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英語の形容詞で基本となる2種類の用法・使い方|正しい文法を知って他の品詞と使い分け!

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形容詞の種類

英語の形容詞は「beautiful」や「red」など、状態や色などを表現する役割があり、「I’m fine.」など基本的な英会話フレーズでも出てくるほど基本的な内容ですね。

ただ、形容詞は単純に名詞を説明するだけでなく、様々な使い方のパターンがあります。ほかにも、形容詞以外の品詞で形容詞的用法ができるやり方もありますので、一通り解説していきます。

1.英語の形容詞の役割・目的について

英語の形容詞は人や物などを説明する役割があり、英会話表現にとって欠かせない品詞ですね。英語だけに限らず、日本語でも普段から形容詞を使っています。

  • それは大きな猫です→ This is a big cat.
  • 彼はどんな人?(優しい人なら)→ He is kind.
  • 本をどれだけ買った?(三冊なら)→ I bought three books.

このように、人や物に対して修飾する役割は日本語も同じですね。

1-1.英語の形容詞は名詞を修飾・状態を説明

英語の形容詞は基本的に人や物などの名詞を修飾しますが、修飾する=名詞の説明をするとの意味ですが、形容詞には以下の通り大きく分けて4パターンの説明ができます。

  • He is wearing a blue jacket.(色について説明)
  • There are two pens.(数について説明)
  • She is sad.(生物の感情について説明)
  • This ribbon is cute.(程度や状態などを説明)

名詞について「どんなものか・いくつあるのか」を補足したら、「彼女」や「それ」などの主語はどんな状態・感情かについて形容詞で説明できますね。

1-2.形容詞は英語で「adjective」

参考までに、形容詞の英語表記についてご紹介すると「adjective」(アジェクティブ)と言います。形容詞の働きを英語で表現すると、以下の通りですね。

An adjective is a word that describes a noun.(形容詞は、名詞を説明する・修飾する言葉です)

1-3.形容詞と役割が似た副詞との違いは?

また、別の品詞ある副詞も同じく別の言葉を説明・修飾する役割がありますが、副詞は形容詞に限らず様々な品詞(動詞・形容詞など)に対して説明が可能です。

He often goes to the library.(彼はよく図書館へ行きます)
→副詞の「often」は動詞を修飾

This is very delicious.(これはとても美味しい)
→副詞の「very」は形容詞を修飾

頻度を表現する副詞表現について詳しくはこちら!

名詞の修飾に限定する形容詞とは別の役割であることについて、参考までに覚えておきましょう。

2.形容詞の限定用法|形容詞 + 名詞のパターン

英語の形容詞の使い方では限定用法と叙述用法の2種類があります。限定とか叙述など名称だけで考えると難しそうに聞こえますが、要は形容詞は名詞だけを修飾するか、主語など文章全体を説明するかという違いで、それぞれ語順が異なります。

形容詞の限定用法

まずは限定用法の例をあげますが、イメージとして上のイラストみたく、とある名詞(人や物)の状態や色・数などを説明します。

  • a funny boy(面白い男の子)
  • three watermelons(三つのスイカ)
  • reliable friends(頼りになる友達)

限定用法では、形容詞 + 名詞の語順が基本となり、人や物などの名詞について具体的に何であるのか情報を伝えてあげる意味での「限定・修飾」と解釈できますね。

そのため、「boy funny」など語順を逆にした場合では文法上間違っていることになります。

2-1.複数の形容詞を並べる場合の順序

形容詞に関して日本語でも、「丸くて可愛くて小さい」など複数の形容詞を並べることもあるかと思いますが、限定用法でも同じように2つ以上の形容詞を連続で使えます。

複数の形容詞があった場合、基本的な感覚ではより強調したいものが先に来る感じでもOKですが、以下の通り決められている順番があります。

優先度形容詞の種類具体的な例
1限定詞(determiner)my/your/a/the
2意見や評価・感想(opinion)beautiful/smart/stupid
3大小(size)big/small
4新旧(old)new/young/old
5物の形(shape)round/sharp
6色(color)red/green/white
7国などの所属(origin)Japanese/Chinese/Asia
8素材(mater)wool/cotton

【複数の形容詞を使った限定用法の例】

I want a cool big new smartphone.(カッコよく大きな新しいスマートフォンが欲しいです)

It’s a cute white Japanese doll.(それは可愛らしく白い日本製の人形です)

必ずしも絶対に守るべき順番ではありませんが、一番前は「my」など所有格を含む限定詞で、国(所属)や素材など客観的に見ても間違いなく共通で正しいことは後に来る傾向になります。

英語の所有格の使い方について詳しく解説!

イメージとしては、個々によって表現が変わる感想や評価が名詞から遠い位置(文頭)になり、客観的に変わらない所属や素材に関する形容詞が名詞に近い位置ですね。

2-3.限定用法で使う形容詞の例

以下では、限定用法で使う主な形容詞についてまとめました。人や物などについて詳しい特徴を伝えられます。

限定用法の形容詞主な形容詞の例
強調するmain/prime/chief/only
先か後か(-erと語尾につける)former/latter/outer/inner/
受動態の働きbroken/reserved/aged
時間の感覚についてmanthly/weekly/daily

限定用法の形容詞では必ず名詞とセットになりますので、名詞の文法上の特性や使い方についてもあわせてチェックしてみるといいでしょう。

3.形容詞の叙述用法|主語・文全体の意味を伝える

一方で形容詞の叙述用法では「彼女は寂しがり屋です」など、一つの文章として伝えることから「叙述」としており、主語の名詞や文章全体を説明する役割があります

形容詞の叙述用法

叙述用法では説明対象の名詞を先に行ってから、後から形容詞を出す語順ですね。

3-1.be動詞+形容詞のパターン

わかりやすいのがbe動詞と形容詞が組み合わったパターンで、主語(名詞) = 形容詞の関係性になります。形容詞は補語の役割になり、英語の五分型だと第二文型に該当しますね。

be動詞の基礎:解説ページはこちら

I am happy.(私は幸せです)
→私=幸せの関係性

また、限定用法だと複数の名詞を並べることはできましたが、叙述用法の場合には「and」または「but」の接続詞を使うのが通常です。

She is kind and cool.(彼女は優しく、かっこいいです)

This refrigerator is popular but very expensive.(その冷蔵庫は人気だがとても高い)

3-2.名詞 + 形容詞の別パターン(somethingなど)

叙述用法では主語(名詞)の後に形容詞がつく形ですが、be動詞以外のパターンもあります。

例えば「something」や「anything」など語尾に-thingがつく代名詞については後に形容詞がきます

I want to drink something hot.(暖かい飲み物が欲しいです)

「drink somthing」で何か飲める物という意味になり、後付けで「hot」や「cold」などを置いて修飾します。

代名詞の種類・役割についての解説ページ

また、「all」や「any」「no」など数量に関する情報のある名詞についても形容詞が後に来ます。

There is no conference room available for next week.(来週利用できる会議室はありません)

Tokyo Tower is 333 meters tall.(東京タワーは高さ333mです)

何メートル・何キロなど具体的な数量についても、後に「tall」などの形容詞をつけることで自然な表現になります。

3-3.叙述用法で使う形容詞の例

叙述用法だけで使える形容詞は限定用法よりも少なく、人や物などの主語がどうであるかといった状態を中心に使います。

  • be ashamed of~(〜を恥じる)
  • be proof(耐える)
  • be awake(目を覚ましている)
  • be quit of~(〜を免れる)
  • be alike(似ている)

4.形容詞に分類される単語の例|ジャンル別まとめ

上記では限定用法と叙述用法に分けて解説しましたが、英文や英会話の表現でよく使う形容詞について整理するといいでしょう。以下では、形容詞のカテゴリー別で主要の英単語をまとめましたのでご参考くださいませ。

英会話の重要な単語では基本動詞も大事!

4-1.色を表す形容詞

色に関する形容詞では具体的な彩色のほか、明るい・暗いなどのニュアンスでも言いますね。「bright pink」で明るいピンクなど、彩度について細かく表現できます。

white:白黒;black
赤:redピンク:pink
オレンジ:orange青:blue
黄色:yellow緑:green
紫:purple灰色:gray
茶色:brown金色::gold
銀色:silver明るい:light
暗い:dark鮮やか:bright

4-2.数を表す形容詞

数に関する形容詞では「two」や「hundred」など具体的な数(数詞)だけでなく、「たくさん」や「全く〜ない」など不定の数量を表現する不定数量形容詞もよく使います

all:全てのany:どんな〜でも
both:それぞれsome:いくつかの
no:一つもないevery:全ての
enough:十分なfew:少しの
little:少しのeach:それぞれの
many:多くのmuch:多くの
more:より多いmost:最も多い

数量に関する形容詞では、可算名詞・または不可算名詞それぞれの組み合わせもあります。詳しくは可算名詞と不可算名詞の違いでも取り上げていますので、あわせてご参考くださいませ。

4-3.感情を表す形容詞

人などの名詞に対しては、叙述用法で気分や感情について伝えることが多いですね。こちらもよく使う形容詞について確認しておきましょう。

angry:怒ったdelighted:大喜びで
comfortable:快適なglad:嬉しい
happy:幸せなinteresting:面白い
nervous:神経質であるsad:悲しい
surprised:驚いてpleased:喜んで

4-4.程度・状態を表す形容詞

また、物などの状態や性質などを示す形容詞の種類も多く、日常英会話で使いやすい単語を以下でまとめました。天候に関する表現もありますね。

active:活動的であるbeautiful:美しい
busy:忙しいcareful:用心深い
difficult:難しいnew:新しい
old:古いrich:金持ちの
attractive:魅力的なclear:澄んだ・よく晴れた
rainy:雨のstormy:暴風雨の

5.形容詞以外の品詞・語形でも形容詞的用法で使える!

形容詞の表現イメージ

形容詞の使い方や種類について一通り解説しましたが、形容詞以外の品詞でも形容詞の働きがあります。普段から何気なく使っている・聞いている英単語でも形容詞的用法であることが多いですね。

5-1.動詞の形容詞的用法(現在分詞・過去分詞)

動詞は現在分詞(ing形)や過去分詞にすることで、名詞を修飾することができます。それぞれ、〜している状態(進行形)と〜された状態(受け身)を表現します。

I saw a running cat.(走っている猫を見ました)
→「running」が形容詞の役割

I talked about working women.(働いている女性について話しました)
→「working」が形容詞の役割

人や物の状況(〜している)ことについてing形で、名詞とくっつけて簡単に表現できます。

I threw away a broken vacuum cleaner.(壊れていた掃除機を捨てました)

I get a repaired laptop.(修理されたノートPCを手に入れます)

過去分詞も形容詞的に使われている単語が多く、「broken」などが代表例ですね。

基本的には形容詞と同様に名詞の前に置きますが、現在分詞または過去分詞で場所など補足がある場合には、名詞の後に付け加える語順になります

The woman talking over there is my wife.(あそこで話している女性が私の妻です)

The laptop repaired by him is good condition.(彼が修理したノートPCは良い状態です)

過去分詞・受動態の表現や文法ルールについて別ページで解説!

5-2.名詞の形容詞的用法|名詞 + 名詞で表現

また、複数の名詞を並べることで名詞が名詞を修飾するような用法も多く見受けられます。全ての名詞で形容詞的用法ができる訳ではありませんが、カタカナ英語でも使うような「キャットフード」や「カツカレー」のように、複数の名詞が合体して自然と1つの名前になっているような感じですね。

  • sea water(海水)
  • ice cream(アイスクリーム)
  • toy shop(おもちゃ屋さん)

こちらも関連記事で、名詞の種類と正しい使い方でご紹介していますのでご参考くださいませ。

5-3.形容詞を使った命令形に注意|命令できない形容詞の特徴

命令形の文法・一般動詞やbe動詞などでの命令方法にて解説していますが、形容詞を使った命令表現では「主語を省略したbe動詞 + 形容詞」になります。また、頭に「Don’t」とつけることで否定形での命令文にもなります。

Be smart.(賢くなりなさい)

Don’t be afraid.(怖がらないでください)

上記の命令文例は自然ですが注意点があり、形容詞によっては命令形だと不自然になるケースがあります。

例えば、「Be small」と「小さくなりなさい」と言われても、命令された側にとって現実的に実現が難しい場合、違和感のある命令形になりますね。動詞と違って、どんな場合でも相手への命令ができる訳でなく、相手の意思・意識によって実現可能かどうかで判断されます。

5-4.形容詞に関連する品詞の基本もチェック!

このように、形容詞は独立で覚えるだけでなく、名詞や代名詞など関連性の高い品詞とあわせて使ったり、動詞なども形容詞的な役割があることを知っておくといいでしょう。

当サイトでは英語の基礎文法について解説しており、以下の関連記事も読んでおくとより英語・英会話表現の理解が深まりますので、ぜひご参考くださいませ。

代名詞の基礎・それぞれの種類と役割は?

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