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英語で「これ」「それ」「あれ」と言いたいとき、this / that / it のどれを使えばいいのか迷うことはありませんか?
たとえば、
「それいいですね」は That’s good. なのか It’s good. なのか。
「それが好きです」は I like that. なのか I like it. なのか。
このように、日本語では同じ「それ」に見えても、英語では場面によって使う単語が変わります。
この記事では、英語初心者の方に向けて、this / that / it の違いを「距離」と「会話の流れ」から分かりやすく解説します。最後まで読むと、英会話で「これは」「それは」「それが好きです」と言いたいときに、どれを使えばいいのか判断しやすくなります。
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this / that / it を使い分けるポイントは、大きく2つです。

1つ目は、距離です。
自分の近くにあるものは this、少し離れているものや相手側にあるものは that を使います。
2つ目は、会話の流れです。
すでに話題に出ているものをもう一度指すときは it を使います。
つまり、this / that / it は日本語訳で覚えるよりも、
| ①近いものは this ②離れているもの・相手側のものは that ③すでに話題に出たものは it |
と考えると分かりやすくなります。

this は、自分の近くにあるものや、今ここで注目しているものを指すときに使います。ポイントは、this は「今、目の前にあるこれ」という感覚が強いことです。
たとえば、自分の手元にバッグがあるなら、
| This is my bag. これは私のバッグです。 |
となります。一方で、バッグが少し離れた場所にあるなら、
| That is my bag. あれは私のバッグです。 |
のように that を使います。つまり、this は近いもの、that は離れているものです。
また、手に持っているものを見せながら「これは何ですか?」と聞くときも、
| What is this? これは何ですか? |
と言います。この場合は、今目の前のものを指しているので this が自然です。
一方、it はすでに話題に出たものをもう一度指すときに使います。たとえば、
| Do you like this bag? このバッグは好きですか? Yes, I like it. はい、それが好きです。 |
この it は、前に出た this bag を指しています。

that は、自分から少し離れているものや、相手側にあるものを指すときに使います。たとえば、少し離れた場所にバッグがあるとします。そのバッグを指して「あれは私のバッグです」と言いたいときは、that を使います。
| That is my bag. あれは私のバッグです。 |
また、相手が持っているものについて「それは何ですか?」と聞くときも that を使います。
| What is that? それは何ですか? |
ここで大事なのは、that は「あれ」だけではなく、相手側にあるものの“それ” にも使えるということです。日本語では「それ」と言う場面でも、英語では that になることがあります。
さらに、that は 相手の発言や提案に反応するとき にもよく使います。たとえば、相手が、
| “I want to study English every day.” 毎日英語を勉強したいです。 |
と言ったとします。それに対して「それはいいですね」と言うなら、
| That’s good. それはいいですね。 または、 That sounds good. それはよさそうですね。 |
と言えます。この that は、物を指しているというより、相手が言った内容全体を指しています。
つまり that は、
| ①離れているもの ②相手側にあるもの ③相手の発言や提案 |
を指すときに使います。

it は、すでに会話に出てきたものをもう一度指すときに使います。たとえば、次の文を見てください。
| I bought a new bag. It is cute. 新しいバッグを買いました。それはかわいいです。 |
この文の It は、前の文に出てきた a new bag を指しています。英語では、同じ名詞を何度もくり返さず、2回目から it を使うことがよくあります。
もう一つ例を見てみましょう。
| ①Do you like this bag? このバッグは好きですか? ②Yes, I like it. はい、それが好きです。 |
この it は、前の文に出てきた this bag を指しています。ここで、
| Yes, I like this. |
と言っても通じることはありますが、「このバッグ」という話題がすでに出ているので、自然な英語では I like it. と言うことが多いです。目の前にあるものでも、すでに相手と一緒に見ていたり、会話の中で共有されているものであれば、it を使うことがあります。
初心者の方は、
| 一度話に出たものをもう一度言うときは it |
と覚えておくと分かりやすいです。

まとめると、this / that / it は次のように考えると分かりやすいです。
| 単語 | 使う場面 | 例文 |
| this | 自分の近くにあるもの・今注目しているもの | This is my bag. |
| that | 離れているもの・相手側のもの・相手の発言 | That’s good. |
| it | すでに話題に出たもの | I like it. |
最初から完璧に使い分けようとしなくても大丈夫です。まずは、
| ①近いものは this ②離れているもの・相手の話は that ③一度出たものは it |
この3つを意識してみてください。this / that / it が分かると、英会話で短い文がかなり作りやすくなります。
最後に、Aloha Englishのオリジナル確認テストで、this / that / it の使い分けを確認してみましょう。
空欄に this / that / it のどれかを入れてください。
| 問題1 自分の手元にあるスマホを指して言う場合。 _____ is my phone. これは私のスマホです。 問題2 少し離れた場所にあるバッグを指して言う場合。 _____ is my bag. あれは私のバッグです。 問題3 相手が持っているものについて聞く場合。 What is _____? それは何ですか? 問題4 すでに話題に出たバッグについて答える場合。 Do you like this bag? このバッグは好きですか? Yes, I like _____. はい、それが好きです。 問題5 相手が「毎日英語を勉強したいです」と言ったあとに返す場合。 _____ sounds good. それはよさそうですね。 |
会話中にthis / that / it の使い分けを意識することで、文法への理解がさらに深まります。
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