中学生の知識があれば、英語が話せるというは本当だろうか?
今あなたは英会話に必要な文法を復習しようと考えていませんか。そして中学生の知識があれば英語が話せる、という噂の知識とは具体的にどの英文法を指すのか。
中学2年生までの知識さえあれば、英語でコミュケーションを取ることができます。ネイティブ同士の会話でも、日常会話レベルであれば中学の知識で事足ります。この記事では具体的にどの文法を理解すれば、英会話ができるようになるのか詳しく解説していきます。
さらに英会話を上達させるための学習方法もご紹介しております。着実に学習を進めれば、誰でも英語でコミュニケーションが30分以上とれるようになります。ぜひ最後までご覧ください。
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1.英会話に必要な英文法は中学2年生までの知識で十分足りる
1-1.英語で「話す」「理解する」ときに英文法が必要
英語で「話す」ために必要な英文法
英語を「話す」うえで、英文法は重要です。英単語や英会話フレーズを並べるだけでも、意志疎通はなんとかできるでしょう。しかし相手とちゃんとしたコミュニケーションをとるには、暗記した英単語とフレーズだけでは伝えたいことを表現することはできません。英文法を学び、自分の言いたいことを英文法のルールに従い、英作文する必要があります。
英語で「理解する」ためにも英文法の知識が重要
英文法は「理解する」うえでも必要な知識です。相手の言っている英語を聞き取る。1つ1つの単語を聞き取ることができても、理解できなければコミュニケーションが成り立ちません。英文法にはそれぞれニュアンスがあり、それを理解していないと誤った解釈をしてしまいます。相手の話している英語を「理解する」ためにも英文法の知識は必要です。
1-2.中学2年生で習った文法を復習し、アウトプットすれば会話が成立
中学で習った英文法が役に立つ
関係代名詞・仮定法など難しい英文法はたくさんあります。しかし難易度の高い英文法を身に着けるより、中学2年生までに習った英文法を復習することが英語を話すための近道です。実際ネイティブスピーカーは日常会話で簡単な英文法を上手に使いこなして会話をしています。英語を話したいと考えている方も、中学2年生までの知識を完璧にマスターすることで英会話を習得することができます。
アウトプットすることで使える知識に変わる
英文法は得意だけど、英会話は苦手だという方も多くいらっしゃいます。英文法を理解するだけでは、英会話は習得できません。英会話を習得するためには、覚えた知識をアウトプットし、実践の場で使う必要があります。知識をアウトプットし実際の会話で使用することができれば、覚えた知識を忘れてしまうこともなくなります。
英会話を習得するためには以下のプロセスに沿って学習を進めてください。この4つのプロセスで学習を進めれば、必ず英会話を習得できるとお約束いたします。
知る→理解する→使う→実践できる
- 知る・・初めて知る知識を覚える
- 理解する・・知識を理解して使えるようにする
- 使う・・何度も口に出してみる。講師や先生とどんな場面で使えるかを考えて使う練習をする
- 実践する・・外国人の方との会話を通して知識を使う。知識を応用しながら、自分の言いたいことを表現する
2.英会話で必要な11の英文法|学習すべき順番も解説

2-1.英語コミュニケーションに必須の英文法について解説
英語でコミュニケーションをするためには、大きく分けて4つの知識をマスターしましょう。全て中学生で習う文法です。それぞれの文法内容はとても簡単で理解するための難易度は低めです。しかし完璧に理解して、使えるようにならなくてはいけません。
- 英語には2種類の動詞がある
- 英語と日本語の順番は違う
- 6つの時制をマスターすれば会話が成り立つ
- 疑問文をマスターすればキャッチボールができる
では詳しく解説していきます。
2-2.英会話に必要な英文法リストと学習する順番を大公開
ステップ1:Be動詞と一般動詞について
英語には2種類の動詞があります。Be動詞と一般動詞です。英語学習において、動詞の理解はとても大切です。まずはこの2つの動詞を確実に学びましょう。
Be動詞は「AはBです」のようにイコール関係を表す動詞です。
I am a student. 「私は生徒です」
一般動詞は動きを表す動詞で「Aは~する」といった英文を作ることができます。
I study English.「私は英語を勉強する」
Be動詞と一般動詞について詳しく解説がされている記事
ステップ2:初心者に必要な語順は3文型のみ
英語と日本語の語順は違う。英語には全部で5つの語順のパターンがあります。これを英文法用語で5文型と呼びます。その中でも第3文型が会話の中で最も多く使われます。第3文型の語順に慣れることが会話の第一歩です。
第3文型の語順は「誰が する 何を」の主語・動詞・目的語の順番です。頭では理解できても、会話の中で語順に慣れることは非常に難しい。何度もアウトプットを繰り返し練習する必要があります。
第3文型の語順について詳しく学習できる記事
ステップ3:6つの時制を完璧に攻略する
英語には全部で12種類の時制が存在します。とくに日常会話で使われている時制は6つです。現在形・過去形・現在進行形・過去進行形・未来形1(will)・未来形2(be going to)です。
それぞれ使う場面を明確にして、適切に使うことができれば外国人と30分以上会話をすることが可能です。Aloha Englishでもまず時制の習得を指導します。会話の中で時制がスムーズにアウトプットすることができれば、英語でのコミュニケーションが成立します。
時制を学ぶために必要な知識をまとめた記事一覧
- 英語の時制12種類とその使い分け方を紹介|英会話の幅が広がること間違いなし!
- もう会話で混乱しない!現在形と現在進行形の違いの超簡単な判別方法
- 英文法 中学英語で習う過去形の文法ルール・基本表現を簡単に復習|大人でも分かる過去形のポイント
- 過去進行形の意味を知るには過去形との違い・使い分けも大事!【文法・例文もチェック】
- willとbe going toの違いと使い分け方|英語の未来形をマスターして会話を盛り上げよう!
ステップ4:疑問文をマスターして会話のキャッチボールを促す
相手に質問を投げかけることで会話のキャッチボールを促します。コミュニケーションにおいて大切なことは相互が「話し」そして「尋ねる」ことです。途切れない会話をおこなうためにも、疑問文の知識が大切です。
疑問文には2種類あります、Yes / No質問と5W1H質問です。Yes / No質問とは相手が「はい」または「いいえ」で答えられる質問で、5W1Hは具体的な回答を求める場合に使う質問です。
5W1Hの種類は以下の6種類です。
- What(何を)
- Who(誰が)
- Where (どこ)
- When(いつ)
- Why(なぜ)
- How(どうやって)
疑問文を理解するためのおススメ記事
3.英語で「話す」「聞く」力を伸ばす初心者に必要な学習法7選

中学2年生の知識を上記のリンクより徹底的に学習し、完璧に使えるように練習をしてください。ここからは知識を身に着けた人が練習するとさらに効果的なスピーキングとリスニングに特化した学習方法をご紹介します。
「話す」と「聞く」力さえ身につけば、外国人と30分以上会話をすることも夢ではありません。では学習方法について詳しく解説していきます。
3-1.スピーキングのための学習方法(4選)
①25分のオンラインレッスンは効果的
フィリピン人オンラインレッスンを活用しましょう。多くのフィリピン人オンラインレッスンは月額1万円前後で1回25分程度のレッスンです。初心者にはやや難易度が高いレッスンです。しかし英会話に必要な文法知識さえあれば、25分間のレッスンも楽しむことができます。ぜひチャレンジしてください。
オンライン英会話初心者がレッスンを受ける前に準備すべきことがまとめられています。「オンライン英会話の初心者が失敗しないコツ!撃沈した体験談から分かった対策法」も参考にしてください。
②あいづちが打てると会話が楽になる
会話中にあいづちが打てると、自分は相手の話を理解しているとサインを送ることができます。第2言語での会話では、言葉だでなく表情やボディーランゲージを使って意志表示することも大切です。
③意見をPREP法でまとめると言いたいことが伝えられる
PREP法というスキルをご存じでしょうか。自分の意見をこのPREP法に沿って伝えることでさらに深く自分の意見を伝えることができます。日本語でいうところの起承転結にあたる方法です。
P(意見)R(理由)E(例・補足)P(結論)の順番で文章を作ってみましょう。英語で伝えられることが何倍にも増やすことができます。英語で日記を書く時や最近の出来事などをストーリーにすることができます。
④置き換えスキルを使うと効果的
英語での会話中に英単語がわからなくて言いたいことが言えない、と困ったことはありませんか。英単語の置き換えを使うと、英単語を暗記せずとも言いたいことを表現できます。
「昨日は会社の送別会へ行った」と英語で言いたい。しかし「送別会」という英単語がでてこない。そんな時は「送別会」を一度簡単な日本語に置き換えます。「送別会→さよなら会」とすることで、「Good-Bye Party」と知っている英語で表現することができます。
このスキルを英語の置き換えスキルと呼びます。「英語の置き換えメソッドを使えば単語の暗記なしで言いたい事が伝わる」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
3-2.リスニングのための学習方法(3選)
①英語が聞き取れない理由は3種類のリエゾン
英語が聞き取れない理由は音と音が連結して、単語のスペルとは違う発音になっているためです。聞き取れなかった単語をスペルで読むと、「あれ、知っている単語だ?」と思ったことはありませんか。
リエゾンについて学ぶことで、英語が聞き取れないカラクリがわかります。「ネイティブ発音に必須!3種類のリエゾン(リンキング )を易しく解説」で音と音の連結の仕組みについて詳しく解説しています。
②英語の独特のリズム・イントネーションを知る
英語と日本語には発音をするときにリズムとイントネーションの違いがあります。このリズムとイントネーションの違いも英語が聞き取れない理由の1つです。ネイティブ独特のリズムを理解し、自分でもマネできるようにすることで英語の聞き取りが大きく改善します。
「英語のイントネーション(抑揚)とリズムで誰でもネイティブ発音」の記事で仕組みについて解説しました。日々の発音練習にリズムとイントネーションを加えるだけで、ネイティブのような発音にも近づけることができます。
③オーバーラッピングで英語の音に慣れる
オーバーラッピングとはリスニングを学習するための練習法の1つです。聞こえてくる英語の音を、発音・リズム・音の大小も完璧に真似をして音読します。よって発音が劇的に良くなり、さらに英語の聞き取りもできるようになります。
オーバーラッピングのやり方や効果について詳しく「オーバーラッピング の効果を解説|TOEICリスニング対策に有効」で解説しています。英語リスニングの学習に有効なので、ぜひ普段の勉強に取り入れてみてください。
4.まとめ
「話す」「理解する」うえで英文法は必須の知識です。しかし難解な英文法が必要というわけではなく、中学2年生までの知識さえあれば外国人と30分以上は話すことができます。
英会話に必要な11の英文法について紹介しました。英会話をマスターするために必要なプロセス「知る→理解する→使う→実践する」の順番で、確実に英文法を身に着けてください。驚く効果を実感して頂けるはずです。
最後に英会話に必要なスキルを伸ばすための学習方法についても解説をしました。知識だけでなく、「話す」「聞く」に特化した練習も不可欠です。日々の学習に取り入れることをおすすめします。
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