ディクテーションのやり方やコツを詳しく知りたい。
英語の聞き取り(リスニング)ができると英語でのコミュニケーションが上手くいく。英語の資格やTOEICなどのテストでも高得点が取れるようになる。しかし英語の聞き取り力アップはどうやって学習して良いかわからない。
そんなあなたに朗報です。ディクテーションという学習をおこなえば、英語を聞き取る際の集中力が上がり、結果的にリスニング力も高めることができます。ディクテーションとは英語を書きとるシンプルな学習方法です。しかし学習を始めると「何度聞いても上手く英語が聞き取れない」「単語のスペルがわからない」とうまくできないという声を時々耳にします。
この記事ではディクテーションのやり方・効果だけでなく、ディクテーションをおこなう際のコツについても解説しています。ディクテーションの学習方法を断念してしまった方は、この記事を読んでもう一度チャレンジしてみてください。必ず英語リスニングが上達することをお約束します。
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1.ディクテーションがもたらす7つの効果
ディクテーションについて解説します。ディクテーションという言葉を初めて聞く方も多いのではないでしょうか。まずはディクテーションに関する基礎的な概要をご覧ください。
1-1.ディクテーションとは
ディクテーションとは聞こえた英文を一語一句を丁寧に書きとるというリスニングの学習方法です。聞こえた英語を全て書きとるため、英語を聞く集中力があがります。聞き取れない単語が何かも判明するので、聞き取りの弱点がわかり単語力も増えていきます。普段の英語学習に取り入れればリスニング力向上が期待できるでしょう。
1-2.リスニング力UP|英語の聞き取りで発揮する3つの効果
ディクテーションを学習に取り入れたときの効果は3つあります。ディクテーションを学習しようと考えている方はぜひ参考にしてください。
①英語リスニングに必要な集中力UP
聞こえた英語を丁寧に書きとることで、英語の聞き取りへの集中力が高まります。英語の聞き取りが苦手という方も、ディクテーションをおこなうことで聞き取りへの自信を持つことができる。
最初はきつい練習となりますが、継続しておこなえば効果を実感できるでしょう。英語の聞き取りが苦手な方はぜひ取り入れてほしい練習方法です。
②聞き取れない弱点フレーズを明確にする
書き取りをする際に、毎回聞き取れない単語やフレーズが判明します。聞こえない英語を分析することで、聞き取れない理由がわかる。聞き取れない理由さえわかれば、毎回聞き取れない単語やフレーズをしっかりと克服することが可能。地道に弱点を見つけては、克服する。これを繰り返すことで英語リスニングが得意になっていきます。
③英語でメモをとる習慣がつく
ディクテーションを習慣化することで、メモを取る癖がつきます。TOEFLやIELTSなどの難易度の高いテストでのリスニングでは、メモを取ることが許可されています。メモを取るのは非常に難しい作業です。
ディクテーションを習慣的におこなうことで、メモを取れるようになります。資格テストだけではなく、会議や学校の講義などでメモが取ることができれば、あとで書きとったメモを見返すことができ便利です。ディクテーションの応用技術にはなりますが、非常に有用なスキルです。
1-3.英語基礎力UP|リスニング以外でも発揮する4つの効果
正しい方法でディクテーションをおこなえば、英語学習において様々な効果が生じます。リスニング以外でも役に立つので、ぜひ学習に取り入れてみてください。
①読解能力もつく
ディクテーションをする際は英語の長文を聞き取ります。耳で聞いて理解する必要があるので、自然と英語の読解力が養われます。目で読むより、耳で聞き取る方が難易度が高い。ディクテーションを習慣的におこなえば、必ず読解力も身につくはずです。
②英単語&英文法を覚えることができる
ディクテーションで聞き取れなかった単語。または理解することができない英文法は書き取りが終わった後でチェックすることができます。ディクテーションをおこなうことで、英単語や英文法を学べる。さらに文章中ででてくる英単語や英文法は使い方まで参考にできるので、長期的に定着しやすいという特徴があるのです。生きた英単語&英文法をリスニングから学ぶことができます。
③英語の語順に慣れる
ディクテーションをすることで、英語の語順に慣れてきます。日本語と英語の語順は違うので、英語の学習を始めたての人は戸惑うはず。初心者でも英語を書き取りながら自然と英語の語順に対応できるようになります。
④自然な英語の使い方を学ぶことができる
適切な教材を選んでいれば、自然とネイティブが日常的に使う英語の使い方が学べます。ディクテーションをおこなうことで、様々な英語に触れることができる。
Aloha Englishでもリスニングクラスでディクテーション指導しています。多くの生徒が自然な英語の使い方を学べて、さらに英会話にも活かすことができると評判のお声を頂いています。
2.ディクテーションのやり方はシンプル
基本的には聞いた音を書きとるだけのディクテーション。シンプルなやり方ではありますが、ディクテーションにもいくか種類があります。基本的なやり方と種類に関して丁寧に解説していきます。
2-1.ディクテーションの基本的なやり方
ディクテーションをやる前に、リスニングをする文章の全体を2~3回程度聞きましょう。ある程度全体を把握した上で聞き取ると書きとるスピードが少しあがります。もし全体を聞き取った時に、スピードが速すぎて全く聞き取れない場合は教材が合っていないため教材を変える必要があります。
聞こえた音を書きとる
聞こえた英語を書き取りましょう。1文ずつ流して、全て書きとれるまで何度も英語を聞きます。
1文ずつ何度も聞いて丁寧に書きとる
1文ずつ何度も聞いて書きとります。もし1文が長く書き取れない場合は、意味をなすカタマリごとで文をきると書き取りやすくなります。慣れないうちは短く短く文を切りながら、書き取りましょう。慣れてきたら、1文ごとにかきとるようにしましょう。
カタマリごとのディクテーションの書き取り例
You should stay home today / and drink as much water / as you can.
文中でキリの良い箇所ごとに書き取ります。書き取っている最中はどこで区切れば良いかわからない時があります。そんな時はある程度カタマリがずれてしまっても問題はありません。ある程度カタマリに分けて書き取れるようになることが重要です。
2-2.ディクテーションの4種類の活用法
ディクテーションの種類について解説します。
おすすめ|全文ディクテーション
全文を1文1文丁寧に書きとるディクテーションです。ディクテーションで得ることができる全ての効果を期待することができます。やや難易度が高くなるので、ある程度慣れてからおこなうと効果的です。
おすすめ|ボトムアップ・ディクテーション
ボトムアップ・ディクテーションとは今まで学習したことのない文章でディクテーションをすることです。全文ディクテーションと合わせて学習すると効果的です。
初心者向け|穴埋めディクテーション
穴埋めディクテーションとはディクテーションする部分が限られています。全てを書きとる全文ディクテーションと違い、空欄になっている箇所を聞き取って埋めていきます。全文を書きとるより簡単です。
初心者におススメの方法ですが、穴埋め専用のディクテーション教材を探すか、自分で教材を作る必要があります。さらに全文ディクテーションと比べると効果が薄くなってしまいます。
復習用|トップダウン・ディクテーション
トップダウン・ディクテーションとは今までに学習したことのある文章でディクテーションをすることを指します。復習をするためにとても効果的です。またディクテーションを初めて挑戦する方はトップダウン・ディクテーションから始めるとトライしやすいでしょう。
復習としてトップダウン・ディクテーションをおこなう場合は、学習してから1カ月ほど期間をあけておこなうと効果的です。エビングハウスの忘却曲線に沿った復習をすると非常に効果的です。
参考:エビングハウスの忘却曲線で分かる、最適な復習のタイミング
3.ディクテーションで挫折してしまいそうな時の対処法

3-1.ディクテーションで失敗してしまう例
ディクテーションをやっていてうまくいかないケースもたくさんあります。実際によくある失敗してしまう例をご紹介します。
何度聞いても聞き取れない
英語を何度も何度も聞いても、聞き取ることができないパターンです。2,3回聞いてわからないならまだしも、10回以上聞いてもわからない時があります。それはもう諦めて次の文へ書き取りを進めたほうがよいでしょう。
スペルがわからない
聞き取った英語はわかっても、スペルがでてこないパターンです。聞き取って、スペルがわからないから辞書で調べる。この動作をいちいちやるだけで、ディクテーションの時間が膨大にかかってしまいます。
スペルがわからない対処法は次章で解説しますが、辞書を使いながらだと挫折の原因になってしまいます。あまり無理せず、楽な気持ちでディクテーションしていきましょう。
3-2.ディクテーションを成功させるための5つの解決策
ディクテーションをしていてうまくいかないときの対処法をお伝えします。
①思い切って教材を変える
何度聞いても聞こえない場合は教材が合っていないケースがほとんど。思い切って教材を変えることをおすすめします。教材を選ぶポイントは英単語が比較的簡単であること、英語のスピードがゆっくりの教材をまずは選ぶようにしましょう。
②わからない単語は聞こえたままカタカナに
聞き取った英語のスペルがわからないときは、カタカナで書くようにしましょう。英語の発音やスペルの音に関して詳しくなってくると、知らない単語でもスペルを推測できるようになります。聞き取った英語のスペルがわからない場合は、アルファベットの音の仕組みを理解していない可能性があります。フォニクスや発音の仕方を少し学習すると、スペルも推測できるようになります。
参考:フォニックスとは?英語は読めるけど話せない人に!『あいうえおフォニックス』英語発音 誕生秘話 [#149]
③文法から推測する
ディクテーションをやっていて、どうしても聞き取れない単語やフレーズは存在します。そんな時は知識から推測をするようにしましょう。まずは文法から推測をすること。
例えば
I ( ) taken his lesson since 4 months ago.
空欄部分がどうしても聞き取れないことがあります。そんな時は、前後や文法のヒントを見つけて空欄を推測します。
この場合のヒントは2か所
- 空欄の後ろが過去分詞形
- sinceが使われている
この2つのヒントから現在完了のhaveが入ることが予測されます。
I’ve taken his lesson since 4 months ago.
I とhaveをネイティブが発音すると、早すぎで聞き取れないことがあります。文法の知識を駆使して、空欄も書きとれるようにしましょう。
④意味から推測する
こちらも文法の推測と同様にわからない、聞き取れない場合は前後の文脈から推測して聞き取れない個所を埋めていきましょう。しかし意味の推測を多用するのは厳禁です。自分の推測が広がりすぎて、全く違う意味の文章を想像してしまう場合があります。
あくまでも自分の耳で聞き取る→わからなければ文法の推測→最後に意味上から推測をする。必ずこの順番で進めていきましょう。
⑤素直にあきらめて、次の文を聞く
1文を何度聞いても聞き取れなかったら、素直にあきらめましょう。聞こえない英語は何度聞いても聞こえません。答え合わせをするときに、「なぜ聞こえなかったか」を分析することが大切。ディクテーションは数回おこなうことで耳も慣れてきて、書き取りも徐々に早くなります。
3-3.ディクテーションを極めればリスニングは必ず上達する
大切なことは学習を継続して、ディクテーションを極めること。ディクテーションが上達すれば、英語リスニングは飛躍的の伸びます。英語の書き取りをさらに上達させるための方法や知っておきたいことをまとめました。ぜひ参考にしてください。
ネイティブ発音の仕組みを理解しよう
まずは音の仕組みについて学習しましょう。ディクテーションやリスニングを学習する際には必ずネイティブが発音する音の仕組みを理解しましょう。仕組みがわからないと、いつまでたっても英語を正確に書きとることができません。
ネイティブの発音について学んで欲しい仕組みは以下の3つです。
特にリエゾンはネイティブ英語をマスターする際に必須項目なので、必ず学習をするようにしてください。
音読を必ずおこなうこと
英語の書き取りを終えたら、必ず音読をしましょう。ただ音読をするのではなく、聞こえた音を忠実にマネするように音読しましょう。ディクテーションで英語を聞き取る→聞こえた音のまま音読する。これを繰り返し行うことで英語の書き取りが必ず上達します。
音読の方法は「「英語が聞き取れる!」と誰でも実感できるシャドーイングのやり方」で紹介している方法を使って練習すると効果的です。
一回のディクテーションで聞き取りはうまくならない
ディクテーションは複数回おこなわないと効果が期待できません。継続的におこなうことが大切です。数回ディクテーションをおこなうと、自分の聞き取れない単語やフレーズがはっきりしてきます。それを何度も音読して聞き取れるように練習をする。それができて初めて間違えずに書き取りができるようになります。それまでは継続してディクテーションをおこなうようにしてください。
4.ディクテーションと併せて学ぶと相乗効果を生む学習方法
4-1.ディクテーションと相性の良い3つの学習方法
ディクテーションだけでの学習をやっていてもリスニング力向上の効果が期待できません。必ず他の学習と併せておこないましょう。ディクテーションと併せて学習したい方法は以下の通りです。
- ネイティブの発音を学ぶ
- シャドーイングを使った音読
- サイトトランスレーション
リスニング力を効果的にあげるためには、発音×音読×理解、をするための学習を必ず取り入れてください。上記の学習方法はすべてディクテーションと組み合わせると最大限効果を発揮するための方法です。
4-2.ネイティブ発音の仕組みを理解する
ネイティブ発音の学習の仕方をご紹介します。ネイティブの学習をするために必要な知識は主に2つです。
リエゾン(音の連結)
ネイティブは単語を1つ1つ発音するときと、文で発音するときは発音の仕方が変わります。文で発音をする際には単語と単語がくっつき、まるで違う音のように聞こえます。これをリエゾンと呼びます。
リエゾンの例
Not at all
単語ごとに発音すると→ノット アット オール
リエゾンが起こると→ノラロール
このように全く違う発音になってしまうことも。ディクテーションで正確に英語を書きとるためにもこのリエゾンをしっかりと学習する必要があります。「ネイティブ発音に必須!3種類のリエゾン(リンキング )を易しく解説」でリエゾンの3種類の仕組みを例文を使いながら紹介しています。
英語のイントネーションを学ぶ
英語には日本語と違ったイントネーションで発音します。英語のイントネーションを練習するだけで、ネイティブ発音に大きく近づけることが可能です。英語を発音する際にリズムをとりながら、単語に強弱をつけて発音することでネイティブ発音を真似ることができます。
「英語のイントネーション(抑揚)とリズムで誰でもネイティブ発音」で詳しく解説しています。英語の強弱や緩急をつけるだけで、発音が大幅に改善されるだけでなくリスニング力も養われるでしょう。
4-3.同時通訳のプロも取り入れている音読トレーニング
ディクテーションと相性のよい学習方法をご紹介します。シャドーイングとサイトトランスレーションは効果的な音読方法と理解力を改善するための方法です。両方とも同時通訳のプロがおこなうトレーニング方法なので、継続的におこなうと素晴らしい効果を期待することができます。
シャドーイングを使った音読練習
シャドーイングとは聞き取った英語を少し遅らせて発音する音読練習です。ただの音読練習と違い、聞き取った英語を正確に(イントネーション・音の連結・感情)発音する必要があります。よって確実にリスニング力があがります。練習になれるまでにやや時間がかかることから、難易度は高めのトレーニング方法となります。
「「英語が聞き取れる!」と誰でも実感できるシャドーイングのやり方」で初心者でも効果を実感できる方法を丁寧に解説しています。ぜひこちらも参考にしてください。
サイトトランスレーションで理解力UP
サイトトランスレーションとは英文を意味のカタマリごとに分解する。そのカタマリごとに英語で音読し、すかさず日本語訳にするという練習方法です。
サイトトランスレーション例
I had a big lunch / 2 hours ago / and I ate breakfast / this morning /.
このように文をスラッシュなどで意味のあるカタマリごとに分けていきます。
I had a big lunch→たくさんランチを食べました
2 hours ago→2時間前に
and I ate breakfast→朝食も食べました
this morning→今朝
このように分けた英文を英語→日本語の順で声をだしながら、できるだけ素早く読み上げます。これをサイトトランスレーションと呼びます。「サイトトランスレーション」を初めて聞く方用に記事を作成しています。こちらも併せてご覧ください。
5.ディクテーションで英語を聞き取る集中力を10倍高める

ディクテーションはリスニング力を向上させる効果があります。特に聞こえた英文を全て書きとるため、英語を聞くための集中力が高まります。他の学習方法を組み合わせるとさらに効果は高まります。他の学習方法と組み合わせながら、さらにディクテーションに磨きをかけることで英語を聞き取るための集中力を何倍にも高めることができるでしょう。
では具体的にディクテーションを使ってどのように英語の聞き取りに対する集中力を高めることができるかをご紹介します。
5-1.教材のレベルをあげてディクテーションに磨きをかける
いつもつまずいてしまう音(発音)を発見する
ディクテーションをしていると毎回聞き取れない音が出てくるはずです。
よくある聞き取れない音の参考例
I’ve already done it.
Please take them to the park.
完了形のhaveが短縮される「’ve」はききとりづらい。
代名詞のitやthemもとても聞き取りづらい。
これらはリエゾンの知識を取り入れながら、シャドーイングを使って何度も音読をする必要があります。実際にはネイティブもほんの一瞬しか発音しないこともあるため、非常に聞き取りが難しい。文法や知識から推測をしながら、苦手箇所をしっかりと認識しましょう。
文脈・文法・リエゾンから推測すれば、短期間で苦手は克服できます。事実Aloha Englishでも多くの生徒が3ヶ月ほどで、聞き取れない単語の克服をしています。
書き取りのスピードを徐々にあげていく
聞き取りが苦手な単語やフレーズが聞き取れるようになったら、ディクテーションのレベルをあげていきます。スピードをあげる聞き取りをするようにしましょう。ディクテーションなどでリスニング力をあげるゴールはネイティブの英語を聞き取れるようにすることです。
徐々にスピードをあげていけば、ネイティブのマシンガンのように早い英語にも対応できるようになります。書き取りをするとき、できるだけ少ない回数で長い文を書きとるようにしましょう。最初はうまくいかないこともありますが、英語の聞き取りに対する集中力が上がればできるようになります。
5-2.自分に合った教材を見つけて学習の習慣化
自分にあった教材で学習すること
英語の聞き取りを強化する際には教材選びも大切なポイントです。多くの学習者が難しすぎる教材を選びがちです。できるだけ簡単でゆっくりなスピードの教材を選ぶことが大切です。「シャドーイングの練習で挫折しないおすすめの教材を選ぶポイント」でシャドーイング学習におすすめの教材を紹介しています。ディクテーションでも非常に役に立つ教材でもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
継続してディクテーションをおこなうことが大切
英語の聞き取りを上達させるためには「英語が聞き取れない人が3か月でリスニングを上達させた実践的方法」でも紹介している通り3ヶ月はかかります。継続して学習を続ける必要があります。3ヶ月で聞き取りができるようになり、6ヶ月で聞き取った英語を理解できるようになります。英語リスニングは非常に時間のかかる学習です。根気よく地道に学習を続けていきましょう。
英語リスニングが上達すれば、スピーキング 力も上がる。資格試験でのリスニングパートの点数も伸びる。英語の聞き取りはとても役に立つ能力なので頑張って継続して学習をしましょう。
5-3.Aloha Englishのリスニング力を劇的にあげる集中講座
最後にAloha English英会話でおこなっているリスニング集中講座をご紹介します。6ヶ月で聞き取りの基礎を学習します。英語の聞き取りが苦手・独学では学習できないという方におすすめの集中講座になっています。
集中講座の詳細をご紹介します。
ディクテーション×シャドーイングの集中講座
ディクテーションとシャドーイングを使ったトレーニング。英語が全く聞き取れなかった生徒が6ヶ月でスティーブジョブスやオバマ大統領の名スピーチを聞き取ることができるようになりました。
集中講座では以下のトレーニング方法を学ぶことができます。
- ディクテーション
- ネイティブの発音の仕組み
- シャドーイング
- サイトトランスレーション
- 英単語や文法・フレーズなどの知識
集中講座では6ヶ月で約20題の文章を扱います。リスニング力をあげるために特化した内容です。6ヶ月集中しておこなう講座のですので少しハードに感じる内容です。短期間で英語リスニングを伸ばしたい、英語の学習習慣を身に付けたい方はお問い合わせください。
無料カウンセリングでリスニング力を判定
無料カウンセリングで英語力と英語の学習方法についてヒアリングをさせていただきます。ある一定に学力に満たない方は集中講座を受けることができません。カウンセリングにて英語力を判定しますので、まずはお問い合わせください。もし集中講座を受けるレベルに満たない方でも、独学の方法や英語の基礎を学ぶためのコースなど多数ご提案いたします。
無料カウンセリングご希望の方は「リスニングが苦手」とメッセージ欄に一言添えてお送りください。
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6.まとめ
ディクテーションのやり方や効果について詳しく解説しました。ディクテーションは聞こえた英語を書きとるというシンプルな学習方法ですが様々な効果が期待できます。
- 英語の聞き取りに慣れる
- 英語リスニングに対する自分の弱点がわかる
- メモをとる癖がつく
- 読解能力もつく
- 英単語&英文法を覚えられる
- 英語の語順に慣れる
- 自然な英語の使い方を学ぶことができる
さらにディクテーションを学習しているときに上手くいかないことが多々あります。その解決方法もご紹介しました。
ディクテーションの学習が思う良いにいかないとき
- 思い切って教材を変える
- わからない単語はカタカナで書く
- 文法から推測する
- 意味から推測する
1回のディクテーションでは効果は出ません。何度もディクテーションをおこない、習慣的に練習するように心がけましょう。必ず成果が出ます、頑張って継続した学習をおこなってください。
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