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  • 公開: 2021.01.16 更新:2026.08.23

canとbe able toの違い|ビジネスで失礼ない使い分け【確認問題つき】

「canで十分?be able toが丁寧?」という見出しと、ビジネス英語でcanとbe able toのどちらを使うべきかを比較した英語学習用アイキャッチ。男性ビジネスパーソンが考えている横で、I can join.は会話や同僚とのやり取りで自然、I will be able to join.はメール・取引先・上司向けで丁寧という使い分けが示されている。

can と be able to は、どちらも日本語では「〜できる」と訳されます。

たとえば、次の2つの英文はどちらも「私は英語を話せます」という意味です。

I can speak English.
I am able to speak English.

どちらも意味は通じます。

この記事では、can と be able to の基本的な違いを整理しながら、日常会話とビジネスの場面でどちらを使えばよいのかを分かりやすく解説します。

読み終えるころには、「I can で十分な場面」と「be able to を使った方が丁寧に聞こえる場面」の線引きができるようになります。そのため、ビジネスメールや会議で「できます」「できません」と伝えるときも、相手に失礼なく、自然な英語を選べるようになります。

1. can と be able to の使い分け早見表

can と be able to の違いを簡単に整理すると、次のようになります。

場面使いやすい表現例文
日常会話で「できる」と言うcanI can join the meeting.
ビジネスメールで丁寧に伝えるwill be able to / would be able toI will be able to join the meeting.
丁寧に断るwon’t be able toI’m afraid I won’t be able to attend.
未来の「できる」will be able toI will be able to send it tomorrow.
「できるようになりたい」want to be able toI want to be able to speak English.

一方で、ビジネスメールや丁寧に伝えたい場面では、be able to を使うことで、少しやわらかく丁寧な印象になります。また、未来の「できる」や「できるようになりたい」と言う場合は、can ではなく be able to を使う必要があります。

2. 会話では can を使う

「迷ったらまずcan」という見出しと、日常会話ではbe able toよりもcanの方が短く自然に使いやすいことを示した英語学習用アイキャッチ。外国人女性が会話している場面で、I can join.やI can help you.という例文が吹き出しで表示されている。

日常会話では、can を使うのが自然です。

I can join.
参加できます。

I can help you.
お手伝いできます。

I can send it later.
あとで送れます。

can は短く、分かりやすく、会話の中で自然に使える表現です。

たとえば、同僚や友人との会話で「参加できます」「手伝えます」「あとで送れます」と言いたい場合は、基本的に can で問題ありません。

一方で、I am able to join. のように be able to を使うと、意味は通じますが、少し硬く説明的に聞こえることがあります。そのため、普通の会話ではまず can を使う、と覚えておくと分かりやすいです。

3. ビジネスメールでは be able to を使うと丁寧に聞こえることがある

「ビジネスメールはbe able toで丁寧に」という見出しと、取引先や上司に自然な「できます」を伝える表現としてI will be able to join the meeting tomorrow.とI would be able to join the meeting tomorrow.を示した英語学習用アイキャッチ。外国人男性がノートパソコンでビジネスメールを書いている。

ビジネスメールでは、can を使っても間違いではありません。

たとえば、

I can join the meeting tomorrow.
明日の会議に参加できます。

この表現でも、意味は自然に伝わります。

ただし、相手が取引先や上司、初めてやり取りする相手の場合は、少し丁寧に伝えたい場面もあります。そのようなときは、次のような表現を使うと、ビジネスメールらしい丁寧な印象になります。

I will be able to…
〜できます。

I would be able to…
〜でしたら可能です。

たとえば、

I will be able to join the meeting tomorrow.
明日の会議に参加できます。

I would be able to join the meeting tomorrow.
明日でしたら会議に参加可能です。

このように、can はシンプルな「できます」、will be able to は「予定としてできます」、would be able to は「〜でしたら可能です」に近いニュアンスになります。

特に日程調整や条件つきで「できます」と伝えたいときは、would be able to が使いやすいです。

4. 断るときは can’t より won’t be able to の方がやわらかい

「can’tは少し直接的?」という見出しと、ビジネスメールで断るときはI can’t attend the meeting.よりもI’m afraid I won’t be able to attend the meeting.の方が丁寧でやわらかい印象になることを示した英語学習用アイキャッチ。外国人女性がノートパソコンを見ながら、断りの英文を考えている。

「できません」と伝えるときは、少し注意が必要です。

I can’t attend the meeting.
会議に参加できません。

この表現でも意味は通じます。

ただし、ビジネスメールでは少し直接的に聞こえることがあります。より丁寧に伝えたい場合は、

I won’t be able to attend the meeting.
会議に参加できません。

または、

I’m afraid I won’t be able to attend the meeting.
申し訳ありませんが、会議に参加できません。

を使うと、やわらかい印象になります。

ビジネスでは、「できます」と伝えるときよりも、「できません」と断るときの方が相手への配慮が必要です。そのため、取引先や上司に断りの連絡をするときは、can’t よりも won’t be able to を使うと安心です。

5. 未来・不定詞・完了形では be able to を使う

「canが使えない形がある」という見出しと、未来形・不定詞・完了形ではcanではなくbe able toを使うことを示した英語学習用アイキャッチ。例として、I will can attend.ではなくI will be able to attend.、I want to can speak English.ではなくI want to be able to speak English.、I have can improved.ではなくI have been able to improve.と比較している。

can は便利な表現ですが、どんな形でも使えるわけではありません。

たとえば、未来の「できる」を言いたいときに、I will can attend the meeting.とは言えません。

正しくは、

I will be able to attend the meeting.
会議に参加できます。

です。

また、「できるようになりたい」と言うときも、I want to can speak English.とは言えません。

正しくは、

I want to be able to speak English.
英語を話せるようになりたいです。

です。このように、can が使えない形では be able to を使います。

ほかにも、may や should などの助動詞と一緒に使う場合も、be able to を使います。

I may be able to attend.
参加できるかもしれません。

I should be able to send it tomorrow.
明日送れると思います。

I have been able to communicate better recently.
最近、以前よりうまくコミュニケーションできるようになってきました。

文法上、can が使えないために be able to を使う場面もあると覚えておきましょう。

6. ビジネス英語では「相手との距離感」で can と be able to を使い分ける

「相手との距離感で使い分ける」という見出しと、canとbe able toを相手や場面に応じて使い分ける判断軸を示した英語学習用アイキャッチ。外国人の男女ビジネスパーソンが会話しており、同僚・社内ではcan、取引先・上司にはwill be able to、初めて連絡する相手や日程調整ではwould be able toを使う流れがカード形式で説明されている。

ビジネス英語では、can と be able to を「どちらが正しいか」だけで考える必要はありません。

英語圏のビジネスでは、日本語のようにすべての場面でかしこまった表現を使うわけではありません。社内の同僚や普段からやり取りしている相手には、短くはっきり伝える can の方が自然に聞こえることもあります。

一方で、取引先や上司、初めて連絡する相手には、will be able to や would be able to を使うと、少し丁寧で配慮のある印象になります。

使い分けの目安は、次のように考えると分かりやすいです。

相手・場面使いやすい表現例文印象
社内の同僚・親しい相手canI can join the meeting tomorrow.自然でシンプル
普段からやり取りしている相手can / will be able toI can send it today. / I will be able to send it today.can は自然、will be able to は少し丁寧
取引先・上司will be able toI will be able to attend the meeting tomorrow.丁寧でビジネス向き
初めて連絡する相手would be able toI would be able to join the meeting on Wednesday.より丁寧で控えめ
日程調整・条件つきで可能な場合would be able toI would be able to send the document by Friday.「〜でしたら可能です」の印象
断る場合won’t be able toI won’t be able to attend the meeting.can’t よりやわらかい
丁寧に断る場合I’m afraid I won’t be able toI’m afraid I won’t be able to attend the meeting.相手に配慮した断り方

ただし、相手との関係性ができているにもかかわらず、毎回かなり丁寧な表現を使いすぎると、かえって距離があるように聞こえることもあります。

つまり、ビジネス英語では「丁寧に言えばよい」のではなく、相手との距離感に合った表現を選ぶこと が大切です。

① 社内の気軽なやり取りでは can

② 取引先や上司には will be able to / would be able to

③ 断るときは won’t be able to / I’m afraid I won’t be able to

このように線引きしておくと、ビジネスメールや会議でも迷わず表現を選びやすくなります。

7. can と be able to の使い分けチェック問題

最後に、can と be able to を正しく使い分けられるか確認してみましょう。
次の日本語に合う自然な英語を選んでください。

7-1. 第1問:同僚に「明日の会議に参加できます」と伝える

A. I can join the meeting tomorrow.
B. I would be able to join the meeting tomorrow.

正解と解説を見る

正解:A

社内の同僚や普段から話している相手には、can で十分自然です。Bも間違いではありませんが、少し丁寧すぎて距離がある印象になることがあります。

7-2. 第2問:取引先に「明日の会議に参加できます」と伝える

A. I can join the meeting tomorrow.
B. I will be able to attend the meeting tomorrow.

正解と解説を見る

正解:B

取引先や上司など、少し丁寧に伝えたい相手には will be able to が使いやすいです。Aも間違いではありませんが、Bの方がビジネスメールらしい印象になります。

7-3. 第3問:取引先に「会議に参加できません」と丁寧に断る

A. I can’t attend the meeting.
B. I’m afraid I won’t be able to attend the meeting.

正解と解説を見る

正解:B

I can’t… でも意味は通じますが、少し直接的に聞こえることがあります。丁寧に断る場合は、I’m afraid I won’t be able to… を使うとやわらかく伝えられます。

7-4. 第4問:「明日その資料を送れます」と未来の予定を伝える

A. I will can send the document tomorrow.
B. I will be able to send the document tomorrow.

正解と解説を見る

正解:B

will can とは言えません。未来の「できる」は will be able to を使います。

7-5. 第5問:「英語で会議に参加できるようになりたい」と伝える

A. I want to can join meetings in English.
B. I want to be able to join meetings in English.

正解と解説を見る

正解:B

want to can とは言えません。「〜できるようになりたい」は want to be able to を使います。

8. まとめ

「Can」か「be able to」かビジネス英語での使い分けのコツは、動画でも解説しています。実際のビジネスの場での英語表現をあわせて学びたい方は、ぜひ以下の動画も参考にしてください。

改めて、can と be able to は、どちらも「〜できる」という意味を表します。

ただし、can と be able to は、単に文法上の違いだけでなく、ビジネスで相手にどう聞こえるかにも関係します。仕事で英語を使うときは、「正しいかどうか」だけでなく、「相手にどう伝わるか」まで意識して表現を選ぶことが大切です。

ビジネス英語では、文法を知っているだけではなく、実際のメールや会議で自然に使えるように練習することも大切です。

Aloha Englishでは、仕事で英語を使う方に向けて、ビジネスメールや会議で使える英語表現を実践的に学べるカウンセリングも行っています。英語でのやり取りに不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。 

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記事の監修者情報

【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

英会話コーチング歴は10年以上。これまでに300人以上の英会話学習者をサポートし、スピーキング力の向上や転職成功といった多くの成果を実現してきました。特に、初心者が陥りやすい失敗や学習のつまずきポイントを熟知。その経験をもとに、「どうすれば英語が話せるようになるか」を具体的かつ実践的に解説しています。日常英会話からビジネス英語まで幅広く対応し、スピーキング・発音・リスニングに重点を置いて監修しています。

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