シャドーイングを練習するも、なかなか効果が出ないことでお悩みではありませんか?
聞き取りをしている音声が早すぎてついていけず、挫折してしまったケースや、シャドーイングって難しい…というご意見をよく耳にします。
そこでこちらのページでは、シャドーイングに取り組みやすい教材をご紹介します。様々な目的やレベル別で教材を紹介しますが、初心者向けの教材を多くまとめました。
シャドーイングでリスニング力をあげるために、大切な2つのポイントがあります。
教材選びはシャドーイングを成功させるために大事なポイントです。教材によってはスピードを調整できる教材もあります。効果が実感できる教材選びのコツを全て解説しています。
シャドーイング学習において、必ず役立つ内容です。実際、Aloha English英会話では、シャドーイングとその他のリスニング学習を組み合わせたカリキュラムを実施しており、リスニングのスキル向上で非常に効果的な練習方法ですね。
シャドーイングの正しいやり方は「「英語が聞き取れる!」と誰でも実感できるシャドーイングのやり方」で詳しく解説しています。シャドーイング練習が始めての方は正しい方法を確認してから教材を選ぶようにしましょう。
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シャドーイングの練習は劇的な効果を期待できる反面、とても難しい学習方法です。教材選びで失敗すると、挫折してしまうこともあるでしょう。
そのため、自分に合ったレベルの教材を選択するのが重要でして、シャドーイングで効果を出すことができる教材選びのポイントは以下の通りです。
シャドーイングの教材を選ぶ際に、シャドーイングに特化した教材を探す必要はありません。大事なことはテキスト(英文)とCD(音声)がついていること。シャドーイング学習をする際にCD(音声)があることは必須条件です。
シャドーイングの練習が慣れている人であれば、オリジナルの教材を作ってみてはいかがでしょうか。ディクテーション(テキスト(英文)を書き取ること)で、オリジナル教材を作成することができます。
ディクテーションの方法は「挫折しないディクテーションの方法を解説|英語リスニング集中力UP」で詳しく解説しています。大変な作業ではありますが、リスニング力アップに繋がるのでお試しあれ。
では教材選びのポイントを詳しく解説します。
シャドーイングの練習をしていると、音声が早すぎてついていけない、という課題が出てきます。音声のスピード調整ができると、シャドーイングの練習もやりやすくなります。「ゆっくり」「ナチュラルスピード」「ハイスピード」の3段階でスピード調整ができる教材を選ぶと、シャドーイング練習のハードルが下がります。
シャドーイングをおこなう際に聞こえた音声を理解することは大切です。テキスト(英文)を読んでいて、知らない英単語に出会ったら。丁寧に辞書で調べることが重要なのですが、時間がかかります。
日本語訳と英単語の解説が載っていると、辞書で英単語を調べる時間が短縮できます。シャドーイングの練習をするときは、できるだけシャドーイングに集中できる環境を作りましょう。
シャドーイングの練習は非常に高度な学習方法です。だからこそ教材選びが大切。自分に合った教材を選びましょう。英文を読んだときに、英単語レベルがやや簡単だな、と感じるくらいの教材を選ぶように心がけてください。
テキスト(英文)を読んだときに、80%以上の英単語をすでに知っている教材を選びましょう。英語が苦手と感じている方がいきなりシャドーイングをやると難しすぎて、心が折れてしまいます。
シャドーイングが難しいと感じる方はオーバーラッピングから始めましょう。オーバーラッピングはシャドーイングより難易度の低い音読学習方法です。ぜひ「オーバーラッピング の効果を解説|TOEICリスニング対策に有効」を参照ください。
シャドーイングが実践できる教材は英語学習の書籍だけに限らず。無料で視聴できる動画など様々な媒体があります。
以下では各媒体・種類での教材について特徴やメリットなどをまとめました。
シャドーイングはネイティブの英会話を追うように発声練習をしていくようなトレーニングですが、実用的な表現が多い洋画やニュース動画はシャドーイングに使えます。
手軽に視聴できる海外の英語動画ではYouTubeがおすすめで、再生スピードを調整できるなどシャドーイング対策で聞きやすいですね。詳細は、リスニング対策でおすすめのYouTube動画でご紹介しています。
また、英語のニュースもYouTubeやWebサイトから無料で聞けるコンテンツが多く、世界各地の時事や経済・エンタメなど幅広い話題を知ることもできます。ニュースメディアも関連記事よりご参考ください。
シャドーイングやリスニング対策でおすすめの参考書も多く、初心者の方で英語の学習方法がよくわからない・・・といったケースでは書籍から学んでみると確実ですね。
確認しておくべきポイントでは、上記でも説明しましたが音声データが付属されていることが前提となります。最近ではCDの再生が少し手間に感じることもありますので、Webからダウンロードできてパソコンやスマホでいつでも再生できるのが便利ですね。
アプリを利用したシャドーイングもおすすめで、速度調整機能や英語字幕(スクリプト)の確認など英語学習で役に立つ機能が多くあります。無料レベルのアプリ教材でも使いやすく、シャドーイングの練習になるネイティブの英語を幅広く聞くことができますね。
詳しくは以下のおすすめ教材でも紹介していますが、英語学習で特に有名なのがTEDというアプリです。著名人や学者などのスピーチ動画を公開しており、アプリから手軽にリスニング・シャドーイング対策ができます。
▷おすすめ記事:TEDで効果的なリスニング対策ができる!
目的別でのシャドーイング教材を紹介します。
シャドーイングの練習が初めての方は、初心者向けや日常会話向けで紹介している教材がおすすめです。では詳しく解説していきます。
英語初心者の方でも、基本からシャドーイング対策ができるおすすめの教材をまとめました、
①スタディサプリ(アプリ)
スタディサプリは幅広いレベルの英会話学習でおすすめのアプリ教材で、初心者向けであれば自主学習が使い放題のプランが使いやすいですね。
有料(月額:約2,000円)になるためコスト面でのデメリットはありますが、英語学習のやり方が分からない場合において安心して勉強を進められる良さがあり、シャドーイングの実践トレーニング機能も実装されていますので利用してみる価値はあるでしょう。
▷参考:スタディサプリ 自主学習アプリ
②POLYGLOTS(アプリ)
POLYGLOTS(ポリグロッツ)も有料のアプリで、自分の声を録音してネイティブの発音と比較できるシャドーイング機能が搭載されているなど、リスニング・スピーキング対策でおすすめです。
料金プランでは安いものだと月額:480円(税込)で、リスニングに集中した対策ができます。14日間の無料お試しもありますので、気軽に使ってみることもできますね。
③3ヶ月で英語耳を作るシャドーイング(参考書)
初心者向けのシャドーイング参考書では、「3ヶ月で英語耳を作るシャドーイング」の評判が良く、シャドーイングテキストとして初心者の方でも学習しやすいです。
学習ステップについて一つ一つ丁寧に解説されており、今までTOEICなど英語の資格試験についてもちゃんと受けたことがない方向けに、英語がしっかり聞き取れるための方法論がよく分かります。おすすめのリスニング教材ページでも取り上げていますので、あわせてご参考ください。
④新ゼロからスタートシャドーイング 入門編(参考書)
入門的な参考書では「新ゼロからスタートシャドーイング 入門編」もあり、気軽に試すことができるシャドーイングの学習基礎が解説されています。
はじめは短い英文から徐々にレベルアップした内容で学習していくので、無理のない段階で確実にリスニング・シャドーイング対策をしたい場合に効果的ですね。
▷新ゼロからスタートシャドーイング 入門編 教材の詳細はこちら
コミュニケーションにおける英語聞き取り力をあげたい方は下記の教材をおすすめします。
TOEICと英検のリスニングにお困りの方が多いので、シャドーイング用の教材をまとめました。資格テスト用の参考書は公式問題集が一番おすすめです。
TOEICの学習方法に関しては「英語が苦手でもTOEIC600点とるために必要な11の秘訣」で詳しく解説しております。TOEICのスコアアップにお悩みの方はぜひ参考にしてください。パート別でスコアアップの秘訣を紹介しています。
別コラムでビジネス英会話に特化した学習方法を紹介しています。仕事で使える英語力を身に付けたい方、「ビジネス英会話を習得するための7ステップ」の記事でもうワンステップ上の英語力を身に付けてください。
アプリはこちら
CNNアプリ
詳しくはこちらから
TED動画を日本語・英語字幕で切り替えて英語学習できる『TEDiSUB』
シャドーイングで利用する教材の選び方と関連して、英語学習の進め方で知っておくべきポイントやよくあるご質問などもまとめました。活用する教材の数や、書籍やアプリなど有料の方が確実なのか? といった気になる点もありますよね。
シャドーイングに限らず英語全体の学習にも共通することですが、勉強時間は短くてもいいので毎日確保することが重要です。週1回、2時間まとめてシャドーイングを実践するより、1日15分ずつ継続する方が身に付きます。
シャドーイングの練習は隙間時間でも実践できますので、スマホなどモバイル端末ですぐ英語音声を聞けるアプリや動画である方が、継続のしやすさという点でおすすめです。
今回、おすすめの教材12選をご紹介いたしましたが多くある教材の中で、様々な英会話や内容をリスニング・シャドーイングしていくことでより勉強になります。
そのため、複数の教材(動画や参考書・アプリなど)を併用することは効果的ですが、一つの英語音声を1回だけ聞いて終わりにするのではなく、繰り返し練習することも重要です。様々な動画・アプリのスピーチや英会話例で練習しつつ、それぞれの内容を完璧に理解・発音できるようになるまで、何回も練習することで熟練度が上がるでしょう。
最近のYouTubeチャンネルやアプリなど、無料で聞ける英語学習教材の質は上がっていますので、最初は無料の教材でも問題なくシャドーイング練習で役に立つでしょう。
また、有料のアプリでも月額で500~1,000円程度の費用で、サブスクでの利用もできますので「まずは1ヶ月試してみて、使いやすかったら継続しよう」といった気軽な判断もできますね。
ただ、情報商材関連で1万円以上もするような高額なものだと、「これだけお金も費やして、結局学習効果がゼロだったらもう諦めよう・・・」と過度なプレッシャーなネガティブな思いも出てしまいますので、そこまで費用を使わなくても独学でシャドーイング練習を進められるという点は認識しておくといいでしょう。
シャドーイングで効果を出すためのおすすめ教材について目的やレベルにあわせて選ぶことができたら、いざシャドーイングの練習開始といった流れになりますね。
シャドーイングのやり方は「「英語が聞き取れる!」と誰でも実感できるシャドーイングのやり方」で詳しく解説しています。正しい手順で学習しないと、思った効果を期待できません。
そこで、以下ではシャドーイングで最高の効果を出すための極意を紹介します。リスニング力をあげたいのであれば、以下の3つを意識しながら学習をしましょう。
シャドーイングはリスニング力を大幅に改善するためのトレーニング方法です。練習する上でシャドーイングが難しいとが感じる方は、スピーキングから練習をすることをおすすめします。
発音できる英語は聞き取れる、という原則をご存知でしょうか。Aloha Englishではシャドーイングとそのほかのリスニング学習を組み合わせてカリキュラムを作成しています。
▷参考:Aloha Englishはどんな英会話スクール?【カリキュラム解説】
受講生からも「英語がゆっくり聞こえる」と体感していただいております。そのカリキュラム指導法を「英語が全く聞き取れない人が3か月でリスニングを上達させた方法」でも公開しています。独学の参考にしていただければ幸いです。
シャドーイングはリスニング力を劇的に改善するためのトレーニング方法です。シャドーイングで効果を得るためには教材選びが大切。目的やレベルに合った教材選びのポイントを解説しました。以下の4つのポイントを踏まえた上で教材を選びましょう。
おすすめの教材を手に入れたら、何度も練習をしましょう。最初はうまくいかなくても、慣れていけば上達していきます。諦めずトライし続けましょう。
また、シャドーイングとあわせて対策しておくと、よりリスニングスキルが向上する練習方法もありますのでご参考ください。
聞き取った音声を書き取る練習であるディクテーションでは、聞き取りが難しい部分を中心にリスニングに集中して対策できます。
英文のライティング練習にもなるので、英語の基礎的な要素である文法や構文についても学習できますのでリスニング含め、英語スキルに自信のない方は試してみるといいですね。
▷挫折しないディクテーションの方法を解説|英語リスニング集中力UP
シャドーイングは音声の後を追いかけるようにして発声しますが、一方でオーバーラッピングでは教材のスクリプトを見ながら、同じタイミングで発声する練習です。
ネイティブの英語のリズムやイントネーション・音声スピードに慣れる上でも効果的ですね。
▷オーバーラッピング の効果を解説|TOEICリスニング対策に有効
サイトトランスレーションは、英文を意味のあるかたまり(チャンク)ごとに区切って音読・理解していくやり方で、英語通釈者になるためのトレーニング方法でも活用されています。
リスニングの理解力に不安のある方は英語の理解・読解スピードを上げる際に効果的ですので、サイトラも練習しておくといいでしょう。
▷通訳者も訓練するサイトトランスレーションで読解スピードを底上げ!
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