コロケーションとは、一言でいうと「自然な」英語を話すのに重要な概念です。
こちらのページでは、コロケーションについて詳しくご紹介します。
コロケーション(collocation)って聞いたことありますか?
アクセント、イディオム、リエゾン・・・
英会話を学んでいると、遅かれ早かれ耳にする概念がありますよね。
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コロケーションとは?|英単語同士の組み合わせルール!
コロケーションの例に使われるのが「強い雨 」「強い風」です。
英語にすると、heavy rain とstrong windが、いわゆる正解です。
Strong rain や heavy wind とは言いません。
他にはたとえば、「約束する」「約束を守る」は、”Make a promise” “keep a promise”です。
“Do a promise” や “protect a promise” は不正解です。
日本語でもありますよね。
服は「着る」けど靴は「履く」、帽子は「かぶる」。
特定の単語と一緒に使われる単語は決まっているよ、というのがコロケーションです。自然な英語を話すにはとっても大切なことなんですね。
日本の英語教育では、あまりコロケーションに触れません。コロケーションに触れないまま単語ばかり暗記させるので、いつまでたっても自然な英語が話せない!
こんな英語教育はだめだ!けしからん!という論調の方も少なからずいらっしゃるようです。
コロケーションはどこまで意識するべき?
さて、このコロケーションと、どのようなお付き合いをしていったらよいのでしょうか?
ずばり、「へえ!」でいいと思っています。
「へえ、覚えられそう」
素晴らしい。そう思ったらぜひ覚えてください。
「へえ面白い、でも明日には忘れちゃうな、、」
それでもいいんです。
どうしてコロケーションを明日には忘れちゃってもいい、なんていうのか?
それはずばり、伝えるのに、大多数のケースにおいてなくても困らないから。
Aloha Englishの英会話では、間違いを恐れず、まず一にも二にも話すことを推奨しています。
それが、コロケーションに自信がないために黙りこんでしまう・・なんてことがあっては、本末転倒なわけです。
すっごく大事な約束をして、それを守らせたい。
そんな場面で、”keep a promise” が出てこないからって、黙りますか?
それとも真剣な顔で、”You must protect our promise!!”と言いますか?
Aloha Englishのカリキュラムや英会話スクールとしての方針などもご紹介していますので、ぜひご参考くださいませ!
コロケーションに縛られ過ぎず、英語のルールを気にし過ぎないことも大事!
「へぇ、英語圏の人は雨を『重い』と捉えるのか」みたいに、文化間の感覚の違いに「へぇ」というのは良いことだと思うのです。
まったく別の言葉を習得するうえで、「へぇ、面白いな、なんでかな」という感覚がないとつらいですから。
しかし「~ができなければダメだ」「~を知らないとダメだ」というのは諸刃の刃です。こういう類いのことは、英会話をやっていると山ほど出てきて、キリがないです。
短期間の追い込みならまだしも、いつまでも続かないですよ。疲れてしまう。すべて完璧にしようとするなら、人生まるまる英語圏で生き直すくらいのガッツが要る気がします。
「伝わる英語」を1日でも早く身に付けたいひとは、
「~ネバナラナイ」なんて、極力、少ない方がいいのです。
日本語にもコロケーションがある!?
コロケーションって、日本語でもあるんですよ。インバウンドの旅行客の方、日本でも増えてますよね。
たとえば憧れのブティックで「コノ靴、着ル、オーケー?」と希望されるお客さんがいたとします。店員さん、「この靴履いてみてもいいですか」って言い直させるでしょうか?
実際のところ、そんなわけないですよね。日本語と同じように表現の組み合わせが多少間違っていても、ネイティブにはある程度通じるということです。
ネイティブが英会話の話し相手とは限らない!
英会話を学んでいると、アメリカ人やイギリス人と話す場面ばかり想像しがちです。
でも冷静になってください。実際には、日本への観光客や留学生の、台湾人やらポルトガル人やら、ノンネイティブ同士として話す場面の方が、おそらくはるかに多いのです(日本にいる限り)。
あなたが友達になりたい!話したい!と思う相手がネイティブの英語スピーカーである確率って、そんなに高くないかも・・?
そして、コロケーションができないからという理由だけで話に付き合ってくれないような人と、そもそも友達になりたいですか???
不完全なコロケーションでも聞き手が察してくれる!
そして、英会話を学んでいると、どうしても話し手としての自分を想定しがちです。
でも忘れないでください。
会話なんですから、あなたが話し手に回るのと同じくらい、聞き手に回る時間も生じます。
たとえばあなたが聞き手に回ったとき、「靴を着る」と言われて「あぁ『靴を履く』のことだな」と察することって、簡単ですよね。
それと同じくらい、あなたがコロケーションを知らずに喋ってしまったとしても、相手は察してくれます。
たどたどしい英語や日本語で一生懸命話しかけてくれるひとがいたら、辛抱強く向き合い、「あれを言いたいのかな?」「これのことかな?」と推察してあげましょう。
そして自分が英語を話す番になったら、同じことを期待したっていいと思います。
お互い様精神で、手を抜けるところは抜きましょう。話し相手をもっと信じて頼って、頭とエネルギーはもっと別の方向に使いましょう。
英会話の実践をしつつ、英語のルールや基本的な文法についてアウトプットと共に覚えていくやり方がいいですね。以下の記事もよく読まれていますので、ぜひご参考ください!
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