スピーキングのスキルを上げたいけど、アプリや書籍などの教材が多すぎて何がおすすめなのかよく分からないというケースもあるでしょう。英会話スクールに通うだけでなく、自主的な学習・独学も重要ですので、確かに効果的な教材を選ぶのは大事ですね。
- 英語のスピーキングで使える教材の選定基準
- 目的・レベルに応じて選定したおすすめのスピーキング教材
- 教材を使ったスピーキング学習方法のポイント
など、個人でスピーキングの練習をする時に知ってくべきことを一通りまとめましたので、ぜひご参考くださいませ。
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1.英語スピーキングの教材を選定する基準
具体的なスピーキングのおすすめ教材についてご紹介する前に、学習効果の高い教材の傾向や選定基準を把握しておくといいでしょう。
「ネイティブレベルのスピーキングをマスターする!」と意気込み、レベルの高い教材を選びがちですが、大事なのはご自身の英語力に適した内容であるかというポイントですね。
1-1.英語音声が聞けること
大前提として、スピーキングの練習では正しいネイティブの発音・イントネーションを聞いて知っておくことがあります。正確な発音を聞いていないのに、ネイティブと同じように話すことはできないでしょう。
そのため、大半の英語教材では準備されているかと思いますが、英語音声が聞けるかどうか念のためチェックしておくといいですね。また、外出先や電車内など場所を問わずリスニングできると勉強が続きやすいので、アプリを使ってスマホで聞ける教材が良いでしょう。
1-2.解説が分かりやすいこと
特にビギナー向けの教材で大事なポイントとして、解説の分かりやすさがありますね。スピーキングに関する学習では、英文やテキストだけでは理解しにくい感覚や情報もありますので、無理なく学習を続けていく上で解説が頭が入ってきやすい教材が必須です。
わりとアプリではアニメーションやイラストなどを使って、視覚的に学習できるような教材もあります。書籍でも書店でざっと読んでみて、図解など丁寧に説明されているかどうか判断してみてはいかがでしょうか。
1-3.自分の英語力・レベルに見合った内容であること
あと、最終的に高いレベルまで目指す向上心も大事ですが、全く英語を話せない段階から上級者向けのスピーキング教材を選んでしまうとスムーズに学習が続かないリスクもあります。
また、専門的なビジネス英会話を学びたいのに簡単な日常英会話のスピーキングしかない教材もマッチしないですよね。以下では初心者向けやビジネス英語向けなど、レベル別でのおすすめ教材をまとめていますが自分のスキル・レベルに合わせるようにしましょう。
2.初心者向けのスピーキング教材|英会話の基本が分かる!
スピーキングスキルにあまり自信がなく、これから本格的な英会話練習をしたいビギナー向けの教材からご紹介します。
どうしたら英語を話せるようになるかという土台作りから、英語の基礎・スピーキングの学習手順まで分かりやすく説明されている教材ですので、スピーキング学習の方向性が明確になる安心感がありますね。
2-1.基礎から学習できる!|A4一枚英語勉強法 見るだけで英語ペラペラになる
2021年に出版された「A4一枚英語勉強法 見るだけで英語ペラペラになる」は、YouTubeチャンネルでも知名度の高い英語講師:ニック・ウィリアムソンによる、新しい英語学習方法が解説されています。
スピーキングの領域だけでなく、英語全体の基礎や学習ルートなど非常に分かりやすく、英語への苦手意識がある方でも無理なく勉強を続けられるという点で好評ですね。
2-2.シンプルなスピーキングが分かる|英語は3語で伝わります
「英語は3語で伝わります」の書籍も、初心者向けのスピーキング教材でおすすめです。日本語でよく言うような表現やフレーズについて、3語でシンプルに伝えることをコンセプトとしており、実用的な英会話を学べますね。
学ぶ英語より、スピーキングなど実践の場ですぐに活用できる英語を重視している方にとって、特にこの教材の価値を感じるかと思います。
2-3.スピーキングの土台から学べる|ゼロからスタート英語で話そう
「ゼロからスタート英語で話そう自分のことトレーニングBOOK」では、丁寧な解説や基本からトレーニングができることで評判高い教材です。短いフレーズの自己紹介から、転職面接などのスピーチで使えるスピーキングなど幅広く練習できます。
全く話せない段階から勉強したい場合や、英会話の基本的なフレーズを一通り覚えておきたい際にご活用いただけますね。
3.ビジネス英語に特化したスピーキング教材
次に、ある程度英語が話せるくらいのレベルで「ビジネスに特化したスピーキングを学びたい」との目的で使える教材をまとめました。
日常英会話よりもレベルが上がりますが、実用的なスピーキングスキルが身に付きますのでぜひご参考くださいませ。
3-1.中級者以上におすすめ|ビジネス英語パワー音読トレーニング
本格的なビジネス英語のスピーキングを学べる教材では、「ビジネス英語パワー音読トレーニング」があります。難しい英単語や表現を使うのではなく、シンプルな言葉でいかに伝えられるかといった重要性など参考になるナレッジが多いです。
また、ビジネスシーンでの交渉について論理的・感情的な面でのアプローチなど、仕事としてのスキル・説得力向上にもつながりますので勉強できることが幅広いですね。
3-2.英語プレゼンも対策|英語でプレゼン・スピーチ15の法則
仕事での打ち合わせや会議ではプレゼンテーションの機会もあるかと思いますが、「英語でプレゼン・スピーチ15の法則」では英語表現だけでなくプレゼンの説明力やデータの伝え方などビジネススキルも学べます。
プレゼンが苦手な方はスライドの効果的な作り方も把握できるメリットがあり、取引先や上司に対して堂々と英語でスピーチができるためのノウハウを確認してみてはいかがでしょうか。
3-3.使えるフレーズを網羅|英会話フレーズ大特訓 ビジネス編
利用頻度の高いビジネス英会話のフレーズを一通り使えるようになる上では、「英会話フレーズ大特訓 ビジネス編」がおすすめです。多数のビジネスシーンに対応しているほか、TOEICなどのテスト対策にもなります。
ある程度スピーキングの練習は続けているけどビジネス英語に関連するボキャブラリーに自信のない方は、こちらの教材で様々な言い回しを勉強してみましょう。
4.英語の言い換え(パラフレーズ)が学べるスピーキング教材
それと、英語のスピーキングで重要なのは「自分の知っている範囲の英単語・語彙力で幅広い表現ができる」スキルです。英語の言い換えについてパラフレーズとも呼称しますが、スピーキング能力を上げる際には効果的なテクニックですね。
4-1.パラフレーズの基礎が分かる|パラフレ英会話
初心者向けのパラフレーズを学ぶなら「パラフレ英会話」の教材が分かりやすいですね。中級者以上だと物足りないような学習内容ですが、「ネイティブ向けの基本的な英会話表現」について勉強できます。
4-2.言いたことを英語表現|なんでも英語で言えちゃう本
英語の言い換えメソッドについて、「なんでも英語で言えちゃう本」で詳しく解説されています。英語をそのまま日本語へ直訳するのではなく、英語を英語として理解する考え方やネイティブのスピーキングについて感覚的な内容が書かれていますね。
4-3.言い換え力をマスター|英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!
英語の言い換え力について、より分かりやすく解説している教材で読んでみると目から鱗的なノウハウが多いです。初心者向けで、これからスピーキングを上達したいという方にとっておすすめです。
4-4.柔軟なスピーキング学習|直訳にこだわらないで英語を話してみませんか
リスニングやライティングはある程度できているのに、スピーキングがなかなか伸びない場合にはパラフレーズの活用が足りていないケースも考えられます。そんな時に、「直訳にこだわらないで英語を話してみませんか」の書籍で学習してみるといいでしょう。
スピーキングが苦手な理由として、無理に難しく直訳していたり単純な直訳に頼ることもありますので、柔軟なスピーキングを意識するコツを確認してみてはいかがでしょうか。
5.教材を使ってスピーキング学習をするポイントまとめ
スピーキングのおすすめ教材について一通りご紹介しましたが、スピーキング学習のコツやポイントも確認しておくといいでしょう。
質の高い教材を購入しても、練習方法を間違えると思ったように話せないので学習ノウハウも重要ですね。
5-1.1日5~10分でもいいので毎日学習を継続
英語学習は毎日継続することが大事で、5~10分の短時間でもいいのでスピーキングの練習時間を確保するのがいいでしょう。
むしろ、勉強し始めで毎日1〜2時間など一気に練習しようとすると、負担に感じて続かなくなるケースもありますので毎日継続するレベルの学習量で調整するといいですね。
5-2.基本的な文法・英単語などのインプットも必要
スピーキングの上達ではアウトプットだけでなく、インプットも基本から対応できるといいですね。ただ、高度な文法や英単語まで網羅する必要はなく、中学レベルの基礎をしっかり理解するだけでも大分変わりますね。
スピーキングに役立つ基礎で、英語の文法を覚える手順・まとめページをご参考いただくほか、最低限覚えておくと表現の幅が広がる基本動詞などポイントをおさえておきましょう。
5-3.自分のスピーキング能力に合わせた練習方法を活用
スピーキングの教材にも効果的な練習方法についてご紹介していますが、自分のレベルに合った学習方法の見極めも大事ですね。まだリスニングも不十分という場合にはディクテーションから反復練習をして、慣れてきた段階でリピーティングでアウトプットの機会を増やすやり方がありますね。
また、スピーキング・リスニングスキルのレベルアップではシャドーイングもよく使われてる練習方法です。繰り返し取り組むことで効果が出ますので、教材と一緒に活用してみましょう。
5-4.スピーキング学習ではオンライン英会話もおすすめ!
それと、より本格的なスピーキング学習にこだわる場合にはオンライン英会話もおすすめです。外出が難しいご時世でも、Skypeなどオンラインで気軽に受講できるスクールであれば続けやすいですね。
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