英語の疑問文を様々なパターンで作るコツと注意すべき語順【英語で瞬時に質問できる!】

英語の疑問文を様々なパターンで作るコツ

英語で質問をしたいけど、「語順がわからない」「疑問詞はどれを使えばよいのか迷う」などの悩みがあり、中学の英文法を復習したい・・・

今あなたは英語の疑問文についてお悩みではないでしょうか。

英語で質問をすることで、会話をしている外国人のことをもっと知りたい。親切な外国人だから質問をしてくれるが、自分は答えてばかり・・・。もう一度疑問文について学び直すことで、目の前の外国人とコミュニケーションを円滑に進めたい!

そんなあなたへお手伝いをさせていただきます。疑問文は中学文法として学びましたが、語順や答え方が意外と複雑。しかし疑問文を作るときのポイントを抑えることで、誰でも簡単に英作文することができるようになります。

疑問文には大きく分けて2つの疑問文があります。

  • Yes/Noの答えを求める疑問文
  • 疑問詞(5W1H)を使った疑問文

疑問文を作る前に、「何を聞きたいのか」について考えることが大切です。知りたいことを整理して、Yes/No質問を使うべきか、疑問詞(5W1H)を使った質問をすべきか判別しましょう。

この記事は相手から期待できる回答から逆算して疑問文を作成する方法を解説します。様々なパターンの疑問文の作り方(注意すべき語順)と答え方をわかりやすくレクチャーしていきます。

1. Yes/Noで回答できる5種類の疑問文の作り方

Yes/No疑問文(Yes-No Question)はYesかNoで答えられる疑問文です。 会話で一番よく使われる疑問文で、一般疑問文と呼ばれます。Yes/No疑問文の作り方と使い方を分かりやすくするため、一般疑問文の3種とその他否定疑問文付加疑問文に関してそれぞれ解説をしていきます。

1-1. 一般疑問文3種の作り方について

一般的な疑問文のパターン

be動詞の疑問文

・be動詞(時制注意) + 主語  + (a/an/the)  +  名詞 + 〜 ? ・be動詞(時制注意) + 主語  + 形容詞  + 〜 ?

be動詞を文頭に置く

be動詞は状態・存在を表すための動詞です。「英文法の基礎を復習!be動詞はイコールと考えると簡単になる」の記事で詳しく解説しています。

be動詞の疑問文は通常の肯定文のbe動詞を文の先頭に移動する。そして文末に「?」を置くだけで完成します。

(肯定文)She is a nurse. 「彼女は看護師です」

be動詞を文頭に移動させるだけ

(疑問文)Is she a nurse? 「彼女は看護師ですか?」

be動詞の疑問文を例文で確認

  1. Is she a nurse? – Yes, she is. 「彼女は看護師ですか?」-「はい、そうです」
  2. Were you sick last week? – No, I wasn’t. 「あなたは先週風邪でしたか」-「いいえ、違いましたよ」
  3. Are you going to be a university student next year? – Yes, I am. 「あなたは来年大学生になりますか」-「はい、そうです」
  4. Will he be rich with the inheritance from her parents? – Yes, he will. 「彼は親からの相続でお金持ちになるのですか」-「はい、その通りです」

*rich with ~:~でお金持ちだ *the inheritance from ~:~からの相続で

時制と主語によりbe動詞の形が変わります。下記の表で現在・過去・未来形の疑問文と回答文の例をまとめました。

現在形(Present Tense) 過去形 (Past Tense) 未来形 (Future Tense)
Q A Q A Q A
Am I? Yes, you are. No, you are not. Was I? Yes, you were. No, you weren’t. Am I going to be? Will I be? Yes, you are. No, you are not. Yes, you will.No, you will not.
Are you? Yes, I am. No, I am not. Were you? Yes, I was. No, I was not. Are you going to be? Will you be? Yes, I am. No, I am not. Yes, I will. No, I will not.
Are they? Yes, they are. No, they are not. Were they? Yes, they were. No, they weren’t. Are they going to be? Will they be? Yes, they are. No, they are not. Yes, they will.No, they will not.
Are we? Yes, we are. No, we are not. Were we? Yes, we were. No, we weren’t. Are we going to be? Will we be? Yes, we are. No, we are not. Yes, we will. No, we will not.
Is she? Yes, she is. No, she is not. Was she? Yes, she was. No, she wasn’t. Is she going to be? Will she be? Yes, she is. No, she is not. Yes, she will. No, she will not.
Is he? Yes, he is. No, he is not. Was he? Yes, he was. No, he wasn’t. Is he going to be? Will he be? Yes, he is. No, he is not. Yes, he will. No, he will not.
Is it? Yes, it is. No, it is not. Was it? Yes, it was. No, it wasn’t. Is it going to be? Will it be? Yes, it is. No, it is not. Yes, it will. No, it will not.

一般動詞の疑問文

・Do/Does/Did/Will + 主語 + 本動詞(原形) + 〜 ? ・Is/Are        + 主語  + 本動詞(ing)  + 〜 ?

一般動詞の疑問文には「go, play, eatなど」が文の本動詞になる。人・物の行動/動きについて表現できるのが一般動詞です。

  • 一般動詞の疑問文「Do / Does / Did」を文頭へ。動詞を原形にする。文末に「?」

参考資料:英文法を1から学ぶ|一般動詞の基礎~注意すべきポイントを完全網羅

  • 進行形の疑問文 →be動詞を文頭へ。文末に「?」

参考資料:イキイキ感と覚えると理解しやすい進行形を基礎から応用まで徹底解説

  • 未来形の疑問文(be going toの場合) →be動詞を文頭へ。文末に「?」

参考資料:中学英語をやり直し!!大人向け講座~ワクワクする未来形~Aloha English 英会話

一般動詞の疑問文を例文で確認

  1. Do you like chocolate?   – Yes, I do. 「チョコレートは好きですか」-「はい、好きです」
  2. Does she go to school?  – No, she does not (doesn’t). 「彼女は学校へ行きますか」-「いいえ、彼女は行きません」
  3. Did he enjoy the concert? – Yes, he did.  「彼はコンサートを楽しみましたか」-「はい、彼は楽しみました」
  4. Are you eating dinner? – Yes, I am.(進行形) 「あなたは夕食を食べていますか」-「はい、食べているところです」
  5. Are you going to join the meeting tonight?-Yes, I am.(未来形) 「あなたは今晩ミーティングに参加しますか」-「はい、参加するつもりです」

下記の表で現在・過去・未来形の疑問文と回答文の例が書かれています。

現在形 (Present Tense) 過去形 (Past Tense) 未来形 (Future Tense)
Q A Q A Q A
Do I 動詞? Am I 動詞ing? Yes, you do. No, you don’t. Yes, you are. No, you aren’t. Did I動詞? Was I 動詞ing? Yes, you did. No, you didn’t. Yes, you were. No, you weren’t. Am I going to動詞? Will I 動詞? Yes, you are. No, you are not. Yes, you will. No, you will not.
Do you 動詞? Are you 動詞ing? Yes, I do. No, I don’t. Yes, I am. No, I am not. Did you動詞? Were you 動詞ing? Yes, I did. No, I didn’t. Yes, I was. No, I was not. Are you going to 動詞? Will you 動詞? Yes, I am. No, I am not. Yes, I will. No, I will not.
Do they 動詞? Are they動詞ing? Yes, they do. No, they don’t. Yes, they are. No, they aren’t. Did they動詞? Were you 動詞ing? Yes, they did. No, they didn’t. Yes, they were. No, they weren’t. Are they going to 動詞? Will they 動詞? Yes, they are. No, they are not. Yes, they will. No, they will not.
Do we 動詞? Are we 動詞ing? Yes, we do. No, we don’t. Yes, we are. No, we aren’t. Did we 動詞? Were we 動詞ing? Yes, we did. No, we didn’t. Yes, we were. No, we weren’t. Are we going to 動詞? Will we 動詞? Yes, we are. No, we are not. Yes, we will. No, we will not.
Does she動詞? Is she動詞ing? Yes, she does. No, she doesn’t. Yes, she is. No, she isn’t. Did she動詞? Was she 動詞ing? Yes, she did. No, she didn’t. Yes, she was. No, she wasn’t. Is she going to 動詞? Will she 動詞? Yes, she is. No, she is not. Yes, she will. No, she will not.
Does he動詞? Is he 動詞ing? Yes, he does. No, he doesn’t. Yes, he is. No, he isn’t. Did he 動詞? Was he 動詞ing? Yes, he did. No, he didn’t. Yes, he was. No, he wasn’t. Is he going to 動詞? Will he 動詞? Yes, he is. No, he is not. Yes, he will. No, he will not.
Does it 動詞? Is it 動詞ing? Yes, it does. No, it doesn’t. Yes, it is. No, it isn’t. Did it 動詞? Was it 動詞ing? Yes, it did. No, it didn’t. Yes, it was. No, it wasn’t. Is it going to 動詞? Will it 動詞? Yes, it is. No, it is not. Yes, it will. No, it will not.

助動詞の疑問文

助動詞とは動詞を助ける役割を果たすものです。助動詞の知識は「5つの助動詞の役割と使い方が10分で分かる!|基礎的な意味や例文で解説」の記事で確認できます。

助動詞は「can, could, should, must, may, would, shall」などの種類が日常会話で使われます。

・助動詞 + 主語 + 動詞 + 〜 ?

助動詞の疑問文は、助動詞を文頭に移動させ、文末に「?」を置くだけ

(肯定文)You can swim in this river. 「あなたはこの川で泳ぐことができる」

助動詞を文頭へ移動するだけ

(疑問文)Can you swim in this river? 「あなたはこの川で泳ぐことができますか」

ではそれぞれの助動詞の疑問文の例をみていきましょう。

助動詞 意味 使い方説明
Can 可能〜できますか? Can you swim? ★Can I go to Alex’s house now? ・人の能力について聞く。・主語は「I」か「We」になると能力について出なく、「〜していいですか」という意味。
Could 〜できますか?可能、許可 Could I ask your address? Could you give me back my book? Canより丁寧に「してもいいですか」という意味で使う。★のように使えない。
Should 〜すべき Should I talk to her? Should he come? アドバイスを求める時使う。
May 〜してもいいですか?許可 May I ask for your name? May we come in? 一番丁寧の「してもいいですか」の疑問文。主語は「I」と「We」しか使えない。
Shall 〜しましょう! Shall we dance? 「Let’s〜」の意味。強くアクションを提案する時使います。
Would 〜しませんか?可能、提案、許可 Would you want to go for a walk? Would you like a drink? 丁寧な質問し方。何かを軽く提案する時(アクションやものなど)を使います。

1-2.否定疑問文は「〜ではないのですか?」

否定疑問文のイメージ

否定疑問文に入る前、上記の3種の疑問文の構成をまとめましょう。

  • be動詞疑問文:  Am/Is/Are(時制)  + 主語 + 〜?
  • 一般動詞疑問文:Do/Does(時制  + 主語 + 〜?
  • 助動詞疑問文: 助動詞          + 主語 + 〜?

この3つの疑問文は肯定疑問文とも呼ばれます。その逆、否定疑問文があります。否定疑問文は英語では「negative question」と呼ばれ、日本語だと「〜ではないのですか」と訳します。否定疑問文は否定語を伴う疑問文です。

be動詞疑問文:  Ain’t/Isn’t/Aren’t(時制)   + 主語 + 〜? ・一般動詞疑問文:Don’t/Doesn’t(時制) + 主語 + 〜? ・助動詞疑問文: 助動詞の否定形       + 主語 + 〜?

否定疑問文を例文で確認

  1. Don’t you have a class at 9 AM? 「朝9時に授業なかったの?」
    • Yes, I do. → ある。
    • No, I don’t. → ない。
  2. Wasn’t she in your house? 「彼女はあなたの家にいなかったの?」
    • Yes, she was. → いた。
    • No, she wasn’t. →いなかった。
  3. Can’t you play the piano? 「あなたはピアノ引けなかったの?」
    • Yes, I can. → できる。
    • No, I cannot. →できない。

肯定・否定疑問文の回答方法がややこしいので、下記の比較表にまとめました。

肯定疑問文 否定疑問文 答え方
Do you have a class at 9 AM? Don’t you have a class at 9 AM? Yes, I do. 「はい、ありました」 No, I don’t. 「いいえ、ありませんでした」
Was she in your house? Wasn’t she in your house? Yes, she was. 「はい、いました」 No, she wasn’t. 「いいえ、いませんでした」
Can you play the piano? Can’t you play the piano? Yes, I can. 「はい、できます」 No, I cannot. 「いいえ、できません」

肯定疑問文と否定疑問文に対して答え方は変わりません。否定語を使って疑問文を作ることでニュアンスだけ変わります。日本語との答え方が違うため、否定疑問文に対して回答する場合は注意が必要です。「英語の否定疑問文の作り方や答え方をわかりやすく解説!もう返答に迷わない」で注意点などを詳しく解説しています。

※ 否定語の代わりに「〜+主語+not+〜?」が使われる場合もあります。

例えば:「Don’t you have a class at 9 AM?」 ではなく「Do you not have a class at 9 AM?」も使えます。この使い方はイギリス英語ではよく使われます。

1-3. 付加疑問文は「〜ですよね?」

付加疑問文のイメージ

付加疑問文は英語では「tag question」よび、、日本語では「〜ですよね」と表現する疑問文です。念押しや確認のために付加疑問文を使います。付加疑問文はどんな時に使う?作り方や答え方のコツを例文でわかりやすく説明!」で基本ルールと会話での使うポイントを解説しています。

付加疑問文の作り方の例を下記の表でご覧ください。

種類 疑問文の構成 例と答え方
be動詞 ① 本文+「、be動詞の 否定形 + 主語」? ② 本文+「 、be動詞の 原形   +    主語」? ※本文の本動詞がbe動詞「主語+be動詞+〜」 ① You are an artist, aren’t you? 「あなたは作家ですよね?」 Yes, I am. はい → 私は作家です。 No, I am not. いいえ → 私は作家ではない。 ② You aren’t an artist, are you? 「あなたは作家じゃないですよね?」 Yes, I am. はい → 私は作家です。 No, I am not. いいえ → 私は作家ではない。
一般動詞 ① 本文+「、don’t/doesn’t/didn’t+ 主語」? ② 本文+「 、do/does/did + 主語」? ※本文の本動詞が一般動詞「主語+一般動詞+〜」 ① You like chocolate, don’t you? 「あなたはチョコが好きですよね?」 Yes, I do. →チョコが好きです。 No, I don’t. →チョコが好きじゃないです。 ② You don’t like chocolate, do you? 「あなたはチョコが好きじゃないですよね?」 Yes, I do. →チョコが好きです。 No, I don’t. →チョコが好きじゃないです。
助動詞 ① 本文+「、の 否定形 + 主語」? ② 本文+「 、be動詞の 原形   +    主語」? ※本文の本動詞が助動詞と一般動詞はセットで使う。「主語+助動詞+一般動詞+〜」 ① You can swim, can’t you? 「あなたは泳げるですよね?」 Yes, I can. → 泳げる。 No, I cannot. → 泳げない。 ② You can’t swim, can you? 「あなたは泳げないですよね?」 Yes, I can. → 泳げる。 No, I cannot. → 泳げない。
right/correct 本文 「主語 + 動詞(原形/否定形) + 〜」+ 「right/ correct」? ※本文は上記のどちらでも使える。 You are a student, right? 「あなたは学生ですよね?」 Yes, I am. → 私は学生です。 No, I am not. → 私は学生ではない。 You aren’t a student, correct? 「あなたは学生じゃないですよね?」 Yes, I am. → 私は学生です。 No, I am not. → 私は学生ではない。

2. 疑問詞(5W1H)を使った疑問文の作り方

一般的な疑問文(肯定疑問文)と否定疑問文、付加疑問文についてこれまでご説明しましたが、英語での質問表現では5W1Hと呼ばれる疑問詞も多用しますので、以下で確認しておきましょう。

2-1. 疑問詞とは

疑問詞の説明

What, Who, When, Where, Why, How が主な疑問詞で、5W1Hと呼ばれます。疑問詞を使った質問には、YES/NOで答えることはできません。具合的な情報を求める時、疑問詞を使う必要があります。

詳しい解説は「3ステップで疑問詞を英作文|5W1Hの質問で途切れない英会話」でおこなっています。会話で使うときの参考にしてみてください。

2-2.疑問詞を使った疑問文の作り方と例

疑問詞 + 一般疑問文?

疑問詞は9種類あります。疑問詞を使った疑問文には必ず疑問詞が文頭に来ます。疑問詞のうしろは1章で解説した一般疑問文の形式で文を作ります。疑問詞を使った疑問文をマスターするためには、一般疑問文(Yes/No質問)の知識が必ず必要です。

例えば:

一般疑問文:Are you eating~? 「~を食べていますか?」

→ 疑問詞の疑問文:What are you eating? 「何を食べていますか?」

では9種類の疑問詞を使った疑問文の例文を確認します。

疑問詞 意味 例文 日本語訳
what なに What do you do in your free time? 暇な時、をしますか?
who だれ Who is the woman in black? 黒い服の女性はだれですか?
whose だれの Whose bag is this? だれのカバンですか?
whom だれに Whom did you send the email to? だれにメールしたですか?
which どれ Which country do you want to go to? どれの国に行ってみたいですか?
where どこ Where is the party? パーティはどこですか?
when いつ When will you go to school? いつ学校行きますか?
why なぜ Why did you come to Japan? あなたはなぜ日本にきましたか?
how どのように How do I say “apple” in Japanese? 日本語で「apple」はどのように言いますか?

疑問詞を使った質問文には全部で3パターンがあります。それぞれの詳しい作り方は「3ステップで疑問詞を英作文|5W1Hの質問で途切れない英会話」を参照ください。疑問詞を使った文は難易度が高いので、理解して、実践の会話で使って練習する必要があります。

3.完了形を使った疑問文の作り方

助動詞や疑問詞など、様々なパターンでの疑問文をご紹介しましたが、英語表現では完了形を使った聞き方もございます。

英語の時制について苦手意識がある方は、当サイトのコラム記事にて英語の時制12種類の使い方・解説ページで分かりやすくご紹介していますので、ぜひご参考ください。

3-1.完了形の疑問文では過去から続いている動作・状態を表現

完了形の表現イメージ

完了形のイメージは、過去から起きている出来事や状態が現在になっても続いている(迫ってくる)といった感じで、とある一点の時間軸というより継続していることを表現します。

英語の現在完了の意味について詳しく!

継続的な表現と関連して、完了形ではちょうど〜をしたところ(完了・結果)や〜したことがある(経験)などの意味合いもあり、肯定文では例として以下のような英文が作れます。

I have worked in this company for 5 years.(この会社で5年働いています|完了・結果表現)

I have been to Tokyo DisneyLand twice.(ディズニーランドに2回行ったことがあります|経験に関する表現)

現在完了形の場合、「主語 +  have(has)+ 過去分詞」といった語順となり、主語が三人称単数の場合には「has」に変化します。

3-2.完了形の疑問文の例と答え方

完了形で疑問文にする場合、現在完了形であれば「Have(Has)+ 主語 + 過去分詞」の語順になり「Have」(またはHas)が文頭に来ます。

Have you ever been to Germany?(ドイツへ行ったことがありますか?)
→答え方:Yes, I have. または No, I haven’t.

Has she finished eating breakfast?(彼女は朝食を食べ終わったのでしょうか?)
→答え方:Yes, she has. または No, she hasn’t.

答え方のパターンとあわせて覚えておくといいですね。「〜したことがありますか?」や「〜し終えましたか?」などの聞き方で完了形が使えますので、英会話でも活用してみましょう。

4.簡単に疑問文を作る3ステップ|ヒントは答えに注目

疑問文の作り方イメージ

では、疑問文を一瞬で作るためのコツについてご紹介します。疑問文を作るポイントは答えに注目することです。疑問文を作る際は以下の3ステップで作るようにしてみてください。

Step1:疑問文の種類を判断する

  • 知りたい回答がYesかNo→Yes/No疑問文を使う。
  • 知りたい回答が詳しい情報→疑問詞を使う。

Step2:正しい語順で英作するための確認ポイント

  • Yes/No疑問文なら3つの確認
  • 疑問詞の疑問文なら4つの確認

Step3:作った疑問文が正しい英文かを見直し

  • 疑問文を作れたら回答と並べて確認する。

では詳しく手順を解説します。

4-1. 疑問文の種類を判別する方法

疑問文を作る前に、相手に聞きたい回答をイメージします。

  • 音楽が好きかどうかを聞きたい→Yes / No質問
  • 何が好きかを聞きたい→疑問詞を使った質問

相手から想定される回答文を考える

(想定される回答)I like music.  「私は音楽が好きです」

Yes / No質問の場合 Do you like music? 「音楽は好きですか?」

疑問詞を使った疑問文の場合 What do you like? 「あなたは何が好きですか?」

4-2.正しい語順で英作するための確認ポイント

Yes/No疑問文の場合の3つの確認ポイント

答えにbe動詞が入っているならIs/Areが文頭。
答えに一般動詞だけが入っているならDo/Doesが文頭。
答えに一般動詞と助動詞(do/does除く)が入ってるならその助動詞が文頭。

Yes/Noの質問であれば本動詞に基づいて疑問文を作ることができる。例文を見ながら確認しましょう。

①be動詞の場合 She is a student. → is は be動詞 →Isが文頭にして、次は主語+残り →Is she a student?

②一般動詞の場合 They go to school. →go は一般動詞 →Doが文頭にして、次は主語+残り →Do they go to school?

③助動詞の場合 Peter can play piano → go は 一般動詞、can は助動詞 → Canが文頭にして、次は主語+残り →Can Peter play the piano?

疑問詞の疑問文の場合の4つの確認ポイント

疑問詞が文頭。
答えにbe動詞が入っているなら「疑問詞+is/are+〜?」
答えに一般動詞が入っているなら「疑問詞+Do/Does+〜?」
答えに名詞グループの一種を求めるのかかまたは所有語を求めるならば「疑問詞+名詞」

4つ目の確認ポイントで、答えに所有格である「my, your, his, her, our, their, its」を尋ねるための疑問文であれば「Whose」を使うと判断することができます。

目的語にある名詞について質問をする場合はやや複雑になります。その名詞は独立名詞なのか、何かのグループの一種の名詞なのかを判断する必要がある。下記の例をみてみましょう。

①What +疑問文?の形で文を作るケース

Mary likes sports. 「メアリーはスポーツが好きです」

疑問詞を使って「何が好きですか」と尋ねる場合

  1. 名詞はsports: 独立名詞
  2. 疑問詞が文頭:What + 〜?
  3. 「like」は一般動詞 → What do/ does+ 〜 ?
  4. 主語 Mary は 三人称 → What does + 〜 ?

→ 完成:What does Mary like? 「メアリーは何がすきですか」

②What 名詞+疑問文?の形で文を作るケース

Mary likes badminton. 「メアリーはバドミントンが好き」

疑問詞を使って「何のスポーツが好きですか」と尋ねる場合

  1. 名詞はbadminton: sportsのグループの一種
  2. 疑問詞が文頭:What/Which + 〜?(What/Whichでしたら+名詞OK!)
  3. ★グループの一種でしたら What+名詞/ Which + 名詞を使う! →What sport/Which sport + 〜 ?

完成: What sport/Which sport does Mary like? 「メアリーは何のスポーツが好きですか」

回答:Mary likes badminton 「メアリーはバドミントンが好きです」

ここでの注意!名詞は単数形なのか複数形なのか?

What sport/Which sport または What sports/Which sports のどちらでも正しいとされます。

  • 質問する人の想定がMaryは一つのスポーツしか好きではないかと想定した場合、単数形を使ってWhat sport/Which sport does Mary like? – She likes badminton.
  • 質問する人の想定がMaryは複数のスポーツが好きだと想定した場合、複数形を使ってWhat sports/Which sports does Mary like? – She likes badminton and basketball.

4-3. 作った疑問文が正しい英文かを見直し

作った疑問文が正しいかどうかを確認するために、疑問文と回答文を並べて見直しをします。

  • Does he a student? –  Yes, he is a student.(間違い)
  • Is he a student?-Yes, he is a student. (正しい)

回答文には「is」というbe動詞が入っているのに疑問文に助動詞の「Does」が文頭にあるため不正解。Yes/No質問の確認ポイントの1番目により、「Is」が文頭にならなければならない。

→ Is he a student?が正解。

  • When is she sleep ? – She sleeps at 9pm. (間違い)
  • When does she sleep?-She sleeps at 9pm. (正しい)

回答に一般動詞「sleep」が入っているのに疑問文に「do/does」が入っていません。上記確認ポイントの3番目により、「疑問詞+do/does+〜」になります。

→ When does she sleep?が正解。

  • What does she like food? –  She likes cheese. (間違い)
  • What food does she like?-  She likes cheese.(正しい)

回答文にcheese(食べ物の一種)を尋ねたいので、確認ポイントの4番目により、「疑問詞+名詞」パターンを使いましょう!

→ What food does she like? が正解。 

5.正しい疑問文の作り方を覚えられば英会話スキルが向上!

疑問文の作り方について一通り解説しました。疑問文には大きく分けて2つの種類があります。

  1. Yes / No疑問文
  2. 疑問詞(5W1H)を使った疑問文

疑問文を正確に作文するためには、確認すべきポイントがいくつかありました。回答から疑問文を3ステップで作る方法を解説しました。それぞれの確認ポイントをしっかりと復習してください。

疑問詞を使った疑問文を作るためには、Yes / No質問の疑問文を確実にマスターしておく必要があります。Yes / No質問→疑問詞を使った疑問文の順番で学習を進めてください。 また、疑問文では時制表現も正確に使えるとより自然な質問ができるようになります。  

最後に、疑問文を会話で瞬時に作ることができれば、間違いなく英会話スキルが向上します。外国人との英語コミュニケーションも円滑に進めることができます。会話のキャッチボールをするためにも、必ず会得したいスキルです。この記事を何度も読み返し、皆様が疑問文をマスターすることを陰ながら応援しています。

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記事の監修者情報

【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

カリフォルニア大学で語学とマーケティングを専攻。卒業後ハワイで広告営業を担当しました。余談ですが、ワイキキとカイルア担当だったので隠れスポットの話も得意です。
今までの海外経験を活かし、正しい英会話の習得方法を徹底解説。スピーキング ・発音・リスニングに関する記事を主に執筆しています。わからないことがあれば、お気軽に相談してください。

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