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  • 公開: 2021.01.19 更新:2026.07.10

will と be going to の違いは「未来」ではなく使う場面で考える【ビジネスチャットで使える例文つき】

女性がノートパソコンの前で迷いながら、「I’ll send it later.」と「I’m going to send it later.」のどちらが自然か考えている英語学習用アイキャッチ画像。will と be going to の違いを、2つの英文を比較するクイズ形式で示している。

英語で「あとで資料を送ります」と言いたいとき、

I will send the document later.
②I am going to send the document later.

のどちらを使えばいいか迷ったことはありませんか。

学校では、どちらも「〜するつもり」「〜でしょう」と習うことが多いため、違いが分かりにくい表現です。ただ、最初に知っておきたいのは、will と be going to は、必ずどちらか一方だけが正解というわけではないということです。

大切なのは、その予定を今決めたのか、それとも前から決まっていたのかです。

この記事では、ビジネスチャットや日常会話で使える例文を使いながら、will と be going to の違いを分かりやすく解説します。

読み終わるころには、単なる文法暗記ではなく、ネイティブが感覚的に使い分けているように、場面に合わせて will と be going to を選べるようになります。

1. will と be going to の違いは「いつ決めたか」で考える

日本人女性がノートパソコンの前で考えながら、will と be going to の使い分けを判断している画像。画面には「今?」「予定?」「根拠?」という判断フローがあり、今決めたことは will、予定や根拠がある場合は be going to を選ぶ流れが示されている。

will と be going to の一番大きな違いは、その未来の行動をいつ決めたのかです。

簡単に言うと、次のように考えると分かりやすいです。

今その場で決めたこと → will
②前から決まっていた予定 → be going to

たとえば、相手から「資料を送ってもらえますか?」と頼まれて、その場で「あとで送ります」と答える場合は、

I’ll send the document later.
あとで資料を送ります。

が自然です。これは、前から予定していたことではなく、会話の流れの中で「では、あとで送ります」とその場で決めた感じがあるからです。

一方で、資料をあとで送ることがすでに決まっていた場合は、

I’m going to send the document later.
あとで資料を送る予定です。

が自然です。これは、今その場で決めたのではなく、前から予定として決まっていたことを伝えているからです。

このように、同じ「あとで資料を送る」という内容でも、今決めたことなら will前から決まっていた予定なら be going to を使うと自然です。will と be going to はどちらも未来を表しますが、話し手の頭の中では少し違います。 

2. will を使う4つの場面

外国人男性が会議中に手を挙げて「I’ll check it now.」と発言しているビジネス英語の解説画像。will はその場で決める、意思を伝える、申し出る、予想する場面で使うことを、アイコンと日本語コピーで説明している。

will は、未来を表すだけでなく、「その場で決めた」「自分の意思を示す」「予想する」といった場面でよく使われます。

2-1. ①今その場で決めたこと:I’ll check it now.

相手から質問や依頼を受けて、その場で「確認します」と言うときは will が自然です。

I’ll check it now.
今確認します。

これは、ビジネス英語でもよく使います。

たとえば、相手から「この件、確認できますか?」と言われたときに、

I’ll check it now.
今確認します。

と言えば、自然な返事になります。

2-2. ②意思を伝えるとき:I’ll send it later.

自分の意思として「あとで送ります」と伝えるときも will が使えます。

I’ll send it later.
あとで送ります。

これは、仕事のチャットやメールでも使いやすい表現です。

「今すぐではないけれど、あとで送りますね」という意思を伝える表現です。

2-3. ③その場の判断・申し出:I’ll call him.

その場で「私がやります」と申し出るときにも will を使います。

I’ll call him.
私が彼に電話します。

たとえば、会議中に「誰が彼に連絡しますか?」という流れになったとき、すぐに

I’ll call him.

と言えば、「私が電話します」という申し出になります。

2-4. ④自分の予想を言うとき:I think this project will go well.

will は、自分の考えや予想を言うときにも使います。

I think this project will go well.
このプロジェクトはうまくいくと思います。

この場合、目の前に明確な根拠があるというより、「自分はそう思う」という予想です。

ビジネスでは、今後の見通しを話すときによく使えます。

3. be going to を使う3つの場面

外国人女性がオフィスで予定表を確認しながら「I’m going to share it tomorrow.」と話している英語学習用の画像。be going to は、前から決まっていた予定、すでに計画していること、目に見える根拠がある予測に使うことを、カレンダーや天気のアイコンで表している。

be going to は、すでに決まっている予定や、目に見える根拠がある未来の予測に使います。

3-1. ①前から決まっていた予定:I’m going to share the document tomorrow.

前から決まっていた予定を伝えるときは、be going to が自然です。

I’m going to share the document tomorrow.
明日、その資料を共有する予定です。

これは、今その場で決めたのではなく、すでに予定していたことを伝える表現です。

3-2. ②すでに計画していること:We’re going to have a meeting next week.

チームや会社として、すでに決まっている予定にも be going to が使えます。

We’re going to have a meeting next week.
来週ミーティングをする予定です。

この文には、「来週ミーティングをすることがすでに決まっている」というニュアンスがあります。

ただし、予定がかなり確定している場合は、

We have a meeting next week.
来週ミーティングがあります。

のように現在形で言うこともあります。

3-3. ③目に見える根拠がある予測:It’s going to rain.

be going to は、予定だけでなく、目に見える根拠がある予測にも使います。

It’s going to rain.
雨が降りそうです。

たとえば、空が暗くなっていて、黒い雲が見えているときです。

この場合、「なんとなく雨が降ると思う」というより、目の前の状況を見て「雨が降りそう」と判断しています。

4. will と be going to で迷ったときの判断基準

日本人女性がノートパソコンの前で考えながら、will と be going to の使い分けを判断している画像。画面には「今?」「予定?」「根拠?」という判断フローがあり、今決めたことは will、予定や根拠がある場合は be going to を選ぶ流れが示されている。

will と be going to で迷ったときは、次のように考えると分かりやすいです。

場面使う表現例文
今その場で決めたことwillI’ll check it now.
自分の意思を伝えるときwillI’ll send it later.
自分の予想を言うときwillI think this project will go well.
前から決まっていた予定be going toI’m going to share the document tomorrow.
すでに計画していることbe going toWe’re going to have a meeting next week.
見える根拠がある予測be going toIt’s going to rain.

特に迷いやすい場合は、まず 「今決めたことか、前から決まっていたことか」 で考えてみましょう。今その場で決めたことなら will、前から決まっていた予定なら be going to が自然です。

ただし、相手の予定や意思をたずねるときは、will もよく使われます。

①How long will you stay there?
どのくらいそこに滞在する予定ですか?

②Will you join the meeting?
ミーティングに参加しますか?

このように、will は「今決めたこと」だけでなく、相手の未来の行動や意思をたずねるときにも自然に使えます。 

5. 実践問題でチェック:will と be going to の使い分け

最後に、will と be going to の使い分けを実践問題で確認してみましょう。ここまでの内容を理解できていれば、ネイティブが感覚的に判断しているように、場面に合わせて will と be going to を選びやすくなっているはずです。

ぜひ、答えを見る前に一度考えてみてください。

問題1:「あなたはどのくらいそこに滞在するつもりですか?」はどちらが自然?

次の英文のうち、自然な表現はどちらでしょうか。

A. How long will you stay there?

B. How long are you going to stay there?

答えと解説を見る

答え:どちらも使える

実は、AもBも間違いではありません。ただし、ニュアンスが少し違います。

Aの How long will you stay there? は、相手のこれからの予定や意思を広くたずねる自然な表現です。

一方、Bの How long are you going to stay there? は、「すでにそこに滞在する予定がある」と分かっていて、その計画について詳しく聞いている感じが少し強くなります。

問題2:「今日は晴れるでしょう」はどちらが自然?

次の英文のうち、天気予報のように「今日は晴れるでしょう」と言う場合、自然なのはどちらでしょうか。

A. It will be sunny today.

B. It is going to be sunny today.

答えと解説を見る

答え:どちらも使えるが、天気予報の予測なら will が自然

Aの It will be sunny today. は、「今日は晴れるでしょう」という予測として自然です。天気予報では、未来の天気について予測しているため、will がよく使われます。

Bの It is going to be sunny today. も間違いではありません。ただし、be going to は「すでにそうなりそうな根拠が見えている」というニュアンスが出やすい表現です。

問題3:空を見て「雨が降りそう」と言うならどちら?

外を見ると、黒い雲が広がっています。今にも雨が降りそうです。

このとき自然なのはどちらでしょうか。

A. It will rain.

B. It’s going to rain.

答えと解説を見る

答え:B. It’s going to rain.

この場合は、Bの It’s going to rain. が自然です。

なぜなら、黒い雲という「目に見える根拠」があるからです。be going to は、前から決まっている予定だけでなく、目に見える根拠がある予測にも使います。

6.さいごに

will と be going to の違いは、意味を暗記するだけではなかなか使えるようになりません。大切なのは、実際の会話の中で「今決めたことなのか」「前から決まっていた予定なのか」を判断する練習です。

Aloha Englishでは、文法をただ覚えるのではなく、実際に話す練習を通して「使える英語」に変えていきます。こちらの動画では、受講生が英語で話すチャレンジを通して、学んだ表現を会話で使えるようにしていく様子を紹介しています。ぜひご覧ください。

文法を暗記するだけで終わらせず、実際の会話で使える英語に変えていきたい方は、ぜひカウンセリングでご相談ください。今の英語力や目標に合わせて、どの文法・表現から練習すれば話しやすくなるかを一緒に整理できます。 

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記事の監修者情報

【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

英会話コーチング歴は10年以上。これまでに300人以上の英会話学習者をサポートし、スピーキング力の向上や転職成功といった多くの成果を実現してきました。特に、初心者が陥りやすい失敗や学習のつまずきポイントを熟知。その経験をもとに、「どうすれば英語が話せるようになるか」を具体的かつ実践的に解説しています。日常英会話からビジネス英語まで幅広く対応し、スピーキング・発音・リスニングに重点を置いて監修しています。

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