TOEICは就職や転職においてアピールポイントになり、英語力が求められる業界ではTOEICを受けておくことが重要です。
ですが、TOEICを受けたことがない方にとって、就職や転職でどれほどのスコアが必要になるかとか、そもそもTOEICスコアがないと就職で本当に不利になるのか、というポイントついてよく分からないということもあるでしょう。
などなど、TOEICで英語力を上げてキャリアアップしたい方へ、知っておくと就職で成功する知識をまとめましたのでご参考くださいませ!
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TOEICは一般社団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会より開催している英語力を測るテストで、世界160ヶ国・14,000以上の企業や教育機関で利用されている有名な資格です。
引用元:TOEIC Program とは
TOEIC試験には4種類のテストがありますが、一般的なのがTOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)で、リスニングとリーディングの能力が試されます。
TOEIC Listening & Reading Test | 試験詳細 |
試験時間 | リスニング(約45分間・100問)リーディング(75分間・100問) |
試験日 |
年10回 (1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)※2020年5月現在、新型コロナウイルスの影響により、開催中止の月もあります |
受験地 | 全国約80都市 |
受験料 | 5,725円 |
申し込み方法 | インターネット申し込み・コンビニ端末など |
試験内容 | マークシート形式(990点満点) |
日本国内での受験者数では年間約250万人もいて、グローバル化の進む社会で年々注目度が高くなっています。転職で有利になる英語の資格でもご紹介していますが、英語力を示す資格ではTOEICは必須と考えておいた方がいいでしょう。
TOEICを採用基準で利用している企業は多く、国際ビジネスコミュニケーション協会 英語活用実態調査2019のデータによると、英語資格における認知度の高さや利用者数の多さ、採点基準の分かりやすさなどを理由にTOEICが使われていることが調査から判明されています。
詳しくは以下でも紹介していますが、業務で利用する英語のレベルに応じて、求人要項にTOEIC800点以上が必須といった感じで適正な人材を採用するためにTOEICが基準になっていますね。
また、TOEICが重要になるケースは就職時だけでなく、社内での人事評価でもTOEICスコアに応じて昇進・昇格を判断することもあります。
調査によりますと、課長クラスの人事評価ではTOEICを要件(または参考)にしている企業・団体は全体の3割以上もあります。
英語でのコミュニケーションが仕事で主流になっている企業は当然ですが、今後において海外への事業展開などを視野に入れている大手企業では、現状英語を業務で利用していなくても将来的な需要で、マネージャークラスに英語力を求めるところも多いでしょう。
英語が苦手な方にとって、TOEICでどれほどのスコアを目標にすればいいのか分からないということもありますよね。
一つの目安として、TOEICのスコアごとに一般的な英語力のレベルをまとめました。
TOEICのスコア | 対応する英語力 |
TOEIC400点台 | 中学英語の基礎レベルで、日常英会話も難しい |
TOEIC500点台 | 中学英語を一通り理解したレベルで、簡単な聞き取りができる |
TOEIC600点台 | 高校英語レベルで、簡単な英会話ができる。少しずつビジネスで使える英語が通用し始める。 |
TOEIC700~800点台 | ビジネス英語を理解できて、読み書きはかなり対応できるレベル。 |
TOEIC900点台 | 専門的な英語なども不自由なく理解できるレベル |
『英語が全然できない!』という方がTOEICを受験すると、おそらく500点にも満たないスコアになりそうですが、TOEIC対策で基礎を学べば、600点くらいであればそこまで難しくなくレベルアップすることも可能ですね。
また、企業側から就職・転職で応募者に期待するTOEICのスコア基準は以下の通りです。
新卒の方は600点台のTOEICスコアがあれば、平均以上の英語力があるという見解ですね。ただ、中途採用や英語を利用する部署などは基準が高くなり、700点台のスコア(ビジネス英語に対応できる能力)が求められます。
以下では実際の求人事例などを参考に、TOEICスコアを採用基準にしている業界や職種の傾向をまとめました。
TOEIC600点からでも、メール対応や書類作成などで対応可能なレベルだと評価されています。
ライティング・リーディングスキルがあれば英語の仕事ができる事務や、海外取引先と交渉をするバイヤー・貿易関連業務でTOEIC600点以上が要件になる傾向にありますね。
また、人材派遣でも社内通訳者やバイリンガルアシスタントなど語学専門の人材紹介コーディネーターでも、営業経験とあわせてTOEIC600点以上のレベルがあると望ましいでしょう。
TOEIC700点以上のレベルになると、海外営業などのボジションで求められる英語力となります。
グローバル企業での人事でも英語力は必須で、例えばジーユー(GU)では、人事関連業務の知識や経験だけでなく、語学力でTOEIC700点以上または同等のビジネス英会話レベルを応募条件にしています。
また、子供向けのインターナショナルスクールでも海外留学の経験やTOEIC700点以上などは歓迎といった人物像を記載していますね。
TOEIC800点〜900点のレベルでは翻訳・通訳業務や英語講師などで要件にされますね。スピーキングでも高いレベルが求められる仕事だと、TOEICのスコアも高くなりますがハイクラスの求人ではTOEIC以外の要件でも難易度高めです。
詳しくはTOEIC900点からの転職でもご紹介していますが、外資系企業では業務経歴や学歴も重視される傾向にあり、転職では業界選びも大事ですね。
TOEICが就職で有効活用できることについて解説しましたが、 TOEICをこれから受験しようと考えている方は、まずTOEIC600点を目標に勉強対策をしておくのがいいですね。
ただ、TOEIC対策で間違った勉強方法を続けると時間を無駄にしたり、なかなかTOEICのスコアが上がらないなどの失敗もありますので、効果的なTOEIC対策も確認しておくといいでしょう。
TOEICではマークシート形式での回答になりますが、TOEICの出題形式を把握することが大事ですね。リスニング・リーディング両方の模擬問題集で解き方や時間配分を覚えておくことが、TOEICスコアアップの近道となります。
TOEIC600点という目標では、リスニングとリーディングで苦手な方から対策してくと効率よくスコアを上げられますね。どちらもTOEIC対策で基礎的なことを把握しておけば、600点台という目標はそれほど難しくありません。
TOEIC L&Rはリスニング約45分とリーディング75分の計120分ほどの試験時間で、実際にTOEICを受けた方は分かるかもしれませんが、約2時間のテストは長く集中力が続かないことも多々あるでしょう。
リスニングで聞き逃したり、リーディングで問題文が頭に入ってこないなど、どうしても集中力が途切れがちなので、模擬試験では2時間通しで何回も繰り返し、TOEICの試験に対応できる集中力を得ることも重要となります。
就職や転職においてTOEICのスコアが採用基準になりますが、大事なのは『使える英語力・英会話スキル』を身に付けることですね。せっかくTOEICスコアを上げても、海外の方とのコミュニケーションで全く英語が話せないようだと、もったいないと感じますよね。
Skypeオンラインレッスンではスピーキングのスキル習得とあわせて、TOEICのリスニング対策もできますので、気軽にできるオンラインレッスンで英会話学習をしてみてください。
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