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  • 公開: 2021.02.17 更新:2026.06.02

英語の五文型を一覧で整理|第1文型〜第5文型の意味と使い方

英語の五文型とは、英語の文を5つの基本パターンに分けたものです。

英語は、日本語と違って語順がとても大切な言語です。日本語では、「昨日、友達と映画見た」のように主語を省略しても意味が伝わることがあります。

しかし英語では、基本的に「誰が」「どうする」「何を」の順番をはっきりさせる必要があります。五文型を理解すると、英語の語順が整理しやすくなります。

特に、

①「言いたいことはあるのに、英語にすると単語だけになる」
②「日本語をそのまま英語にしようとして、語順がぐちゃぐちゃになる」
③「I… very… difficult… のようなカタコト英語になってしまう」

という人にとって、五文型はとても役立ちます。

この記事では、英語の五文型とは何か、SVOCの意味、第1文型から第5文型までの違い、そして五文型を英会話に活かすコツをわかりやすく解説します。

読み終わる頃には、例文や定型文をただ覚えるのではなく、主語・動詞・目的語・補語の型を使って、自分の言いたいことを英語で組み立てる感覚がつかめるようになります。

1. 英語の5文型とは

第1文型から第5文型を整理しました。

文型意味のイメージ例文
第1文型SV誰が・どうするI run.
第2文型SVCSはCであるI am happy.
第3文型SVOSがOをVするI study English.
第4文型SVOOSが人に物をVするI gave her a present.
第5文型SVOCSがOをCにする/OをCと呼ぶShe made me happy.

ちなみに、表の中にある S・V・O・C は、英文の要素を表す記号です。

S=主語
V=動詞
O=目的語
C=補語

また、英文にはこれらに加えて M=修飾語 もよく出てきます。

五文型は、このS・V・O・Cの組み合わせによって決まります。そのため、第1文型から第5文型を理解する前に、それぞれの記号が何を意味するのかを簡単に確認しておきましょう。

関連記事

⇨主語・目的語・補語については「英語の名詞の種類・正しい用法」の記事をご覧ください。

⇨動詞についての記事は「ネイティブが使う英語の基本動詞の一覧16選」をご覧ください。

2.(文型①)第1文型 SV|主語+動詞

第1文型は、S+Vの形です。つまり、主語+動詞だけで成り立つ文です。

たとえば、次のような文です。

英語の第1文型SVを3つの例文で解説した画像。1つ目は「I run.」で、Iが主語S、runが動詞Vとして示され、日本語訳は「私は走ります。」となっている。2つ目は「Birds fly.」で、Birdsが主語S、flyが動詞Vとして示され、日本語訳は「鳥は飛びます。」となっている。3つ目は「He sleeps.」で、Heが主語S、sleepsが動詞Vとして示され、日本語訳は「彼は眠ります。」となっている。それぞれの文の右側にSとVの対応関係が整理されており、第1文型が主語と動詞だけで成り立つ文型であることを説明している。

これらの文は、「誰が」「どうする」だけで意味が成り立っています。第1文型のポイントは、目的語が必要ないことです。たとえば、

I run.

は、「私は走ります」という意味で、これだけで文として成立します。「何を走るのか?」という目的語は必要ありません。

⇨第1文型は「主語+動詞」だけで成り立つ、英語の一番シンプルな文型です。より詳しい使い方や例文は、「第1文型とは?SVの意味と使い方を例文つきでわかりやすく解説」で紹介しています。

3.(文型②)第2文型 SVC|主語+動詞+補語

第2文型は、S+V+Cの形です。つまり、主語+動詞+補語で作られる文です。

第2文型のポイントは、S=Cの関係になることです。たとえば、次の文を見てください。

英語の第2文型SVCを解説した画像。例文「I am happy.」の下に、Iが主語S、amが動詞V、happyが補語Cとして色分けされている。右側には日本語訳「私は幸せです。」と「第2文型(SVC)」の表示があり、下部ではS=I、V=am、C=happyの対応関係を一覧で整理している。さらに、第2文型SVCは主語Sが補語Cの状態や性質であることを、動詞Vでつなぐ文型であると説明している。

happyは、Iの状態を説明しています。つまり、I=happy という関係です。他にも、次のような文があります。

英語の第2文型SVCを2つの例文で解説した画像。上段では、看護師の女性写真とともに「She is a nurse.」が表示され、She が主語S、is が動詞V、a nurse が補語Cとして色分けされている。右側には S=She、V=is、C=a nurse、M=修飾語なし と整理され、She=a nurse の関係になるため文の中心はSVCで、第2文型であることが示されている。下段では、スーツ姿の男性が壇上に立つ写真とともに「He became famous.」が表示され、He が主語S、became が動詞V、famous が補語Cとして色分けされている。He=famous の関係になるため、第2文型SVCであることを説明している。

⇨第2文型は「主語+動詞+補語」で成り立つ、主語の状態や性質を説明する文型です。より詳しい使い方や例文は、「第2文型とは?SVCの意味と使い方を例文つきでわかりやすく解説」で紹介しています。

4.(文型③)第3文型 SVO|主語+動詞+目的語

第3文型は、S+V+Oの形です。つまり、主語+動詞+目的語で作られる文です。

第3文型は、英語の中でもとてもよく使われる基本の形です。たとえば、次の文を見てください。

英語の第3文型SVOを解説した画像。例文「I study English.」の下に、Iが主語S、studyが動詞V、Englishが目的語Oとして色分けされている。右側には日本語訳「私は英語を勉強します。」と「第3文型(SVO)」の表示があり、下部ではS=I、V=study、O=Englishを一覧で整理している。第3文型は、主語が目的語を動詞で動かす文のパターンであることを説明している。

「何を勉強するのか?」というと、Englishです。そのため、Englishが目的語になります。他にも、次のような文があります。

英語の第3文型SVOを3つの例文で解説した画像。1つ目は「She likes coffee.」で、Sheが主語S、likesが動詞V、coffeeが目的語Oとして示され、日本語訳は「彼女はコーヒーが好きです。」となっている。2つ目は「He watches movies.」で、Heが主語S、watchesが動詞V、moviesが目的語Oとして示され、日本語訳は「彼は映画を見ます。」となっている。3つ目は「I read books.」で、Iが主語S、readが動詞V、booksが目的語Oとして示され、日本語訳は「私は本を読みます。」となっている。それぞれの文の右側にS・V・Oの対応関係が整理され、第3文型が「主語+動詞+目的語」で作られる文型であることを説明している。

第3文型の基本イメージは、誰が・何を・どうするです。

⇨第3文型は「主語+動詞+目的語」で成り立つ、「誰が・何を・どうする」を表す文型です。より詳しい使い方や例文は、「第3文型とは?SVOの意味と使い方を例文つきでわかりやすく解説」で紹介しています。

5.(文型④)第4文型 SVOO|主語+動詞+目的語+目的語

第4文型は、S+V+O+Oの形です。つまり、主語+動詞+目的語+目的語で作られる文です。目的語が2つあるのが特徴です。

第4文型の基本イメージは、誰に・何をです。たとえば、次の文を見てください。

英語の第4文型SVOOを解説した画像。例文「I gave her a present.」の下に、Iが主語S、gaveが動詞V、herが1つ目の目的語O、a presentが2つ目の目的語Oとして色分けされている。日本語訳「私は彼女にプレゼントをあげました。」では、「彼女に」と「プレゼントを」が強調されている。右側にはS=I、V=gave、O=her、O=a presentの対応関係が整理されており、下部では「誰に」がher、「何を」がa presentであることを図解している。第4文型は、人とものの2つの目的語をとる文型であることを説明している。

つまり、私は・あげた・彼女に・プレゼントをという形になっています。他にも、次のような文があります。

英語の第4文型SVOOを3つの例文で解説した画像。1つ目は「He sent me a message.」で、He が主語S、sent が動詞V、me が1つ目の目的語O、a message が2つ目の目的語Oとして色分けされている。2つ目は「She taught us English.」で、She が主語S、taught が動詞V、us が目的語O、English がもう1つの目的語Oとして整理されている。3つ目は「My friend bought me coffee.」で、My friend が主語S、bought が動詞V、me と coffee が2つの目的語Oとして示されている。各例文には社会人向けのリアルな写真が添えられ、右側の「分解すると」欄で文の要素が一覧化されている。いずれも「誰に」と「何を」の2つの目的語を持つため、文の中心はSVOOとなり、第4文型であることを説明している。

第4文型は、「誰かに何かをする」という場面でよく使います。第4文型は少し長く見えますが、基本はシンプルです。Sが、誰かに、何かを、Vするというイメージで考えるとわかりやすくなります。

⇨第4文型は「主語+動詞+目的語+目的語」で成り立つ、「誰が・誰に・何をする」を表す文型です。より詳しい使い方や例文は、「第4文型とは?SVOOの意味と使い方を例文つきでわかりやすく解説」で紹介しています。

6.(文型⑤)第5文型 SVOC|主語+動詞+目的語+補語

第5文型は、S+V+O+Cの形です。つまり、主語+動詞+目的語+補語で作られる文です。

第5文型のポイントは、O=Cの関係になることです。たとえば、次の文を見てください。

英語の第5文型SVOCを解説した画像。例文「She made me happy.」の下に、Sheが主語S、madeが動詞V、meが目的語O、happyが補語Cとして色分けされている。日本語訳「彼女は私を幸せにしました。」が表示され、右側にはS=She、V=made、O=me、C=happyの対応関係が整理されている。下部では、第5文型SVOCが「誰が、誰をまたは何を、どんな状態にする」文型であり、me=happyの関係になることを図解している。

happyは、meの状態を説明しています。つまり、me=happy という関係です。他にも、次のような文があります。

英語の第5文型SVOCを3つの例文で解説した画像。1つ目は「We call him Ken.」で、We が主語S、call が動詞V、him が目的語O、Ken が補語Cとして色分けされ、him=Ken の関係になることが示されている。2つ目は「I found the book interesting.」で、I が主語S、found が動詞V、the book が目的語O、interesting が補語Cとして整理され、the book=interesting の関係になることを説明している。3つ目は「Please keep the room clean.」で、keep が動詞V、the room が目的語O、clean が補語Cとして示され、the room=clean の関係になることを解説している。各段にはビジネスや日常生活をイメージしたリアル写真があり、右側の分解欄ではS・V・O・Cの対応が一覧で確認できる。目的語と補語がイコール関係になるため、いずれも第5文型SVOCであることを示している。

第5文型は、五文型の中でも少し難しく感じやすい文型です。しかし、ポイントは1つです。目的語がどんな状態なのかを、補語が説明していると考えれば、理解しやすくなります。

⇨第5文型は「主語+動詞+目的語+補語」で成り立つ、「誰が・誰を/何を・どんな状態にする」を表す文型です。より詳しい使い方や例文は、「第5文型とは?SVOCの意味と使い方を例文つきでわかりやすく解説」で紹介しています。

7. 第1文型〜第5文型の違いを見分ける方法

五文型を見分けるときは、最初から「これは第何文型だろう」と考えるよりも、まず英文を S・V・O・Cに分解する ことが大切です。なぜなら、文型はS・V・O・Cの並び方で決まるからです。

英語の五文型の見分け方を解説した画像。左側には机で英語を勉強している社会人男性の写真があり、右側には例文「I study English every day.」が表示されている。文中の I は主語S、study は動詞V、English は目的語O、every day は修飾語Mとして色分けされている。下部には「分解すると」という見出しのもと、S=I、V=study、O=English、M=every day と整理されている。every day は「いつ」を表す修飾語なので文型には入れず、文の中心はSVOになるため第3文型であることを説明している。

つまり、この文は次のように分解できます。

I は「誰が」にあたるので、主語Sです。
study は「どうする」にあたるので、動詞Vです。
English は「何を」にあたるので、目的語Oです。
every day は「いつ」を表す言葉なので、修飾語Mです。

修飾語Mは文型には入れないため、文の中心は SVO です。そのため、I study English every day.は第3文型になります。

五文型を見分けるときは、次の順番で考えると整理しやすくなります。

動詞Vを見つける
主語Sを見つける
目的語Oがあるか確認する
補語Cがあるか確認する
修飾語Mは文型から外す

最後に、第1文型から第5文型までを実際に分解してみましょう。

todayは「いつ」を表す修飾語なので、文型には入れません。She=happy の関係になるため、文の中心は SVC です。そのため、第2文型です。

英語の五文型のうち、第3文型SVOと第4文型SVOOの違いを比較して解説した画像。上段では、勉強している社会人男性の写真とともに「I study English every day.」が表示され、I が主語S、study が動詞V、English が目的語O、every day が修飾語Mとして色分けされている。every day は「いつ」を表す修飾語なので文型には入れず、文の中心はSVOで第3文型であると説明している。下段では、ビジネスシーンで本を渡している写真とともに「He gave me a book yesterday.」が表示され、He が主語S、gave が動詞V、me と a book が2つの目的語O、yesterday が修飾語Mとして整理されている。yesterday は修飾語なので文型から外し、「誰に」がme、「何を」がa bookになるため、文の中心はSVOOで第4文型であることを説明している。

yesterdayは「いつ」を表す修飾語なので、文型には入れません。「誰に」がme、「何を」がa bookなので、文の中心は SVOO です。そのため、第4文型です。

英語の第5文型SVOCを解説した画像。左側にはオフィスで女性が同僚に声をかけているリアルな写真があり、中央には例文「She made me happy.」が表示されている。She は主語S、made は動詞V、me は目的語O、happy は補語Cとして色分けされている。右側には「分解すると」という欄があり、S=She、V=made、O=me、C=happy と整理されている。下部では、me は「私を」にあたる目的語Oで、happy は「幸せな状態」にあたる補語Cであり、me=happy の関係になることを説明している。文の中心はSVOCなので、第5文型であることが示されている。

me=happy の関係になるため、文の中心は SVOC です。そのため、第5文型です。

このように、英文を見分けるときは、最初から第何文型かを当てようとするのではなく、まず S・V・O・C・Mに分解する ことが大切です。

五文型の確認問題
次の英文が、第1文型〜第5文型のどれにあたるか考えてみましょう。

問題1
I work every day.
私は毎日働きます。

問題2
She looks happy.
彼女は幸せそうに見えます。

問題3
He likes music.
彼は音楽が好きです。

問題4
My teacher gave me advice.
先生は私にアドバイスをくれました。

問題5
The news made me sad.
そのニュースは私を悲しくさせました。

英語の五文型は、知識として覚えるだけでなく、実際にアウトプットすることで定着します。以下の動画では、実際の受講生が学んだ知識を使い、英語を文として組み立てていくレッスンの様子をご覧いただけます。

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【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

英会話コーチング歴は10年以上。これまでに300人以上の英会話学習者をサポートし、スピーキング力の向上や転職成功といった多くの成果を実現してきました。特に、初心者が陥りやすい失敗や学習のつまずきポイントを熟知。その経験をもとに、「どうすれば英語が話せるようになるか」を具体的かつ実践的に解説しています。日常英会話からビジネス英語まで幅広く対応し、スピーキング・発音・リスニングに重点を置いて監修しています。

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