英語の時制の使い分け一覧|12種類を一瞬で見分けるコツを解説

英語の時制は種類が多く、「結局どう使い分ければいいの?」「まず一覧で全体像を見てから整理したい」と感じる方も多いでしょう。

まずは、英語の時制一覧で全体像を確認してみましょう。この表は、まず「基本形・進行形・完了形・完了進行形」のどれかを見て、そのあとで過去・現在・未来を確認すると整理しやすくなります。

時制のパターン過去現在未来
基本形過去形(did)現在形(do)未来形(will do)
進行形過去進行形(was doing)現在進行形(be doing)未来進行形(will be doing)
完了形過去完了形(had done)現在完了形(have done)未来完了形(will have done)
完了進行形過去完了進行形(had been doing)現在完了進行形(have been doing)未来完了進行形(will have been doing)

※未来表現は、文脈によって be going to do を使うこともあります。

このように、英語の時制は12種類ありますが、すべてを一つずつ暗記しようとすると、かえって混乱しやすくなります。

大切なのは、時制をバラバラに覚えるのではなく、見分けるためのコツをつかむことです。そのポイントが分かると、「今どの時制を使えばいいのか」が整理しやすくなります。

そこで本記事では、まず時制を見分けるコツを確認したうえで、英語の時制12種類の使い分け方をわかりやすく解説します。

ぜひ最後までご覧ください。 

1. 英語の時制を使い分けるコツ|4つの時間軸で整理する

英語の時制が難しく感じる理由は、過去・現在・未来の区別よりも、どの時間軸で捉えるかが分かりづらいからです。

実際には、英語の時制はバラバラに覚えるものではありません。

まずは以下の4つの時間軸で見分けられるようになると、時制の整理が一気にしやすくなります。

英語の時制を見分ける4つの時間軸

No時間軸考え方
1基本形基本的な動作・状態を表す
2進行形その時点で進行中・継続中の動作を表す
3完了形ある時点までに終わったこと、または結果が出ていることを表す
4完了進行形ある時点まで続いてきた動作や、その継続のプロセスを表す

つまり、英語の時制はまず4つのどれに当てはまるかを見分け、そのあとで過去・現在・未来を考えると整理しやすくなります。

ここからは、この4つの時間軸ごとに、過去・現在・未来でどう使い分けるのかを順番に見ていきましょう。 

2.【英語の時間軸その1】基本形|過去・現在・未来の基本になる形

時制の一般形イメージ

まずは、分かりやすい基本形から見ていきましょう。基本形では、動作が進行中でも完了でもないため、話の内容が過去・現在・未来のどれかをハッキリしておけば簡単ですね。

2-1.現在形

現在形(単純現在)については、時制の基本でも確認した通り今起きていることに限らず、一般的な事実・普遍的な状態でも言えますね。

・I work in Otemachi.(私は大手町で働いています|習慣になっている事実)
・He is an honest doctor.(彼は誠実な医者です|常に誠実である事実)

動詞も原形を使うルールがありますが、現在形の三人称単数では「He works~」など動詞の変化がありますね。

2-2.過去形

過去形では、習慣になっていた動作も表現できますが、基本的には継続や完了などの要素はなく現在から断絶された一つの過去地点を表します。「私は三年前、高校生だった」とか、「江戸時代の日本には侍がいた」など、過去の事実や動作を言いますね。

I was in the hospital.(私は入院していました)
There was a mandarin orange on this can.(その缶の上にみかんがありました)

過去の事実について、「〜があった」と存在を伝えるThere is構文も使えるほか、過去形についての関連ページも参考になります。

英語の過去形表現について詳しく解説!

2-3.未来形

また、未来形は将来的に起こるであろう可能性や、元から計画していた予定・これからしようと思っている意志表現などがイメージされます。以下の通り、「will」と「be going to」の2パターンありますね。

I’m going to travel to Hokkaido.(北海道へ旅行する予定です|前々から考えていた計画)
・I will change jobs next year.(来年、転職するつもりです|強い意志)

未来形の表現・will とbe going toを比較


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3.【英語の時間軸その2】進行形|継続している動作・状態を表す形

時制の進行形イメージ

英語の進行形では継続している最中であることが特徴で、動作や状態において二次元的な表現(時間的な長さがある)と言えます。

基本形は現在・過去・未来における一点(一次元)的な情報であるのに対して、進行形だとリアルタイムで(または過去・未来において)何かが起きている最中が分かりますね。

進行形の文法・例文について詳しくはこちら!

3-1.現在進行形

現在進行形では以下のような特徴があり、日々の習慣を示す現在形と混同してしまうケースも多いので違いをしっかり確認しておきましょう。詳しくは、現在形と現在進行形の違い・比較ページでも取り上げています。

  1. リアルタイムで行われている動作・状態
  2. 始まりがあり、また終わりもある動作・状態(未完了であること)
  3. 動作が行われている最中であることから関連して、近い未来も表現できる

動作や状態が止まっておらず進んでいる状況から、未完了であることが言えたり、「これから〜だろう」と近めの未来表現も現在進行形でカバーできますね。

I’m talking to her.(彼女と話をしています|現在行われている動作)
She is having lunch.(彼女は昼食を食べるようだ|近い未来を表現)

3-2.過去進行形

一方では過去進行形では、過去のとある一場面において進んでいた動作・状態を示します。

I was sleeping when my boss sent me an important email.(上司から大事なメールが送られた時、私は寝ていました)
→「上司がメールで送った」過去の一点で、継続していた動作(寝ていたし、メールが来た後も寝続けていた)

I was traveling to Rome.(私はローマ旅行をしていた)
→過去進行形にすることで、過去の時点でなお旅行を継続しているイメージになる

過去形との違いについては、動作が継続しているかどうかとのポイントがあり、始まりと終わりのある動作の途中だったという解釈ができますね。詳しくは過去進行形と過去形の違い・イメージ解説もお読みくださいませ。

3-3.未来進行形

未来進行形では、「〜だろう/〜の予定だ」などと訳せる未来形から進行形の補足をして、「〜しているだろう」と継続的な予定・意志を表現しますね。

I will be watching movies on Netflix all night.(一晩中、ネットフリックスで映画を見続けるでしょう)
If I get accepted to Tokyo university, I will be living in Tokyo(もし東大に合格したら、東京へ住むでしょう)

下の例文では、「I will live in Tokyo」でも違和感のない英語ですが「大学生になったら東京へずっと居るんだ!」と継続的に東京へ在住するニュアンスを出したい場合には、未来進行形の表現になりますね。

4.【英語の時間軸その3】完了形|終わったこと・結果を表す形

時制の完了形イメージ

英語での完了形でも、前から続いていた動作・状態について表現できますが、「動作が終わっていなく継続中」である進行形とは違い、完了形は「〜して終わった/〜をしてしまった」と、物事の完了や結果について強調されます

4-1.現在完了形

現在時制の完了形である場合には、以下のようなニュアンスがありますね。詳細は現在完了のパターン・作り方でもご紹介していますが、「〜し終えた」という終わりの結果から関連して「〜したことがある」という経験を目的に表現するケースもありますね。

I have finished watching the musical with her.(彼女とミュージカルを観終わりました)
→観終わったという結果を示す完了形

I have picked up a stray cat.(私は野良猫を拾ったことがある)
→過去の経験を示す完了形

結果や完了のイメージとしては、「ちょうど・ついさっき〜〜しておいたよ!」と以前からしていたことが今(またはつい先ほど)終わったときに現在完了形の時制が相応しいですね。

4-2.過去完了形

過去完了形では過去の一点において「〜し終えた/〜していた」との表現ができるほか、過去の時点では「〜という経験があった」というニュアンスでも言えますね。

I had cooked when my parents came home.(両親が家に戻ってきた時、料理し終えていました)

・I hadn’t talked to him yet when I graduated from high school.(私が高校を卒業した時、まだ彼とは話したことがありませんでした)

「〜の時」と、どの時間・過去だったかを言うために接続詞の「when」を活用する機会が多いですね。関連記事としてwhenとifの使い分けとネイティブ感覚の意味で、詳しく解説しております。

また、過去完了形や次で説明します過去完了進行形では、「〜した時」である過去の一点から、さらに前の過去から進行していた動作について触れていますが、文法上では「過去の過去=大過去」との言い方もしますね。

▷参考:仮定法過去完了の使い方を解説!

4-3.未来完了形

未来完了形については「数年先では〜し終わっているだろう」など、未来の時点で完了・または経験していることを言えます。

I will have repaid a student loan by this year.(今年までには奨学金の返済を終えているでしょう)
Our house will have been remodeled by next month.(私たちの家は来月までにリフォームが終わるでしょう)

単純に〜しているだけでなく、未来完了形で「長く続いていた奨学金の返済が終わる」とか「続いていたリフォームが完了する」など、ずっと継続していたことが終わるニュアンスで伝えられますね。


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5.【英語の時間軸その4】完了進行形|続いてきた動作を表す形

時制の完了進行形イメージ

現在完了進行形の特徴では、動作や状況が始まった過去(前の地点)から継続的なつながりがあります。「大学を卒業してからずっと英語の勉強をし続けている」など、今もなお続いている最中というニュアンスで伝えられますね。

5-1.現在完了進行形

現在時制を基準にした完了進行形では、過去から続いていた現時点での結果を伝える役割や、継続していた動作・状態の最終段階を示します。

I have been taking care of my dog ​​for five years.(私は犬の世話を5年続けています)
→今後も続けて行くけど、5年も犬の世話をしていた現状の結果を表現

I have been cleaning my room.(自分の部屋の掃除をし続けています)
→掃除を継続しているけど、そろそろ終わる段階を表現

これまでの成果や結果について伝えたいけど今後も継続する動作や、進行中の状態でありながら完了することも伝える場合、この現在完了進行形を活用できます。

5-2.過去完了進行形

また、過去完了進行形でも話の状況が過去に置き換わっただけで、与えるニュアンスは現在完了進行形と同じ傾向です。

I had been cleaning for ten minutes when my brother came my room.(弟が部屋に来た時、部屋の掃除を10分続けていました)
→弟が部屋に来たという過去の時点で、継続していた状態や結果を伝えている

弟が部屋に来て、少しだけ部屋の掃除をしていたのか、それとも弟が帰るまでずっと継続していたのか(具体的な完了のポイント)は上記の例文からは読み取れませんが、過去のある一点における継続と結果について分かりますね。

5-3.未来完了進行形

未来時制の完了進行形でも考え方は同じで、「数年先でも〜を続けているだろうけど、まだ終わっていない」との意味になります。

I will have been studying for three hours when we have dinner.(夕食を食べる頃には、3時間勉強をし続けているだろう)
→夕飯の時間である未来の地点での継続について表現

この例文での「私」は、一旦勉強は止めるかもしれないけどまだまだ勉強をし続ける意志がある場合、継続的な動作になるため、完了進行形での時制にしております。

未来完了進行形についてはあまり使う場面がないので、参考までに確認しておく感じで問題ないでしょう。ただ、これまで説明した基本形と進行形・完了形・完了進行形について、それぞれの違いや使い分けは一度整理しておくといいですね。

6.英語の時制は、会話の中で学ぶと使い分けしやすくなります

英語の時制は、一覧表で全体像を整理することも大切ですが、実際には会話の中で使いながら学ぶと、使い分けがぐっと分かりやすくなります。特に、現在形と現在完了形のように似ている時制は、文法の説明だけを読んでも違いがつかみにくいことがありますよね。

そんなときは、実際の会話の中で「なぜここは現在形なのか」「なぜここは現在完了形なのか」を確認することで、理解しやすくなります。Aloha Englishでは、こうした時制の違いも、会話の流れの中で実践的にコーチングしています。

▼ 時制の使い分けを会話の中で学ぶレッスン動画はこちら

進捗報告のレッスン動画では、「まだ終わっていないこと」を伝える場面で、未完了の内容を現在完了形で伝えるとより自然になるというポイントを、実際のやり取りを通して指導しています。

このように、時制は単体で暗記するよりも、場面の中で練習しながら修正していく方が、実際に使える形で身につきやすいのです。

英語の時制の使い分けに不安がある方や、「文法は勉強したのに会話になると迷ってしまう」という方は、ぜひ無料カウンセリングもご活用ください。日本人カウンセラーが、学習状況やお悩みに合わせて日本語でご案内いたします。

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【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

英会話コーチング歴は10年以上。これまでに300人以上の英会話学習者をサポートし、スピーキング力の向上や転職成功といった多くの成果を実現してきました。特に、初心者が陥りやすい失敗や学習のつまずきポイントを熟知。その経験をもとに、「どうすれば英語が話せるようになるか」を具体的かつ実践的に解説しています。日常英会話からビジネス英語まで幅広く対応し、スピーキング・発音・リスニングに重点を置いて監修しています。

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