇用形態)で仕事をもらうと時給2,000円以上と高待遇で働くことが可能です。
そのためワーホリでは早めに資格を取って、看護師の仕事もらうとカフェなどの飲食店よりも稼ぐことができるので、おすすめの行き先だといえますね!
ワーキングホリデーだけでなく海外看護インターンシップも検討している方向けで、ワーホリとインターンの違いについてもご紹介いたします。
詳しくは看護師の海外インターンシップのメリットとデメリットでも取り上げていますが、看護インターンの場合は語学研修や看護師資格を目的としたカリキュラムや、アシスタントナースなどの仕事を紹介してもらえるなど、確実に計画を立てて英語学習や仕事経験を積むことができますね。
また、ワーキングホリデーでは年齢制限があることなど、ビザ取得に条件がありますがインターンシップでは短期就労ビザであれば取得条件が緩いメリットもあります。
そのため、費用面での不安や看護師免許だけでなく語学力も伸ばしたい場合には、ワーキングホリデーで充分に活用できます。不安なことがあった場合、留学エージェントによる無料セミナーでオーストラリアのワーホリの実態について詳しく聞けますので要チェックですね!
日本で看護師として働く方は、看護師養成所(専門学校)や大学・短大などで勉強して看護師国家試験を受けて、看護師資格を得るようなパターンが多いかと思います。
また、看護師免許を取得してから実務経験を積むことで、専門看護師や認定看護師になって仕事の幅を広げたり、自分のキャリアアップにつなげている方もいますね。
参考ページ:日本看護協会 資格認定制度
ただ、海外で働く場合には日本の厚生労働省が定める看護師資格は有効ではなくなり、基本的には各国にある看護師資格を取得する必要がありますね。
オーストラリアの看護師資格では、看護協会(Ahpra Australian Health Practitioners Regulation Agency)によって規定されています。
そのため、看護協会で看護師として登録してもらう必要がありますが、オーストラリアでも日本の看護助手と同じようなポジションがあります。
オーストラリアの看護師資格 | 詳細 |
Registered Nurse(RN) |正看護師 | 登録看護師。通常の取得ルートは大学の看護学科で3年学び、学位を取得。 |
Enrolled Nurse(EN)|准看護師 | 准看護師と同じポジジョンで、専門学校にて1年半〜2年のコースで取得。 |
Assistant in Nursing(AIN)|看護助手 | アシスタントナースで、専門学校で半年程度あれば取得できる。 |
アシスタントナースはワーホリ中でも資格が取れるレベルであるため、日本で看護師の仕事を経験されている方がチャレンジできますね!
オーストラリアで看護師免許を取得するためには、英語力と日本での看護師免許が重要になってきます。
日本での看護師免許や経験が全く意味ないという話でもなく、日本の看護学部で学士号を修了しており、看護師免許を取得している条件に加えて一定以上の英語力があれば、オーストラリアの大学に通わなくても看護師資格が得られます。
看護師経験に加えて、以下表でまとめている英語レベルを満たしていれば、オーストラリアで看護師として働けるということですね。
英語に関する試験 | 詳細 |
Academic IELTS | 7.0以上(9.0点満点中)※海外の大学留学で必要なスコア:5.5~6.0 |
TOEFL | ibt=94以上(120点満点中)※海外大学院以上のレベル |
OET |
全てのセクションでA~B判定 |
IELTSやTOEFLは海外留学で必要な試験として有名ですが、留学で必要なレベルより高く設定されていますので、難易度は低くないでしょう。TOEICのスコアだと870~970点・英検だと1級レベルになるため、高い英語力が必須です。
また、OET(Occupational English Test)は医療従事者向けの英語力を判断するテストで、こちらも看護師での海外就職では英語力を示す上で有効な試験になります。
ただ、上記の英語力の指標は正看護師(Registered Nurse)に求められるレベルなので、アシスタントナースや以下でご紹介しているようなベビーシッターのような仕事であれば、ここまでの英語レベルがなくても働けますね。
英会話レッスンで学んだり、現地で少しずつ英語に触れることで、まずば徐々にレベルアップしていけばいいでしょう。
上記でご説明しました通り、日本での看護師経験があればオーストラリアで働けるチャンスは充分にあります。
オーストラリアのワーキングホリデーで看護師経験が活かせる仕事にチャレンジしてみると、有意義に働くことができるでしょう。
▷関連記事:オーストラリアのワーホリでおすすめの仕事・探し方
日本での看護師経験があれば、ベビーシッターなど子供の面倒を見る仕事であれば優遇してもらえることが多いですね。
また、オーストラリアではオーペア(Au Pair)という家庭での住み込みで仕事をもらうのも人気でして、子供の世話や家事手伝いなどをします。
オーペアの報酬は、1日2食付きで給料が発生しないことが一般的ですが、自由時間が多く他の仕事も掛け持ちできたり、学校に通えるなどのメリットがあります。
それと、貴重な業務経験では介護や医療・福祉施設でのボランティア活動もおすすめです。
オーストラリアではボランティア活動に対して積極的な方が多く、ご年配の方との相手になってあげたり、配膳の手伝いをするなど様々なボランティア活動に携われる機会があります。
まだまだ英語力が足りない方や、これから英会話や介護福祉について勉強したいという場合にはボランティアを通じて成長してみるといいでしょう。ワーキングホリデーで必要な英語力のページでも解説していますが、英語のスキルを上げるためには常日頃から話す環境に身を置くことが大事になりますね!
オーストラリアのワーホリでは、看護師にとって良い経験にはなりますが準備をしておかないとなかなか仕事がもらえなくなるでしょう。
日本での看護師経験があれば、オーストラリアにて研修プログラムを受けることで看護師資格を取得することが可能です。ただし、看護師経験以外にも英語力の証明が必要になりますので、ワーホリ前から英会話の勉強は必須となりますね。
などなど、オーストラリアのワーホリに向けて英語学習の目的がある方には、Skypeで気軽にスタートできる英会話で試してみてはいかがでしょうか。ネイティブ講師による本格的なレッスンで、質の高い英会話学習ができます!
また、海外への移住や就職では、実際に生活してからでないと気づかないリスクやデメリットもあります。看護師としてのキャリアを考える上でも、留学エージェントへの相談も下準備としておすすめですね!
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