時間の経過を的確に表現し、日常会話での表現力を広げる秘密の武器があります。
それが現在完了形です。
現在完了形には文法の基礎、意義、応用方法などの重要な要素が含まれています。もしかしたら、あなたも今までにその力を活かしてきたかもしれませんが、さらに深い理解を得ることで、英語の表現力が飛躍的に向上するでしょう。
この記事では、現在完了形の使い方や文法ルールを詳しく解説し、実践的な問題も用意しています。自信を持って英語を話すために、現在完了形の力を身につけましょう。
1.概要|現在完了形の重要な3つの要素
現在完了は日本語にない英語独特の表現です。確実に理解するには3つの学習ポイントをおさせる必要があります。
詳しい解説をする前に、現在完了の概要から解説します。以下の3つの要点に絞ったので、完了形の大まかなイメージを掴んで頂けたら幸いです。
- 文法ルール
- 完了形は時制の一部
- 会話での使い道
まずは簡単に概要について解説していきます
1-1.文法の基礎|have / has + 過去分詞の形
英語の現在完了形は「主語 + have(has)+ 過去分詞」の形で表現されるもので、以下例文のような使い方が一般的です。

- I have worked in this company for 10 years.
(この会社で10年働いています) - She has been here since yesterday.
(彼女は昨日からここにいます)
こちらの例文では「I work in this company.」や「She is here.」といった通常形でも意味は通りますが、現在完了形にすることで過去から継続していること(働き続けている・ここにずっといる)を表現できるのがポイントです。
1-2.完了形の意義|時間の経過を示す時制
そもそも完了形とは時制の一つで、継続している状態や動作を表現する文法です。時間の幅を強調するさいに役立つ文法です。「〇〇年間・週間・日」など継続している期間を示す言葉と相性が良いでしょう。

He has played tennis for 6 years.
「彼はテニスを6年間プレイしている」
例文のように、テニスを継続している期間が6年間です。このように習慣的に続けている動作・状態を表現できます。
時間の幅を強調した完了形の例文
- I haven’t smoked for over 2 years.
「私は2年以上禁煙しています」 - I have lived there for 20 years.
「私はそこで20間住んでいます」 - How long have you worked there?
「あなたはそこでどのくらい働いていますか」
「継続」の現在完了形での例文では過去に「禁煙をする私」がいて、そこからずっと禁煙をしている私という存在が続いており現在では「2年以上も禁煙している私」になったということですね。
現在完了形という時制についてイメージするなら、過去に発生した事象・存在が今という地点まで繋がっていて、それで現在での結果はどうなっている?ということを表現する一連の流れを掴んでおきましょう。
1-3.日常会話での応用|イメージを用いた説明
「完了・経験・継続・結果」を英語で表現する時に役立つのが完了形です。これらを完了形の4用法ともいいます。

イメージのように4つの状況を思い浮かべてください。4つのイメージにある共通点は「時間の幅」で、ある一定期間の動作・状態を表しています。
2章では時制の役割について詳しく解説していきます。
2.役割|現在完了形は時間の経過を示す
現在完了形の役割は、時間の幅を表現することです。そのため、現在形や過去形の単純な時制とは使い分けが必要です。
現在完了形の役割を正しく理解するためには、以下の3つのポイントが重要です。
- 完了形が持つニュアンス
- 現在完了と過去形の違い
- 完了形の4用法
それでは、これらを詳しく解説していきます。
2-1.意味:普遍的なニュアンス|過去から現在へと続く動作・状態
現在完了形は、時間の範囲を表す役割を果たします。ここでは、その役割をさらに具体的に解説していきます。

現在完了形には、継続をはじめとするさまざまな用法がありますが、どの用法でも共通しているニュアンスとして「過去に存在した事柄や出来事が現在と関連している」というイメージがあります。

She has already read this book.
(彼女はすでに、この本を読み終えています)
その例文を使った場合、現在完了形を用いることで、過去に「本を読む彼女」が存在し、それがずっと続いていた結果として「読み終えた彼女」が現在に至ったという解釈ができます。現在完了形は、過去のアクションや状態が現在の結果や状況とつながりを持つことを表現するのに適しています。

I haven’t smoked for over 2 years.
(私は2年以上禁煙しています)
その例文では、現在完了形を使用することで、過去に「禁煙をする私」が存在し、それが継続している結果として「2年以上も禁煙している私」になったことを表現しています。現在完了形は、過去のアクションや状態が現在まで継続していることを強調するのに適しています。
2-2.現在完了と過去形の違い
○過去形との違い
- 現在完了形:過去に起きた行動を受けて、現在はどうなっているか?
- 過去形:過去の行動について、時間的に距離を置いた現在から説明している
現在完了形と過去形では明確な違いがあり、過去形は単純に過去の事象や存在について述べているだけで現在に関する言及はありません。

以前は禁煙していたが、今はタバコを吸っている。例のように、過去と現在の行動には継続的な繋がりがありません。
過去形については以下の2つの記事を参考にしてください。
○過去完了形との違い
- 現在完了形:過去の事象→現在への結果・状態
- 過去完了形:過去のさらに過去(大過去)の事象→過去への結果、状態
また、現在完了形との対比では過去完了形の時制もあり、過去完了形では過去のさらに過去から起きていたことが継続して、そこから過去の一点でどうなったのかを表現しています。

過去完了形では時制(時間)が一つ前にズレたイメージで、現在ではなく過去の結果や完了を意味していますね。詳しくは以下の関連記事でもご紹介しています。
2-3.完了形の4つの主な役割
現在完了形は「過去にあった存在や事象など何かが現在と繋がっている」を表現すると説明しましたが、細かく分類すると以下の4パターンがあります。この4パターンを完了形の4用法と呼びます。

3章では4用法に関する詳しい解説をします。それぞれの使い方や、日常英会話でよく使う表現など個別で解説していきます。
3.現在完了形の4つの使い方
現在完了を学習する際の大事なポイントが4用法です。4用法とは以下の通りです。
- 継続用法
- 経験用法
- 完了用法
- 結果用法
それでは現在完了形の4用法について詳しく解説していきます。
3-1.継続的な表現|ある期間〜している

例文:I have broken my bone since last month.
「先月から骨折している」
継続用法は現在完了の代表的な用法です。ある一定期間を継続している状態・動作を表します。
○過去から現在までの継続している状態・動作
過去から現在まで継続している状態や動作を表すに相応しい文法表現です。「(一定期間)〜している」と訳せると良いでしょう。
- I have played tennis for 6 years.
「私は6年間テニスをしています」 - She has stayed at this hotel since last week.
「彼女は先週からこのホテルに滞在しています」 - How long have you lived in Hawaii?
「どのくらいハワイに住んでいますか?」
この継続用法を使って「〇〇年間・〇〇日・〇〇時間」状態や動作を継続する様子を表現できます。
○継続用法で使う表現
- for + 期間(〜の間)
- since + 過去の時点(〜以来)
- How long + 現在完了の疑問文(どのくらい〜)
3-2.経験を示す表現|〜したことがある

例文:I have been to Hawaii before.
「以前ハワイに行ったことがある」
継続用法と同じく、過去から現在にかかる時間の幅を表します。人生という継続している時間の中で、経験した事、というニュアンスですね。
○過去から現在にかけて経験した状態・動作
経験に関する現在完了形では「今までに〜をしたことがある」と訳せますね。過去の単純な動作とは違って「過去に〜をしました→結果、現在ではこれだけの経験を持っています」と解釈すると良いでしょう。
- I have been to Tokyo DisneySea three times.
(ディズニーシーに3回行ったことがあります) - He has never driven a car.
(彼は車を運転したことがありません) - Have you ever tried Crocodile meat?
「ワニのお肉を今までに食べたことありますか?」
○経験用法で使う表現
- before(以前に、前に)
- ever(今までに)
- never(一度も〜ない)
- 回数を表す言葉
回数を表す言葉は以下のような表現がございます。
- once(1回・一度)
- twice (2回・二度)
- thrice or three times(3回・三度)
- four times etc(4回・四度)
○have been とhave goneの使い分けは注意が必要
経験用法でよく間違えてしまうのが「〜へ行ったことがある」という表現です。

「行く」がGoの過去分詞と勘違いしてしまいます。しかしhave goneを使うと、「〜へ行って、ここにはいない」という結果用法の表現になる特徴があります。
- He has been to Hawaii.
「彼はハワイへ行ったことがある」 - He has gone to Hawaii.
「彼はハワイへ行っている(今ここにいない)」
経験用法で間違いやすい表現なので注意が必要ですね。
参考:Been vs Gone – English in A Minute BBC
3-3.完了を示す表現|ちょうど〜したところ
完了用法は継続用法を応用した表現方法です。一定期間継続してたことを「たった今・ちょうど終える」ニュアンスです。

例文:It has just stopped raining.
「たった今雨が降り止んだところです」
○過去から現在までの状態・動作がちょうど終わった
現在完了形での完了用法は日本語で「たった今〜したところだ・ちょうど〜した」といった訳し方が一般的で、過去から続いていた動作や状態が完了したことを伝えます。
- I have just eaten lunch.
「昼食をちょうど食べたばかりです」 - I haven’t finished my homework yet.
「まだ宿題を終えていません」 - I have already watched the movie.
「すでに映画を見終わりました」 - Have you submitted the report yet?
「レポートはもう提出していますか?」
ちょうど昼食を食べ終えた現在のことを意味したり、否定形を使うことでまだ完了していないことも表現します。
○完了・結果の用法でよく使う表現
また、完了や結果に関する現在完了形では「ちょうど」や「すでに」など、日本語でもよく使うようなフレーズがあります。
- just(ちょうど)
- already(すでに)
- yet(まだ・もう)※否定形・疑問形で使えます
「just」や「already」は過去分詞の前に置き、「yet」は文末に置くのが一般的です。いずれも副詞である単語なので、品詞的な意味や基礎も確認しておくといいですね。
疑問形で「〜yet?(もう〜しましたか?)」と否定形の「have not ~yet.(まだ〜していません)」も現在完了でよく使うので、セットで覚えておきましょう。
○単純過去と完了用法の違い
- I have just watched the movie.
- I watched the movie.
上記の例文を訳すと「私は映画をみた」と訳せます。完了形のニュアンスを入れると「私はちょうど映画を見ました」となります。しかし結局は過去と完了用法の使い分けが曖昧です。
「直近の過去」は完了形で表現するルールなのですが、「直近」とは一体いつを指すのでしょうか。

5分前なら現在完了で、8分前は過去形?などと、具体的な定義がないと悩んでしまいます。
しかし会話は感覚で話されいるので、具体的な定義などありません。そこで大切なのが、自分にとって最近の出来事であるか、どうかが鍵となります。

あくまで考え方の一例ですが、映画の内容を鮮明に覚えていれば、それが1週間前だろうと10分前だろうと「直近」と言えます。だから現在完了が使えます。しかし記憶を思い出すのに時間がかかれば、2・3日前だろうと遠い昔のように感じます。その場合は過去形を使う、という判断も可能です。
3-4.結果を示す表現|〜してしまった結果
結果用法は完了用法の応用で、状態・動作が終わった結果の「今」に焦点が当たっています。

例文:I have just painted the bench.
「たった今そのベンチにペンキを塗り終わったところです(ペンキ塗りたて)」
○過去から現在までの状態・動作の結果今はどうなっているか
完了用法と似たようなニュアンスですが、結果用法では「今どうなっているのか?」を焦点に伝えます。過去に起きたことで結果どうなったのか、現在の状態を強調して表現してます。
- I have lost my smartphone.
「スマートフォンを無くしてしまいました」 - She has gone to Europe.
「彼女はヨーロッパへ行ってしまいました」
例文でも取り上げましたが、実質的には「〜してしまった・〜したところだ」と完了用法と大枠的には同じですが、「そうなってしまった結果」に注目されますね。スマートフォンを無くした結果今は持っていないことや、彼女がヨーロッパに行ってしまった結果今はいないなど、結果の部分も意識するといいでしょう。
○ストーリーをつけるとわかりやすい
現在完了の結果用法は多くの方が疑問を抱えている用法です。私も以前はよくわかりませんでした。しかし会話には必ずストーリーがあります。そのストーリー(文脈)をイメージしながら考えると理解しやすいかと思います。

もし失くしたスマートフォンが彼女からのプレゼントだったら、見つかるまで1週間でも1ヶ月でも探しますよね。結果、スマホを失くした状態が続いている。これは過去形でも現在形でも表現することはできません。現在完了の結果用法だから表現できるのです。

少し強引なストーリー展開ですが、失くしたスマホが原因で彼女と別れてしまった。そして彼女は旅立ち、結果今ここにはいない。これも結果用法が出せる独特のニュアンスなのです。
4.文法ルール|文型と語形の変化の確認
- 現在完了の基本3構文
- 過去分詞の語形変化
これらについて、詳しく見ていきましょう。
4-1.現在完了形の基本的な3つの文型
○疑問文|Have + 主語+過去分詞 – ?

現在完了形を用いた疑問文は、「Have + 主語 + 過去分詞」の形になります。
例:Have you ever been to Switzerland?
(あなたはスイスに行ったことがありますか?)
この疑問文は、過去から現在まで続いている状態や行為について問いかけるものです。
例:How many times have you been to Tokyo Disneyland?
(東京ディズニーランドには何回行きましたか?)
「何回・どのくらいの期間〜?」と具体的に問う場合は、「How」などの疑問詞を用います。
例:How long have you lived in Shibuya?
(あなたはどのくらいの期間渋谷に住んでいますか?)
英語の疑問文の作り方や疑問詞の使用法について詳しく説明したページもありますので、ぜひ参照してみてください。
○否定文|Have + not + 過去分詞

現在完了形の否定文は、「have + not + 過去分詞」の形になり、「have」の後に「not」を置きます。よく「haven’t/hasn’t」と省略形を使用します。
例:She hasn’t eaten dinner yet.
(彼女はまだ夕食を食べていません)
「have」は助動詞であるため、「can」や「should」などの他の助動詞も否定形では「can’t」や「shouldn’t」の形になります。これについては、助動詞の使い方をまとめたページで詳しく説明しています。
○受動態|Have + been + 過去分詞

現在完了形を受動態で使用したい場合は、「have + been + 過去分詞」の形になります。
例:I’ve been called by her for a long time.
(私は長い間、彼女に呼ばれ続けています)
例:This mountain has been covered with snow since last week.
(この山は先週から雪に覆われています)
「〜されている」という受け身の表現で、現在も続いている状態を現在完了形で表現すると、より精確な意味を伝えることができます。
▷中学英語から復習する受動態について詳しく説明したページもご覧ください。
4-2.過去分詞による語形の変化|be動詞・一般動詞
現在完了形で用いる過去分詞の語形変化も重要な要素です。be動詞の場合は、「been」に統一されるので分かりやすいですが、一般動詞の場合、規則動詞と不規則動詞で変化が異なります。

規則動詞の場合:語尾に「ed」または「d」が付く|例:look-looked-looked
不規則動詞の場合:原形・過去形・過去分詞の形がそれぞれ異なるという4つのパターンがあります|例:break-broke-broken
初めて見ると難しく感じるかもしれませんが、一定のパターンを覚えることで全ての単語の過去分詞を覚える必要はなくなります。そのため、語形変化の規則を理解しておくと便利です。
不規則動詞94単語をまとめた記事も合わせてチェックしてみましょう。
5.実践的な問題
第5章では、現在完了形について深く理解するための練習問題をご用意しています。
- 基本的な文法チェック
- 用法に応じた英作文
- 過去形と現在完了を見分ける問題
各問題を丁寧に解いていきましょう。これらの問題を解き終えると、現在完了形について深い理解を得られるでしょう。
5-1.文法のチェック練習
○穴埋め問題
以下の空欄に現在完了形を適用して完成させてください。
- She _______ (live) in Paris for three years.
- He _______ (not/finish) his project yet.
- _______ they _______ (see) this movie before?
- It _______ (rain) all day.
- She _______ (not/write) the letter yet.

以下に各問題の解答とその解説を示します。
- She has lived in Paris for three years.
解説:「彼女は3年間パリに住んでいる」という意味を現すため、「live」の過去分詞形「lived」を使って「has lived」と表現します。 - He hasn’t finished his project yet.
解説:「彼はまだ彼のプロジェクトを終えていない」を表現するため、「finish」の過去分詞形「finished」を用い、「has not finished」または短縮形の「hasn’t finished」と表現します。 - Have they seen this movie before?
解説:「彼らはこの映画を以前に見たことがありますか?」を表現するため、「see」の過去分詞形「seen」を使って「Have seen」と表現します。 - It has rained all day.
解説:「一日中雨が降っていた」を表現するため、「rain」の過去分詞形「rained」を用いて「has rained」と表現します。 - She hasn’t written the letter yet.
解説:「彼女はまだ手紙を書いていない」を表現するため、「write」の過去分詞形「written」を用いて、「has not written」または短縮形の「hasn’t written」と表現します。
○用法の確認問題
以下の各文は、現在完了形のどの用法を表現しているでしょうか?
- I have lived in Hawaii for 10 years.
- I have finished my homework.
- I have seen that movie three times.
- It has rained, so the streets are wet.
- She has worked at the company since 2010.

以下に各問題の解答と解説を示します。
- 継続用法
解説:「I have lived in Hawaii for 10 years.」は「私はハワイに10年間住んでいる」という意味です。過去のある時点から現在まで続いている行動や状態を表すので、「継続」の用法となります。 - 完了用法
解説:「I have finished my homework.」は「私は宿題を終えた」という意味です。過去に行われた行動が現在の瞬間までに完了したことを示しているので、「完了」の用法となります。 - 経験用法
解説:「I have seen that movie three times.」は「私はその映画を3回見たことがある」という意味です。過去に何度か経験したことを述べているので、「経験」の用法となります。 - 結果用法
解説:「It has rained, so the streets are wet.」は「雨が降ったので、道路が濡れている」という意味です。過去の行動が現在の状況にどのような影響を与えたかを示しているので、「結果」の用法となります。 - 継続用法
解説:「She has worked at the company since 2010.」は「彼女は2010年からその会社で働いている」という意味です。過去のある時点から現在まで続いている行動や状態を表すので、「継続」の用法となります。
5-2.現在完了形の用法についての英文作成練習
現在完了の4用法に関する英作文です。以下の日本語を英文にしてください。
経験に関する英作文
- 「私はその映画を以前に見たことがあります。」
- 「彼女は一度も海外に行ったことがありません。」
- 「私たちは彼に会ったことがありますか?」
継続に関する英作文
- 「彼は2000年からその会社で働いています。」
- 「彼女は一時間前からピアノを弾いています。」
- 「彼らはまだその問題を解決していません。」
完了に関する英作文
- 「彼は宿題をすでに終えました。」
- 「私たちはレポートをついに完成させました。」
- 「彼女はまだ彼に返事をしていません。」
結果に関する英作文
- 「彼は走っていたので、彼は息が切れています。」
- 「彼女は泣いていたので、彼女の目は赤かった。」
- 「私たちはたくさんの食べ物を食べたので、私たちはとても満足しています。」

英作文の解答はこちらです。
- I have seen that movie before.
- She has never been abroad even once.
- Have we met him before?
- He has been working at that company since 2000.
- She has been playing the piano for an hour.
- They have not solved the problem yet.
- He has already finished his homework.
- We have finally finished the report.
- She has not replied to him yet.
- He has been running, so he is out of breath.
- She has been crying, so her eyes were red.
- We have eaten a lot of food, so we are very satisfied.
5-3.過去形と現在完了形の違いを見分ける練習問題
以下の英文の空欄を適切な形にしてください。
- Last year, I _______ (visit) New York.
- I _______ (live) in Tokyo for 5 years.
- _______ you ever _______ (see) a shooting star?
- She _______ (not/finish) her dinner yet.
- They _______ (arrive) at the party before we left.

回答と解説は以下の通りです。
- Last year, I visited New York.
解説:「Last year」という具体的な過去の時間が指定されているため、過去形を使用します。 - I have lived in Tokyo for 5 years.
解説:「for 5 years」という期間が指定されており、その期間が現在まで続いていることを示すために現在完了形を使用します。 - Have you ever seen a shooting star?
解説:「ever」が含まれているので、これまでの経験について尋ねています。したがって、現在完了形を使用します。 - She has not finished her dinner yet.
解説:「yet」があるので、期待されたアクションがまだ完了していないことを示すために現在完了形を使用します。 - They had arrived at the party before we left.
解説:二つの過去の事象があり、一つがもう一つよりも前に起こったとき、それは過去完了形を使用します。したがって、「They had arrived at the party before we left」が正解となります。
6.まとめ
現在完了形の記事では、重要な要素として文法の基礎、完了形の意義、日常会話での応用が解説されました。時間の経過を示す役割を持つ現在完了形は、過去から現在へと続く動作や状態を表現し、過去形との違いを理解することが重要です。
継続的な表現、経験を示す表現、完了を示す表現、結果を示す表現の4つの使い方を学びました。さらに、文型と語形の変化の確認を通じて実践的な問題に取り組み、現在完了形の使用を習得しましょう。
現在完了が使いこなせれば、時間の流れを表す素晴らしい表現力を手に入れることができます。
また現在完了と同様に以下の時制を学ぶこともお勧めします。
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