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can と be able to は、どちらも日本語では「〜できる」と訳されます。
たとえば、次の2つの英文はどちらも「私は英語を話せます」という意味です。
| ① I can speak English. ② I am able to speak English. |
どちらも意味は通じます。
ただし、can と be able to は、いつでもまったく同じように使えるわけではありません。
この記事では、can と be able to の基本的な違いを整理しながら、日常会話とビジネスの場面でどちらを使えばよいのかを分かりやすく解説します。
読み終えるころには、「I can で十分な場面」と「be able to を使った方が丁寧に聞こえる場面」の線引きができるようになります。そのため、ビジネスメールや会議で「できます」「できません」と伝えるときも、相手に失礼なく、自然な英語を選べるようになります。
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can と be able to の違いを簡単に整理すると、次のようになります。
| 場面 | 使いやすい表現 | 例文 |
|---|---|---|
| 日常会話で「できる」と言う | can | I can join the meeting. |
| ビジネスメールで丁寧に伝える | will be able to / would be able to | I will be able to join the meeting. |
| 丁寧に断る | won’t be able to | I’m afraid I won’t be able to attend. |
| 未来の「できる」 | will be able to | I will be able to send it tomorrow. |
| 「できるようになりたい」 | want to be able to | I want to be able to speak English. |
基本的には、日常会話では can を使えば自然です。
一方で、ビジネスメールや丁寧に伝えたい場面では、be able to を使うことで、少しやわらかく丁寧な印象になります。また、未来の「できる」や「できるようになりたい」と言う場合は、can ではなく be able to を使う必要があります。

日常会話では、can を使うのが自然です。
| ① I can join. 参加できます。 ② I can help you. お手伝いできます。 ③ I can send it later. あとで送れます。 |
can は短く、分かりやすく、会話の中で自然に使える表現です。
たとえば、同僚や友人との会話で「参加できます」「手伝えます」「あとで送れます」と言いたい場合は、基本的に can で問題ありません。
一方で、I am able to join. のように be able to を使うと、意味は通じますが、少し硬く説明的に聞こえることがあります。そのため、普通の会話ではまず can を使う、と覚えておくと分かりやすいです。

ビジネスメールでは、can を使っても間違いではありません。
たとえば、
| I can join the meeting tomorrow. 明日の会議に参加できます。 |
この表現でも、意味は自然に伝わります。
ただし、相手が取引先や上司、初めてやり取りする相手の場合は、少し丁寧に伝えたい場面もあります。そのようなときは、次のような表現を使うと、ビジネスメールらしい丁寧な印象になります。
| ① I will be able to… 〜できます。 ② I would be able to… 〜でしたら可能です。 |
たとえば、
| ① I will be able to join the meeting tomorrow. 明日の会議に参加できます。 ② I would be able to join the meeting tomorrow. 明日でしたら会議に参加可能です。 |
このように、can はシンプルな「できます」、will be able to は「予定としてできます」、would be able to は「〜でしたら可能です」に近いニュアンスになります。
特に日程調整や条件つきで「できます」と伝えたいときは、would be able to が使いやすいです。

「できません」と伝えるときは、少し注意が必要です。
| I can’t attend the meeting. 会議に参加できません。 |
この表現でも意味は通じます。
ただし、ビジネスメールでは少し直接的に聞こえることがあります。より丁寧に伝えたい場合は、
| ① I won’t be able to attend the meeting. 会議に参加できません。 または、 ② I’m afraid I won’t be able to attend the meeting. 申し訳ありませんが、会議に参加できません。 |
を使うと、やわらかい印象になります。
ビジネスでは、「できます」と伝えるときよりも、「できません」と断るときの方が相手への配慮が必要です。そのため、取引先や上司に断りの連絡をするときは、can’t よりも won’t be able to を使うと安心です。

can は便利な表現ですが、どんな形でも使えるわけではありません。
たとえば、未来の「できる」を言いたいときに、I will can attend the meeting.とは言えません。
正しくは、
| I will be able to attend the meeting. 会議に参加できます。 |
です。
また、「できるようになりたい」と言うときも、I want to can speak English.とは言えません。
正しくは、
| I want to be able to speak English. 英語を話せるようになりたいです。 |
です。このように、can が使えない形では be able to を使います。
ほかにも、may や should などの助動詞と一緒に使う場合も、be able to を使います。
| ① I may be able to attend. 参加できるかもしれません。 ② I should be able to send it tomorrow. 明日送れると思います。 ③ I have been able to communicate better recently. 最近、以前よりうまくコミュニケーションできるようになってきました。 |
can と be able to の違いは、丁寧さだけではありません。
文法上、can が使えないために be able to を使う場面もあると覚えておきましょう。

ビジネス英語では、can と be able to を「どちらが正しいか」だけで考える必要はありません。
大切なのは、誰に対して、どのような場面で伝えるのか です。
英語圏のビジネスでは、日本語のようにすべての場面でかしこまった表現を使うわけではありません。社内の同僚や普段からやり取りしている相手には、短くはっきり伝える can の方が自然に聞こえることもあります。
一方で、取引先や上司、初めて連絡する相手には、will be able to や would be able to を使うと、少し丁寧で配慮のある印象になります。
使い分けの目安は、次のように考えると分かりやすいです。
| 相手・場面 | 使いやすい表現 | 例文 | 印象 |
|---|---|---|---|
| 社内の同僚・親しい相手 | can | I can join the meeting tomorrow. | 自然でシンプル |
| 普段からやり取りしている相手 | can / will be able to | I can send it today. / I will be able to send it today. | can は自然、will be able to は少し丁寧 |
| 取引先・上司 | will be able to | I will be able to attend the meeting tomorrow. | 丁寧でビジネス向き |
| 初めて連絡する相手 | would be able to | I would be able to join the meeting on Wednesday. | より丁寧で控えめ |
| 日程調整・条件つきで可能な場合 | would be able to | I would be able to send the document by Friday. | 「〜でしたら可能です」の印象 |
| 断る場合 | won’t be able to | I won’t be able to attend the meeting. | can’t よりやわらかい |
| 丁寧に断る場合 | I’m afraid I won’t be able to | I’m afraid I won’t be able to attend the meeting. | 相手に配慮した断り方 |
ただし、相手との関係性ができているにもかかわらず、毎回かなり丁寧な表現を使いすぎると、かえって距離があるように聞こえることもあります。
つまり、ビジネス英語では「丁寧に言えばよい」のではなく、相手との距離感に合った表現を選ぶこと が大切です。
| ① 社内の気軽なやり取りでは can。 ② 取引先や上司には will be able to / would be able to。 ③ 断るときは won’t be able to / I’m afraid I won’t be able to。 |
このように線引きしておくと、ビジネスメールや会議でも迷わず表現を選びやすくなります。
最後に、can と be able to を正しく使い分けられるか確認してみましょう。
次の日本語に合う自然な英語を選んでください。
A. I can join the meeting tomorrow.
B. I would be able to join the meeting tomorrow.
正解:A
社内の同僚や普段から話している相手には、can で十分自然です。Bも間違いではありませんが、少し丁寧すぎて距離がある印象になることがあります。
A. I can join the meeting tomorrow.
B. I will be able to attend the meeting tomorrow.
正解:B
取引先や上司など、少し丁寧に伝えたい相手には will be able to が使いやすいです。Aも間違いではありませんが、Bの方がビジネスメールらしい印象になります。
A. I can’t attend the meeting.
B. I’m afraid I won’t be able to attend the meeting.
正解:B
I can’t… でも意味は通じますが、少し直接的に聞こえることがあります。丁寧に断る場合は、I’m afraid I won’t be able to… を使うとやわらかく伝えられます。
A. I will can send the document tomorrow.
B. I will be able to send the document tomorrow.
正解:B
will can とは言えません。未来の「できる」は will be able to を使います。
A. I want to can join meetings in English.
B. I want to be able to join meetings in English.
正解:B
want to can とは言えません。「〜できるようになりたい」は want to be able to を使います。
「Can」か「be able to」かビジネス英語での使い分けのコツは、動画でも解説しています。実際のビジネスの場での英語表現をあわせて学びたい方は、ぜひ以下の動画も参考にしてください。
改めて、can と be able to は、どちらも「〜できる」という意味を表します。
ただし、can と be able to は、単に文法上の違いだけでなく、ビジネスで相手にどう聞こえるかにも関係します。仕事で英語を使うときは、「正しいかどうか」だけでなく、「相手にどう伝わるか」まで意識して表現を選ぶことが大切です。
ビジネス英語では、文法を知っているだけではなく、実際のメールや会議で自然に使えるように練習することも大切です。
Aloha Englishでは、仕事で英語を使う方に向けて、ビジネスメールや会議で使える英語表現を実践的に学べるカウンセリングも行っています。英語でのやり取りに不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
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