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  • 公開: 2025.06.06 更新:2026.06.29

日常会話レベルの英語力は英検2級が目安|会話力を伸ばす2つのコツ

「日常会話レベル」と一口に言っても、人によってイメージが異なり、明確に定義するのは意外と難しいものです。

ただ、世界的に広く使われている英語力の指標 CEFR(セファール) に当てはめると、目安は B1+(レベル5)前後 と考えられます。スコア感でいうと、TOEICなら650点前後、英検なら2級程度 がひとつの目安です。

そして実は、多くの方は学校で学んだ内容によって、日常会話に必要な“知識”自体はすでにある程度そろっています。あとは、学び方を正しく選び、必要な練習を積み重ねていけば、日常会話は十分に実現可能です。

この記事では、あなたの英語力を日常会話レベルまで引き上げるために重要な 2つのポイント を、具体的に解説します。

私たちはこれまで11年間で500名以上の学習者をサポートしてきました。その経験から、「伸びを大きく左右する要素」を整理し、特に効果が高い2点に絞ってお伝えします。

それでは、ぜひ最後までご覧ください。

また簡潔に解説した動画も一緒にご覧いただけると、より日常会話の英語レベルについて深く理解できるようになるはずです。

1.英語の日常会話レベルとは、中学校で習うレベル(B1)

日常会話で必要とされる英語力は、「中学卒業程度」、語彙数は1,000~1,500語程度と言われています。中学卒業程度とは、中学校で学ぶ基本的な文法や語彙、そして日常的なコミュニケーションスキルを指します。

日常会話に必要な英語力を具体的な指標で表すと、以下のようになります。

英語レベルの指標レベル具体例
CEFRB1(レベル5)日常的な会話や読み書きが可能
TOEIC550—650実用的な会話やメール対応が可能
英検準2級日常的なテーマについての会話や文章

このように、CEFRではB1レベルが目安となり、TOEICスコアでは約550—650点、英検では準2級のレベルが該当します。これらの指標を参考に、自身の現在の英語力や目指すべきレベルを確認してみてください。

2.実は本来なら多くの日本人が日常会話レベルができるはず

実は本来なら、多くの日本人が日常会話レベルの英語を話せるはずです。しかし、いざ外国人を目の前にすると言葉が出てこない——そんな現実があります。

中学校で学ぶ英語は、文法も語彙も、実は「日常会話レベル」とほぼ同じ内容です。つまり、多くの日本人はすでに英語で会話できるだけの知識を持っているのです。

知識として理解していても、会話では一瞬で言葉を取り出し、相手の反応に合わせて次の文を組み立てる必要があります。この「瞬発力」を鍛える機会が、日本の学習環境ではほとんどありません。また、正確さを重視する文化の中で「間違えたくない」と思う気持ちが強く働くことも、口を閉ざす原因になります。結果として、“できない”のではなく、“出せない”状態のまま止まってしまうのです。

この2つを外せば、誰でも短期間で会話力を伸ばすことができます。次の章では、そのために最も効果的な方法を2つ紹介します。 

3.この2つをやればほとんどの人が一気に日常会話レベルに引き上がる

ほとんどの人が一気に日常会話レベルに引き上がる2つの方法があります。それが次の2つです。

  • 中学レベルの知っている単語に「言い換える訓練」が英語上達のコツ
  • 英語の音に慣れろ!リンキングを叩き込む

この2つを実践することで、「全く英語を話せない状態」から「日常会話ができるレベル」へと引き上げることができます。ただし、この2つの方法を最大限に活かすためには、毎日英語を話すことが前提です。どれだけ勉強しても、話す環境がなければ英語は“使える力”として定着しません。

もし今の生活にそうした環境がない場合は、オンライン英会話を活用するのが効果的です。時間や場所に縛られず、毎日少しずつでも英語で話す経験を積むことができます。

それでは、前提が整ったうえで、やるべき2つの方法について詳しく見ていきましょう。この2つを実践すれば、あなたもきっと日常会話レベルの英語力を身につけることができます。 

3-1. 中学レベルの知ってる単語に「言い換える訓練」が英語上達のコツ

「頭では分かっているのに、英語が出てこない」——多くの人がぶつかる壁です。でも実は、英単語を増やす前に“日本語の言い換え(パラフレーズ)”をするだけで、スムーズに話せるようになります。

たとえば「送別会」という言葉。

英語で言おうとすると “farewell party” という単語を思い出そうとして詰まってしまう。でも、まず「送別会」をもう少し簡単な日本語にしてみるんです。「さよなら会」——これなら “good-bye party” と言えますよね。

英語を置き換えるメソッドとは

同じように「同窓会」も、いきなり “reunion party” と出すのは難しいですが、「同級生で集まる会」と考えれば “classmate party” でも十分通じます。

難しい日本語ほど、英語にもしづらい。だから、まず日本語をシンプルに言い換えてから英語に変えると、自然に口が動くようになります。

たとえばこんな感じです。

元の日本語英語にしやすい日本語英語表現
送別会さよなら会goodbye party
同窓会同級生の集まりclassmate party
残業遅くまで働くwork late
節約するお金を使わないnot spend money
出張する仕事で旅行するtravel for work

“言い換え”は、知らない英単語を探す作業ではなく、知っている英語を動かす工夫です。日本語の言い方をひと呼吸で変えるだけで、英語がぐっと話しやすくなるのです。

言い換えの具体的な方法を動画にしましたので、ぜひこちらもご覧ください。

3-2. 英語の音に慣れろ!リンキングを叩き込む

多くの人が英会話でつまずく理由の一つが、「相手の英語が速すぎて聞き取れない」という壁です。文法や単語を覚えても、相手の言葉が聞こえなければ会話は始まりません。

このギャップを埋める鍵が、リンキング(音の連結)です。

ネイティブ発音とカタカナ発音は違う

リンキングとは、単語と単語の音がつながって発音されること。ネイティブスピーカーの英語が「早口」に聞こえるのは、実は一つひとつの単語を省いているのではなく、音が自然につながっているからです。

たとえば——

リンキングに関する詳しい学習方法は「リンキングの仕組み解説」にて解説しおります。ぜひこちらも参考にしてください。

「Can I have a bit of egg?」は、本来「キャン・アイ・ハブ・ア・ビット・オブ・エッグ」と区切られますが、音がつながることで「キャナイハヴァビトヴェグ?」のように聞こえます。同じように「Rock and Roll!」も「ロッケンロール」とつながります。

 最初は驚くかもしれません。でも、このリンキングを理解すると、今まで“速すぎる”と感じていた英語が、一気に聞き取れるようになります。耳が慣れるだけでなく、自分の発音も滑らかになり、相手に伝わりやすくなる。

つまり、聞けるようになり、伝わるようになる——この二つが同時に起こるのがリンキング練習の最大の魅力です。

リンキングを習得すると、会話のキャッチボールが成り立ち始めます。相手の言葉が聞こえるから、自分の考えを「言い換え」で伝えられる。伝わると相手の反応が返ってきて、会話が楽しくなる。

この循環が回り始めると、英語を話すことへ抵抗が薄れていきます。抵抗が薄れると、英語で話す機会も増えてきます。結果として、日常会話レベルの英語力が身につくのです。

もし日常会話レベルの英語力を身に付けたいが、なかなか上達しない。このようなお悩みの方は、ぜひ私たちAloha Englishにご相談ください。

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記事の監修者情報

【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

英会話コーチング歴は10年以上。これまでに300人以上の英会話学習者をサポートし、スピーキング力の向上や転職成功といった多くの成果を実現してきました。特に、初心者が陥りやすい失敗や学習のつまずきポイントを熟知。その経験をもとに、「どうすれば英語が話せるようになるか」を具体的かつ実践的に解説しています。日常英会話からビジネス英語まで幅広く対応し、スピーキング・発音・リスニングに重点を置いて監修しています。

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