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  • 公開: 2026.06.10 更新:2026.06.09

英語でクレームを対応を求められたときに、慌てず失礼なく解決する方法

英語のクレーム対応で、困っている男性スタッフが「受け止める・確認する・解決する」の3ステップで落ち着いて対応できるようになる流れを示したアイキャッチ画像。

英語でクレームを言われたとき、まず困るのは「何を言えばいいのか分からない」ということではないでしょうか?

日本語であれば落ち着いて対応できる場面でも、英語になると、とっさに “Sorry.” や “I understand.” だけで返してしまうことがあります。もちろん謝ることは大切ですが、それだけでは相手に「本当に分かってくれているのだろうか」と思われてしまうこともあります。

私自身も以前ハワイで営業職として働いていた際、英語でのクレーム対応を数多く経験し、そのための研修も受けてきました。また、私たちのレッスンでは、看護師・エンジニア・経営者など、英語での曖昧な対応が許されにくい職業の方にも、実際の現場で使えるクレーム対応を指導しています。

こうした方々に共通しているのは、難しい英語表現よりも「相手の気持ちを受け止め、状況を確認し、解決へ進める流れ」を持つことで、海外の現場でも落ち着いて対応しやすくなるということです。

具体的には、次の3ステップで対応することで、相手の不満を落ち着かせながら、冷静に解決へ進めることができます。

気持ちを受け止める
状況を確認する
③解決策を伝える

私自身もこの流れを意識することで、いくつものクレーム対応を、相手の不満を処理するだけの場面ではなく、信頼関係を築くチャンスに変えることができました。

この記事では、「最初に何と言えばいいのか」「どう状況確認をすればいいのか」「どのように解決策へつなげればいいのか」を、実際に使える英語表現とあわせて解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

1.(ステップ1)まず気持ちを受け止める

英語のクレーム対応で、男性スタッフが外国人のお客様の話を丁寧に聞きながら、気持ちを受け止める英語表現を5つ紹介している解説画像。

最初にするべきことは、すぐに事実確認へ入ることではありません。まずは、相手の感情に反応することが大切です。たとえば、以下のように、相手の不快感や不便さに触れることで、相手は「話を聞いてもらえている」と感じやすくなります。

I’m sorry this has been frustrating for you.
ご不快な思いをさせてしまい、申し訳ありません。
I understand this situation has been inconvenient.
この状況でご不便をおかけしていること、理解しています。
I’m sorry for the trouble this has caused.
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
I understand your concern.
ご心配なお気持ち、理解しています。
Thank you for letting us know about this.
この件をお知らせいただきありがとうございます。

この一呼吸を入れることで、相手の感情が少し落ち着き、こちらの話を聞いてもらえる状況を作りやすくなります。私自身も英語のクレーム対応の現場で、最初に相手の気持ちを受け止めることで、その後の確認や説明に進みやすくなる場面を何度も経験しました。

いきなり確認や説明に入るのではなく、まず相手の気持ちを受け止めることで、その後の会話の空気が大きく変わります。

2.(ステップ2)次に状況を確認する

英語のクレーム対応で、男性スタッフが外国人のお客様に「May I confirm the details?」と丁寧に状況確認をしているアイキャッチ画像

感情に寄り添ったあとで、具体的な事実確認に進みます。状況確認に使えるフレーズは次の5つです。

Could you please tell me what happened?
何があったのか教えていただけますか?

May I confirm the details?
詳細を確認させていただいてもよろしいですか?

Could you explain the issue a little more?
問題についてもう少し詳しく教えていただけますか?

When did this happen?
それはいつ起こりましたか?

Could you show me where the problem is?
どこに問題があるか見せていただけますか?

クレームを伝えている相手には、単に問題を解決してほしいだけでなく、「自分の話をちゃんと理解してほしい」という気持ちがあります。そのため、こちらがある程度状況を把握していたとしても、あえて質問をして、相手に説明してもらうことが大切です。

私の経験上、相手にしっかり話してもらい、「この人は自分の話を聞いてくれている」と感じてもらえるだけで、クレーム対応の大部分はかなり落ち着きます。

もちろん最終的な解決策は必要ですが、その前に相手が自分の言葉で状況を話せる時間を作ることが、信頼される対応につながります。

3.(ステップ3)その後で解決策を伝える

英語のクレーム対応で、男性スタッフが外国人のお客様に「We’ll do our best to resolve this as soon as possible.」と解決に向けた対応を伝えている画像。

事実を確認したら、そこで初めて、できる対応を伝えます。

大切なのは、最初から「ではこうします」と処理だけに入らないことです。相手の気持ちに触れずに解決策だけを出すと、どうしても機械的な印象になることがあります。

また、解決策を伝えるときに意識したいのは、「自分ひとりで適当に処理している」のではなく、「会社やチームとしてきちんと対応している」と伝えることです。

クレームを伝えている相手は、目の前の担当者だけに話を聞いてほしいのではなく、会社全体として問題を理解し、対応してほしいと感じていることがあります。そのため、ただ “I’ll check.” と言うだけでなく、必要に応じて “the team” や “we” を使うことで、対応の安心感が大きく変わります。

たとえば、以下の5つのフレーズです。

Let me check that for you.
確認いたします。

I’ll speak with the team right away.
すぐに担当チームに確認します。

We’ll do our best to resolve this as soon as possible.
できるだけ早く解決できるよう対応いたします。

I’ll see what we can do for you.
どのような対応ができるか確認いたします。

We can offer you an alternative option.
代替案をご提案できます。

ミスは、どの会社でも、誰にでも起こり得るものです。だからこそ、お客様が見ているのは「ミスをしたかどうか」だけではありません。その後に、どれだけ丁寧に話を聞き、状況を確認し、誠実に解決へ進めようとしているかです。

ぜひ、この記事で解説した

①気持ちを受け止める
②状況を確認する
③解決策を伝える

という順番を、英語でも丁寧に実践してみてください。

私たちのレッスンでも、まず「受け止めてから確認する」練習をしていますここまで見てきたように、英語のクレーム対応で本当に大切なのは、難しい単語や長いフレーズではありません。

実際の受講生が「クレーム対応」を練習する動画を作成しました。ぜひこちらもご覧ください。

4.英語のクレーム対応に不安がある方は、無料カウンセリングでご相談ください

「実際の場面になると頭が真っ白になる」
「表現は少し知っていても、どう返せばいいのかわからない」
「相手に失礼なく、でもきちんと対応できるようになりたい」

そのような不安がある方は、無料カウンセリングでご相談ください。

私たちは、ただフレーズを覚えるのではなく、相手に寄り添い、気持ちを受け止め、状況を確認しながら会話を進める力を大切にしています。あなたのお話を伺いながら、今どこでつまずいているのか、どのような練習が必要なのかを一緒に整理していきます。

英語のクレーム対応に不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。 

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記事の監修者情報

【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

英会話コーチング歴は10年以上。これまでに300人以上の英会話学習者をサポートし、スピーキング力の向上や転職成功といった多くの成果を実現してきました。特に、初心者が陥りやすい失敗や学習のつまずきポイントを熟知。その経験をもとに、「どうすれば英語が話せるようになるか」を具体的かつ実践的に解説しています。日常英会話からビジネス英語まで幅広く対応し、スピーキング・発音・リスニングに重点を置いて監修しています。

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