英語が苦手でも3ヶ月続く勉強法を大公開|モチベーション維持がカギ

英会話が苦手でも続く勉強法

英語が苦手な人でも継続して続けられる勉強法について、気になる方は多いのではないでしょう。

英語が苦手と感じる人の多くは、学校や受験での勉強でトラウマになっている方がほとんど。英単語の暗記や難解な読解など思い出すだけで、英語に対するアレルギー反応が出てくる方もいます。

ただ、社会人になってから必要な英語力は、学校で教わった勉強法だけでは向上しません。やり方を変えて、楽しく続ける方法を学んでください。きっと英語に対する考え方が180度変わるはずです。

  • 英語が苦手だと感じる理由と克服する方法
  • 独学でも実践できる勉強法
  • 一日にどれだけ勉強すればいい?どんな学習計画を立てるべき?

など、こちらのページで詳しく解説します。役立つ勉強法を学んで、ぜひ実践してみましょう!

ページコンテンツ

1.正しい勉強法を知る前に|英語が苦手と感じてしまう理由とアドバイス

まずは英語が苦手と感じてしまう理由から解説します。皆さんも思い当たる節があるのではないでしょうか。英語が全くできない初心者には特定の傾向や特徴があり、そこからアドバイスや対策も説明します。

1-1.受験勉強のイメージが強い

文法や英単語、読解問題など、受験向けの単元はどれも難しいと感じてしまいます。英単語は手が痛くなるまで、紙に何度も書いて覚える。文法や読解問題も、辞書を片手に奮闘した方も多いのではないでしょうか。

社会人・大人が必要な英語スキルは受験勉強だけでは身につかない

英会話と受験勉強

受験勉強のせいで、英語に対してトラウマを抱えてしまっている方が多くいらっしゃいます。ただ、話す英語と受験勉強の英語は全く別物と言っても良いでしょう。受験勉強の弊害が皆さんの英語に対する苦手意識の原因なのです。

これから英会話を習得する上で、受験勉強とは別物といった認識が必要です。逆を言えば、受験勉強ができていなくても英会話で必要な対策をこれから行えば、英語を話せるようにはなれます。

一から英語を習得するには「使える」英語力の対策|英語習得の強み・メリットを知る

苦手意識をなくすためには、英語習得への前向きな考え方や勉強をする具体的なメリットをイメージするといいですね。

受験勉強の時は点数を上げるだけのモチベーションでしたが、社会人の英語学習ではキャリアアップや年収を上げる、海外移住で理想的な生活をするなど具体的な恩恵が多いです。「使える」英語力を目指してみてはいかがでしょうか。

英語が話せるメリットを詳しく解説!

1-2.完璧な英語を求めている人が多い

外国人と英語で話そうとするとき、「どうしよう間違った言い方していないかな?」「こんな言い方失礼じゃないかな?」と感じる方が多い傾向です。

最初から完璧に英語を話せる人はいない

完璧思考は真面目な日本人にありがちですが、最初から英語をネイティブと同等に話せる人なんていません。

文法や正しい英語表現を気にしすぎるあまり、英会話が消極的になることも初心者でよくあります。

間違って当たり前くらいの意識で気軽に勉強するくらいが伸びやすい

英語の勉強は間違えて当たり前

しかし外国人は間違った英語で話したからと言って、特に気にする人はいません。それよりも日本人の考え方や文化、人柄などに興味津々。間違いを気にせず積極的に話す人は、完璧な英語を話すよりも良い印象を与えます。

テストのように完璧な答えを作るのではなく、少し間違えても気にしない、くらいのマインドが大切です。そのくらいの気軽さで学習した方が英語力は伸びやすく、失敗を繰り返して成長するでしょう。

日本人が英語が苦手な理由とは|話せる人の5つの共通点から学ぶ上達法」で英語が話せる人の特徴をまとめています。英語が苦手な方は、話せる人のマインドを真似てみてください。

1-3.アウトプットするのが苦手

受験勉強や学校での授業はインプット型の勉強法がメインでしたね。「読み」「書き」がメインの教育方針のため、インプットがどうしても多くなってしまうのです。これは決して悪いことではなく、今後英語を使って仕事などをしたい人にとっては役に立ちます。

英語のアウトプットは義務教育でもあまり対策していない

アウトプットの苦手意識

一方で「話す」「聞く」に対しては、中学や高校などの義務教育で練習することはありません。私たち日本人に取って英語のアウトプットは苦手というよりも、経験がない。

いざ英会話のレッスンが始まっても、自己紹介ですら緊張してしまう。アウトプットに慣れていないことが英語への苦手意識の原因でもあります。

英語を話す=自分の趣味や楽しさと結びつける

好きなことへの学習意識

アウトプットへの苦手意識を解消するには、英語習得の本来の目的=対人のコミュニケーションにおける楽しさを見出してみるといいでしょう。

  • 好きな海外アーティストのSNSを読んでみる
  • 同じ趣味の人が集まるコミュニティで英語チャットをする
  • 海外旅行の計画を立ててみる

など、英語を普段の生活で使ってみると、学習の難しさよりも英語でコミュニケーションを取ることの嬉しさなど感じられますね。

2.英語の勉強法を確認・実践する前に知っておくべき大事な考え方

英語の勉強法で知っておくべきこと

初心者向けの英語学習では、無理なく続けられる勉強法を探すことがペラペラになるコツです。

まずは以下の勉強をやめてみてはどうでしょうか?

  • 難しい英単語帳や英文法に集中した学習をやめる
  • 「間違ったら英語を使ったらどうしよう」という考えをやめる
  • 暗記に頼ったインプットメインの勉強法をやめる。

これら3つのことやめるだけで、英語の勉強はとても楽しくなります。従来の勉強法を一旦ストップして、新しい勉強のスタイルを見つけてみましょう。

2-1.テスト勉強や暗記に頼らない学習法を見つける

文法や英単語は暗記するものばかりですね。暗記に頼るのではなく、楽しく勉強する方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

音読の練習や会話の練習も大切な勉強です。声を出して、英語を発音してみましょう! 暗記ではないので、気楽に続けることができます。

2-2.楽しく長続きする方法がないか探る

英語学習には1,000から3,000時間必要だと言われています。日数に変換すると約3年ほどかかります。英語を習得するには長い道のり・・。3年間も受験勉強のような辛いことは続きませんよね。楽しく、長く続けられる方法を探すことが大切です。

参考:英語習得には最低3000時間!達成するための11のコツと学習習慣

2-3.一人で勉強しないで一緒に学習する仲間を見つける

英語を勉強する仲間を見つけると学習意欲が高まります。一人ではどうしても挫折してしまう…

SNSなどを通して、仲間を見つけてみる。英会話スクールの生徒と仲良くなる。外国人のお友達を探してみるなど、一人で学習をしないようにしてみましょう。

3.【英語が苦手な方向け】一から実践するおすすめの英語勉強法

英語勉強法で、まずは初歩的な学習方法・ノウハウからご紹介します。

英語が苦手な方は、ぜひ中学生の知識を復習してください。中学1年生から2年生であれば、英語が苦手な方でも取り組みやすいかと思います。難しい学習は必要ありません。話すために必要なのは、中学生の基礎です。

また、英会話レッスンを考えている方は選び方や注意点などをチェックしておきましょう。

3-1.中学2年生までの知識が英語学習には大切

中学英語の習得

中学で習う文法と英単語さえ身につければ、コミュニケーションは問題なくとることができます。私がアメリカに留学している時でさえも、基本的な会話は全て中学で習うものばかりでした。中学生で習った知識をいかに使えるようにするかが鍵です。

「あれ、なんだっけな…」とつまづいてしまうのではなく、とっさに話しかけられても中学の英語知識は思い出せるようにしてください。関連記事で、中学英語からのやり直しのコツを紹介しています。

3-2.TOEICの対策も英語基礎の習得でおすすめ

TOEIC対策

初心者向けの英語対策では、TOEICの勉強も効果的です。アウトプット対策向きではありませんが、TOEICの勉強をすることで文法や語彙力・リーディングなどのスキルを上げられます。

基本的なTOEIC対策をすると、必然的に文法や構文の基礎が分かったり、長文読解に慣れるでしょう。以下で解説している4技能の総合的な学習は必要ですが、TOEICの勉強も無駄にはなりません。

3-3.英語脳を作ると実践的な英会話スキルが上達

英語脳を作る

英語初心者が意識していただきたいポイントとして、英語を英語のまま理解する英語脳を作ることが英会話習得の近道となります。

最初は難しいと思いますが、聞き取り・読み取りで認知した英語を日本語に翻訳せずにコミュニケーションが取れると、スムーズな英会話ができるようになります。少しずつでもいいので、英語脳への意識・イメージが得られるといいでしょう。

英語脳の作り方と英会話習得のポイント

3-4.初心者は日本人講師との英会話レッスン

日本人講師のレッスン

英語の知識が完璧になったら、会話の練習を! と考えていませんか。知識がなくとも、英語で会話はできます。最初はカタコトでも、少しずつ慣れてくれば必ず上達します。まずは勉強からと思わず、会話から初めてみてはいかがでしょうか。机に向かってする勉強よりも、楽しいですよ。

ただ、英語の基礎ができていないと外国人講師とのレッスンでついて行けず、あまり学習にならないデメリットもあります。まずはバイリンガルの日本人講師から、日本語でアドバイスをもらえる環境が安心です。日本人講師とのオンライン英会話を受講するメリットなど、関連記事でもご確認ください。

3-5.英語に慣れてきたら外国人と話す英会話レッスン

外国人講師のレッスン

アウトプットに慣れた段階で、外国人レッスンでの英会話学習が効果的です。英語表現力を上げたり、ネイティブが使うようなフレーズを覚えるなど外国人講師から学ぶことは多くあります

お値段も日本人講師と比べて安く、月額1万円程度です。自分にあったスクールを探してみてはいかがでしょうか。

オンライン英会話の正しい選び方とは?

4.【幅広いスキルを身につけたい人向け】知っておくべき4技能の勉強法

英会話の習得では、幅広いスキルの対策が必要です。「英語を読めるけど話せない…」とか」「リスニングが苦手で話せない…」など、英会話ができない理由として、以下4技能の不足があるでしょう。

  • リスニング(英語が聞き取れない原因が分からない)
  • リーディング(読解力が足りない)
  • ライティング(英文を作れない)
  • スピーキング(英語表現ができない)

それぞれ、具体的な対策・勉強法を以下でまとめましたのでご参考ください。

4-1.リスニングへの苦手意識を解消|不得意な分野を対策

英会話学習の挫折でありがちなリスニングの苦手意識について、「英語が聞き取れない=会話ができない…」といった不安から、英会話が怖いイメージがついた人もいるのではないでしょうか。

不得意としている方は、「どうして英語リスニングができないのか?」まで深く掘り下げることからしてみましょう。

リスニングの勉強対策を徹底解説!

英語が聞き取れない原因・弱点を確認する

英語が聞き取れない原因

英語が聞き取れない原因は以下の通り、数多くあります。上記で紹介したような中学英語の復習も大事になるため、英語の基礎力が不足しているといった原因も考えられます。

  • 英文法や構文の知識が足りない
  • 英語の発音ルール、イントネーションが分からない
  • 英文の理解力・読解力が足りない
  • 英語をある程度聞き取れるものの、記憶力が足りない

リスニングは発音のほか文法・構文などの知識も必要に

以下でもリーディングやスピーキングなどの技能を紹介していますが、リスニング対策では他技能のスキルアップが必要となります。さらに言うなら、発音やイントネーションだけでなく文法・構文の学習も必要でしょう。

単語レベルでは聞き取れても、どんな英文になるのか英語全体の意味が分からない場合には、文法のほか読解力不足も原因としてあります。リスニングを強化したい方は、以下で説明しているリーディング対策もぜひしてみてください。

4-2.リーディング対策|読解力・理解力のスピードを上げる

英語のリーディング学習は、読解力や理解力の向上で効果的です。英語の読み返しなど、よくある課題の対策も確認しておきましょう。

英語リーディングで効果の出る勉強法とは?

リーディングが苦手な人は読み返しをしてしまう

リーディングが苦手な人は読み返しをする

リーディングが苦手な方は、英文の読み返しで理解スピードが遅くなってしまうことが挙げられます。

例えば、「I always meet my friends on a weekend.」という英文を読んだ際に「週末に(on a weekend)友達と(my friends)いつも(always)…」と、日本語の語順に当てはめて英文を読み直すことが初心者にありがちです。

スラッシュリーディングで英語の語順通りに理解

スラッシュリーディングの対策

英語の理解力・読解力を上げるには、英語の語順通りに認識することが求められます。そのための学習方法ではサイトトランスレーションがおすすめで、以下のように意味のかたまりごとに区切って、一つずつ日本語で理解していきます。

I always / meet my friends / on a weekend.

「私はいつも / 友達と会う / 週末に」

これは比較的簡単な英文ですが、より文章構造が複雑になると日本語での語順を基準に読み返す人も多いでしょう。ただ、読解力を上げるには英文の順番通りに理解するトレーニングが必要で、サイトトランスレーションなどの独学で癖をつけるといいですね。

4-3.ライティング対策|アウトプットの向上

ライティングスキルも大事でビジネスメールや資料作成など実践的な能力が得られるほか、英語のアウトプット対策にもなります。

英語のライティング勉強法を詳しく!

学習した英単語や文法などを書いて覚える

学習した英文法を書いて覚える

独学で学んだ英文法やフレーズを活用・書いてみるのがライティングのコツです。自分で英文を作ってアウトプットをすることで、より記憶に残ります。

英会話の練習で話題がないから話が続かない…という場合にも効果で、普段起きたことや話したいトピックなどをライティングすることで、スピーキングの表現にも役立ちます。

オンライン英会話の場で添削してもらう

書いた英文の質を上げる際には添削が必須となります。英文の直し・チェックでは無料アプリも使えますが、バイリンガル講師やネイティブの講師に教えてもらえるオンライン英会話も活用できます。

オンライン英会話の学習効果・メリットでも紹介していますが、レッスンでは新しいことを学ぶだけでなく、普段の独学で気になること・知りたいことも相談できますね。

4-4.スピーキングも独学で上達!

スピーキングも英会話習得で大事な技能です。独学からでも対策できますので、英語表現が苦手という方は実践してみましょう。

英語のスピーキングが上達する勉強法とは?

シャドーイングなどリスニングと兼ねた独学で対策

シャドーイングの対策

スピーキングでは、聞き取りとアウトプットの同時対策が基本となります。その中でも、特におすすめの音読方法であるシャドーイングが効果的です。

Aloha English英会話のレッスンでも取り入れています。3ヶ月くらい練習するだけで、英語の聞き取りができるようになってきます。シャドーイングを行う際の注意点として、正しい順序で行うことが大切です。

「英語が聞き取れる!」と誰でも実感できるシャドーイングのやり方」で詳しく解説している通り、1回のシャドーイングを行うためには時間がかかります。一つ一つ丁寧におこなえば、驚く結果が期待できます。

インプットとアウトプットのバランスが大事

インプットとアウトプットのバランス

スピーキング練習ではアウトプットに時間を割きがちですが、基本的なインプット学習量も減らしてはいけません。

第二言語習得理論によると、言語の習得にはまずインプット・知識が重要となります。理想的な流れとして、インプットで基礎学習→アウトプットで表現力アップ→足りない知識に気付きインプットでさらに対策、といった具合でインプットとアウトプットで補完していくやり方が効果的です。

5.【毎日継続したい人向け】社会人・大人でも隙間時間で対策しやすい勉強法

実践的な勉強法として、忙しい社会人におすすめの学習も以下でまとめました。

  • 平日は残業もあって疲れて、勉強するモチベーションにならない
  • 副業もしているから休日もあまり時間が取れない
  • そもそも勉強嫌いで続けられる自信がない

などのお悩みがある方は、隙間時間でコツコツ続けるところから目標にしてみましょう。

時間のない社会人でも無理なく続けられる英語学習

5-1.英語日記で毎日ライティング・スピーキングをする

英語日記での学習対策

アウトプットの練習ではライティングやスピーキングがありますが、英語日記での学習だと初心者でも続けやすいですね。

  • 仕事やプライベートで起きたことをノートに書く
  • TwitterやInstagramなどSNSでの近況報告をする
  • 日々のタスクをカレンダーで記録する

などのライティングを英語でして、スピーキングでの発声練習もすると身に付きます。2~3文の短い表現でも構いませんので、続けるとアウトプットに慣れていきます。

英語日記のやり方・ポイントの解説ページ

5-2.英語アプリを使った対策が続けやすい

英語アプリでの学習対策

英語アプリも隙間時間での勉強がしやすく、以下のような特徴があります。

  • 10分ほどの短時間でも勉強できる
  • 簡単な英単語・文法のトレーニングやスピーキング、リスニングなど幅広く対策
  • 無料から試せる・有料でもそこまで経済的な負担にならない

ビジネス英会話で使えるおすすめアプリでも詳しく紹介していますので、こちらもご参考ください。

初心者向けの英語アプリはレシピー(ポリグロッツ)が使いやすい

英語学習アプリであるレシピー(ポリグロッツ)が、初心者でも取り組みやすくおすすめです。こちらは英語が話せるようになれるアプリで、スピーキングなどの4技能や英文法・単語学習など総括的に対策できます。

全てのコンテンツを利用する場合は有料プランになりますが、無料でも英単語やリーディングの対策が可能です。まずは無料の範囲で試してみるといいでしょう。

レシピー(ポリグロッツ)のアプリ詳細はこちら(外部サイト)

英語学習に慣れてきたらTEDのアプリがおすすめ

独学である程度英語の基礎を理解できたレベルであれば、世界各国のスピーチを視聴できるTEDのアプリでネイティブの英語を学べます。

5分ほどの短い動画もあり、スピーチや演説も幅広い分野があるので個人の好みにあわせてサクッとリスニング・スピーキング対策ができます。詳しくは関連記事でも紹介していますので、気になる方はぜひお読みください。

TEDの使い方・おすすめの学習方法を解説!

5-3.YouTubeを使った英語リスニングも手軽

英語のリスニング対策

隙間時間での英語勉強ではYouTubeチャンネルの教材も使いやすく、初心者向けのレッスンから中級者以上の英語表現練習まで様々なニーズにあわせられます。

独学でも安心して学べる教材がYouTubeには多く、特にリスニング対策で役立つでしょう。食事中の時間や就寝前など、日々の習慣学習で取り入れてみてはいかがでしょうか。

英語ニュース・YouTubeのリスニング対策

6.英語の学習時間・計画の立て方|1日何時間勉強するべき?

英語の勉強法と同じくらい大事なことで、学習時間・日々のスケジュール設定も意識しておきましょう。英語学習は基本的に独学メインであり、自己管理により勉強の質や達成度が変わってきます。

6-1.独学での英語学習は1日90~120分は確保しておきたい

学習時間の目安

英語の勉強時間について、個人差もありますが第二言語の習得ではある程度の学習量が必要です。

少なくとも、社会人の英語習得では1,000時間以上が必要だとされており、半年〜1年スパンでのレベルアップを目指すなら90~120分ほどの勉強量を毎日続けるべきです。

2時間ほどの勉強と聞いてしんどい…と思う方も多いと思いますが、上記で紹介したような隙間時間での対策で、30分×4回のように分割して取り組む方が学習への集中力が維持できるので効率的ですね。

6-2.自分の苦手分野に合わせてカテゴリー別で時間を割り振ると管理しやすい

勉強のスケジュール・計画では、対策分野別での時間配分まで管理できると効果が出やすくなります。

例えば、英語の基礎や文法などをメインに独学を進めたい場合には、以下のような時間の使い方が適切です。文章構造の学習に時間を使いつつ、リスニングやスピーキングの対策も継続すると英会話で必要なスキルを網羅できます。

 文章構造
(文法・構文)
流暢性
(スピーキング)
語彙力
(英単語)
発音
(リスニング・発声)
学習頻度2時間・週3回30分・週3回30分・週3回15分・毎日

▷参考:英会話の目標・学習ゴールの設定方法【解説ページ】

6-3.英語学習計画の例|1週間のスケジュールイメージ

英語学習のスケジュール

上記の時間配分を基に、1週間の学習スケジュール例をまとめてみました。各時間の色は対策分野ごとで分けており、以下の通りです。

  • 文章構造:赤色
  • 流暢性:緑色
  • 語彙力:オレンジ色
  • 発音:青色
  月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜 日曜
早朝 20分 20分 20分 20分 20分 30分 30分
通勤電車 40分 40分 40分        
ランチ後       20分 20分 40分 40分
夕食後 20分 20分 20分 20分 40分 40分 40分
就寝前 20分 20分 20分 20分 20分    

あくまで一例ですので、隙間時間で個人的に勉強しやすいタイミングを考えて、どのような学習対策をするか設定するといいでしょう。

7.モチベーションをあげて英語の苦手を克服する4つの方法

どんなに勉強のスタイルを変えても、やる気がなくなってしまうことはありますね。そんな時にモチベーションをアップさせるオススメの方法をご紹介します。

7-1.海外旅行で英語の必要性を再確認

海外旅行は英語のモチベーションをあげるのに一番効果的です。体験レッスン時でも「海外旅行から先週帰ってきて、やる気になりました!」という方も多くいらっしゃいます。英語の勉強につまずいたら、思い切って海外旅行に1週間でもいくとやる気がアップします。

英語しか通じない環境へ行くことでモチベーションアップ

英語漬けの環境でモチベーション向上

できるだけ日本語が通じない場所へ行きましょう。ハワイも手軽で人気な場所ですが、ワイキキなどは日本語が普通に通じます。観光客がいかない穴場にいくと、英語しか通じないスポットもあります。思いがけない発見があるかもしれません。

常に英語漬けになることを意識してください。2~3日経つと、不思議と英語でコミュニケーションが取れるような感覚になります。相手の言っていることも、少しずつわかるように。英語漬けの環境は、英語の感覚を身に付けるためにもとても効果的です。

英語が通じる国は74ヵ国もある

世界では英語が通じる国が74ヵ国あります。公用語として英語を使っているのが56ヵ国。事実上の公用語として使われている国は4ヵ国。それ以外で英語が通じる国が13ヵ国あります。

英語が事実上の公用語

  • アメリカ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • イギリス

英語が公用語の国々

  • アジア:5ヵ国
  • アフリカ:24ヵ国
  • ヨーロッパ:2ヵ国
  • オセアニア:17ヵ国
  • 北アメリカ・南アメリカ:9ヵ国

英語が通じる国々:13ヵ国

アメリカやオーストラリアへの旅行は敷居が高いと感じる方は、アジアあたりから始めても良いかもしれません。多少ネイティブのアクセントとは違う発音で戸惑うこともあるかもしれませんが、それでも英語漬けとしての効果はあります。

参考:英語が通じる国はこんなにある!74ヵ国を一覧で紹介します

7-2.外国人が集まるイベントに参加してみる

外国人が集まるイベントへ参加

長期休暇を取らないと、海外旅行はなかなか・・、という方にオススメなのが異文化交流イベントです。比較的に大きい都市だと外国人が住んでいる割合も高いため、定期的にイベントが開催されています。参加費も1000円〜2000円とお安いため、気軽に参加できます。

Meetupへ参加してみる

交流イベントはMeetupというサイトで見つけることができます。こちらには様々な種類のアクティブティーがあり、誰でも参加することができます。ここで「国際交流イベント」または「異文化交流会」で検索すると様々なイベントを見つけることができます。

参考:Meetup – We are what we do

お酒が苦手という方は外国人が教えるお料理教室を覗いてみてはいかがでしょうか。各国の料理を英語で外国人が教えてくれます。

参考:外国人が教える家庭料理教室

パブやバーに行ってみる

バーやパブにもたくさん外国人が集まります。特にアイリッシュパブなどには外国人のお客さんが多いような場所もあります。お酒が入るので、少し注意は必要ですが、気さくに話しかけてくれるのでコミュニケーションが取れます。気が合えばお友達になることもできるかもしれません。

参考:外国人が多く集まるバー&パブで英語力アップ!外国人との会話が弾む英語フレーズまとめ!〜仕事の話編〜

ゲストハウスへ行ってみる

ゲストハウスやドミトリーも外国人が集まる場所です。国内旅行をする際の滞在先の候補として、ぜひゲストハウスも探してみてください。

私も国内旅行をする際はゲストハウスを利用します。期待した以上に外国人がいます。そしてフレンドリーな方も多いので、コミュニケーションが取れる。さらに仲良くなって、夜は一緒にBBQなんてこともよくあります。勉強と違って、実践的な英語に触れることができるのでモチベーションが上がります。

参考:日本にいながら国際交流!ゲストハウスがおもしろい!|英語にまつわるアレコレ知識を発信するメディア【KotsuKotsu】

英会話カフェを覗いてみる

英会話カフェというサービスを聞いたことがありますか?カフェで外国人とコミュニケーションが取れる場所のことです。普通のカフェと比べると値段はやや高め。入会金が必要なところもあります。しかし短期で利用を考えている場合はおすすめです。

特に独学で学習をしている人は、英語をアウトプットする場所がありません。英語カフェを利用すれば、アウトプットする絶好の場所となるでしょう。

参考:英会話カフェってどう?おすすめの英会話カフェと効果的な使い方

7-3.英語の目標を再設定する

目標の再設定

英語を学習していると、目標と学習内容がずれてしまうことがあります。英語で話せるようになりたいのに、TOEICなど資格用の単語を覚えていたり。会話では出てこない文法表現を勉強したりと。目標と学習方法を一致させることは非常に大切です。

目標と学習方法がずれていると、効果も感じることができません。結果としてモチベーションが下がり、勉強を中断してしまう。負のサイクルに入ってしまいます。

コーチングを使った目標設定をしてやる気アップ

英語学習にもコーチングは有効です。コーチングとは学習者のやる気(自発性)を上げながら、学習を進めていく方法です。

他人から言われて勉強をするよりも、自分自身で決めて学習をすると継続しやすくなります。英語は継続性がとても大切です。モチベーションをアップさせるためにも、コーチングは有効です。

コーチングの詳細・スクール選びについて分かりやすく説明!

目標再設定をして新しい気持ちでリスタート

自分の目標を再度確認したら、学習を再スタートしましょう。目標と学習方法を一致させる。今まで取り組んだことのない学習方法で心機一転できます。暗記に頼らない学習方法で勉強すると、今まで感じることのできなかった効果を実感できます。

効果を感じることができれば、英語への学習もより一層やる気が出ますよね。英語が苦手と感じる人の多くは効果を実感していない方がほとんど。まずは楽しく効果を感じるための勉強方法を模索しましょう。

目標に関して、英語学習レベルの設定も大事ですね。言語学者・クラッシェンによって提唱された「i+1」の法則によると、到達している言語レベルより少し上回る学習環境が望ましいとされています。

▷参考記事:最も効果的な英語学習法「i+1」の法則とは?【言語学】

7-4.無理なく続けられる勉強法を探す

独学をしているといつもの苦しい勉強方法をおこないがち。一度プロの英会話講師に相談してみませんか?無理なく続けられる勉強方法をご提案するだけでなく、学習のサポートもします。手順などがわからない勉強方法も一から丁寧に指導いたしますので、必ずお役に立てるはずです。

カウンセリングから今までの学習方法を分析

適切な勉強方法をご提案するために、今の英語レベルと学習方法をチェックします。そこから目標を伺った上で、適切な学習方法をご提案します。

苦手を克服するトレーニング

英語が苦手と感じる方の多くは、学生時代にした勉強でトラウマを抱えています。まずは「英語って楽しいかも!」と思えるような体験を積みましょう。少しずつトラウマが消えてきて、成功体験を積めば英語学習への精神的負担も軽減されます。

負担の大きい勉強方法は苦手を克服してから行うようにAloha Englishでも指導しています。

英語が苦手な生徒を上達させた実績あり

英語学習のお悩み解決

Aloha Englishでは英語が苦手な生徒を多数指導してきました。正直こちらが想像していた以上に英語が苦手と感じる方も…。しかし今まで蓄積してきた経験と知識から、最適な英語トレーニング方法を見つけ出します。学習方法はたくさんご用意がありますので、自分にあった勉強方法と出会えます。

自分にあった勉強方法で取り組めば、効果も実感できる。効果がわかれば、苦手も徐々に消えていきます。外国人と30分話せた! と実感いただければ、そのあとはすぐにバイリンガルの仲間入り。一緒に英語の苦手を克服していきましょう。

今お持ちのお悩みをなんでも良いので、ご相談ください。

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8.英語が苦手でも正しい勉強法を知れば上達!【重要なポイントまとめ】

英語の勉強法について一通り確認した上で、大事なポイントを最後にまとめました。

  • ただ勉強するだけでなく、明確な学習の目標や目的・スケジュールを決める
  • 英会話スクールだけに頼るのではなく、独学での勉強習慣をつける人が上達する
  • 聞くだけ、話すだけでなく4技能をバランス良く対策する

英語学習のやり方だけでなく、1日にどれだけ勉強すればいいのかイメージもついたのではないでしょうか。まだ、英語学習への不安や「自分は本当に英語を話せるようになれるのか?」といった懸念がある方は、関連記事でも引き続きお読みいただけますと幸いです。

英会話は何から始めるのがベスト?|失敗しないためのやるべきこと

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記事の監修者情報

【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

英会話コーチング歴は10年以上。これまでに300人以上の英会話学習者をサポートし、スピーキング力の向上や転職成功といった多くの成果を実現してきました。特に、初心者が陥りやすい失敗や学習のつまずきポイントを熟知。その経験をもとに、「どうすれば英語が話せるようになるか」を具体的かつ実践的に解説しています。日常英会話からビジネス英語まで幅広く対応し、スピーキング・発音・リスニングに重点を置いて監修しています。

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  • 1.正しい勉強法を知る前に|英語が苦手と感じてしまう理由とアドバイス
  • 2.英語の勉強法を確認・実践する前に知っておくべき大事な考え方
  • 3.【英語が苦手な方向け】一から実践するおすすめの英語勉強法
  • 4.【幅広いスキルを身につけたい人向け】知っておくべき4技能の勉強法
  • 5.【毎日継続したい人向け】社会人・大人でも隙間時間で対策しやすい勉強法
  • 6.英語の学習時間・計画の立て方|1日何時間勉強するべき?
  • 7.モチベーションをあげて英語の苦手を克服する4つの方法
  • 8.英語が苦手でも正しい勉強法を知れば上達!【重要なポイントまとめ】
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