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海外ドラマや英会話で “How come?” という表現を聞いて、「Whyと何が違うの?」「How comeの後ろはどんな語順になるの?」と思ったことはありませんか?
“How come” は「なぜ?」「どうして?」という意味ですが、単なる “Why” の言い換えではありません。
“Why” がシンプルに理由を聞く表現だとすれば、“How come” は会話の中で、
| 「え、なんで?」 「どうしてそうなったの?」 |
という驚きや意外性、感情的なリアクションを自然に乗せられる表現です。これを使いこなせると、英語がネイティブっぽく聞こえます。
この記事では、“How come” の意味、Whyとの違い、正しい語順、語源、そしてなぜあえて “Why” ではなく “How come” を使うのか まで、例文を使ってわかりやすく解説します。
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“How come” は、理由をたずねるときに使う英語表現です。
日本語では、主に次のような意味になります。
| ① なぜ? ② どうして? ③ なんで? ④ え、なんで? ⑤ どうしてそうなったの? |
たとえば、相手が意外なことを言ったときに、
| How come? なんで? |
と返すことができます。“Why?” と同じように理由を聞く表現ですが、“How come?” の方が少しカジュアルで、会話っぽい響きがあります。
“How come” と “Why” は、どちらも理由を聞くときに使います。
どちらも日本語では「なぜ?」「どうして?」と訳せますが、ニュアンスには少し違いがあります。簡単に言うと、次のような違いです。
| 表現 | ニュアンス | 使用場面 |
|---|---|---|
| Why | 一般的な「なぜ」 | 日常会話・ビジネス・文章など幅広く使える |
| How come | カジュアルな「なんで?」 | 友達との会話・日常会話・驚いたときに使いやすい |
“Why” は、とても基本的で幅広く使える表現です。
日常会話でも、ビジネスでも、文章でも使えます。
一方で “How come” は、より会話的でカジュアルな表現です。
特に、相手の発言に対して「え、なんで?」と反応したいときに自然です。
たとえば、次の2つを比べてみましょう。

カジュアルな会話では “How come” 、丁寧に聞きたい場面では “Why” や “Could you explain why…” を使うと覚えておくとよいでしょう。
| 場面 | Why | How come |
|---|---|---|
| 友達が急に予定を変えたとき | Why did you change your plan? なぜ予定を変えたの? | How come you changed your plan? え、なんで予定変えたの? |
| 相手の意外な行動に反応するとき | Why did you do that? なぜそれをしたの? | How come you did that? え、なんでそうしたの? |
| 友達が昨日来なかった理由を聞くとき | Why didn’t you come yesterday? なぜ昨日来なかったの? | How come you didn’t come yesterday? なんで昨日来なかったの? |
| 会議や仕事で理由を確認するとき | Why was the project delayed? なぜプロジェクトが遅れたのですか? | 基本的には使わない フォーマルな場面では、Why や Could you explain why…? の方が自然 |
| お客様や上司に丁寧に理由を聞くとき | Could you explain why the schedule was changed? スケジュールが変更された理由をご説明いただけますか? | 使わない カジュアルすぎるため、丁寧な確認には不向き |
⇨詳しくは「『How come』と『Why』の違いと正しい使い分け」をご覧ください。
“How come” を使うときに、特に注意したいのが語順です。Whyを使うときは疑問文の語順になります。

WhyとHow comeを比べると、違いが分かりやすくなります。
| Whyの文 | How comeの文 |
|---|---|
| Why did you say that? | How come you said that? |
| Why are you here? | How come you’re here? |
| Why didn’t you tell me? | How come you didn’t tell me? |
| Why do you know that? | How come you know that? |
ポイントは、How comeの後ろでは、基本的に 主語 + 動詞 の順番になることです。
“How come” は、もともと “How does it come that〜?” が短くなった表現だと考えると分かりやすいです。
直訳に近い形で考えると、
| How does it come that you are always late? どうして、あなたがいつも遅刻するという状況になるの? |
という意味になります。
ここで使われている “come” は、「来る」という意味だけではなく、ある状態になる・そういう結果になる というニュアンスで使われています。

だからこそHow come の後ろは疑問文ではなく「that以下の普通の文」が続く構造なので、語順が倒置にならないことがわかります。
「語源を知ると語順が自然にわかる」——これが How come の最大のポイントです。
ここからは、“How come” の使い方を例文で見ていきましょう。
| まず一番簡単なのは、 “How come?” だけで使う形 です。 |
相手が意外なことを言ったときに使えます。

この使い方なら、長い文を作らなくてもすぐに使えます。
英会話で “Why?” ばかり使ってしまう人は、まず “How come?” を一言で使うところから始めるのがおすすめです。次に、日常会話で使える例文を見てみましょう。
| ① How come you’re so busy? なんでそんなに忙しいの? ② How come you didn’t come yesterday? なんで昨日来なかったの? ③ How come you know my name? なんで私の名前を知っているの? ④ How come you’re learning English? なんで英語を勉強しているの? ⑤ How come you moved to Tokyo? なんで東京に引っ越したの? ⑥ How come you became an English teacher? どうして英語の先生になったんですか? ⑦ How come you can speak Japanese? どうして日本語が話せるんですか? ⑧ How come this sentence is wrong? どうしてこの文は間違いなんですか? ⑨ How come native speakers say it like that? どうしてネイティブはそれをそんなふうに言うんですか? |
このように、“How come” を使えると、レッスン中の質問も少し自然になります。
また、“How come” は、少し驚いたときにもよく使えます。
| ① How come you’re here? え、なんでここにいるの? ② How come you didn’t tell me? なんで言ってくれなかったの? ③ How come you know so much about Japan? なんでそんなに日本のことに詳しいの? ④ How come you finished it so quickly? なんでそんなに早く終わったの? |
このような場面では、“Why?” でも意味は伝わります。ただ、“How come?” を使うと、相手の話に対して自然に驚いている感じが出ます。
“Why” や “How come” のような表現は、意味を理解しただけでは、実際の会話で意外とスムーズに使えないものです。しかし、何度も声に出して練習し、場面に合わせて感情を込めながら使っていくことで、知識として覚えた表現が少しずつ自分の言葉として定着していきます。
ここまで読んだら、実際に “How come” を使えるか確認してみましょう。
| 確認問題:“How come”を使ってみよう 次の日本語を、英語にしてみてください。 問題1 「なんでそんなに早く起きたの?」 問題2 友人が「明日から海外に行く」と言いました。 一言で「え、なんで?」と驚きを返すには、英語で何と言えばよいでしょうか? ・ ・ ・ ・ ・ ・ 答え ・ ・ ・ 問題1の答え How come you woke up so early? なんでそんなに早く起きたの? “How come” の後ろは、普通の文の語順になります。 そのため、How come did you wake up…? ではなく、How come you woke up…? となります。 問題2の答え How come? え、なんで? “How come?” は、一言だけでも使えます。 相手の意外な発言に対して、「え、なんで?」と自然に理由を聞き返す表現です。 |
確認問題ができた人は、“How come” の基本的な感覚がかなり身についています。ただし、英会話では、意味を知っているだけではスムーズに使えないこともあります。
実際の会話では、相手の発言を聞いて、その場で表現を選び、感情を込めて返す練習が必要です。“Why” や “How come” のような表現も、何度も声に出して使うことで、少しずつ自分の言葉として定着していきます。
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