英文法

どうしてもつまづいてしまう『be動詞』の謎を10分で徹底解剖

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どうしてもつまづいてしまう『be動詞』の謎を10分で徹底解剖

Be動詞ってどうやって訳せばいいの?

Be動詞は学校で一番最初に習うもの。英文の中で何度も登場します。でも、Be動詞をちゃんと理解できていますか?今まで10年以上英語を指導してきた経験から言うと、ここでつまづいている方が非常に多いです。Be動詞がよく理解できないのは、日本語訳に頼りすぎているから。

この記事ではネイティブスピーカーのBe動詞に対する感覚を身につけてもらいます。そうすると、英文を素早く読めて、正確に聞けて、さらに英文を簡単に作ることができるようになる。

ここでは、be動詞の基礎から始まり、多くの人が陥るBe動詞の謎を全て説明。その上でネイティブスピーカーの感覚をインストールすれば、この先Be動詞の捉え方で迷うことはなくなります。

では詳しい解説に入っていきましょう。

1.Be動詞の基礎

英語の文には動詞が絶対に必要です。どんなに長い文でも原則一つしかありません。動詞は人間でいう『ハート』のようなもので、英語の文は動詞を中心に作られています。動詞の働きをしっかり掴めば、英語が理解しやすくなります。会話するときにも、Be動詞の知識が役立つはずです。

英語の動詞には2種類あります。Be動詞と一般動詞です。一般動詞は「中学英語をやり直し!!大人向け講座〜今さら聞けない一般動詞」で詳しく説明しているので、こちらも参照ください。

 ではBe動詞について解説していきます。

1-1.Be動詞とは 

小難しい説明などはさておき、Be動詞とはズバリ、【イコール】の役割を果たす動詞のこと。それ以上でもそれ以下でもありません。Be動詞の代表例は、ご存知の通り【am】【are】【is】。詳しい使い方などは後述を参照してください。

  • I am busy today.
    「私は今日忙しいです」
  • My name is Kensho.
    「私の名前はKenshoです」
  • You are kind!
    「(あなたは)親切ですね」

1-2.be動詞の種類と使い方

Be動詞には種類があります。まずは、【am】【are】【is】を押さえましょう。

動詞使う場面
am 自分のことを言う時I のみ
is自分と相手以外の単数を刺す時he, she, it, the man, Tomohisa など
are相手、複数のことを言う時you, we, they, people, students など

通常は、『一人称の時にam, 二人称の時にare, 3人称で単数の時にis, 複数の時にはareを使います』と学びますが、これが学習者を惑わす原因になっています。【am】【are】【is】それぞれをどういう場面で使うのかを理解しておくと、読んだり聞いたりする時だけでなく、書いたり話したりする時にも使いこなしやすくなります。

現在形過去形過去分詞
amwasbeen
iswere
are

現在のことを言う時、過去のことを言う時で形が変わるのが動詞の性質。過去分詞は受動態や現在完了の単元で使う形。下記の参考リンクをご覧ください。Be動詞を見たら、『イコール』ということを瞬時にイメージできるようにしておきましょう。

参考:「中学英語をやり直し!!大人向け講座~受動態ってなんだっけ?

参考:「中学英語をやり直し!!大人向け講座~現在完了って何だ?~Aloha English 英会話

2.be動詞の使いこなし方(肯定文、否定文、疑問文)

be動詞の使いこなし方

では今度は、Be動詞を使った例文です。シンプルな文であっても、一見複雑に見える文でも、必ず【誰が(何が)】【イコール】【イコール情報】という語順になっているので怖くありません。

2-1.肯定文

例文で詳しく解説

*I’m tired. 

  • 【誰が( I )】【イコール( am )】【イコール情報( tired )】
  • 「私 = 疲れている」
  • 「疲れています。」

*He’s my favorite singer.

  • 【誰が( He )】【イコール( is )】【イコール情報( my favorite singer )】
  • 「彼 = 私のお気に入りの歌手」
  • 「彼は私のお気に入りの歌手です。」

*They’re making the documents. 

  • 【誰が( They )】【イコール( are )】【イコール情報( making the documents )】
  • 「彼ら = 書類を作成しているところ」
  • 「彼らは書類を作成しています」

英会話講師からひと言アドバイス

Point1
【イコール情報】には名詞か形容詞を置きます。(~ingは形容詞なのです!)

Point2
Be動詞は短縮可能。I, you, he, we, it などの代名詞の時などに限られますが、主語とくっついて短縮され、am, is, are がそれぞれ ‘m,  ‘s, ‘re に短縮。

2-2.否定文

否定文にしたい時は、『イコール』を表すBe動詞にnot をくっつけて【イコールではない】とするだけなので、非常にシンプル。

例文で詳しく解説

*I’m not tired. 

  • 【誰が( I )】【イコールではない( am not )】【イコール情報( tired )】
  • 「私 ≠ 疲れている」
  • 「疲れていません。」

*He’s not my favorite singer.

  • 【誰が( He )】【イコールではない( is not )】【イコール情報( my favorite singer )】
  • 「彼 ≠ 私のお気に入りの歌手」
  • 「彼は私のお気に入りの歌手じゃない。」

*They’re not making the documents. 

  • 【誰が( They )】【イコールではない( are not )】【イコール情報( making the documents )】
  • 「彼ら ≠ 書類を作成しているところ」
  • 「彼らは書類を作成していません」

英会話講師からひと言アドバイス

Point:
否定文の時の短縮は、例文のように主語にくっつけてもいいですし、notとくっつけてisn’t, aren’t のようにすることも可能。但し、amn’t だけは存在しないのでご注意を!

2-3.疑問文

is, am, areを主語の前に持っていくだけ!主語の前に持っていくことで、『質問しているんですよ〜』という目印に。

例文で詳しく解説

*I’m tired. (相手に聞くのでYou are tired.を基準に)

Are you tired?
「疲れていますか?」

*He’s my favorite singer. ( 相手に聞くので He’s your favorite singerを基準に)

Is he your favorite singer?
「彼があなたのお気に入りの歌手なの?」

*They’re making the documents.

Are they making the documents? 
「彼らは書類を作成しているの?」

答え方

Be動詞YesNo
am  Yes, I am. ( Yes, I’m. とは言わない)No, I’m not.
isYes, he (she / it ) is. ( Yes, he’sのようには言わない)No, he (she / it ) isn’t.
areYes, we ( they ) are. ( Yes, they’re のようには言わない)No, we ( they ) aren’t.

2-4. 過去形の場合の文の作り方

【誰が(何が)】【イコール】【イコール情報】を基本として、主語が変わろうと、文が長くなろうと作り方は全て同じ。現在形が過去形になっても同様で、文の作り方が全く同じです。過去形の否定文・疑問文の作り方は下記を参考にしてください。

*The movie was really interesting.

  • 【何が(その映画)】【イコール (was) 】【イコール情報 (really interesting】
  • 「その映画 =(過去)とても面白い)
  • 「その映画はとても面白かった」

否定文
The movie wasn’t really interesting
「その映画は面白くなかった」

疑問文
Was the movie interesting?
「その映画は面白かったの?」

*My father was a lawyer.

  • 【誰が( my father )】【イコール ( was )】【イコール情報 ( a lawyer )】
  • 「私の父 =(過去) 弁護士」
  • 「私の父は弁護士だった」

否定文
My father wasn’t a lawyer.
「私の父は弁護士ではなかった」

疑問文
Was your father a lawyer?
「君のお父さんは弁護士だったの?」

*We were in the U.S last year. 

  • 【誰が( we )】【イコール( were )】【イコール情報( in the U.S)】
  • 「私達 =(去年) アメリカの中」
  • 「私たちは去年アメリカにいたんです。」

否定文
We weren’t in the U.S last year.
「私たちは去年アメリカにいなかった」

疑問文
Were you in the U.S last year? (相手に聞いているので you にかわっています)
「君たちは去年アメリカにいたの?」

3. 多くの英語学習が抱えるBe動詞の致命的な誤解

3-1.be動詞は『〜です』ではない

【従来の教わり方】

× be 動詞は「です、ます」「〜は」という意味である。

× be動詞は「状態」と「存在」を表す。

→“I am a student.「私は です 少年」 と訳します、というような応⽤の効かない逐語訳。

【ネイティブスピーカーの捉え方】

○ be動詞は『イコール』。『主語の説明をします』というサイン。

学習者の多くがしている誤解

今まで多くの英語学習者と関わってきて、Be動詞の捉え方を勘違いしている人が非常に多いと感じています。Be動詞の意味を聞くと、『〜です』と答えることがほとんど。

確かに、I’m a student. 「私は学生です」のように、『〜です』が当てはまることもある一方で、それを日本語に頼りすぎた対訳のように覚えていると、I’m very nervous.「私は緊張していますです」「私は緊張しているです」のように不自然な日本語ができることもある。

その誤解が招くデメリット

シンプルな文ならまだ良いものの、少し長く複雑な文になったときなどに、理解の処理スピードを落とす原因になります。また、日本人が英語を話す場合、必ず頭の中で『日→英』のプロセスを行っている。その時に、Be動詞を日本語訳に頼って「〜です」と捉えていると、「今買い物してるところだよ」「お腹すいたな」のような、自然な日本語から英語に変換することを妨げる原因にもなる。

結果、発話の滑らかさを阻害することにつながるため、日本語に頼ったBe動詞の対訳は、理解のスピードも発話の滑らかさも奪う非常に危険な考え方なのです。

Be動詞の正しい考え方はイコール関係

Be動詞の意味はずばり「イコール」。巷ではBe動詞は「存在」や「状態」などを表す、などと言われていますが、そんな難しい言葉はいりません。「イコール」で十分。

3-2. 正しいbe動詞の捉え方がわかる例文

では、例文を見ながらBe動詞の正しいのイメージをインストールしていきましょう。

基本例文10選

  1.  I am a tennis player. ( I = a tennis player)
    「テニス選手なんです」
  1.  My client is angry at me. ( My client = angry【私に】)
    「お客さんが僕に怒っているんだよね」
  1.  His office is in Shibuya. ( his office = in Shibuya)
    「彼のオフィスは渋谷だよ」
  1. These computers are cheap. (these computers = cheap)
    「このコンピューター達安いね」
  1. They are in the park. ( they = in the park )
    「彼らなら公園だよ」
  1.  I was a tennis player before. ( I = a tennis player【以前】 )
    「以前はテニス選手だったんだ」
  1. My client was angry at me this morning. (my client = angry 【今朝】)
    「お客さんが今朝僕に怒っていたんだよ」
  1.  His office was in Shibuya five years ago. ( his office = in Shibuya 【5年前】)
    「5年前彼の事務所は渋谷だったよ」
  1.  These computers were cheap a month ago. ( these computers = cheap 【1ヶ月前】)
    「このコンピュータ達は1ヶ月前安かった」
  1.  They were in the park then. ( they = in the park 【その時】)
    「彼らはその時公園にいたよ」

Be動詞をネイティブのように捉えるメリット

このようにBe動詞を「イコール」として捉えれば、「〜です」のような応用の効かない対訳も、「存在」「状態」のような難しい文法用語も必要ないのです。日本語訳や文法ばかりを先行させるとかえって分かりづらくなり、「英語→日本語→苦しい直訳」となるのがオチ。

それよりも、見たり聞いたりした英語をイメージとして捉えて、そのイメージしたものを言葉にしたら、日本語訳のようになっていた、というのが理想です。

イメージで捉えれば日本語訳を介さずに英語を理解できる

例えば、 His office is in Shibuya. を見たり聞いたりした時に( his office = in Shibuya)というイメージができれば、日本語訳にこだわらなくても、「存在」という文法用法を知らなくても、「あ、彼のオフィスは渋谷にあるのね」「彼って渋谷で働いてるんだ」という話してが伝えたいメッセージをしっかりと理解できます。それで十分です。

4.Be動詞とセットで学習すると効率よく学べる文法3選

Be動詞とセットで学習したい文法3選

Be動詞は1番最初に習う英文法です。一見簡単そうに見えて、手強いBe動詞。この記事を何度も見直して、しっかり理解してください。

Be動詞を理解した人は併せて以下の文法も学習しましょう。効率よく中学文法を復習することができます。

  • 一般動詞
  • be動詞に似た一般動詞
  • 進行形

では1つずつ紹介していきます。

4-1.一般動詞

英語の動詞の種類は2種類あり、その中で基本となるのがここまで述べてきたBe動詞。もう一つが一般動詞。Be動詞は、『イコール』の意味を持つ動詞で、それ以外の意味を持つものを一般動詞という。

  • be動詞=「イコール」
  • 一般動詞=それ以外の意味を持つ動詞

一部例外はありますが、「する」「食べる」「泳ぐ」「歌う」「話す」のように、語尾の音をのばしたら「~う」という音になるものが一般動詞です。

例)

  • I drink coffee every morning in the office.
    「毎朝オフィスでコーヒーを飲む」
  • My father always get up early.
    「父は毎朝早く起きる」
  • They speak English in their country.
    「彼らは自分達の国で英語を話す」

Be動詞には「イコール」の意味しかないのに対し、一般動詞は具体的な行動や様子を表すことができます。英語を勉強する際には、この二つの動詞をきっちりと区別し、使いこなす練習をすることがとても大切。よくある間違い例も載せておきます。

×I am play basketball. 

動詞は『ハート』なので、2個もいらないですよね。絶対に必要ですが、2個以上あったら多すぎです。

参考資料:中学英語をやり直し!!大人向け講座〜今さら聞けない一般動詞

4-2. be動詞に似た一般動詞

 Be動詞によく似ている一般動詞が、「五感動詞」。その名の通り人の五感を表す動詞です。「〜の感じがする、〜に見える、〜のにおいがする、〜に聞こえる、〜の味がする」というのを英語ではそれぞれ【feel, look, smell, sound, taste】を使って表現できます。

例)

  • This soap smells nice.
    「この石鹸は良いにおいがする」
  • That sounds great.
    「それはいいですね」
  • You look happy.
    「幸せそうだね」
  • I feel bad.
    「気分が悪い」

 どこが似ているかというと、それぞれの動詞がイコールの性格も持っているということです。

  • This soap smells nice.
    「このせっけんは良いにおいだね」(this soap = nice) 
  • That sounds great.
    「それはいいですね」( that = great )
  • You look happy.
    「幸せそうだね」( you = happy)
  • I feel bad.
    「気分が悪い」( I = bad )

 Be動詞だと、ただ漠然と「良い」「すばらしい」「悪い」ということしか言えません。それに対して、五感動詞を使うことで、「イコール」だけでなく、「におい」「見た目」「味」のように、より具体的な情報を述べることができるようになります。

参考:5感を表す動詞(look/sound/feel/seem/taste/smell)の後ろで使われる「like」の意味 

4-3. 進行形

 Be動詞とは切っても切れない関係にあるのが進行形です。動詞の~ing形は「途中」というイメージを持ち、動詞としての機能がないので、動詞が必ずセットで必要になります。

例)Many children playing soccer in the park. ×

じゃあどうすれば・・・?

Many children are playing soccer in the park.○ 
(many children = playing soccer ( in the park ) )

playing soccer は動作の途中を意味し、「サッカーをしている」という状態を表しているので(~ingは形容詞でしたよね)、「イコール」の意味を持つBe動詞との相性が抜群です!

参考資料:中学英語をやり直し!!大人向け講座〜今さら聞けない進行形〜Aloha English英会話

5.まとめ

ここまでBe動詞について詳しく解説しました。

Be動詞を作るためには以下の3つを身に付ける必要がありましたね。

  • 肯定文の作り方
  • 否定文の作り方
  • 疑問文の作り方

さらに学習者がよく陥るのは、Be動詞を「〜です」と日本語に頼り切って訳してしまうこと。記事内で解説しましたが、Be動詞は「イコール」というイメージで捉えることが大切です。例文ももう一度読み直して、何度も学習してください。

Be動詞をしっかりと理解した方は、一般動詞・五感動詞・進行形を続けて学習すると効果的かつ効率的です。最小の労力で最大の効果を発揮していきましょう。英語学習についてお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。では健闘を祈ります。

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