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to不定詞の3用法はネイティブの感覚を知れば見分ける必要はない

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to不定詞の3用法はネイティブの感覚を知れば見分ける必要はない

to不定詞ってなんだっけ?確か名詞的用法とか・・、3つの用法とかあったよな。

中学の2年生で習うto不定詞。「もう一度勉強しよう」と中学生用の参考書を開くが、難しい文法用語が並んでいて嫌になってしまいませんか?to不定詞が英会話で使いこなせれば便利そうなのはわかってはいるが、挫折しそう・・・。

to不定詞の学習を諦めかけたあなたに朗報です。

ネイティブは話すとき、to不定詞の「名詞的用法」「副詞的用法」「形容詞的用法」なんていちいち考えていません。ほんのちょっとした工夫。それだけで皆さんも煩わしい文法用語から開放されます。

私は英会話を教えて5年以上経ちます。ネイティブ講師とこのto不定詞について話し合った時、あることに気付きました。それが「ネイティブの感覚」だったのです。

この記事で「ネイティブの感覚」を皆さんにも共有いたします。最初にほんの少しだけ、3つの用法について説明をする箇所があります。to不定詞が嫌い!と思っている方、少し我慢して頂けると嬉しいです。最後までご覧になって頂ければ、ネイティブと同じ感覚でto不定詞が使えるようになります。

To不定詞の基本ルール

to +動詞の原型

まずは基本ルールのおさらいから。to不定詞の後ろには動詞の原型をおきます。例文をみながら、思い出していきましょう。

to travel 

My hobby is to travel
「私の趣味は旅行することです」

to play 

I went to the park to play baseball
「私は公園に野球をするために行きました」

to wake up

I need coffee to wake up
「私は目を覚ますためのコーヒーが必要だ」

to 不定詞の役割について

長い文を作るときに役に立つ文法

英語は1文には1つの動詞が大原則。2つ以上の動詞が入ることはありません。しかし「私は公園に野球をしにいった」とい文のように「野球をしに=play baseball」「行った=went」の2つの動詞を1文に入れる場合があります。そんな時に役に立つのがTo不定詞。

to不定詞を使って動詞を違う品詞に変化させる

「私は公園に野球をしに行った」を英語にすると。
I went to the park to play baseball. 

to不定詞を使うことによって、動詞を違う品詞に変化させる、という目的があります。動詞を変化させたとき、3つの品詞がある。それらが「名詞:〜すること」「副詞:〜するために」「形容詞:〜するための」となるわけです。「英語の品詞ってなんだ?」と疑問に思った方は「中学英語をやり直し!!大人向け講座~名詞ってなんだ?~Aloha English 英会話」を参考にしてください。ではこれらの3つの品詞の用法をみていきましょう。

to不定詞の3用法と見分け方

繰り返しになりますが、to不定詞とは動詞を他の品詞に変化させる文法です。英語を作る際1文には1つの動詞が大原則。しっかりと頭に刻んでください。

名詞的用法「~すること」

名詞的用法とは動詞を名詞の形をすること。「~すること(もの)」というニュアンスで使うことができます。

  • My hobby is to play a TV game.
    「私の趣味はTVゲームをすることです」
  • I like to talk with you.
    「私はあなたと話すことが好きです」
  • To drink beer is my energy for tomorrow.
    「ビールを飲むことは明日への私の糧です」

副詞的用法~するために

副詞的用法は、メインの動詞をさらに詳しく説明します。「痩せるためにサッカーをする」、「有給を取るために電話する」などです。「~するために」と訳を当てはめると、わかりやすくなります。

  • I went to his company to negotiate a new contact.
    「新規の契約を交渉するために彼の会社へ行きました。」
  • She called her manager to get a paid vacation.
    「彼女は有給を取るために彼女のマネージャーに電話をした。」
  • He  plays soccer to lose weight.
    「彼は体重を落とすためにサッカーをします。」

形容詞的用法~するための

形容詞的用法は名詞を詳しく説明します。形容詞と同じ働きがあり、。「~するための」という日本語訳で使われます。「野球をするためのボール」とか「飲むための何か」のように「~のため」を入れて訳して下さい。

  • Would you like something to drink?
    「何か飲むためのものはいかがですか?」
  • I need a ball to play baseball.
    「バスケットボールをするためのボールが必要です。」
  • He bought the dest to work.
    「彼は仕事をするためのデスクを買いました。」

ネイティブはto不定詞を「付け足し」感覚で使っている

to不定詞の3用法は見分ける必要がない

to不定詞の基本をおさらいしてもらいました。お次はネイティブの感覚。ネイティブはいちいち用法を考えてto不定詞を使っているわけではありません。もちろん基本的なルールは知っているでしょう。

しかし会話で使う時は、自然にto不定詞を使います。用法なんて考えていたら、スムーズに言葉として出てきませんね。皆さんもこのネイティブの感覚を身に付けてください。英会話がさらに上達するはずです。

toは右向きの矢印という感覚

to不定詞のtoは前置詞のtoとしても使いますよね。ネイティブはtoを【右向きの矢印⇨】というイメージを持っています。皆さんも【右向きの矢印⇨】というイメージしながら、例文をみてください。

  • I go⇨ to school. 
    「私は学校へいきます」
  • He gave a wedding ring ⇨ to her. 
    「彼は婚約指輪を彼女にあげた」

参考:暗記不要!イラストでわかる英語前置詞の使い方10種類まとめ

補足情報を追加するto不定詞

to不定詞を使う場合も【右向きの矢印⇨】というイメージが大切。【右向きの矢印⇨】の後ろには、追加情報または補足情報がきます。メインの情報⇨追加情報、というネイティブの感覚でto不定詞を使ってみてください。もっと気楽にto不定詞を会話で使えるようになっているはずです。

名詞的用法のケース

  • My hobby is ⇨〈 to travel〉. 
    「メイン:私の趣味は」「追加:旅行することです」
  • I like 〈to eat fruits〉. 
    「メイン:私は好きです」「追加:果物を食べることが」

形容詞的用法のケース

  • I need a ball ⇨〈to play baseball〉. 
    「メイン:私はボールが必要」「追加:野球をするための」
  • I want something ⇨〈to drink〉.
    「メイン:私は何か欲しい」「追加:飲むための」

副詞的用法のケース

  • He plays soccer ⇨ 〈to lose his weight〉. 
    「メイン:彼はサッカーをする」「追加:体重を落とすために」
  • I called her manager ⇨〈to get a paid vacation〉.
    「メイン:私は彼女のマネージャーに電話した」「追加:有給をとるために」

to不定詞の3用法は見分ける必要がない

to不定詞はメインの情報に補足するために使う。ネイティブはいちいちto不定詞を名詞的用法・副詞的用法・形容詞的用法などとは考えていません。あくまで情報の「付け足し」という感覚です。意地悪なひっかけ問題をご用意しました。ネイティブの「付け足し」感覚で読んでみてください。

さてちょっとした意地悪問題

I bought a desk⇨〈 to work at home〉. 

この英文はどの用法に当てはまるでしょうか?メインとなる情報は「私は机を買った」です。追加される情報ですが・・・。「家で働くための(形容詞的用法)」?「家で働くために(副詞的用法)」?どちらか迷いますよね。

答えは、どちらでも良い、です。テキトーな答えですみません。

しかし本当にどちらでも良いのです。前後の文脈によっても変わってきます。話しの話題によっても変わります。to不定詞を使うときは、〜用法とかは忘れて、気楽な気持ちで使ってみてはいかがでしょうか?スッと口から英語が出てくるようになります。

to不定詞に関連する7つの応用表現

to不定詞に関連する7つの応用表現

to不定詞が会話で使えると、細かなニュアンスを表現できるようになります。to不定詞には関連した応用表現がたくさん。その中でも会話でよく使われる表現をピックアップしました。to不定詞の基本と併せて学習してみてはいかがでしょうか。英会話力アップのお役に立てると幸いです。

to不定詞に関する5つの応用知識

too…to構文

「〜するには・・すぎる」という表現を覚えていないでしょうか。to不定詞を使った文法で中学生のときに習います。to不定詞の基本を知っていれば簡単に習得できます。会話でも使い勝手が非常に良い。ぜひ参考にしてください。

参考:too…to構文の意味・3つのルールを解説|練習問題つき

人に頼む表現

日常会話でも定番のフレーズ。海外旅行や仕事で役立ちます。to不定詞を使った4つのフレーズのご紹介もしています。

参考:英会話で便利な4つのフレーズ|人に何かをしてもらうように頼む

その他、to不定詞の関連知識3選

上級者向けの表現。細かいニュアンスを表現したい。高校生で習った文法を復習したい方向けです。

Be to不定詞

参考:be to do(be+to不定詞)の意味・用法まとめ

疑問詞+不定詞

参考:疑問詞+to不定詞の意味と使い方(what to do、how to do, where to go など)

原型不定詞

参考:原形不定詞とは何か。<使役動詞構文><知覚動詞構文>ではどのように使えばよいか。

to不定詞とセットで覚えたい2つの文法

to不定詞を学んだ方は「動名詞」と「使役動詞」を、次の学習プランに組み込んではいかがでしょうか?to不定詞とセットで学ぶとスムーズに理解できます。

動名詞

to不定詞とセットで学習をして欲しいのが、この動名詞。to不定詞と同様、動詞を違う品詞に変える方法です。動名詞の場合は、動詞を名詞の形に変化させる、ことができます。さらに「動名詞と不定詞の見分け方」についてお悩みの方も多いのではないでしょうか?

参考:動名詞とは

参考:動名詞の用法・不定詞との違いを例文で徹底解説!

使役動詞

「(人)に〜させる」表現を使役動詞とよびます。to不定詞の知識を理解したら、こちらもお併せて学習してください。

参考:使役動詞とは

まとめ

to不定詞の基本ルールと3用法について解説しました。

基本ルール
to+動詞の原型

to不定詞の3用法

  • 名詞的用法「〜すること(もの)」
  • 形容詞的用法「〜するための」
  • 副詞的用法「〜するために」

基本について学んだら、ネイティブの「付け足し」感覚を身に付けましょう。ネイティブは〜用法など、考えていません。メインの情報に「付け足し」という感覚がネイティブ流。「付け足し」感覚を習得できれば、to不定詞をマスターできます。

最後に、to不定詞とセットで学びたい知識も紹介しました。中学で習う文法を使いこなせば、英会話は必ず習得できます。難しい知識や英単語を暗記するより遥かに効果的。積極的に会話で使っていきましょう。

参考:どの文法を使えば英会話は上達するの?中学2年までの知識って本当?

参考:Aloha EnglishのSkype英会話・レッスン内容【まずは体験レッスンから!】

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