「今から家に帰ります。」
これを英語にすると・・・ 。英会話を勉強していると必ずこの例文を英語にする瞬間ありますよね?
- I go back home.
- I come back home.
この2つが思い浮かぶと思うのですが。。これって一体どちらが正解なのでしょうか?そもそも『GO』と『COME』はどのような違いがあるのでしょうか?
この記事では『Go』と『Come』の違いを紐解いていきます。
GOとCOMEの違いはたったの1つ!
「どこからどこへ」
GOとCOMEの違いはたったの1つ!それは「どこからどこへ」ということ。全く難しくないので安心してください。日本語の「行く」と「来る」と同じ感覚で大丈夫。
- COMEは遠くから近くへ来るイメージ
- GOは近くから遠くへ行くイメージ
話しているときに「話題の中心はどこか」ということを考えると違いがすっきりするはずです。実際に会話の例文をみてみましょう。ちゃんと想像してくださいね!
会話例を使って『Go』と『Come』の違いを見つけよう!
背景:今から私がトムの家に遊びに行くところです。
トムの家に向かうことを『家にいる母に伝える』ケースと『トムに今から行くと伝える』ケースで「GO」と「COME」の使いわけが違います。
もう一度おさらいです。
『GO』は今いるところから離れる時に使う単語、一方『COME』は離れた場所から中心へ向かう時に使う単語です。では下の例文を見ていきましょう!
『家にいる母に伝えるケース』
Hey mom, I’m going to Tom’s place right now.
「お母さん、今からトムのところに行って来るね」
『トムに今から行くと伝えるケース』
Hey Tom, I’m coming to your place soon.
「トム、すぐに君のところ行くから」
いかがでしょうか?
『家にいる母に伝えるケース』では自分の家から「離れますよ」という旨を母親に伝えています。だからこの場合はGOを使ったほうがベター。それに対して『トムに今から行くと伝えるケース』では話題の中心であるトムの家に近ずいているだからGOよりもCOMEの方が自然な表現になります。
つまり、話す視点が変わると「GO」と「COME」の使い分けも変わります。だから絶対にこれが正解!ではなくて、話す人の視点によって自由に使い分けがかわるのです。
まとめ
この記事では『Go』と『Come』の違いを説明しました。違いを理解するためには「どこからどこへ」と「話題の中心」はどこか。これらについて考えると使うとき迷わずに使えるはずです。
話す視点が変われば『Go』と『Come』も使われ方も変わります。要するにどっちを使うかは自由です!
仕事場が自分のメインの場所だ!と考えてる人であれば、I go back home. (話題の中心から遠ざかる)。おうちに自分の愛する人に「今から帰るね」と伝えたい人であれば、I come back home.(話題の中心へ近く)。このように使い分けをすれば良いのです!
実践会話でもぜひ活用してみてくださいね!