ビジネス英会話を習得するための7ステップと英会話スクールの選び方

ビジネス英会話を習得するための7ステップと英会話スクールの選び方

ビジネスで使える英会話力を身に付けたい。英語が話せれば海外の取引先をさらに増やすことができるのに。

ビジネス英会話の習得方法に関してお悩みではありませんか?

ビジネスで通用する英語力を身に付けるための学習方法、日常会話とビジネス英会話の違いなど、英会話を身に付けるたの方法など曖昧なものが多いように感じます。

私はアメリカで広告営業を3年ほどやっていました。もちろん全て英語でのやりとりです。その経験を元にどのくらい英会話力があれば、海外で通用するのか。さらにどうすれば英語が話せるようになるのか。ビジネス英会話に関する疑問にお答えします。

英会話力を身に付けるためには根気強さが必要です。コツコツ継続して学習する必要があります。この記事が皆さんのお役に立てると幸いです。

1.ビジネス英会話とは

書店やオンラインショップには多くの英会話関連の参考書が並んでいます。ビジネス英会話・日常会話・トラベル英会話など、英会話には多くのジャンルが・・・。ビジネス英会話とは一体どのような学習をすべきか、よくわからないですよね。

ビジネス英会話と日常会話、どちらを先に学習すれば良いのか?という質問を良く受けます。結論から言うと、日常会話が先、ビジネス英会話が後。日常会話とビジネス会話の攻略難易度ですが、日常会話の方が圧倒的に難しいということ知っていましたか?

まずはビジネス会話とは何か、という疑問にお答えします。

1-1.ビジネス英会話とは

ビジネス英会話と聞くと、難しい単語や専門用語が多いのでは?とイメージされる方も多いかと思います。確かに専門的な用語や難しい表現は多々出てきます。しかしビジネスで必要な英会話力は皆さんがイメージされているような難解なものではありません。

ビジネス英会話とは「丁寧な表現」が使えることです。日本語で言うところの、敬語にあたります。Can you 〜?と日常会話では使いますが、ビジネスではCould you〜?と言い方を変えます。「買う:Buy」と日常会話では使いますが、ビジネスでは「購入する:purchase」といいます。

丁寧な表現と少しアップグレードした単語を使うことがビジネス英会話を攻略するカギとなります。ビジネス英会話を身に付けるためには、日常会話を流暢に話せることが大前提。実はビジネス英会話なんかよりも、日常会話の方が遥かに難しいことを知っていましたか?

1-2.日常会話ができれば十分ビジネスで通用する

第二言語として英語を話している日本人にとって、ビジネスで使う英語力は日常会話レベルで十分通じます。ネイティブのような英語に憧れる気持ち、よくわかります。しかし業務レベル・交渉、プレゼンで必要な英語レベルは日常会話+少しのビジネス英会話力です。8:2くらいの割合で日常会話の方が大切です。

海外で第二言語として英語を話している外国人は多くいます。しかし英語をネイティブレベルで話せる人は非常に少ないと言うのが現状です。それでも自信を持ってビジネスで英語を使っている。我々日本人も完璧な英語力を身に付ける必要は全くありません。

ビジネス英会話と日常会話の違いやビジネスで成功させるための英語学習について「ビジネス英会話と日常会話の違いとは?バイリンガルが実践した学習法」にてさらに詳しく解説しています。こちらもご活用ください。

2.ビジネス英会話を身に付けるための7ステップ

ビジネス英会話を身に付けるためには正しい順序

ビジネス英会話を身に付けるためには正しい順序があります。いきなり難しい英単語を暗記したり、ネイティブ講師と英会話をしてみたりと、むやみやたらに学習しても効果はありません。

これから解説するステップに従って学習を進めて頂ければ、必ずビジネス英会話を身に付けることができます。

では詳しく解説していきます。

2-1.日常会話レベルの英語力

まず始めに学習をして頂くのが日常会話。日常会話ができないとビジネス英会話を身に付けることができません。身近なこと⇨世間話⇨専門的な話の順番で話せるようにレベルアップしましょう。

意見を伝える力

自分の意見を伝えることが最初のステップ。自己紹介から始まり、身近な出来事について話せるようになりましょう。

質問する力

質問力はビジネスでも役立つスキルです。自分の意見が伝えられるようになったら、質問力を身に付けましょう。Yes/No質問・5W1H質問を集中的に練習すると効果的。英語で質問が自由自在にできるようになったら、次のステップです。

質問に関する記事は「Yes・Noの質問で好みを見極めろ。長く続く英会話の基本は質問」と「3ステップで疑問詞を英作文|質問することで途切れない英会話」で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

会話をリードする力

英語で意見が言える・質問ができるようになる。これらのスキルが身に付けば、会話を積極的にリードできるようになります。英会話スクールだと講師や先生が会話をリードしれくれるため、なかなか上達しません。自分の講師と相談して、会話のリードを練習できる環境づくりしてみてはいかがでしょうか。

会話をリードできるようになっていれば、ビジネス英会話を学ぶ準備が整います。

2-2.ビジネス英会話の学習方法

日常会話が流暢にできるようになったら、お次はビジネス英会話の学習です。ビジネス英会話はインプットがメインとなります。

丁寧な表現を覚える

丁寧な表現を学びましょう。丁寧な表現とは敬語のようなものです。敬語と聞くと日本語のように難しいイメージがありますが、日本語と比べても複雑ではありません。どれも中学英語で習ったものばかりです。ちょっとしたコツさえわかれば、すぐに身に付けることができます。

くどいようですが、あくまで日常会話ができるようになってからビジネス英会話の学習を始めてください。

ハイレベルな英単語を学ぶ

ハイレベルな英単語や専門用語を学びましょう。ハイレベルな英単語とは丁寧な単語選びです。簡単な単語を洗濯するのではなく、少し難しめの単語選びができるようになりましょう。

単語選びの例

  • 「買う:buy」⇨「購入する:purchase」
  • 「伝える:tell」⇨「お知らせする:inform」

専門用語とはビジネスで良く使う言葉です。日本語でカタカナ英語としても使われているので、聞き慣れた言葉も多いのではないでしょうか?

例)一般的なビジネス用語

  • agenda(議題)
  • handout(資料、プリント)

一般的に使われるビジネス用語だけではなく、業界ごとで使われる専門用語も覚える必要がありますね。

例)マーケティング業界の場合

  • incentive:インセンティブ
  • webinar:ウェブ上で行うセミナーのこと
  • online advertisement (ad):オンライン広告

参考:上級ビジネス英語フレーズ集

ビジネスマナーを学ぶ

英語力とはややずれますが、ビジネスでは必須のマナーに関する知識です。日本式のビジネスマナーと海外のビジネスマナーは異なります。国際人として生きるためには、海外式のビジネスマナーも身に付けましょう。

参考:アメリカでは通用しない日本人がやりがちなビジネスマナー15選

2-3.最低1時間会話ができる持久力

日常会話が話せるようになり、ビジネス英会話に必要な知識を身に付けることができた。最後は長時間会話ができる持久力をつけましょう。ここまでスキルアップをした方ならご理解いただけるかと思いますが、英語で1時間途切れずに話をするためには体力がいります。英語で話すことに慣れていない人だと、会話が終わった後にクタクタになってしまうことも。

海外のクライアントと英語で商談が終わった後は、レストランでの会食会が開かれることも一般的よくあります。一日中英語でコミュニケーションを取らなくてはいけないこともしばしば。長時間英語で会話をするための持久力は欲しいところです。ビジネスマンとして会話を途切れさせないコミュニケーション力を身に付けてください。

具体的に必要なスキルを「社会人に必要な5つの英会話スキルとは?バイリンガル講師が徹底解説」でも取り上げています。併せてご覧いただけると、必要なスキルについて詳しく知ることができます。

3.ビジネス英会話は独学よりも英会話スクールで

ビジネス英会話を習得するための7ステップをご紹介しました。独学で学習をしたい、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。しかしながら効果的に英語力を伸ばしたいのであれば、独学はあまりおすすめしません。やはりカリキュラムが豊富でプロ講師のサポートが充実している英会話スクールに通うことをおすすめします。

英会話スクールを通う以外に留学や国際交流イベントに参加するなど、学習手段はいくつかあります。しかし英会話スクールに通うメリットを知って頂ければ、なぜ英会話スクールでの学習がおすすめなのかご理解いただけるかと思います。

英会話スクールに通う3つのメリット

  • 忙しい人でも通いやすい
  • 留学するよりもコストが安い
  • 国際的な英語に触れることができる

では詳しく解説します。

3-1.忙しい社会人でも通いやすい

留学となると、会社を辞めたり、休職をしたり。会社に留学制度があることなどを除けは、基本的に社会人を一時ストップする必要があります。留学中はVisaの関係上、仕事をすることができません。社会人にとって留学は勇気のある選択です。

英会話スクールは会社に勤めながら通うことができます。さらに通学型の英会話教室だけでなく、最近ではオンライン型のスクールも人気です。受講できる時間帯も幅広くサービス展開しているところも多いので、忙しい方でも通いやすいというメリットがあります。

3-2.留学するよりもコストが安い

留学は学費+生活費がかかります。国によっても異なりますが、年間で180万円から300万円ほどかかります。もちろん日常のやりとりが全て英語なので、レベルアップにかかる期間が短期ですむなどのメリットもあります。

一方で英会話スクールにかかる費用は年間約60万円前後。それでも高額な費用であることには変わりありませんが、留学と比べると安いでしょう。英会話スクールで英語を身に付けるためにかかる期間は約2年間。合計で120万円かかります。やはり留学よりは低コストで済むメリットがありますね。

英会話スクールにかかる費用について「大人向け英会話の選ぶポイント|3つの形態別スクール費用の相場」で詳しく解説しています。英会話スクールを選ぶ前のリサーチとしてご活用ください。

3-3.国際的な英語に触れることができる

英会話スクールに在籍している講師は様々な国の人がいます。アメリカ・カナダ・オーストラリア。フィリピン、中国、日本人など。それぞれ国が違えば、言葉のアクセントや表現も変わってきます。英語を母国語としているアメリカとオーストラリアでさえ表現方法が異なります。

英会話スクールに通うメリットの1つとして、様々な英語や文化に触れることができる。国際的にビジネス英語を身に付けたいなら、絶対に経験しておきたい環境が揃っているのです。

4.ビジネス向け英会話スクールの選び方

ビジネス向け英会話スクールの選び方

英会話スクールに通うメリットについてご説明しました。数あるスクールから自分にあったスクールを選ぶのは難しことです。なんとなくCMのイメージなどで決めている方もいらっしゃるかと思います。ここでは最適なスクールを選ぶための3つのポイントを解説します。

4-1.英会話スクールのタイプを選ぶ

英会話スクールには3つのタイプがあります。

  • オンライン型
  • 通学型
  • パーソナル型

それぞれサービス内容・費用・コンセプトが違います。まずはどのタイプが自分に合うのかを確認しましょう。英会話スクールのタイプの違いについていは「ビジネス英会話スクール選びで失敗しないための32のポイント」で詳しく解説しています。今まで英会話スクールに通ったことがない方は、一度こちらの記事で英会話スクールについて学んでください。

4-2.体験レッスンを受講する

気になるスクールを3〜5つ絞りましょう。そして必ず体験レッスンを受講しましょう。ほとんどの英会話スクールが無料で体験レッスンを開催しています。

体験レッスンで下記の4つのことを必ず確認しましょう。

  • スクール費用の総額
  • 週に受講できる回数
  • 振替に関するルール
  • レッスンの予約方法

レッスン費用の他に教材費・入学金が別途かかったりします。さらに振替に関するルールや受講回数に関してもスクールごとに違います。体験レッスンで必ず担当の方に確認してください。

4-3.お気に入りの先生を見つける

最後に大事なポイントです。それはお気に入りの先生を見つけること。先生との相性はとても大事です。丁寧に指導してくれる、緊張せず会話をするための雰囲気作りなど、講師によって教え方は様々です。学習するためのモチベーションにも大きく関わることなので、お気に入りの先生に体験レッスンで出会ったら、迷わず入会を決めても良いかと私は思います。

5.ビジネス英会話を学ぶならAloha Englishがおすすめ

通学型・オンライン型の両方で受講可能なAloha English英会話です。

ただ、Aloha English英会話にはそれに加えて以下のような特徴があります。

  • バイリンガルの日本人講師が丁寧に指導
  • 教材は全てオンラインで無料公開

詳しく解説していきます。

バイリンガル講師による指導

ネイティブ講師によるレッスンの方が伸びるのでは?と思ったことはありませんか。本場の英語に触れることができて、発音なども学べそうです。しかし初心者にとってはネイティブ講師はややハードルが高い傾向です。日本語が通じない講師より、最初は日本語も英語も話せる講師による丁寧な指導をおすすめします。

教材は全てオンラインで無料公開

Aloha Englishでは教材を全てオンラインにて無料公開しております。教材費は一切かかりません。月々かかる費用も16,000円(税込)と続けやすい設定です。

詳細はこちらの記事で。⇨Aloha Englishオンライン英会話|ビジネスで使える英語力

6.まとめ

ビジネス英会話を学習する人向けにまとめた内容でした。そもそもビジネス英会話はとは、日常会話とは何が違うのか。冒頭で詳しく説明しました。

ビジネスで英語が使えるとこなせる仕事の幅が大きく増えるはず。ビジネス英語を身に付けるための具体的な手順を7ステップで解説しました。いきなりハイレベルな英単語や専門用語を覚える方がいますが、最初は日常会話から手をつけていきましょう。

ビジネス英会話を学ぶために英会話スクールに通うことをおすすめしました。忙しい社会人にとって留学や独学で学ぶのは効率的ではありません。英会話スクールで学ぶ3つのメリットについても記述しました。

ビジネス英会話を習得するためには、コツコツ学習を継続する必要があります。粘り強く諦めないでくださいね。努力をすれば必ず英語が話せるようになります。

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記事の監修者情報

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【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

カリフォルニア大学で語学とマーケティングを専攻。卒業後ハワイで広告営業を担当しました。余談ですが、ワイキキとカイルア担当だったので隠れスポットの話も得意です。

今までの海外経験を活かし、正しい英会話の習得方法を徹底解説。スピーキング ・発音・リスニングに関する記事を主に執筆しています。わからないことがあれば、お気軽に相談してください。