「とりあえず生で!」
レストラン、居酒屋、バーなどでよく言いますよね。さて、これは英語でなんと表現すれば良いのでしょうか?
海外に旅行などで出かけたら、現地の食に親しむのも大きな楽しみのひとつですよね。はたまた、国内に居ても海外からのゲストを仕事でアテンド、なんてシチュエーションがあるかもしれません。
外食時の注文って英語ではどうなんでしょうか?
今日は、日本語で頻出の「とりあえず生」を取り上げていきます!
まずは「とりあえず」の英語表現
まずはこの「とりあえず」から攻略していきましょう!
- To start with
- To begin with
- For now
このあたりが「とりあえず」の趣旨に近い表現です!直訳すると「まず始めに」という意味合いです。これは生ビールを頼むときだけでなく様々なシチュエーションで使えるので、汎用性は非常に高いフレーズです。
使えるシチュエーション
- 会議の始まりに
- レストランでオーダーするとき
- ジムなどでトレーニングするとき
使えるシチュエーションは無限大。日常会話からビジネス英語でも使える非常に便利な英語フレーズです。
「生ビールをください」は?
「とりあえず」が英語で言えたら、今度は「生ビール」ですね。ビールは英語で・・・はい、そのままBeerです!笑
ちなみに「生」は “draft(ドラフト)” 、聞いたことありますね。
・・というのは語弊がありますので酒飲みの皆さん要注意!!
もともとDraftというのは「樽出し」という意味だそうです。でも、日本では缶入りのドラフトビールも売っているし・・どういうことなんでしょう?
どうも日本でいう「生」というのは、非熱処理のことを指すらしいですよ。つまり非熱処理であれば樽出しでなくても生ビールやドラフトビールとして出回ることもある・・。
紛らわしいですよね・・!
簡単に生ビールを注文する方法はないの!??
生ビールを注文するのがこんなに難しいなんて!と思われた方。
簡単です。
カウンターを見て、プシューとやるハンドルが置いてある銘柄にプリーズをつけましょう。
Fat Tire、プリーズ!でOKです。
(完全に余談ですが、奥の方のこれ、日本では知名度いまいちですが美味しいですよ!)

ドラフト=樽出し=お店で大量にストックしてあるビールということ。つまり、実は「ハウスワイン」的な位置づけなんです。なので、「プシュー」で出せる銘柄がいくつもあると、「生で」と言われても店員さんは困ってしまうんですね。。。
Heineken, please.(ハイネケン、ください)
I’ll start off with Blue Moon.(ブルームーンからいただこうかな)
Muller Light for now.(とりあえずミュラーライトで)
・・のように、「Beer」の代わりに、ビールの種類を伝えてあげるとスムーズに注文ができます。
「とりあえず生で」は日本語的な表現?
そもそも、海外では「とりあえず生で」って頼むんでしょうか?
これ、実は日本語独特の言い回しのような感じがします。
僕も世界中を見てきた訳ではないので絶対とは言い切れませんが・・普通に「ビールください」が一般的じゃないかと。
ビールください、と言ってみて、何種類かあれば、店員さんの方からどんなのがいいか聞いてくれますよ。
日本語独特の表現をそのまま英語にすると、ちょっと変な言い方になったりすることもあるんですよね。結局、簡単・シンプルがどこに行ってもベストな表現です。
「まず初めに〜」が一般的
経験上、アメリカでは「とりあえず〜」と言うよりも、「まず初めに〜」というニュアンスが一般的です。
「Start (off) with 〜」を使って(※ offはなくてもOK)、
I will start off with beer.(まず、ビールからいただきます)ですね。
まずビールをいただいて、食べ物はちょっと考えさせてください、と。
ちょっと今回はビールのトリビアに走ってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?笑
お酒って、食べ物と共にその土地の食文化をよく示すものだったりします。
となると、「とりあえず」ってちょっとビールに失礼かもしれないですね。
ドラフト(プシュー)でいただけるビールは、その土地ならではのものもよく置いてあります。「とりあえず生」と言わず、どれをいただこうか、真剣に吟味してみてもいいかも!??
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