英語日記の書き方・おすすめの英語学習方法まとめ【毎日実践できる!】

英語での日記の書き方

英語学習方法の一つで、日記を英語で書くやり方があります。ただ、英語の日記をいきなり試そうと思っても分からないことが多いかと思います。

  • 毎日、英語の日記を続ける上でどのようなやり方が理想か?
  • 英語の日記では何を書けばいいか?
  • そもそも日記を書くことで本当に英語学習になるのか?

そこで、こちらのページでは英語で日記を書くやり方や学習のメリット・コツなど一通りご紹介いたしますので、ぜひご確認くださいませ。

1.毎日英語で日記を書く学習効果は?

英語学習では文法の学習やリスニングなどインプットも大事ですが、実践的なアウトプットの練習も重要です。そこで、英語で日記を書くことでの学習メリットを確認しておきましょう。

1-1.英会話でよく使うフレーズを覚えられる!

毎日英語で日記を書くことで、普段の出来事や気持ち・考えなどの英語表現を覚えられます。日常のことやビジネスシーンで、今日何が起きたかを英語日記で残しておくと、スピーキングで役に立つフレーズを使えるようになるでしょう。

基本的なフレーズや文型について、詳しくは英語の構文解説ページで取り上げていますのであわせてご参考くださいませ。構文や文法で学んだことを日記で活用すると、より英語を理解できるようになりますね。

1-2.英語のアウトプット・表現練習になる

英語の独学では意識しないとアウトプットの機会が少なくなり、英会話の場面において自分の言いたいことがすぐに英語で出ないなど、スピーキングで手間取る傾向もあるでしょう。

英語表現において、あらかじめ実用的なフレーズを覚えて自然に口に出せるように練習をしておくと英会話スキルのアップへとつながります。その一環として英語での日記を普段から書いて、自分で考えてアウトプットした表現をレビューする習慣をつけると良いですね。

1-3.英語日記なら毎日続けやすい

また、英語日記の学習だと1日5~10分程度の短時間からでも取り組めますので、継続的に練習しやすいメリットもあります。一般的な日記のイメージではノート1ページ分ほどの長文な感じもするかもしれませんが、3文程度の端的な日記からでも練習になります。

隙間時間で学習できる方法なので、まずは英語でのアウトプットに慣れることから始める目的でも効果的です。

2.英語日記の書き方・準備編|必要なもの・何で書くか?

英語での日記の書き方を知っておく際に、取り組みやすい方法や準備しておくと良いものがありますので以下でまとめました。今からでも手軽にできる英語学習であるほか、「日記ならノートに書いた方が良い?」などの疑問にもお答えいたします。

2-1.日記という形にしたいならノート

英語日記において形から入りたい場合や、過去につけた日記や英文をすぐ見返ししたい方はノート(紙媒体)で書いてみると良いでしょう。

成果や記録を具体化されたモノで記録できる良さがあるほか、お気に入りの手帳などでより付加価値の高い英語日記ノートで学習管理することで一つのモチベーションになりますね。

2-2.スマホのメモ帳を使って手軽に

より手軽さを求める場合には、スマホのメモ帳を使って英語で日記を書くやり方もあります。場所を問わず、電車内や寝る前などすぐに日記を記録したい場合にスマホで書けますね。

LINEで英語日記を書く

メモ帳アプリのほか、LINEのグループトークで一人だけのチャットを用意して、毎日英語日記を書いておくやり方もありですね。個人的にはLINEの一人グループトークでメモをする機会がありますので、英語日記でも活用できるかと思います。

2-3.SNSを使った英語の日記・情報発信もおすすめ

日々起きたことを発信する上で、TwitterやInstagramなどのSNSを利用する書き方・やり方もありますね。SNSの投稿では他の方に興味を持ってもらえるような話題を提供したり、海外の友人を作るきっかけにもなります。

当日の内容や出来事について写真や動画で残している場合、英文と一緒に投稿できるメリットもありますので、普段からSNSを使っている方は英語日記の学習でもマッチします。

スマホでの英語学習ならビジネス英語が学べるアプリも!

2-4.和英辞書・英英辞書もあると便利

また、英語で表現したい言葉が思いつかない時は辞書があると便利です。語彙力を上げる目的でも和英辞書のほか、英英辞書の活用も重要です

英語でなんとなく書けるけどいつも同じフレーズを使い回していたり、昨日や一昨日と似たような日記になってしまうなど様々な言い回しができない方は、別の英語表現で伝えられないか英英辞書で調べてみる学習方法がありますね。

英語の言い換え・表現力アップではパラフレージングも効果的!

3.英語日記の書き方・実践編|英文の流れ・構成など

実際に英語で日記を書くやり方や手順について、以下でまとめました。日本語での日記でも「書くことがないから三日坊主になる…」という方は、継続できるための日記構成など確認しておきましょう。

3-1.今日はどんな日だったか?|日付・天気

英語の日記では当日、何が起きたかについて基本的なトピックを挙げて考えるのが基本ですね。

  • いつ(何月何日:何時ごろ)
  • 当日の天気
  • 朝や昼・夜に何を食べた?
  • 学校や職場で何が起きた?
  • 自分自身の体調や気分は?
  • なぜ・どうしてそうなった(5W1Hの深掘り)

まずは当日の日付や天気について書き始めてみてはいかがでしょうか。英語日記を振り返る時にも、「あの日はそういえば雨だったか」と天気をきっかけに過去の思い出・記憶を辿れますね。

【英語での日付の書き方・アメリカ英語の場合】

  • June 15th,2021
  • 6/15/2021
  • 6/15/’21

【英語での天気表現例】

It was sunny today.(今日は晴れていました)と、「It was — today.」が基本的な構文です。天気を表す基本的な英単語は以下の通りです。

  • clear:快晴
  • fine:快晴
  • cloudy:くもり
  • rainy:雨
  • pour:どしゃ降り
  • snowy:雪
  • windy:強い風

3-2.今日の気分・出来事について

今日の気分や出来事について英語にしてみるといいですね。気分や体調など、自分の状態についても振り返るといいでしょう。

  • I had bread and coffee for breakfast.(朝食はパンを食べ、コーヒーを飲みました)
  • I took my lessons on smartphone today.(今日はスマホでレッスンを受けました)
  • I was very excited.(とてもワクワクしていました)
  • I had a headache.(頭痛がしました)

SNSなどの投稿を利用した英語の日記では、スマートフォンの写真とセットで書くとよりイメージしやすいです。よくある例を以下で記載しました。

Today’s lunch was Thai food. It was delicious!(今日のランチはタイ料理でした。とてもおいしかったです!)

食べたランチや友達との写真など、英語日記で効果的に活用できますね。

3-3.一日を通しての感想・明日の予定など

日記の最後には当日の感想や明日の予定などを書くと、自然な終わり方になります。主観的な気持ちでもいいので、一日を通して分かったこと・思ったことを日記にしましょう。

  • I realized how wonderful he is.(彼がいかに素晴らしい人なのかがわかりました)
  • Thanks for another amazing day.(今日も素晴らしい一日をありがとう)
  • I will get my hair cut tomorrow.(明日は髪を切りに行きます)

3-4.英語の日記では時制に注意

日本語の日記で「〜しました」や「明日は〜をします」などと書くように、時制について文法的なルールを守る必要があります。日記では、当日起きたこと・過去の話が中心なので過去形がメインになると思いますが、他にも以下のような時制がありますね。

  • 過去形|過去に起きたこと
  • 過去進行形|過去に継続して起きていたこと
  • 現在形|今の出来事・または普段から習慣になっていること
  • 未来形|これから起きることや自分の意思に関する内容

I made a mistake at work and now I feel bad about it.(仕事でミスをしてしまったので、今は落ち込んでいます)
→ミスをしたのは過去で、落ち込んでいるのは今の話(現在形)

I can’t do it today, but I’ll do my best tomorrow.(今日はできなかったけど、明日はがんばる)
→できなかったのは今日(現在形)で、明日の話は未来形

このように、一つの文章でも複数の時制を使って表現できますので、英語の基本的な時制の種類と使い方を知っておくといいでしょう。

3-5.書いた日記はレシテーションで学習

また、書いた英語日記をスピーキングの英語学習で活用するのも良いやり方です。自分で考えて書いた英文を覚えて、発声を繰り返す練習を続けるとスピーキング上達に効果的です。

レシテーション(暗唱)で独学することで、ネイティブとの英会話でも表現できるフレーズが増えて実践的な英語スキルが上がります。ネイティブとの本格的な英語学習を希望されている場合、Aloha Englishの外国人レッスンを活用しながら、普段から独学でもスピーキングの練習をしておくと短期間で英語が話せるようになるでしょう

レシテーションの基本・学習方法を解説!

4.英語日記でよりスキルが上がる書き方・ノウハウ

英語での日記イメージ

英語での日記を書き続ける上で、より効果的な学習方法にするポイントや書き方もまとめましたのでご参考くださいませ。日記や作文がそもそも苦手な方で、なかなか文章が思いつかない場合の対策もチェックしましょう。

4-1.5W1Hによる情報の整理

英作文では自分の書きたいこともある中で、ただ列挙するだと文章全体がまとまりのない感じになってしまいます。

そのため、英語日記で内容をまとめることを目的に5W1Hを使った情報の整理がおすすめです。

  • いつ(When)
  • どこで(Where)
  • 誰が(Who)
  • 何を(What)
  • どのように(How)
  • どうして(Why)

単純に「私は新宿へ行きました」と書くより、「転職面接で早めにオフィスを確認したかったので、早めに新宿へ電車を使って行きました」といった情報の方が詳しく、後になって日記を振り返る際にもどんな日だったのかイメージしやすくなりますね。

▷関連記事:5W1Hを使った疑問文を解説

4-2.初めは短い文章からチャレンジ|理想の文字数は160文字ほど

英語での作文・ライティングが苦手な方は、3文ほどの短い英文からチャレンジしてみるといいですね。毎日継続できる程度の文章量で調整して、慣れてきたら日記の内容を多くしておきましょう。

ただ、長すぎても何を言いたい日記なのか伝わりづらくなりますので、160文字を目安に書くのがおすすめです。ネイティブのスピーチにおいて1分あたりの文字数がおよそ160文字になり、自己紹介や説明などの機会でちょうど良い長さだとされています。

英語の自己紹介でよく使うフレーズをチェック

4-3.関連するスピーキング練習で表現力を鍛える

日記を使った英語学習ではスピーキングの練習と関連性が高く、英語のアウトプットのスキルを上げるために効果的な学習方法も確認しておきましょう。

英語日記でも使うスキルで、その日あったことの概要をまとめる際にはサマライジングのスキル・表現力もあると便利です。また、英語で表現したいトピックを決めて書くジャーナリングも同様におすすめで、実践的な表現スキルを身に付けたい場合は試してみるといいですね。

5.英語日記での学習とあわせて知っておくべき勉強方法

英語日記の書き方・ポイントについて一通りご紹介しましたが、他にも活かせる勉強方法やおすすめの対策なども重要です。

書いた日記について正しいかどうかというレビューや添削について、自分一人だと不安…という場合には添削サービスや英会話レッスンでより確実に対応できます。

5-1.スマホアプリでの添削サービス

ネイティブによる英文の添削ではスマホアプリのサービスを活用できて、特に利用されているものではHiNativeという語学学習プラットフォームがあります。

HiNativeは言わば語学的なQ&Aサービスで、英語など他国の言語や文化に関する質問ができます。基本無料で利用できるほか、添削をリクエストしてから実際に回答するまで最短で1分と早く、すぐチェックしてもらいたいという時におすすめです。

▷参考:HiNative 公式サイト

5-2.オンライン英会話で正しい英語をマスター!

英語日記でアウトプットの練習をある程度できるようになったら、書いた日記の添削やスピーキングでの発声についてネイティブの指導を受けるとよりクオリティが上がります。

Aloha English英会話では、初心者向けのスピーキングコースをはじめ外国人レッスンやマンツーマンなど様々なプランをご用意しています。月20回まで受け放題で月額:13,000円と通いやすいコースもありますので、より本格的な英語学習を目的にぜひご活用くださいませ。

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記事の監修者情報

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【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

カリフォルニア大学で語学とマーケティングを専攻。卒業後ハワイで広告営業を担当しました。余談ですが、ワイキキとカイルア担当だったので隠れスポットの話も得意です。

今までの海外経験を活かし、正しい英会話の習得方法を徹底解説。スピーキング ・発音・リスニングに関する記事を主に執筆しています。わからないことがあれば、お気軽に相談してください。